クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
2
6 8 9
10
18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
フリーエリア
最新CM
[12/27 あんず]
[12/27 タチバナ]
[11/20 あんず]
[11/19 NONAME]
[09/22 はちろう]
最新TB
プロフィール
HN:
あんず
性別:
男性
職業:
自由業に近い自営業
趣味:
クワカブ飼育、bike,
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
ポチッとね♪
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
[1] [2] [3] [4]
明日から仕事ですのでね^^)今日のうちに目一杯
書いておこうと思います。そもそもなぜ離島のクワガタに惹かれたのか?
なのですが、これはもうトカラノコなんですね^^)



長男が幼稚園に入るか入らないかぐらいからクワガタに興味を
持ち出し、ニジイロクワガタの存在を知り(☚目から鱗でした。。)、
近くの山で採れたノコやコクワ・カブトムシをブリードしながら
いろいろな外産に手を染めていく訳なんですが、その中で綺麗な色の
ノコギリクワガタに出会う訳なんです。しかし形状がイマイチ好みでは
なかったと云うか?それまでの刷り込みが強かったのか?
ノコってこぉぢゃないよなーと、思っていた矢先に登場したのが
トカラノコでした。形状はよく見る国産のソレ 色は外産に負けず劣らずの
派手さを併せ持ったノコギリクワガタでした(^^♪



トカラノコから派生して、いろいろな亜種に目を向け始めます。
このとき近隣に国産離島産地に強いショップがあったのも大きかったです。
ここからラベルや標本との関連などを知らず知らずに学んでいくようになります。
原名亜種のレア産地モノに目を向け始めるのもこの頃から^^)
このショップ様から馬渡(まだら)島産のノコを入手したのは今でも記憶に
残っています。



それから離島のヒラタやアマミシカに着手し出して、国産クワ沼の
奥深いところまで潜ろうとしていたところに国産離島クワマニアの方と
知り合います。きっかけは伊豆大島産のヒラタクワガタ。先ほどの離島
ミヤマもレアですが、伊豆諸島で最もレアなのはヒラタです。(☚断言します♪)
飼育個体からの累代ですが、そのヒラタをきっかけにその方と友人になり、
そこから沼の奥底へと沈んでいきます(^^♪



とにかくその方の情報収集力がハンパないので、ボクも知識を急激に蓄えて
いきます。最近は忘れることも多いのですが、そのときの吸収力は自分でも
褒めたいくらい^^)ここでネブトと出会い、飼育の方向も大きく変わって
いきます。



その友人はあくまでも標本主体。飼育もしていましたがあくまでも
標本でした。そうなってくると次はマルバネです。その頃はまだ
オキマルに規制がかかる直前ぐらいだと記憶しています。ただマルバネは
ネブト飼育を応用できるので、思っていたより難儀しませんでした。



この頃になるとムシベヤは国産離島産地モノのみの状態になります。
ノコ ヒラタ コクワ ネブト マルバネ・・・
ボクはオオクワに触手が動かなかったけど、一時期産地別に集めたことが
あります。鹿児島産や伯方島産 対馬産などレア産地のオンパレードでした^^)
ただ、大型や血統にはいかなかったんです。たぶん離島産地でなかったのが
その理由かもしれません^^)



ミヤマに傾倒するのはけっこう後半です。エッセンス的に飼育はしていましたが
主体ではありませんでした。温度管理の壁が厚かったんです。。
事実 ミヤマを飼育の主軸にしてから産卵しなかったり遅れたり、幼虫期間が
異様に長くなったりという事柄に悩まされたこともあります。



ミヤマ飼育を主軸に置く前後ぐらいから外産の飼育も再開して、
紆余曲折した時期もありましたが、ここの処 他種と国産のバランスが
上手く取れていると自画自賛するようになりました^^)産地も厳選するように
なってきたのはこの頃からです。ボクは伊豆諸島のクワガタが好きだし、伊豆大島に
採集にも行きますが、これは友人によるところが大きい♡何故か彼はミヤマの♀に
惚れられているらしく、引きが強いです^^)
普通種から激レア個体まで♪ ありとあらゆる種類が好きです。



国産離島産地の魅力は?と、聞かれると今ではいるのが
アタリマエになっているので、何から書いていいか分からなくなるほど
ですが、まずノコは意外と生息数が多かったりする産地があります。
伊豆大島もそうですが、黒島 壱岐島などもノコの数は多いです。
逆にドルクス系(コクワ スジ ヒラタ)の数は少ないので(☚多い産地もあります。)
コレクションするにはいいかもしれませんね^^)コクワなどは
省スペースで済むという利点もあります^^)



産地でコンプリートしたいとか亜種で揃えたいなど、コレクションの
方法は色々あると思います。もちろん好みで集めていくのが一番ですが
トカラノコやイズミヤマは産地が5産地ですし、ヒラタやネブトも亜種で
揃えることは可能です。マルバネは規制が厳しいので、事前に調べておくと
いいと思います。ただ、臥蛇島産のコクワ・ネブトは、ほぼ流通していないと
思っていいかもしれません。。どちらにしても嵌るとなかなか抜け出せない
国産離島産地のクワガタたち♡ 抜け出せない自分を楽しんでいる趣が
あることを指摘されて、喜んでいる自分をなんだかなーと、思ったりしています(^^♪





ボクの国産飼育で、今年の目玉と言っても過言ではありません^^)
イズミヤマも含めたミヤマクワガタは日本列島津々浦々生息している
のですが、甑島列島(甑列島)のミヤマは採集例も少ないし、第一
甑島列島に生息しているクワガタが少ないんですね^^)

(こんな列島です。)

上甑島 中甑島 下甑島からなり、下甑島の面積は山手線の内側と
ほぼ同じみたいですね^^)

 こんな風に地名が分かれます。

まず、採集家の方々があまり入らない島でもあるので、
流通量が極端に少ないトコに持ってきて、生息数も少ないみたい
なんです。。なので、気になる方がいらっしゃったら即入手を
オススメいたします^^)過去 ボクが知っている限りでは
上甑島・中甑島・下甑島のノコギリ 中甑島・下甑島のミヤマ
中甑島・下甑島のコクワ 中甑島・下甑島のヒラタが入っています。
こぉ見ると中甑島にクワがいるんぢゃ?と、錯覚しがちになりますが
入荷量で見ると中甑島は1ペアか2ペアです。特にノコは過去1度しか
入荷が無く、累代を途絶えさせてしまったことが悔やまれます。。
今年 販売されたのは中甑島と下甑島のミヤマ・コクワ 下甑島のノコ
で、中甑島のミヤマとコクワを連れて帰ってきました。
ちなみに中甑島のコクワはヤクシマ亜種になります。
当記事ではミヤマを画像にしたので、ご紹介がてら進めていきます。



それでは個体を見ていきます。
まぁワイルドなのでそんなに大きな個体ではないのですが
生存状態で手許に届いただけでも感謝です。なんせ大雨と台風のおかげで
かなり遅れての入荷でしたし、正直 諦めかけたのは事実です。



因みに一度同居させてみましたが、♀が嫌がる素振りでしたので
持ち腹を期待して産卵セットに投入しました。これはボクの観察範囲なので
信憑性は薄いけど、ミヤマはノコと違って、複数の交尾はサイアクの
結果になることが多いです。種類や産地によってメイトガードを観察できますが
どちらかというとバッチン。。。に、なってしまうことが多いです。



生存しているうちに利島のイズミヤマ(これしか残っておりません。。)
と比較もしてみたいです^^)どちらにしても最南端の黒島産に次ぐ
南方のミヤマクワガタ♪ しっかり子孫を残したいですね^^)


イベント前にあれこれヤフオクへ出品させていただいています。
もちろんイベントにも出展させていただきます(^^♪



一番最近では三宅島産ネブト、出品しています。



前回 ご好評をいただいたハチジョウネブト♡
もう1ペア出品しました。



ハチジョウコクワも出しています。
ハチジョウコクワは1ペアのみでございます^^)



ハチジョウノコは♂ばかりになっています。。。
イベントではペアも出します。



あとは前出の新島産イズミヤマとか利島のイズミヤマ
もちろん伊豆大島産もいます。伊豆大島産は今年羽化してくると
思います。

あとですね、画像はないのですがハチジョウヒラタもいますよ^^)
八丈島産が目立ちますが、伊豆大島 利島 新島 三宅島・・・
そうそう式根島のミヤケノコはブリード中ですし、ミクラミヤマ(御蔵島)
もいるんだ^^)そう考えてみると神津島がいないですね。。
神津島と御蔵島は採集禁止なので、もし入手するなら飼育品を丹念に
探すしかないですね♪



ボクの場合 友人がちょっと時間に余裕ができるとひょいと
伊豆諸島採集に出ていくので、自然と伊豆諸島のクワガタが集まります。
伊豆諸島は採集が容易かと聞かれると必ずしもそうではなく、伊豆大島のノコ
以外は根気と運が必要(と、聞いていて感じました。。)かと考えています。
ボクは伊豆大島しか行かないのでなんとも言えませんがね^^)
どちらにしてもいろいろな伊豆諸島のクワガタが拝めるのは嬉しいことです♪


カテゴリーをどうしようか迷いましたが、たまには
いいかと思いまして^^)離島モノでいきたいと思います♪



2000年撮影の新島全景です。東京から約160キロなので
伊豆大島とはそんなに離れておりませんが、なかなか行けない
島でもあります。ボクらクワ好きにとって、気になるのは標高ですよね?
宮塚山が432メートルですからミヤマは生息できるのですが、まぁ
数は少ないみたいです。それでは個体を見ていきましょう^^)



ちょっとヤフオク出品チックな画像でお届けいたします♪
まず背景ですが、友人が新島に行くとの連絡が入り、冗談交じりに
『じゃあイズミヤマの♀ 頼むねー♪』と、返信したら
翌日『採れました♡』とラインが入り、竹芝桟橋まで引取りがてら
友人と祝杯を挙げた思い出があります(^^♪
このときは♀とすごーく小さな♂が採れて、♂は残念ながら瀕死状態でした。
なので持ち腹で産ませたのですが、そんなに数は産んでくれなかったと
記憶しています。



二桁前半は産んだと記憶していますが、幼虫で一度だけ販売して
あとはブリードしました(^^♪ 一度でも伊豆諸島でミヤマ採集を
された方ならお判りでしょうが、♀に出会わないんです。。
結局 ♀が1年で羽化してしまったりしたので、2ペア+3♀ほど
が成虫として残り、1ペアは販売させていただき、残りは手許に
置いて、ようやく累代に漕ぎ付けた次第でございます♪



画像の個体は販売させていただいた個体より小さい(59ミリ)のですが
イズミヤマの特徴が顕著に出た個体です。アゴ・頭部の発達が芳しくなく
脚が長い、腹部に丸みを帯びる等のイズミヤマの特徴が解り易い個体を
種親として選びました。



裏側はこんな感じです♪ 脚部のイエローも目立つ個体です♪



金の微毛も美しい個体♡ 国産ミヤマは大型がカッコイイし
迫力もありますが、流通量は言わずもがな、生息数も少ない
離島のミヤマに想いを馳せるのも楽しいのではと思います。
新島産のブリードの次は利島のイズミヤマ(^^♪
今年はイズミヤマオンパレードです♪



久々なカテゴリーで書いてみます。



今回は隠岐諸島です。手前が島後 後ろが島前です。



こんな風景なんですね♪



玄関口です。西郷港を臨みます。



今回 ご紹介するのは隠岐諸島でも最大の島 島後から
ミヤマクワガタです。詳細産地は、
島根県隠岐郡西郷町中村 で、累代はWF1。サイズ67です。
画像の個体は先輩に幼虫をプレゼントして、その個体を
羽化させて戻してくださいました♪

 

こんな素晴らしい風景に出会える島なのですが、標高500メートルを
越える山がいくつかあるので、ミヤマが生息していてもと思いきや
個体数は少ないそうです。



それでは個体を見ていきます。
ご多聞に洩れず、島モノミヤマ特有の耳状突起が横に
張出さないで上に競り上がるスタイルは変わらないのですが、
やはり北海道産等と比べると発達していないです。
フセツ等はイズミヤマや黒島産のように長くはないですね^^)
本州・九州・北海道のソレです。



アゴも他産地と比べたら細い気がします。これは他産地でも70越えどころか
という産地のミヤマと比べているので、隠岐諸島産としたら充分太いと
思います。島モノミヤマならではの気品は醸し出しています♡



離島ミヤマは中甑島から始まり、イズミヤマに傾倒して
隠岐諸島 五島列島と渡り歩いています^^)
自己ブリードの♂はまだ羽化しておりませんが、♀は複数羽化しています。
今期 ブリード決定です♪




material by:=ポカポカ色=