クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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先日 告知させていただいた大手町インセクトフェア出展。
その前段階として、お誘いくださった友人と打ち合わせを兼ねて
会ってきました。そのときにとんでもないお土産をいただいたので
ご紹介差し上げます。



ミクラノコギリ 規制前の飼育品 標本!!!
しかもサイズは♂66UP ♀40UPというとんでもない個体です!
個体としては完品ではないけれどの注釈こそつきますが
そんなことは・・・・と云える大型個体の標本です^^)



ボク自体がミクラノコを数見たことがないのですが、
その数少ないなかでも逸脱しています。アゴの形状が所謂本土ノコと
異なります。しかし・・・黒いです。



頭部複眼付近即淵の形状が違って見えますね。
ミヤケノコでもこんなサイズの個体はあまり見ないので
なんとも比較ができないです。



意外と太くなるんだな というのが率直な感想です。
ミヤケノコの特徴は見て取れますね。



第1内歯と第2内歯の隙間が空くのと、アゴ先端のギザギザになる歯が
消失気味です。友人曰く 大型はこの傾向になり易いとのことでした。



そういえば展脚前の三宅島産ミヤケノコを持っていることを思い出しました。
この個体もかなり大型です。アゴの形状に同様な特徴が出ていることを
感じ取れます。この個体は伊豆大島に同行していただいた友人採集です。
早く展脚してお返ししないといけません^^)

このミクラノコの標本をくださった友人は1990年ごろから
クワガタ標本を収集していて(黒いダイヤの頃からですね♪)、
ボクと付き合いをするきっかけは、伊豆大島産ヒラタをクワタで
販売していたのを見てビックリしたと聞いています。ボクは請島か与路島の
アマミノコをすごく褒めてくださって購入してくだった印象が強いです。
主に離島産地に傾倒されていますが、先日 お会いしたときはその幅を
拡げているように感じました。そんなマニアと言っても過言ではない
友人と一緒に大手町インセクトフェアを出展させていただきます。
出展内容も聞かせていただいたのですが、まぁコレクターなら
決して手放さないような逸品が出てくるようです♪
ボク自体もコレクションとして見るのは初めてなので、
今からワクワクしています^^)


えっ?カブトムシ??
と言わないでくださいね^^)



昨年末のクワタで買ってきました♪
非常にお安かったです^^)



うーん。。この蛹も見てみたい気もしますが・・・
ここで増やすのはなぁという気持ちもあり。。
そのようなときは標本もいいと思います^^)



先日書かせていただいたことのように
自分が飼育している種類の野外品をサンプルとして
入手するのもいいと思うし、飼育したいけど躊躇したときなどと
ワケはいろいろありますが、単純に美しいという理由で
手に入れることが多いです。





展脚していたミヤマが固まってきたので
標本箱に移しました。
画像の個体は北海道空知郡の74.



あとはクリアケースに入れました。
小さな個体は宮崎県小林市の野外品。
まだラベルを作っていないのでサイズを表記したシールが
付いています。



ミヤマの大きい個体はサイズと冠幅を記載します。
ここは個体差が出る部分でもあるので数値は必要です。



アゴの開き具合が斑なのはご愛敬。。
友人に軟化して型を揃えるやり方を教わったので
随時修正します。



同産地ですが飼育品の64.
この個体は残念ながらフセツ欠けなのですが
型がキレイなので展脚しました。この個体になってくると
展脚にズレがなくなってきている(自画自賛❤)
ようにも感じます^^)

ちなみに小型個体はこれから集めようと思っている島モノミヤマとの
比較にも使います。特に64などは島モノミヤマだと大型になるので
比較するにはちょうどいいサイズなんですね。



手前68飼育品 小林市。奥67小清水町野外品。
小清水町の67は産地としては大型です。この2体はお気に入りです♥



もう一度空知郡74飼育品。
やっぱミヤマは大きい個体を見てしまうとなぁ^^)
展脚待ちの個体が5体ほどあって
宮崎73 北海道71×2 70×2で、北海道の70は基本型とフジ型で
71はエゾ型です。これ以外に神津島 奥尻島 山梨 夕張があるので
随分増えてきました♪

先日届いた淡路島もペアリングが済み次第標本にします。
ここでお気づきかと思いますが、宮崎と北海道が多いのは
フジ型の大型とエゾ型の大型をまず揃えて、そこから派生させようと
思っているからで、最終的には島モノの大型個体を並べたいなという
目論みなんですね^^)ここにノコの大型も並べたいとも思っているので
大型をまず自分で出さないことには始まらないかなとも思っています♪


昨日の晩、短い時間ですが友人と会って
ちょっとだけクワトークをしてきました^^)

そのとき持ってきてくれたのがコレ♪



もちろんこれだけではないのですが、今日は
標本をご紹介いたします。



山梨県産。立派な趣です。



しかも2個体!!
山梨なんですが型はエゾ型です。
北海道産とは明らかに異なるエゾ型です。



お次は夕張。この産地も特殊な趣♪



こちらは4個体。夕張産は個体差かもしれませんが
サイズの割に太く感じます。
友人曰く『フセツ欠けなんかもあるんだけどさぁ』と
申しておりましたが、そんなことを感じさせない迫力です。

北海道産ミヤマはこれでけっこう揃いましたが
ミヤマの場合、産地よりも個体差がいろいろあるのが
面白いです。
・・・・ほとんどビョーキに近くなってきました(^^♪


いえいえちゃんとブリードもしますよ♪
でも♂はしっかりと標本にして残します。



大型はカッコイイし❤



小型もコレクションには加えときたいし♪



習うより慣れろの展脚も少しは見られるか?^^)



一番気に入っている小清水町ワイルド6月8日採集品。

この時期にこのサイズ(小清水町産は大型自体が少ない。)
は非常に珍しいそうです。
ミヤマの場合、飼育品も野外品もそんなに違いがないことと
飼育品は金の微毛が多く残った個体が多いのですごく
見栄えがいいんですね^^)
あとミヤマの場合、飼育品も野外品もそんなに変わらないという
利点もあります^^)

とにかく、お小遣いが入ったら昆虫針と標本箱を買いに行かないとね♪


material by:=ポカポカ色=