クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ボクの場合は『時と場合』です^^)
測ったほうが後々いいなと思う時は測るし、時間を押しての
クワ活の場合は測らないこともあります。だいたい時間のないときに
行なうクワ活って必要に迫られてということが多いので、測っても
あまり意味を成さないというコトもありますが・・・^^)



データ取りのために測ることもありますが、ほとんどが『今後の展開』
をどうするか?の方向性を決めるために測ることが多いです。
例えば見た感じ同じような幼虫でも2g以上違っていたりすると
交換する容器サイズとかを変えてみたりします。大枠で云うところの
データ取りに変わりはないんですけどね^^)今後に活かそうとか
より大型サイズを夢見てみようとか♡ですね(^^♪



多種との比較のために測ることも多いです。
解り易い例としてはヨーロッパミヤマ系亜種を比較したりはします。
アクベシアヌスとユダイクスの体重比較はよくやっています♪
この2亜種は容器サイズを変えるというコトより単純に同じ体重だったら
どうなるか?なのですが、混入を避けるためにクワ活を行う日を変えて
交換等をするので、マットの状態や配合量や加水量が同様とは言い難い
ので、あくまでも目安という事になります。幼虫の体重は加水の具合で
けっこう変わります。



初めて飼育する種類は測ることが多いです。
特にミヤマの場合 それほど体重がなくても大型の♂が羽化することは
あるので(他の種と比べると軽いかなと感じること多しです。)、
これこそデータとして残すために測っています。



ミヤマに関してはいろいろな種類を飼育しているというトコロも起因して
います。なんでも大きな容器に入れればいいというモノでもないので
その種に合った適切なスペースを探すという意味合いで測ることも
ありますね^^)逆にエッセンス的に飼育している種類は測らないことが
多いかなぁ。。。累代しないかもしれない種類はお遊びな感覚で測ったり
しますけどね^^) どちらにしても必ずやらなければならないコトではないので、
それぞれで、と思っています♪



市販のマットを使って飼育する場合・・・産卵用
低栄養 高栄養とか無添加 低添加 高栄養(高添加)など
様々な表現があるかと思います。個人的には産卵用 クワガタ用
カブト用と頭の中で分かれているんじゃないか?と、思います^^)
割と謳い文句は度外視して、使ってみたら良かったからという
理由が大きいです(^^♪ 産卵用のマットは幼虫飼育でも使いますし
幼虫飼育に有効なマットで産卵させることもあります。



市販のモノをそのまま使うことは・・・そんなにないかもしれません。
何かしら混ぜたりはしています。そのままで大きな個体が羽化してくれば
使いますしね^^)ロットによって違いもありますから、それこそ
ケースバイケースです。



カブトマットのように発酵が進んだマット・・・黒いマットですね。
モノによってはいろいろ入っているのもございますから
(それがいい結果を生むこともあります。)これはというマットに
出会えたら続けて使うようにしています。



もちろん種類によって変えてもいるし、使用済みマットを混ぜ込むことも
あります。マットの配合については加水や置く場所の環境も含めて考えています。



これは全然違うだろうという種類のレシピを応用したりすることは
頻繁に行います。ここ最近ではキクロにカブトマットを混ぜると云うのは
自分だけでは考えもしなかったことで、実際 やってみて結果が良かったけど
初めのうちはちょっと怖かったですからね^^)



やってみたけど、あまり効果がなかったなんてことは付いて回ることですが
やってみないことには分かりませんからね。。まぁかけ離れているときは
幼虫が上がってきてしまいますから、ちょっと変わったことをした
容器はよく観察するようにはしています。



ここの処 よく考えているのはミヤマに使用するマットの再考です。
もう少し早く大きく羽化してくれないかなぁ?なんて、都合のいいことを
考えていますが、なかなか・・・なかなかです^^)
2年というのは避けられないです。ただ、なんでも無添加 低添加がいいワケ
ではないと云うのは理解してきたので、どう実践していくかです。
数を抱えている理由の一つでもあります。



これだという決定的な答えはないのかもしれませんが、それを目指すのも
また一興と考えて楽しんでいます♪






色々な種類を飼育していると、全然関連性がないと思っていた
種類の飼育から思わぬヒントを得ることができたりします。

 

マルバネやネブト ツヤクワガタなどは顕著ですが、蛹化するときだけでなく
繭玉までとは言えないけど、幼虫がコロニー的なものを作り、その中で
摂食して、コロニー内部に食べるものがなくなると(☚たぶんです♪)
コロニーから顔を出し、他に移動するような行動が観察できたりしています。



マルバネやネブトほどはっきりはしないけどミヤマにも同様の動きを
感じることがあります。ミヤマの場合は種類によって違いはあります。



と、まぁそんなことをクワ活しながら考えて悦に浸ったりしているワケ
なんですが^^)最近は1本孵しとかもね、けっこう効果あるなぁ・・・
なんて、思ったりしているわけです。



最近 思わぬ産物に出くわしたのはニジイロで、800である程度
大きくした幼虫を3リッターに入れて放置したところ、画像の個体が
出てきたんですね^^)もちろん血統なども関係するのでしょうが、
他の種類でも試してみようと思っています。



で、白羽の矢を立てたのがツシマヒラタです。
現在 800菌糸(オオヒラタケ)を食い尽くす勢いなので、次の交換で
試してみようと思います。ヒラタやノコの根食い系は底面積が必要なのは
以前から認識しています。問題はヒラタって、ボクの処では交換ショックで
蛹化し易いという点。ここがノコやニジイロと違うところです。



因みに同様の飼育方法はトカラノコでも実践済みで、ニジイロほど
ビックリするような個体は羽化していませんが、ソコソコの結果は
出ています。ボクのような為体飼育者には打ってつけの飼育方法ですが
果たして吉と出るか凶と出るかは来年の初夏になります(^^♪




先日 大盛況のうち終了した横浜クワタ。
想い想いの種類を手にされてご満悦かと存じます^^)
飼育方法や個体の管理など各々 説明は受けておられるかと
思いますが、ここで改めて書かせていただきます。



外産各種に関しては、即ブリ 休眠中と様々なシュチュエーションかと
思います。飼育個体の場合は大まかな休眠期間を聞いておくとより安全です。
この時期の飼育販売個体はほとんど羽化後、固まって安定した状態で販売
されることが多いので、(だいたいの話です。なかには羽化後数ヶ月経過した
個体も販売されますが、その種に準じた管理をされれば、
ブリード可能かと想定できます。)その種の特性などを
聞いておくか、調べるかするといいと思います。



中には販売中に動きだしたり、移動途中に暴れたりする種類も存在します。
これは配送中にも起こりえることなので、同様の事として書かせていただきます。



休眠期間は半年~と記されているのに、羽化後2ヶ月ぐらいで動きだしている
個体もいますが、これは販売時の照明や人の出入りからくる室温の変動で
動いているだけです。お好みの個体が手に入りましたら速やかに
帰宅し、保管する場所に置いて落ち着かせることが大事です。
寿命が短くなるほどではありませんが、個体を消耗させていることには
変わりないので、できれば寄り道等をせずにと、言いたいトコロですけど
イベントはそれだけではないと思いますので、できるだけと云う注釈を
付けておきます^^)



さて、個体の落ち着かせ方ですが、販売時は個体をなるべく見やすいように
マットなどは薄め、止まり木代わりにキッチンペーパーを巻いて濡らした
だけという簡素なセットになっていることが多いので(ボクがそうです。。)、
プリンカップやタッパーなどいつも管理している方法に移し替えます。
初めのうちは暴れていると思いますが、時間が経つにつれ落ち着くと思います。
このときはなるべく低温で暗い処に置くと落ち着くのが早い印象があります。



休眠個体は落ち着けば休眠に入りますので、そのまま管理していけば
大丈夫です。いきなり極端な低温(保冷器具など)の場所には入れないで
徐々に低い場所に置いたほうが安全かと思います。



種類別に大まかな説明をさせていただくと、ミヤマは体内時計がしっかり
しているのか?多少温度が上がったり、激しく揺らしたりしても大丈夫なのですが
ノコは暴れてしまう個体が多いです。キクロは販売時を機に起こしてしまい、
そのまま活動開始させて、ブリードという手もあります^^)これは休眠期間が
短い種類全般に云えるかと思います。意外と厄介なのがシカで、移動中は暴れている
のに、帰ったらすっかり落ち着いて休眠してしまう個体もいますから
細かな観察が必要です。ドルクス系は寿命が長いので、ゼリーを与えて舐めたら
そのまま成虫を飼育するケースで管理されれば大丈夫です。



ボクはカブトムシも含めて休眠期間が長い種類が多いから対処法などは
考えてしまいます。もちろん休眠期間が長い種類が起き出してもブリードは
可能ですので、あくまでも参考程度に留めてください(^^♪



最近のミヤマ産卵セットは、今までのようにあーだこーだ
していません^^)以前はね、ミクラミヤマはこぉ、アマミミヤマはぁあ
なんてこともしていましたが、基本的にひとつのセット内容だけ定めて
あとは引いていくことが多いです。



先ほど書いたデンティクルスゲンシミヤマのセットはほとんど
ヒメミヤマのセットですし、他の種類もだいたいそうです。
なんかいっぱい産ませたいときにヒメミヤマ系のセットを組んでいる
ようにも思います^^)一応ですね、黒土 ミズゴケなんかは常備していますが、
使わないことも多いですし、使っても少量だったりします。



♀のサイズでケースの大きさを変えていることはあります。
やっぱり大きな♀はそれなりに掘りますからね、大きなケースは必要かと
思います。詰め方は種類によって少し変えてはいるけど、ヒメミヤマ系の
セットほど慎重にはなっていません^^)ただ、坑道を作って、その坑道を
産卵するときに使っている種類はいるので、その辺りはよく見とかないと
悲しい結果に終わることはあります。。。



基本的にマットは低添加が間違いないと思います。でもコスト面も
考えなければならないのでね^^)まぁ切磋琢磨しているワケなんですね♪



材は入れたり入れなかったりですが、だいたいが割りカスです。
材に食い入っている種類もいなくはないですが、個人的な考えでは
足場に使ってもらえれば程度の気持ちです♡ マットを固く詰めた部分と
緩く詰めた部分の境目に産む個体もいますから、あってもいいのかな?
と、思うこともあります。ただですね、ボクはあまり材に産む種類は
飼育していないので、ないときもあるんです^^)そんなときは
ナシで組みます♪



なんかテキトーにやってるだけ?みたいに感じるかもしれませんが
そのときの感覚で、という事も多いです。ただですね、友人知人からの
情報はかなりインプットしていますし、調べもします。
そこからの適材適所を探しているつもりなんですが^^)まぁ産んでくれれば
オーライっていう部分もかなりあります♪



セット以外の部分で云うと、温度はかなり重要だと思っています。
適切な温度を保つのが一番なんですが、なかなかね。。。今年の夏のように
猛暑続きですと、変動もかなりあったと思うので、必要以上のセットは
組まないというのも一つの選択肢です。産卵に適切な場所というのは
限られますからね。。それが失敗の原因か?と、思ったことは多々ありました。



ミヤマもある程度の種類を経験できて、好みも割とはっきりしてきました。
ノコギリ同様 好きな種類を中心に飼育を進めていきたいなという所存で
ございます^^)




material by:=ポカポカ色=