クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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もう随分前から言われていますが、天気予報が当たります。。
今日はとんでもないという言葉が前に付くほどの荒天でございます。。
これでは仕事に支障どころか動きが取れなくなってしまいます。



年度末の最終日でもある本日。。
仕方がないです(泣)まぁやることはいろいろあるので、
こんな天気でも忙しいことに変わりはありませんが・・・



ただ今日の午後からは晴れるようなので、キモチを切り替えて
明日のクワ活は気合を入れようと思います(^^♪



ボクの変な癖なんですが、種類ごとと云うより使用するマットごとに
その日の作業を決める傾向がございます^^)
単純にミヤマとノコで大きく分けるのですが、マットに相関性のある種類も
含めて作業を進めます。



ノコが多いので、ノコベースで作業を進めながらヒラタ コクワ キンイロ
は続けて交換することが多いです。種類ごとに配合は変えたりしていますが
キンイロであまり強くないマット(1次発酵 低添加など)を好む種類の後に
ホソアカを作業することはあります。シカはノコに付随します♪



対してミヤマの交換のときは多彩です♡ カブトマットとNマットを多用するので
交換する種類と手持ちのマット量で交換する種類を決めることもありますよ^^)
ミヤマの場合 一括りにミヤマとして捉えることができないことも関係します。



例えばヨーロッパミヤマ勢とフォーチュン系ではマットはベツモノですし、
他の種類のミヤマは飼育しながらコッチ寄りかなぁ?なーんて考えながら
交換しています。マットもロットによって同じ銘柄でも、若干違いを感じることも
あるので、その辺りも調整しながら交換していきます。

 

カブトマットを多用するときやカブトマットの在庫が多い時は
一緒にカブトムシの交換をすることもあるし、Nマットを多く持っているときは
ネブトやマルバネを併せて交換することもありますが、交換頻度はカブトムシが
多いので、カブトムシ中心にコトが廻っていることが多いです^^)

 

マルバネ ネブト ミヤマは交換と云うより付け足し要素のほうが多いので
どうしてもカブトムシが優先してしまうことが多いです。
もちろん状態で交換必須の容器が最優先です。このときはマット云々は言って
いられないので、ソチラを優先いたします。これから他種が多岐に渡って羽化して
来る予定なので、チェックや最終交換(蛹化用含む)を怠らず、素晴らしい
個体で羽化してくれるよう促していきたい所存でございます^^)


これ・・・結論から申し上げますと、変わります。。



えっ?どの種類??と、なりますが判り易いのは色が薄い種類で、
羽化時⇒活動開始までのあいだ⇒活動開始後⇒交尾後⇒☆前と
ほとんどの種類が変化いたします。

 ⇒

画像のサイズが違うのでイビツになってしまっていますが
羽化時の乳白色がここまで変わるので、休眠中から活動開始までの
あいだにも変わることは容易に予想が付くと思います。

 

パッと見て分かるのが上翅の色です。でも頭部や前胸の黒い部分も
よ~く見てみると少し濃くなっているのは確認しています。

 

原因は?と、聞かれるとあくまでも憶測の範囲ですが、
生体ですのでね^^)休眠中に活動できるよう成熟もするだろうし
外部からの湿度などの影響もあると思います。活動開始してからは
後食もしますからね^^)交尾後は他部分の損傷(フセツ欠けなど)も
出てきますから、当然の如く色も変わります。



これはもう致し方のないことなので、羽化直後の色合いを愛でることが
できるのもブリーダーの特権(?)だったりもします^^)



なのでご購入後 休眠個体の場合、あまり触らないほうがいいに越した
ことはないけど、状態確認しながら色合いを楽しんでください(^^♪
書いているボクもブログやヤフオクの出品のために画像を撮ることで
知ることができました♪




ボクの場合は『時と場合』です^^)
測ったほうが後々いいなと思う時は測るし、時間を押しての
クワ活の場合は測らないこともあります。だいたい時間のないときに
行なうクワ活って必要に迫られてということが多いので、測っても
あまり意味を成さないというコトもありますが・・・^^)



データ取りのために測ることもありますが、ほとんどが『今後の展開』
をどうするか?の方向性を決めるために測ることが多いです。
例えば見た感じ同じような幼虫でも2g以上違っていたりすると
交換する容器サイズとかを変えてみたりします。大枠で云うところの
データ取りに変わりはないんですけどね^^)今後に活かそうとか
より大型サイズを夢見てみようとか♡ですね(^^♪



多種との比較のために測ることも多いです。
解り易い例としてはヨーロッパミヤマ系亜種を比較したりはします。
アクベシアヌスとユダイクスの体重比較はよくやっています♪
この2亜種は容器サイズを変えるというコトより単純に同じ体重だったら
どうなるか?なのですが、混入を避けるためにクワ活を行う日を変えて
交換等をするので、マットの状態や配合量や加水量が同様とは言い難い
ので、あくまでも目安という事になります。幼虫の体重は加水の具合で
けっこう変わります。



初めて飼育する種類は測ることが多いです。
特にミヤマの場合 それほど体重がなくても大型の♂が羽化することは
あるので(他の種と比べると軽いかなと感じること多しです。)、
これこそデータとして残すために測っています。



ミヤマに関してはいろいろな種類を飼育しているというトコロも起因して
います。なんでも大きな容器に入れればいいというモノでもないので
その種に合った適切なスペースを探すという意味合いで測ることも
ありますね^^)逆にエッセンス的に飼育している種類は測らないことが
多いかなぁ。。。累代しないかもしれない種類はお遊びな感覚で測ったり
しますけどね^^) どちらにしても必ずやらなければならないコトではないので、
それぞれで、と思っています♪



市販のマットを使って飼育する場合・・・産卵用
低栄養 高栄養とか無添加 低添加 高栄養(高添加)など
様々な表現があるかと思います。個人的には産卵用 クワガタ用
カブト用と頭の中で分かれているんじゃないか?と、思います^^)
割と謳い文句は度外視して、使ってみたら良かったからという
理由が大きいです(^^♪ 産卵用のマットは幼虫飼育でも使いますし
幼虫飼育に有効なマットで産卵させることもあります。



市販のモノをそのまま使うことは・・・そんなにないかもしれません。
何かしら混ぜたりはしています。そのままで大きな個体が羽化してくれば
使いますしね^^)ロットによって違いもありますから、それこそ
ケースバイケースです。



カブトマットのように発酵が進んだマット・・・黒いマットですね。
モノによってはいろいろ入っているのもございますから
(それがいい結果を生むこともあります。)これはというマットに
出会えたら続けて使うようにしています。



もちろん種類によって変えてもいるし、使用済みマットを混ぜ込むことも
あります。マットの配合については加水や置く場所の環境も含めて考えています。



これは全然違うだろうという種類のレシピを応用したりすることは
頻繁に行います。ここ最近ではキクロにカブトマットを混ぜると云うのは
自分だけでは考えもしなかったことで、実際 やってみて結果が良かったけど
初めのうちはちょっと怖かったですからね^^)



やってみたけど、あまり効果がなかったなんてことは付いて回ることですが
やってみないことには分かりませんからね。。まぁかけ離れているときは
幼虫が上がってきてしまいますから、ちょっと変わったことをした
容器はよく観察するようにはしています。



ここの処 よく考えているのはミヤマに使用するマットの再考です。
もう少し早く大きく羽化してくれないかなぁ?なんて、都合のいいことを
考えていますが、なかなか・・・なかなかです^^)
2年というのは避けられないです。ただ、なんでも無添加 低添加がいいワケ
ではないと云うのは理解してきたので、どう実践していくかです。
数を抱えている理由の一つでもあります。



これだという決定的な答えはないのかもしれませんが、それを目指すのも
また一興と考えて楽しんでいます♪






色々な種類を飼育していると、全然関連性がないと思っていた
種類の飼育から思わぬヒントを得ることができたりします。

 

マルバネやネブト ツヤクワガタなどは顕著ですが、蛹化するときだけでなく
繭玉までとは言えないけど、幼虫がコロニー的なものを作り、その中で
摂食して、コロニー内部に食べるものがなくなると(☚たぶんです♪)
コロニーから顔を出し、他に移動するような行動が観察できたりしています。



マルバネやネブトほどはっきりはしないけどミヤマにも同様の動きを
感じることがあります。ミヤマの場合は種類によって違いはあります。



と、まぁそんなことをクワ活しながら考えて悦に浸ったりしているワケ
なんですが^^)最近は1本孵しとかもね、けっこう効果あるなぁ・・・
なんて、思ったりしているわけです。



最近 思わぬ産物に出くわしたのはニジイロで、800である程度
大きくした幼虫を3リッターに入れて放置したところ、画像の個体が
出てきたんですね^^)もちろん血統なども関係するのでしょうが、
他の種類でも試してみようと思っています。



で、白羽の矢を立てたのがツシマヒラタです。
現在 800菌糸(オオヒラタケ)を食い尽くす勢いなので、次の交換で
試してみようと思います。ヒラタやノコの根食い系は底面積が必要なのは
以前から認識しています。問題はヒラタって、ボクの処では交換ショックで
蛹化し易いという点。ここがノコやニジイロと違うところです。



因みに同様の飼育方法はトカラノコでも実践済みで、ニジイロほど
ビックリするような個体は羽化していませんが、ソコソコの結果は
出ています。ボクのような為体飼育者には打ってつけの飼育方法ですが
果たして吉と出るか凶と出るかは来年の初夏になります(^^♪




material by:=ポカポカ色=