クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
2
6 8 9
10
18 19 22
24 30
31
フリーエリア
最新CM
[12/27 あんず]
[12/27 タチバナ]
[11/20 あんず]
[11/19 NONAME]
[09/22 はちろう]
最新TB
プロフィール
HN:
あんず
性別:
男性
職業:
自由業に近い自営業
趣味:
クワカブ飼育、bike,
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
ポチッとね♪
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
[4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [14]
いくら雑多な画像で始まる当ブログとは言え、
さすがにムシベヤの中はお見せできないので(雑多すぎます。。)、
挿絵画像で進行いたします。



先週から春の兆しが見えてきている関東なのですが、
この時期は意外と容器の置く場所を考えます。
特に低温種は、サイアクカワイソウな状態になるのも
いますから特に注意が必要です。大きな容器を使うというのも
その一環で、あっ!と、なったときの回避策でもあるんですね^^)
(もちろんそれ以外に大事なことは多いですが♪)



エアコンで管理してんだから大丈夫なんじゃ?と、思われるかも
しれませんが、この季節は急激に気温が上がるわけではないので、
センサーの反応が遅れることがあります。あらかじめ低め設定に
しておくなど、早めの対応はいいと思います。



では、具体的にどうするの?と、なるんですが・・・
まず、前蛹 蛹が確認できる容器は、あまり温度の振れが少ないトコロ。
夏場 涼しいと思われる場所が、いいと思います。
ボクの場合は、棚の低い段や、今まで置いてある段でも外気の影響が
少ないところを選んで置いています。もちろん種類によって快適な温度帯は
あるわけなので、その範囲内で探して 容器を置くようにしています。
幼虫に関してはまだそんなに心配する必要はありませんが、これはという
個体に関しては少々温度低めのところに置きます。
意外とこの季節の変わり目を敏感に反応するので、もう少し幼虫でいて(^^♪
と思っているのは飼育側だけで、さっさと蛹室を作ってしまいます。。
大いに期待しながら、出てきた成虫はトホホみたいなことになりかねません。。
特にヒラタ、ボクは国産しか飼育していないので、国産の中ではサキシマヒラタは
さっさと羽化しようとしてしまいます。



あとこの時期、急激に温度が下がる日なども出てきますが、
そこはそんなに心配するに及びません。先ほどの前蛹 蛹(特に前蛹)
は移動することもありますが、確認のみで留めている場合が多いです。
容器側面から蛹室が確認できる容器は、容器外の温度の影響は受けやすいことを
追記しておきます。1年で羽化できる種類はいよいよ大詰めです。
ここ数年は簡単に外へともならないので、整理しながらレイアウトを
変えてみるのもいいかもしれませんね♪



久しぶりに文字放送でいきたい・・・いやいや
途中に差し込みますね^^)この時期は一部の地域を除いて
ワイルドはほとんどいないと言っても過言ではありません。
なのでブリード個体が大半を占めると思います。
そんなトコロから購入時に聞いとくといいかなというコト♡
書いときますね^^)



まず羽化日はだいたい記載されていると思います。
たまーに記載されていないこともあるので、羽化日が書いていないときは
聞いといたほうがよろしいかと思います。で、いつごろ活動し出すのか?
なんですが、これはご購入された方々の管理の仕方で変わるので
だいたいこれぐらい?という返答が多いと思います。
なので、活動開始時期は目安として聞いておくといいと思います。
ご購入された個体のワイルドが入荷する時期には活動を開始すると
考えるのもアリです^^)種類によってはすでに活動を開始している
(ドルクス系などの長寿な種類)個体が販売されている場合もあります。
そのような個体をご購入されたとしても、すぐのペアリングは極力避けて
ご自分の飼育環境に個体を馴れさせてからのほうがいい場合もあります。



あとボクが聞くのは、産卵のさせ方(マットのみで産むかなど)や
使用するマットの種類など、マットの種類はショップ様によっては
オリジナルをお持ちのトコもありますから、もし会場で販売していたら
購入してみるのもいいと思います。銘柄でもマットの種類(無添加かなど)
でもいいので、聞いとくと後々 気が楽だったりします。



感染対策の上で開催されると言っても、やはり人が集まるので
ご購入される際に、聞きたいことをあらかじめ考えておくのも
いいと思います。1店舗当たりのスタッフは少人数なので、対応に
追われている場合が多いです。お客様の流れによっては買うのがやっとという
タイミングもあるので、買うだけ買って後から聞きに行くと詳しく教えてくれる
かもしれません^^)



大宮のときもそうでしたが、浜松町も浜松町のみ出展という
ショップ様も多数出展されますので、いろいろな種類の個体を
一同に見れたり購入できたりするので、販売する側も興味は尽きません(^^♪
お気に入りの個体♡ ゲットしてください♪


さて、備忘録です。
本日の産卵セットを組んだ種類を羅列します。



アマミシカ。
優良血統の2セットめです。
カワラ材で仕込んでいます♪



外産ノコ。
サバゲノコ マクレランドノコの2種。
サバゲは材入り マクレランドはマット固詰めです。



キクロ。
メタリフェル(パープル系統)と、チュウ。
メタリフェルは期待薄かも。。チュウは2セットめです。
チュウは2セットとも細い材を入れています。



国産ヒラタ。
サキシマヒラタ(石垣島・崎枝)ハチジョウヒラタ(八丈島・樫立)
ハチジョウヒラタはB型です。国産ヒラタは他にスジブトとアマミヒラタ
(加計呂麻島)を所有しています。近いうちに産卵セットを組みます。
ヒラタはホント 細々です^^)



ドウイロ。産卵セットを組んでる横で交尾していました♡
楽しみではありますね♪



ハチジョウノコ。産地では激減しているハチジョウノコ。
ホントは発生時期まで待ったほうがいいんですが、産まないワケでは
ないので産卵セットを組みました。国産ノコで、この時期セットは
ホント・・・・稀です。

おー! 全部で9セットですね♪
疲れるワケです^^)


ちょっとお題目がハードかなと思い、最後にハートマークを
付けてみましたが、キモイと思われた方はスルーしてください^^)
なんだかんだである程度の種類を飼育してきたミヤマクワガタ。
どれが簡単(ミヤマ飼育の中で)で、どれが難しいか?など書けるほどの
スキルはありませんが、備忘録の意味合いもあり、現時点で感じていることを
書いてみたいと思います。支離滅裂になりそうな気もしますが、お付き合い
頂けると幸いです。



飼育難易度的な部分では、ビークワ75号を参照していただいたほうが
よろしいかと思います。ボクもほぼ同じ印象です。飼育記事の冒頭に書かれている
環境整備の維持は非常に大事だと思っています。これ、お節介かもしれませんが
ビークワ75号は入手しておいたほうが何かと便利です♪



では、温度管理ができるという前提で書かせていただくと、
ミヤマ飼育は産卵・幼虫飼育ともスペースを要するので、まずどれだけ
スペースが割けるかを初期段階で考えることができるとボクのような
ことになりません^^)ヨーロッパミヤマ勢の流通が多い3亜種を
同期間に同時飼育すると大変なことになりかねないです。。
あとですね、どんな小型種でも産卵にスペースが必要になりますから
産卵セットは最低で中ケース・・・だいたい大ケースを使うので、
その辺も考えに入れたほうがよろしいかと思います。



思っていたより飼育コストはかからない。
成虫の価格は種類によっていろいろです。ボクはだいたい幼虫から入手して
羽化させた個体をブリード、もしくは羽化を成功させてから成虫を入手して
ブリードしています。産卵はそれなりにマット量を必要としますが、幼虫飼育は
交換頻度も少ないし、それまで使っていたマットを混ぜる(付け足している方も
いらっしゃいます。)ので、思っていたほど新しいマットの消費量はそれほどでは
ありません。どちらかと云うと個体を入手するときに気合を入れています♪



飼育期間は?
種類によっては3年かかる種類も存在はします。
カンターなどはまだ飼育経験がないので、分かりませんが
飼育初期に入手したクラーツがいきなり2年越えでしたから^^)
ちょっとマヒしているかもしれません。。だいたい2年と考えていいと思います。
国産ミヤマやミクラミヤマは1年で羽化してくる個体がいます。
ミクラミヤマのサイズはそれほど変わらないけど、国産ミヤマの大型♂は
やはり2年必要です。あとエラフスは1年ちょっとで見応えのある♂が
羽化してきます。



どこまで温度を下げるか?
よく夏場にとんでもない温度まで下げる記述を見たことや
聞いたことがありますが、そこまでは必要ないと思います。
ただ産卵に関しては20℃は切らないとちょっと難しいかもしれません。
幼虫は3令になれば温度耐性はありますが、他種類同様 前蛹 蛹の時期は
それなりです。ただ下げ過ぎると蛹の期間は長くなります。
ノコのように蛹の期間中 温度が上がると蛹の形状より小さく外骨格が
形成されるということは観察していないので、ミヤマの場合は単純に蛹期間が
長くなると認識しています。室温を下げ過ぎると容器の中と外で温度差ができ
蛹に水滴が付くことがあります。それが原因で★なんてことはありますよ。。



黒土は必要か?
産卵時に効果を発揮する種類はいますが、低栄養で育つ種類以外は
幼虫飼育で必要性を感じる種類は少ないです。個人的にはミクラミヤマ
アマミミヤマなどの国産種、ヒメミヤマ系は必要かなと考えていますが
まだまだ模索の段階です。



最後に魅力的な種類が多いミヤマクワガタですが、いろいろ整えたり
準備したりすることも多いので、まずそこを楽しめるようですと
飼育しているときの愉しみが何倍にも増幅します♪ 
その割に置いておく期間も長いので、あれもこれもではなく、
お気に入りの種類を限定して飼育していると、クワガタのみとは
ならず、他のことにも時間が割けます。(これはクワ飼育全般そうです♪)
微毛が多い種類で羽化したばかりの個体は、それこそ金色に輝くし、大型個体は
目を疑うような個体も羽化してきます。それ見たさに続けているのは事実です♪
現時点での飼育に関して感じていることを書き綴ってみました。
まだ模索中だったり、分からないこともたくさんあるので今後変わっていくとは
思いますが、2022年2月時点では以上です^^)




昨日に引き続き、数について書いてみます。今回は幼虫の数です♪
幼虫の飼育数については、飼育に割けるスペースなども
大いに関わるので、あくまでも個人での見解です。
参考程度に読んでいただけるとありがたいです。



一時期は、1種類当たりの飼育数はそんなにしていない時期もありましたが
最近では♂♀の羽化ズレが顕著な種類も飼育しているので、ある程度の数を
飼育している種類もいます。飼育している主な種類別に書かせていただきます。



ミヤマやキクロの場合 大型の♂を羽化させようとすると、♂の幼虫期間は
♀の倍~になるのである程度の数を抱えていますが、これ・・・・
けっこうなスペースが必要になります。あとですね、確実に累代をさせたいと
考えるのでしたら、同種を複数 時期をずらして産卵させたり、敢えて小さな♂を
羽化させるなど対策はしています。どちらにしても数は必要です。。



ノコについては国産と外産で変えています。国産の場合は、
よほどのことが無い限り、羽化ズレは3~4ヶ月なので、先に羽化してきた
♀をいかに寝かせるかのほうが大切になってきます。
外産の場合は、半年ほど羽化がずれると♀が活動を開始してしまう個体が
出てくるので、やはり小さな♂を羽化させるなどキクロ・ミヤマと
同様の対策はしています。

 

逆にマルバネ・ネブトは♂♀同時期に羽化してくることが多いから
必要数で大丈夫だったりします♪ ただこの2種は多産なので違った意味での
対策が必要になりますね^^)



成虫の寿命が長い種類(ウチではニジイロ・ヒラタ・コクワ)は
あまり気にしないことのほうが多いです。特にドルクス系は、
羽化した翌年に交尾・産卵させることが多いので♂♀のバランスが
把握できたらそんなに数は飼育していないです。ただニジイロや
ランプリマは♂♀の判定が幼虫のサイズだったりするので、数は
持っていたりします。

具体的な数を書かせていただくと、だいたい10~20 たまに30とか
持っているときもありますが、♂♀の判定がしっかり分かってくると
幼虫で販売させていただいたりもしています。♂♀の判定はあまり得意な
ほうではないので、『絶対ではない』と表記していますが、販売させていただく
個体と自分で残す個体の♂♀のバランスがいい場合のみとしています。
特にヤフオクの場合は、発送が絡むので2令ぐらいからの販売が多いです。

あとは産卵時に小さなケースを使って産卵数を制限するとかもしていますが
産んでしまう時はコチラの思惑など関係ないほど産んでしまうときもあるので、
やはり出てきてから(出てこないときもありますが・・・)、考えていくことが
多いです。どちらにしても幼虫の飼育数はコントロールしたくてもできない場合が
多いので、何かしら考えていることは確かなんです^^)


material by:=ポカポカ色=