やっぱり国産種に目がいってしまう♪ ノコ ミヤマ ヒラタ ネブト マルバネ・・・ 興味は尽きません。
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先日のクワタでご購入いただき、誠に感謝しております。
さて、今回のクワタで出品させていただいた個体は
一部を除き、全て休眠個体です。
活動開始までの管理の仕方をおせっかいながら
書かせていただきます。また同様の種類をお持ちの方にも
参考になれば幸いです♪
まず、当方の管理内容ですが、
外産ミヤマ・国産ミヤマはワインセラーにて8℃
国産ノコ・ネブトは設定19℃の室内床付近(だいたい12℃~16℃)
に置いてあります。保管方法は、100均タッパーに
キッチンペーパー加水、タッパーサイズは個体が動き回れない程度
の大きさです。



それでは順を追ってご説明させていただきます。



割とパッといなくなってしまったミクラミヤマ。
実はボクが一番神経質になる種類で15℃あたりだと
動き出してしまいます。保管方法は他のクワガタと同じですが
もし動き回るようでしたら小さなPPボトルに成虫用マットを
口まで入れて水分多め温度低めのところで管理してもいいと思います。
起きだし時期は4月~5月で他のクワガタより早めです。



外産ミヤマ。こちらもあっゆーまになくなりました。
まず、当方の管理方法はミクラミヤマと同じです。
外産ミヤマに関しては個体差が出てきます。
充分に休眠させたほうがよろしいかと思います。
起きだしの時期はあくまでも基準程度に思っていただければ
と、思いますが来年6~7月ぐらいをメドとして
お考え下さい。



ネブト。今回、おひとり様が全てご購入いただきました。
ありがとうございました^^)
ネブトに関しては強制的に寝かせている状態なので
温度をかけたり、エサを与えれば活動を開始すると
思います。前出の一部とはネブトのことなんですね♪
ネブトをそのまま寝かせる場合は特に乾燥に気を付けてください。



ノコ。販売しているときは会場の温度上昇で
動いていますが、まだ休眠状態です。
ゼリーなど与えると舐めますが、寿命を縮める
場合が多いようです。まだ体液を放出していないので
そのまま寝かせてしまったほうが安全です。

と、簡単ではありますがしっかり寝かせて
いっぱい採ってください♪
他の種類も追々書かせていただきますので
リクエストなどございましたら遠慮なくお申し付けくださいね^^)







菌糸に入れたノコがそろそろ交換時期です。



菌糸に入れているノコは
トカラノコ(中之島・臥蛇島)アマミノコ(笠利町)
クロシマノコ(中里林道)と種類数・産地数は少ないけど
頭数がいます。クロシマノコと臥蛇島トカラノコは各10頭
中之島トカラノコとアマミノコは各20頭(もう少しいるかも)
ぐらいいるので本数はけっこうな数になります。



一応毎年大型は狙うのですが、どうも腰砕けになっていた
ここ数年。。。久しぶりにモチベーションを上げて
ちゃんとデカイのを出そうということでちょっとワクワク
しながらこの年末はしっかり交換しようと思います。



上記以外では、ミシマイオウ クチノエラブも幼虫がいるので
菌糸に入れる予定です。

 

この画像はハチジョウノコで間違いないでしょうか?
もし間違っていたらゴメンナサイのハチジョウノコは
菌糸では大きくならない(ウチでは。。。。です♪)ので
完熟マットを800に入れてミヤマと同じ場所で飼育中。
こちらもそろそろ交換時期ですね。
ハチジョウノコは低温で飼育して幼虫期間をできるだけ
伸ばして大きく育てようという試みです。
以前の飼育で♀は大きい個体が孵っているので、そのときと
同じ完熟マットを使用しています。



どちらにしても来年羽化してくるノコは全て大型(のハズ?)
を並べられるよう頑張る所存です^^)



ミヤマやマルバネ ネブトの飼育では
使用済みマットをフルイにかけて、幼虫を投入するときに
その周りに入れてから新しいマットを被せる、もしくは
新しいマットにそれまで使用していたマットを混ぜるなどを
していますが、これをノコにも実践してみました。



離島の本土ノコで他のノコと同様の飼育方法で大きくならない産地の
個体をどうにかしようという目論見です。
離島の本土ノコの場合、そのほとんどが累代が浅い個体が多いことも
手伝っていますが、中には採集家の方でさえその産地で
大歯を見たことがないという産地も存在するので
やはりそこは飼育ならではで大歯を出して拝んでみたいところです。



ノコに限らず離島産地の個体は入手しずらいこともあり、
どうしても安全策をとってしまいます。
要は低添加のマットで飼育してしまうのですね。。
確かに低添加のマットは安全ではあるけれど大きく育てるには
少し消極的です。そこで主となる新しいマットは完熟系の高添加で
幼虫の周りはそれまで入っていたマットのフルイ掛けを入れて
様子を見ようと思っています。



あと温度ですね。。幼虫に少しづつ食してもらうことも
勿論ですが、低温にすることでマットの活性化を抑えるとでも
言うのでしょうか?マット自体の醗酵は終了していても
幼虫同様、外気に含まれる目に見えない生物(菌など)も
マットに付着して分解しようとしたり(これは推察ですよ♪)
幼虫が宿している微生物もマットを分解(これも推察です♪)
する過程で起きる幼虫によくないことを(温度上昇とか嫌気醗酵とか)
極力抑えようということも頭に入れています。



ただ温度に関しては、ノコの場合はあまり低くすると
休眠してしまうので、ミヤマのような温度帯より少し高めです。
菌糸に入れたら大きくなる産地や亜種も存在する一方で
マットで飼育してもなかなか大きくなってくれない産地も
存在するノコギリクワガタ。
飼育の幅が広い分、困惑する部分も大きいのですが
中歯しか見たことがない産地でも大歯は存在します。
そのような産地の大型♥
魅力的だと思います。


ちらほら冬の気配を感じられるようになってきました。
こぉなると何を一番気にしなきゃならないのか?というと
幼虫の管理です。



まず国産種ですが、やはりご当地(広い意味で、です♪)なので
今ぐらいの気温変化には耐性は強いのですが、若齢は心配ですよね?
窓際などに置いている場合は、ちょっと中に入れるだけで
対策になりますので置き場所を変えることはいいと思います。
3令などは四季を感じさせたほうがいいと思うこと暫しなので
そのままでいいと思います。もし心配でしたら
大きな容器に移し替えるとよろしいかと思います。



外産種についてはボクはとやかく言えるほどではありませんが
やはり気温差の影響を受けにくい場所に移すのが得策です。
この時期、温度変化もそうですが乾燥が著しくなります。
ワインセラーなどの保冷温庫を使用されている方で
それに羽化した成虫を管理されている方は、一応確認しておいた
ほうがよろしいかと思います。室温より下げている場合は
外気の湿度を取り込んで、個体を管理している容器内の
湿度(もう水気と言っていいと思います。)が過度になり
キッチンペーパーなどが水分でひたひたになっていることが
ありますので交換されたほうが無難です。室温より温度を
上げている場合は、乾燥しているかもしれませんので
やはり確認・交換はしておいたほうが安心です。



幼虫をプリンカップで管理されている方は、大きめのPPボトル
などに交換したほうが乾燥等を未然に防げます。
またこの時期に交換してしまえば最も寒くなる2月に
交換しなくて済むのでよろしいかと思いますが、個体の
成長度合いによって異なりますのであくまでも
乾燥を防ぐという名目だと思ってくださると幸いです。



ここからはあまり触らないこともいい結果に繋がりますので
対策が必要だと感じたものに限って対策されればよろしいかと
思います。




ノコとミヤマの飼育は違うことも多いけど
共通項もありますね^^)
まずは多産です。どちらもとんでもなく産んでくれます。
意外とね、幼虫の飼育温度は隣接していますよ。
よくミヤマは20℃以下でないと・・・書かれていたり
聞かされたりしますが、22℃あたりでもミヤマ幼虫は育ちます。
ノコで22℃は適温のような気もしますので、このあたりの
温度をキープできると棚の上にノコ 床上付近にミヤマなんて
飼い方ができると思います。



加齢するところも似ているところがあります。
2令から3令までの期間が長いところなんかは似ていますよね?
ただこのときの飼育温度はノコとミヤマでは大きく違いますので
そこは先ほど書いた温度でというワケにはいきません。



あと休眠期間なども隣接していますが、ここは微妙に違いが出てきます。
違いが出たところで、飼育における違う部分を書いてみたいと
思います。まず産卵時の温度。これは決定的に違います。
ノコは25℃~27℃あたりがいいと思っているのですが
(個人的見解です。)ミヤマは20℃以下でないと産卵は難しいかも
しれませんね。。。飼育に使用するマットにも違いは見られます。
基本的には同じようにも感じるのですが、(実際のところ
市販のマットを2種類使って配合頻度を変えているだけです。)
マットは違うと思ってくださるほうが事故は少ないと思います。



あとですね、これは感じているという段階なので書くか迷ったのですが
後食を開始してからペアリングまでの期間はノコのほうが
短いように感じています。ミヤマはこれでもかというくらい
食べさせてからペアリングしたほうが成功例は多いです。
そういった意味ではノコもミヤマもワイルドからの採卵のほうが
楽ですね^^)

 

まるっきり飼育の仕方が違うようで共通項もあるミヤマとノコの飼育。
産卵時だけなんとかできれば同じスペースで飼育することも可能です。
国産ミヤマは産地によっては安価で入手できるので試しに飼育してみるのも
面白いかもしれませんよ♪


material by:=ポカポカ色=