クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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大手町インセクトフェアからの・・・ですが、
割り出し待ちの産卵セットが目白押しなので、空いた時間を
利用して割り出してみました。



結果は散々たるものでしたが、一縷の望みとして、♀が生存していた
種類がいたのです♪ 黒島のミヤマはボーズ。。。
一応1幼虫3卵は確保しているので、かろうじてという感じですが、
黒島産ミヤマの累代は繋げる背景が整っているので頑張れそうです♪



で、唐突な感否めないトクノシマヒラタの画像です。
実は♀・・・生存していました。幼虫は2しか得られなかったけど
マット調整をして、再セットを組みました。これ・・・ヒラタだからでしょ?
と、言われそうだしボクもそう思っていました。実際 トクノシマノコや
黒島産ミヤマは♀は★ トクノシマノコは産んでこそいたけど、決して
喜べる数ではなかったし、黒島産ミヤマは前述の通りです。。



諦めムードのなか、ラエトゥスとヴェムケンも割り出したら
なんとっ!!♀がご存命ではありませんかっ!!!
ラエトゥスは卵1個(しかも産み立て感強し♡)で、後ろフセツが
採れていましたが、持った時の重さは感じられたので、再セットを
組みましたがコレ・・・ランミヤマやゲアンでも同じ感触を感じています。
ランミヤマやゲアンミヤマは産んでいるので、ダメ元感があったけど、
可能性があるのならやってみるのが心意気でございます^^)



そこからのヴェムケンは2セット組んでいて、ケース壁面から幼虫が見えていれば
まぁある程度の想像は付きますよね?^^)でも見えていた幼虫プラス2
ぐらいでミヤマの産卵数ではございません。。もちろん♀はご存命でしたから
再セットを組んだし、もう1セットは見送りました。そんな処からの考察
なのですが・・・



温度管理等の環境整備は飼育を趣味として捉えて、けっこうな年月を
通過してきました。その時々で思うことは外気がどうなっているか?
察知している、自分(幼虫ね♪)がどのくらいの餌量の場にいるのか?
察知しているような気がするのです。同様に、これは産んでも無駄骨だぞと
感じた♀は、産卵セットに潜ってこそいるけど、産むのは少し待とうぐらいの
感覚があるのでは?と、勘繰る場面にいくつも遭遇してきました。



ここで実務的なコトを申し上げると、産卵セットを組んで
割り出しまでの期間・・・あまりアテにならないという事です^^)
要は産めそうならさっさと産むし、逆の場合はシュチエーションを感じ取り
最良の場面を作ると言ったところでしょうか?そう考えると5月のセットは
調子がいいが、6月に入ったらサッパリ。。。というのも頷けますね^^)
まぁ細かいコトは抜きにして肝に入れておきたいのは、ひとつひとつの事柄は
繋がっているという事です。そんな掴みどころのない処が継続している
理由なのかもしれません(^^♪





いやはやなんとも長いお題を付けてしまいました。
全部は書けないので、インセクトフェアに出展させていただく
種類を中心に書かせていただきます。



まずはノコ。一応半年とされていますが、この処の猛暑で
早めに起き出す個体が多いです。爆産させたい方は保冷器具などを
利用してしっかり寝かせたほうが産みます。特に本土系のノコは
その傾向が強いです。 トカラノコは早めに動いた個体を産ませても産む
ことは産みます。外産はだいたい4ヶ月が目安ですが、最近は書けるほど
飼育をしていないです。



ミヤマ・・・クラーツのように3ヶ月ぐらいで活動を開始する種類も
いますがミヤマもだいたい半年。体内時計がしっかりしている種類と
流動的な種類がいます。国産ミヤマは産地で違いを感じたことが
あります。



マルバネ・・・自力ハッチ個体は活動開始していると考えていいのですが
ゼリーをある程度食べさせてからペアリングしたほうが安心です。



コクワ・・・羽化後 早い個体だと2ヶ月でブリード可能です。
人によってはしっかり翌年まで管理してから産ませる方もいる
ようです。どちらかと云うとボクもソッチです^^)



ニジイロ・・・ニジイロも羽化してから2ヶ月ぐらいから大丈夫なんですが
羽化時期や個体サイズなどでばらつきます。長寿なのでゆっくり構えても
大丈夫です。



休眠期間は管理する環境や個体差などが大きく関係しますから
一概に言えないのも事実で、お持ちの個体をよく観察されることは
大事かと思います。今回はインセクトフェア出展の主だった種類を
取り上げましたが、○○ミヤマはこぉとか、何々クワガタはあぁとかも
ございますので、詳しいことは対面でお話されたほうがより理解が
深まると思います。人気種であるオオクワですが、ボクは飼育していないので
書けないのと、ヒラタ(国産)については後日書かせていただきます。
ホソアカやシカ・キンイロも同様です。インセクトフェアの準備をしながら
ちょこちょこ書かせていただきますのでよろしくお願いいたします♪


クワガタ飼育において非常に重要なのがデータで
画像もそうなのですが、産卵や飼育でのレシピや飼育経過を
データとして残しておくと後々 非常にスムーズにコトが運ぶことが
多いです^^)特に飼育期間が長い種類は、コスト削減に大きく貢献
するので重宝もするのですが・・・



時々 そのデータを凌駕するような事も起きています。
特にここ数年の夏の暑さに翻弄される部分は大きいようです。。



逆にセオリーに沿って成長する種類もいますから、脳内の働きが鈍くなりつつ
なってきているボクには戸惑いを感じることは多々ございます^^)



そんなときは初心に戻ります。よく個体を観察して何が適正か考えます。



今まで培ってきたノウハウよりいいときもありますが、そこまでしなくても
という場合もあるので、一度戻ってみるのはいいかもしれませんね^^)



冒頭でも申し上げたように種類の詳細から飼育経過までのあらゆるデータは
必要だし信頼性にも繋がるのですが、こと飼育をするうえではあくまでも参考
として頭の片隅に留めて、その時々で変えていくことも大事なのかなと思います♪




たまには考察めいたことも書いてみたいと思います。



産卵セットのセット時期の最盛期は5月~7月で、一部4月だったり
8,9月にもつれ込むこともあります。それ以外はホントイレギュラー
だったり、個体によってだったりするので割愛いたしますが、
その年年で気温上昇の時期って変わるから、どの月がいいとは言えないけど
今年は5月に雨が多くて、6月は梅雨入りしたかどうかも曖昧なまま、梅雨明け宣言
でしたので、種類によって産卵数に変動が出ています。



さてさて、お題の6月に産卵セットを組んだのはミヤマとノコが中心でした。
ノコはオークション出品でもお分かりの通り、全てのセットが爆産に近く、
しかも孵化が早かったです。当然の如く加齢も早いので割り出しに追いかけられる
ような錯覚すら覚えたものでした^^)まぁ嬉しい悲鳴というヤツです。



対してミヤマ 5月セットのメアレーやケルブスはそこそこ採れましたが
6月はボーズあり(メアレー)。。ケルブスは1セットのみで、産んではくれましたが
どうしようとはならない程度の数でした。メアレーに至っては5月セット分は未交尾
の疑いもあって、組んだ割にはという結果です。国産もそれほど産んでいません。
♀の状態と時期がバッチリ合うとミヤマの爆産はノコと同様かそれ以上になるので
割り出し後のことが気がかりになるくらいなのですが、今年はそれがなさそうです。。



そこで気になったのはラエトゥスで、一つセットを割ってみたらボーズ。。。
ラエトゥスは2セット組んでいるけど、1セットは実験も兼ねているので
期待薄。。。慌てて友人にメールをしたら同じような返答が帰ってきたので
ヤバイなぁと思っています。



ミヤマは温度が急激に上がったりすると、産めるときは産むけど、産めないと
判断されてしまうと産むのを止めてそのまま★なんてことも
ありそうなので怖いです。。。



ノコは産めると判断した状況で生み出すと、卵の間隔が空いていない時があります。
これ・・・割り出しが遅れると共食いします。。狭い箇所に複数の幼虫がいると
小さい幼虫は大きな幼虫の餌食になってしまうのですね。。。



どちらにしても多く産ませようとしても、なかなか思惑通りに事が
運ばないから続けているのかもしれませんが^^)
期待していたセットがボーズだと正直凹みます。。。


幼虫飼育って、クワカブ飼育のほとんどの時間を費やすと
言っていいと思うんですよね^^)ここを楽しめるかどうかで
この趣味の継続云々に大きく関わると思うんです。



一言に幼虫飼育と言っても種類で色々異なるので、得意なノコから
書いてみたいと思います。



産卵セットを割り出したときにステージが異なる個体が出てくることが
あります。卵~2令 はたまた3令初期なんて個体が出てくることもあります。
ノコの場合はよほどのことがない限り個別で管理したほうがいいですね^^)
ド初令で出したときとか、プリンカップが不足したなんてときは多頭で入れることは
ありますが、あまりお勧めできません。ボクの場合 販売も視野に入れるので
初2令ぐらいまでは120㏄ 2令で出てきた個体は430もしくは800に入れます。



2令で出てきた個体は販売から外すことが多いです。イベント等は別ですが
ヤフオクで幼虫販売させていただくとパッと落札いただけるときと
そうでないときがあるので、もし2令で出品してもせいぜい1週間です。
ノコの場合は菌糸に入れることができるので、ご落札された以降の飼育幅を
狭めないようにしているつもりです^^)



さて、自分の飼育で悩ませるのは、プリンカップである程度加齢させて
から大きな容器に移したほうがいいのか?それともいきなり大きな容器で
飼育したほうがいいのか?で、まず考えます。ここで可能な限り♂♀判定は
しときます。あと菌糸を使用するかどうか?です。菌糸で飼育するメリットは
野外個体では滅多に見られない太い個体を出せる確率があがることなのですが
同時に小頭大腹な個体が出やすいんです。簡単に書くとデカいけど・・・って、
個体が出やすいんですね。。。



マットオンリーで飼育することもありますよ^^)この場合
大型を出すことはできますが、飼育期間は長くなります。
ただ、マットのみで飼育した個体は太くなっても全体のバランスが
いい個体が多いです。アゴが前に突き出してお尻がキュっとした個体が
出やすいです。ここの処 最初に菌糸の800を喰い尽くさせてから
2リッターでマットという飼育がノコでは多いんですけど、それでも他の
影響(温度変化とかですね。。)からか?満足のいく個体は少ないので
これだという個体はマットで、ノコでの低温飼育を試みようと考えています。
あんまり下げるとやみくもに飼育期間が延びるだけなので、その辺りが
難しい処ですね^^)



あと種類によっても変わるので、それも悩ましい部分です。。
今期は少し種類とかより個体で変えて見ようとも考えています。
なので同種で同時期割り出しでも、菌糸とマットを併用してもいいかなと
思っています。意外といけちゃうのかな?なんて思っています^^)



全部が全部 大型でとはなりませんが、目指すことは忘れないようにして
ゆる~く楽しみながら個体に負担がかからないよう飼育していきたいですね(^^♪




material by:=ポカポカ色=