クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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と、言いますか?最近 聞き齧ったお話を面白おかしく
書いてみようと思います。

 

ノコとミヤマの飼育を比較すること自体が違うのかもしれませんが、
飼育するうえで違いはいろいろあって、温度帯 マット セット方法などが
パッと思いつきます。ただこの2種 似ているところもいろいろあって
活動を開始したら短命(最近ではいいゼリーや環境整備で長命な個体も♪)
だったり、多産だったりするのですが、ボクは交尾前後のメイトガードも
よく似ているよなぁと、思っていました。



ところがこれ・・・種類によって違うようなんですね。。
交尾後 メイトガードすることなく、カナシイ結果になる種類も
いるようで、今後の飼育に随分と参考になる話を聞きました♪
ちなみにノコでも外産ノコの何種かは同じようなことを経験している
ので、ミヤマ ノコという大きな括りではなくて、種ごと(産地別も)
に細かく見ていく必要があるね^^)ということを痛切に感じました♪



もちろん飼育下と野外では環境が大きく違うので、飼育下の出来事が
本来いるべき場所での行動とは異なることを前提に考えなければ
いけないことはよく分かっているつもりです。でも野外での活動状況
(採集記などを熟読して感じたこと)も視野に入れて考えると
起こりえるかもしれない(予想できる)よなと思ったのです。



あと 生息する地域の標高などで、飼育する温度とかは想像が
つきますが、亜熱帯等に生息する種類でも洞を占有しているとか
○○の木の非常に高いトコロに付いているとか・・・
その地域の温度や湿度は高くても、実際に生息している場所の温度や
湿度は分からない、もしくは思っているより低いのかもしれませんしね。。



ボクが飼育し始めの頃は、雑誌という形態でそのようなコトが書かれている
書籍もいろいろあったし、初めて見る種類もいろいろいたのでそのような
話を長時間 仲間と語り合ったものでしたが、最近はなかなかそのような話に
割く時間どころかここ数年は、会うことさえ憚られていたので先日の話は
とても興味深く 楽しいものでした♪ 早く通常通りに戻り、また今回
書かせていただいた内容をより深く掘り下げた話ができる時間が多く
できればなと思いました♪




ボクもそうですが、飼育する温度帯を非常に悩む・・・
コレ、どこに置くか?というコトなんですね^^)



例えばミヤマを飼育していると聞きますと、ワインセラーや冷虫など
保冷器具を使用しているか?部屋全体をエアコン等で温度を飼育できる温度帯に
しているな?と、想像が付くワケで^^)だいたいその辺りの温度帯に生息する
種類を飼育していたり、お勧めするときもそうするのですが・・・



それまで飼育している種類と違う種類(生息する温度帯が違う種類)が
飼育してみたくなった場合はけっこう悩みます。。
特にこの数年の猛暑はクワガタやカブトムシにとって、どうなんでしょ?
かなり過酷だとは思いますが、これは日中の長時間 陽が当たる場所に
置いた場合で(所謂 陽当りのいい場所です♪)、ちょっとした影になる
処とか、北側に位置する場所に置くと意外と天気予報等で表示されるまでには
ならないのでいいと思います。あとずーっと同じ温度帯になる場所なんて
ほぼ無いと思っていたほうが無難です^^)むしろ一日の温度差が個体に
影響を与えることで産卵を促したりしますんで♡ あんまり気になさらなくても
とは思います。



ボクが温度を下げた部屋以外で飼育している種類はと言いますと
国産ノコ各種 国産ネブト各種の産卵セットです。幼虫飼育は
ほとんどしていませんが、割り出し前のセット内に初令幼虫がいますからね^^)
まぁ大丈夫なんだと思います。



産卵セットはともかく、幼虫飼育は適した温度帯で飼育しないとどうなるか?
ですが、あーんまり高かったりするとサイアク★。。。なんてこともあります。
だいたい加齢するのが早くなってさっさと蛹化・羽化しようとします。
国産のコクワの♀や外産ノコ♀(種類が思い出せません。。)などは
幼虫期間4ヶ月ぐらいで蛹化した経験があります。
逆に低温維持で飼育した場合は加齢が極端に遅くなります。
よく初令~低温維持で飼育するとよろしくない的な記述を目にすることが
ありますが、これは種類によって違うと思っています。
検証したわけではないので、はっきりと申し上げられないけど
明らかに初2令辺りからこの種には低温だよな?と思われる場所から
とんでもない3令幼虫が出てくることがあるので一概には言えないな?
という見解を持っています。



どちらにしても、せっかく手に入れたのですからブリードして
なんとか幼虫を拝んでみたいものです^^)ちょっと一日家を
空けただけでカワイソウなことになった経験はいくらでもありますが
ちょっと工夫しただけで回避できることも多々あります。



今年の梅雨明けは早かったですね~☆
ここで心配になるのは、常温に置いている産卵セットの数々です。



主にヒラタやネブト、ノコの面々なんですが、
こぉ猛暑日が続くとかなり心配です。



最近、この辺りのことはあまり書いていないので、
自分自身のおさらいも兼ねて書いてみたいと思います。



まず、家を閉め切るかどうかというのはけっこう大事で、
誰かしらご在宅されていると開け閉めもあるでしょうから
意外とそれで温度の籠りを回避できたりします。
置く場所として最適なのは日の入らない風通しのいい場所なのですが
なかなかそーゆー場所はありそうでないので、極力日差しの入らない場所に
置くようにできるとよろしいかと思います。



産卵セット以外では、今年羽化した新成虫の動きが活発になったりします。
国産種は、ネブトはそのまま産卵セットに入れてしまってもいいし
ヒラタもゼリーを与えて食が著しく旺盛なようでしたら、思い切って
ペアリングしてみてもいいかもしれません。問題はノコで、暴れまくって★。。
なんてこともありますから、保冷器具があればそこに保管、冷蔵庫の野菜室など
もいいけど、ご家族がいる場合は了承を得てから入れるほうが、後々ヨロシイかと
思います^^)ただ、完全に活動を開始して♂♀ともいい状態でペアリングした場合
産まないわけではないですが、数は少ないと思います。



いきなり夏がやってきました^^)
採集に飼育にと夏休みを待たずして一気に加速しそうです♪
とにかく熱中症だけには気を付けて、本格的なシーズンインを
楽しもうと思います(^^♪





ミヤマの飼育が飼育の中心になってから早5年以上の年月が
経過しようとしています。当然のことながら温度もミヤマに
合わせることになるのですが、ここでいいことと悪いこと(?)・・・
ある程度分かってきたので書いてみようと思います。



まずはいいこと♡
ほとんどの種類・・・成虫が長生きです。
特に♂は顕著です。♀でウチにいる個体はほぼ産卵セットに入っているか
販売用になりますから、イマイチ解りません^^)
あとマットや菌糸のいい状態を長期間保つことができます。



これは大型を狙う場合はいいことで、早く羽化させたい場合は
ちょっと違ってしまいますが、幼虫期間が長くなります。
それでもスイッチが入ってしまうと蛹化の準備はしてしまうけど
ミヤマより高温が望ましい種類の幼虫期間は長くなります。
適正なエサとスペースを与えて、そのまま放置(いい意味で)
していると、とんでもない蛹や成虫とご対面できる確率が上がります。
ただですね、自分の思い込みを修正するには少し時間が必要でした。
セミになってしまったんぢゃないか?と判断してしまうコトも多々でしたが
最近はエサ交換してジッと待っています♪



あまりよろしくないこと。。
産卵セット中に休眠モードになっている。。
これ・・・特に冬場なのですが、たまに温度を産卵できるぐらいに
上げてみたんです。そうしたらミヤマと同じくらいの温度がよろしい
種類が前蛹で★になったりしたので元に戻したんですね。
そうしましたら1卵~一桁 産んで休眠モードになっていました。。
特にヒラタなど越冬もしくは活動できない温度になるとジッとしている
種類は顕著です。あと孵化に時間が掛かったりもします。
ちなみに一度活動を開始したらその後の活動期間が短い種類は★に
なってしまうこともありました。
あと2度寝してしまう個体はいますねぇ~。。



共存は不可能か?と聞かれると一概にそうとは言えません。
どんなに温度管理をしても外気温その他を敏感に察知しているように
感じるので、産みモードに入っている個体は産んでくれます。
何でもかんでも低温すれば良いという訳ではありませんが
思わぬ副産物を経験することもできるので、あれこれ試していこうと
思います♪




本来ならあまりお勧めできないとされる多頭飼育。
実際 共食いという最もカナシイ出来事のひとつに
フィールドを提供しているようなもので、極力
しないほうがいいとされています。



種類によってですが、孵化から初令~初2令あたりまでは
多頭飼育のほうがよろしいのでは?という種類は存在します。



まずは国産ネブト各種。
雑誌クワタでコラム的なネブトの採集と飼育を織り交ぜたような
記事を読んだことがあります。(どの号に掲載されていたか
手許に残っていたら、調べときますね♪)材割採集の際、幼虫も
成虫も同所から複数出て、コロニーのような材があるそうです。
ボクはその記事を読んで、産卵セットを幼虫が3令になったぐらいで割り出しています。



お次は国産マルバネ。
マルバネもネブト同様、洞に溜まったフレークに産卵するというとこから
推察しています。天然のケースの中で産卵しているようなものなので
そう考えました。実際の処 2令ぐらいまでは複数で飼育していたほうが
★になる率は格段に下がります。



ヒメミヤマ系のミヤマ。
友人がGWでの会話の中で、ビークワ75号でのヒメミヤマ系飼育の
産卵セットの割り出しタイミングについて触れています。
要約すると、どうも消化吸収を促すバクテリアを共有しているのでは?
と、解釈して(この部分はボクが友人から話を聞いて、そう思いました。)
この記事が出る前から、産卵させて幼虫が見えても割り出さずに我慢したそうです。
結果は良好♡ その友人から分けていただいたクラーツミヤマの幼虫が
ウチにもいますがスクスク育っています♪



この3種の共通点は、どちらかというと土に近い(場所も状態も)
状態の倒木(マルバネは洞ですが中身は近い気がします。)にいると
されています。残念ながら3種どころか国産ネブトも採集経験がないので
・・・なのでは?という書き方しかできませんが、
ヒメミヤマのところで書いている幼虫同士で共有している何かしらが
あるのは、間違いではないように思っています。

ただですね^^)あくまでもある一定期間までです。
飼育ならではの大型個体を拝みたいのであれば、そこにもう一工夫は
必要だというのは理解しているんですね♪
実践はしているつもりなんですが、なかなかね。。。
そーなってくれないんです^^)






material by:=ポカポカ色=