クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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これ・・・ミヤマの飼育に精通されている方なら
お題が大雑把に感じるかもしれませんね?
一応ですね、ミヤマ全般とまでは書けませんが、
まぁまぁこれなら何とかなるんぢゃない?的なトコロまでは
ご理解いただけるんぢゃないかなと思います。



まず産卵セットを組む前に環境を整えなければならないのですが
だいたい18℃~22℃ぐらいまでは対応しているようです。
よく産みたいモードの♀はある程度そぐわないとする状態でも
産むと聞きますが、あながち嘘ではなく、ある程度産めそうだと♀が
判断してしまうと産んでいることが多いです。



産卵セットの容量ですが、これも環境維持と同様で小ケースで
産ませている方もいるので、一概にコレと決めなくても良いようにも
思いますが、やはり中ケース以上が望ましいかと思います。
あとですね、♀サイズで容量を変えたりはしています。



お次はマット。産卵一番やフェロールマットで産ませている方も
いるようです^^)これは種類によりますね♪
ボクはNマットと無添加カブトマットを配合して使用することが多いです。
配合の比率は種類ごとに変えています。ヒメミヤマ系はNマットの比率は
多いです。



詰め方や加水量 マット以外に何か入れるか?
これ・・・結構大事でして^^)詰め方はけっこう模索します。
今の処 ヒメミヤマ系のセットを組む際は底面のみ固詰めで、
あとはバサッとマットを入れるだけです。他のミヤマもこれで
産んでくれるので、いいのかな?とも思いますが、前述した通り
♀をかなり産みたいモードまで持っていくので、どちらかというと
産めそうだから産んでくれたという印象も持っています。
加水量に関しては多めは多めなんですが、あーんまり多くすると
ケース底面がベタベタになるので、それはヨロシクないようですね。。
黒土を混ぜると水分の放出具合とかが変わりますので、あれこれ
考えて加水されるといいように思います。これ、セットを置く場所で
変わるので一概にこぉとは言えないんですね。。



セットの中に入れるもの(^^♪ 
ヨーロッパミヤマ系は何も入れないです。マットのみで
組んでいます。国産ミヤマは材の割りカスの大きい部分を
入れたりしますが、マットの量を減らす意味合いもあります。
ミクラミヤマ アマミミヤマはミズゴケ入れたりしますね^^)
セットの中にミズゴケを入れると♀がセット表面のミズゴケを
引きこまなかったりします♪ ミズゴケの水分はしっかり絞ってあげた
ほうがよろしいようです。あとヒメミヤマ系のセットのように
詰めを緩くする場合は入れる割りカスやミズゴケの塊を小さく
しています。緩詰めを好む種類でも坑道が必要なので、坑道を作るときに
邪魔にならない程度にしています。



ミヤマの産卵に関しては、まず分布域が広いので、それ相応の多岐に渡る
セット内容が必要なのかもとも思うのですが、そこは人工なのと多産種と
いう事で、なんとなーく産めそうな雰囲気を作ってあげることができれば
産んでしまうのかな?と、肩の力は抜いて考えています。
ただノコ寄りのセットのほうが産卵数が多かったりする種類もいるので
ここらへんがね^^)悩ませられる部分だったりもします。
どちらにしても各々の産んだセットが一番いいわけですから
参考程度で考えくれるとよろしいかと思います。
あとですね、セットを組んだ日の気温にもよりますが、セットを組んでから
ある程度の日数 セットを置く場所に置いて、環境を馴らしてから♀を入れるのは
非常によろしいように感じています。


少し眼が冴えてきたので、少々マジメなオハナシ
書かせていただこうと思います^^)
ただ、こぉしたほうがいいという訳でなく、
ボクが気を付けたいことを書いています♪



ここの処は産卵に重きを置いていますので、産卵セットに付随する
お題に係る内容が中心です。幼虫飼育の時はまた異なりますので
ご了承いただければと思います。



最近は多種多様と書かせていただいてもいいのかな?ぐらい
色々な種類を飼育しているワケなんですが、そうしますとね、
マットの銘柄や温度だけではなく、いろいろ変えてもいるし、
考え方も自分なりに柔軟にと気を付けています。そんなことを念頭に
今回はミヤマを中心に総括的な内容になるかもしれませんが
書かせていただきます。



産卵セットにおける所謂 『固詰め』これ・・・
どこまで?的なコトが分かりませんよね?^^)
ケースが割れるぐらい?とかいろいろですが、ミヤマの場合
固く詰めるのがいいとは限らないようです。
底面は固く詰めてもケースの中ほど辺りから徐々に詰め方を緩くしたり
底面のみ固くしてあとはマットを入れるだけ・・・なんてセットも組むぐらい
なので、種類によって様々です。先人が経験されてきたことを手本に
自分であれこれ手を加えてみるのも一計かと思いますし、自分でなんとなく
組んでみたら上手くいった♡なんてコトをメモっといて、次も同じように
実践してみるのはいいと思います。



基本的な考えとしては、何にせよ足掛かり的な場所は必要かと思いますから、
なんか考えます。底面を固く詰めるのは、何か今までと違うなと♀に
気付かせる意味合いもありますが、セット内容がその種に適していない場合
底面に止む無く産んでもらおうという、飼育者の思惑が絡んでいるのは
言うまでもありません^^)ただですね、大きな♀はそれなりのパンチ力も
あるので、個体に合わせたセット内容にすることはあります。



お次は加水量です。ミヤマもノコ同様 加水量は多めとの記述が目立ちます。
いったいどこを基準に・・・と、困惑する場面もあるかと思います。
一応前提として考えるのは、『人工的に切り取った部分』で、産卵させる
ということを視野に入れてみてもいいのかなと思います。こればかりは
産卵セットを置く環境等々でけっこう変わりますから、答えがひとつとは
限らないということを考えに入れています。因みに黒土を配合したり
黒土のみの部分があるセットを組むと水分を維持してしまう傾向がある
のでお伝えしておきます。あとミズゴケを転倒防止に使用する際
ミズゴケに加える水分量がセット内のマットに影響を及ぼすことは
経験済みです。



結論として、まずは♀が産みたい状態に持っていくことが結構大事です。
産みたいモードの♀はある程度産卵に適していると判断してしまえば
ちょっと違ったかな?という場面でも産んでしまいます。
そこが勘違いしてしまう根源でもあるのですが、爆産したセット内容と
照らし合わせて、次回に備えるのもいいかと思います。
どちらにしても今のマットは自然下における産卵できる場所より
好環境なのは間違いないという事を最後に書かせていただきます♪


おはようございます♪
出掛けにちょっと浮かんだので書いてみます。



どの種類も羽化してからある程度の休眠期間がありまして
その期間は種類ごと管理ごとに異なります。
例えば羽化してから蛹室に留まらせて、ある程度安定してから
取り出すと取り出し後の休眠期間は短く感じます。
反対に人工蛹室で羽化させたり羽化後 すぐ取り出すと休眠期間は
長くなる印象を持ちますが、これは管理次第で随分変わります。



そんなワケで羽化日というのは羽化後の管理を卒なく行う上で
けっこう大切だったりするのですが、蛹室が容器外から見えない事も
多々あるので、ある程度把握というカンジでもいいかな?とも
感じることはありますが、やはりしっかり分かっていたほうが何かと安心です♪



ミヤマやノコのようにけっこうな期間 休眠する種類はね^^)
あんまり気にしなくてもと思いますが、これ・・・人それぞれですよね?
ドルクス系を中心に飼育されている方は休眠期間の認識が違うと思いますし、
カブトムシで半年ほど休眠する種類を寝かせるのはニガテという話は何人かから
聞いたことがあります。



ただですね、この種類はこぉと決めつけないことは大事かもしれません。
ノコとかも羽化した時期で休眠期間はかなり異なります。
初夏に羽化した個体が7月ごろ活動し出すというハナシは近年よく聞く
ハナシだったりします。あとミヤマでも種類によっては3ヶ月ぐらいで
活動を開始する種類もいますからね。。。個体ごとに見ていくことは
大切だったりします。



今まで書いてきたことをまとめると羽化日の把握はブリードまでの
管理予定を立てる意味で大切です^^)
ボクは♂のほうが先に起き出すのがちょっと悩みでもあります♪



















































































昨日の続きです^^)せっかく画像にしたんですから
見ていただこうと思います♪



とりあえずの菌糸替えです。
画像はトクノシマノコ。まるまるとしていますね^^)



1回目の交換でこの体重ならまずまずなのでは?
今回の交換では♂がだいたい14~16g ♀は揃って10gでした。



お次はヤエヤマコクワです。体重は測らなかったけど
幼虫でいてくれるだけで御の字です♡
温度が高いとさっさと蛹化して小さく羽化してくれます♪



スペキオスススシカ♀。この辺はよく分からないというのが
正直なところです^^)因みにトクノシマノコの♂は1400
あとは800に交換しました。



無事潜ってくれました♪
温度が低いから動きが鈍いので、その分時間が掛かります。



棚の上段風景。交換までもう少しかかりますね^^)

さて、次の交換ですが、4月下旬~個体ごととなります。
この頃は気温が急上昇する時期でもありますから
棚の段は1段から2段下げるようになります。
お次はマットに入れた個体の交換時期を考えます(^^♪


ボクの場合 販売も考慮に入れるので、飼育期間というのは
かなり重要なんですね。。



例えばミヤマを一括りにして考えると、1年でカッコイイ個体が
羽化してくる種類はいるにはいますが、だいたい2年かかります。
(それ以上は割愛しときます♪)




画像の4種で、だいたい1年。ヒラタは大型でなければもう少し
短いかもしれないけど、まぁ1年ぐらいと考えたほうがいいかと
思います。ネブトは意外と飼育期間が長いです。ノコとニジイロは
サイズと飼育期間が比例して変動しますが、飼育方法等でも変わります。



コクワも飼育環境で変わりますね。。
幼虫期間4ヶ月なんて個体もいます。まぁ総じて小さいですが・・・
大型は先の4種と同様 1年は考えていたほうがよろしいかと思います。
では、もう少し種類の特徴が出て飼育期間の短い種類っていないの?
と、なるワケなんですが、いるんですよねぇ♡




この画像の4種は幼虫期間が約半年。エレガントゥルスは
もう少し短いです。冬場の蛹化になるので蛹の期間が少し
かかりますが、これはこの時期の蛹化って多くはないので
ボクが気にしすぎるだけって気もします。ヨツボシとサバゲは
幼虫期間と蛹化期間を合わせても約6ヶ月~8ヶ月で画像のような
個体が羽化してくるので嬉しい限りです♪
パプキンは言わずもがなですね^^)パプキンとサバゲは休眠期間も
短いので、ブリーダーにはいいことづくめです♪
エレガントゥルスは今回で撤退しているので、ブリードしませんが
グロールを飼育したときを例に挙げると9月ワイルド入手1月羽化
2月~3月産卵という経験があります。

と、まぁ種類ごとに飼育期間というのは違いがあります。今年は
何か増やそうかとお考えになるときの参考になればとも思い、
書かせていただきました。








material by:=ポカポカ色=