クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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って、言っても過言ではない種類を飼育しています。
是非是非羽化させて累代したいと切に願っています^^)



ベルシコロールツヤクワガタ。
かのブルマイスターを小さくして可憐さを加えたようなツヤクワガタです。
実は飼育レコーダーの方とは冗談を言い合えるような仲でして♪
色々教えていただいています。



何が集大成なのかと言いますとね、ここ数年 飼育に没頭した
ミヤマ マルバネ ネブトの飼育を応用が効き、尚且つそこから
考察が必要なクワガタなんですね♪



マットはカブトマットに少量 高栄養なマットを加えるということに
個人的なトピックスではないのですけど・・・



大事なのは赤い線で囲んだこの部分でして、幼虫の段階でも
糞で壁を作り、繭玉まではいきませんが部屋を作るんですね。。
これはマルバネやネブトでも観察はできますが、これほど広いスペースは
作らないのです。個体によってはかなり広いスペースを維持している
個体もいたほどです。またまた話は十何年前に遡りますが、当時ダールマンなどは
安価で、入手してブリードしてみたことがありました。採卵は成功 幼虫飼育も
途中まではいいカンジでしたが、モチベーションが下がり結果を出せずに
終わってしまったことがあります。



マットや温度と言った部分だけでは語れないツヤクワガタの飼育。
今のところ 珍しく期間のみで交換しています♪


ボクの場合、羽化してから取り出すのが早いので
それなりに気を遣っています。



腹部が白い状態で取り出すこともあるので、なるべく触らないようにして
移動させたりしています。手で持ってしまうと、体温(35℃~)の影響も
大きいし、雑菌が入る可能性も示唆されます。



特にミヤマは、尻が出た状態で取り出すと納まるまでに
時間が掛かったりしますのでね^^)できれば蛹室でジッと
しているときは取り出さないほうがいいのですが、スペースやゴミの
ことを考えるとなかなか思うようにいきません。。



で、羽化した新成虫はタッパーなど密閉性が高く、動くスペースが
少ない容器で保管するのですが、意外と乾燥したり 体液を放出するので
定期的にキッチンペーパーを取り替えて、そのときに個体の状態も確認しておきます。



あとですね、事前に知っておいたほうが後々楽だよね?ということを
書いておきますね^^)

・羽化後から活動までのおおよその期間。
・原産地の温度湿度の変動。(年間の雨量なんかも調べておくといいです♪)
・先に飼育している人からの話。

最後の自分より先に飼育されている方の話は割と重要で、
ブログ等でも読み解いていくと書かれていたりするので、
自分が飼育している種類の記事などはチェックしていても
いいかもしれません。もちろん友人・知人からの情報は大事です。



休眠期間中のメンテは、大きく見ていくと活動開始してから
ある程度影響が出てくることでもありますが、なかなか話題に
上がってこない部分でもあります。またゆっくり成虫を眺められる
時期でもあるので、ここは時間を割いてしっかりやっておきたいところです(^^♪



ノコやミヤマを飼育していると、羽化してから
4ヶ月~半年・・・個体によってはそれ以上という
休眠期間に直面します。これはその種類がそうなので
致し方ないことなのですが、入手した個体の♂♀羽化時期が
そんなに違わないにも関わらず、♀が起き出し、♂が一向に
ぼんやりしている。。。なんてこと、ご経験がおありでは
ありませんか?。。ボクはその状況に馴れつつも、
相変わらず悩まされています^^)



ミヤマの休眠期間は意外としっかりしていて、よほど温度が
上がらない限り、暴れたりはしません。ただ適正な温度で寝かせないと
動き出すことはしますので、勘違いしがちです。。



逆にノコは羽化後ある程度の温度で暴れ出す個体が多いので、このタイミングで
ゼリーを舐めさせたりすると、完全に起きてしまう個体がいます。
ここ最近は、羽化後ある程度安定してきたらミヤマ同様ワインセラーに
入れてしまいます。

ミヤマもノコも休眠期間をしっかり取った個体のほうが産みはいいので
そうしたほうがいいのですが・・・



種別に適正な休眠を取り、発生時に起き出しゼリーを舐めだしました♪
では、ここですぐペアリングしても大丈夫かと聞かれると、答えは???です。
ゼリーを舐めだしてからペアリングするまでは少し期間がございます。
仲間内のあいだでは性成熟期間と呼んでいるのですが、ゼリーを舐めだして
排泄物を出したらOKという訳ではなく、ある程度の期間 後食させてから
ペアリングをしないと♂が♀を攻撃したり(逆もあります。)と、あまり
いいことは起きません。。これ・・・厄介なのは個体差があるということです。
もちろん種類によっても違いは見受けられます。



ではその見極め方なのですが、ある程度経験がモノをいう部分でもあり、
直感的な部分も多いけど、休眠期間から起き出すまでは過去の記事で
書かせていただいているので割愛させていただくとして、起き出してから
ペアリングまでを書かせていただきます。まず別ケースもしくは
同ケースに仕切りを入れて♂♀別々に管理します。別ケースで管理するなら
隣同士に置いておくといいです♪ あとは少々成虫をお楽しみください^^)
そのときに触角の動きや♀が♂のほうに行こうとしていたら、行動してみます。



いきなり♂♀を同じケースに入れるのはちょっと勇気がいるので
♂と♀をケースから出して状態を確認するのも手です。
もう起き出しているので♂は興奮気味になるし、♀の動きも活発です。
このとき両個体の触角の動きに注目します。種類によって動き方が違うので
一概には言えませんが、お互いのことを認識しているなということは
察知できると思います。で、お互いが相手のことを意識しているなと
感じてもすぐの同居はちょっと怖いので、そのときは♂♀別々にしときます。



ここからはボクがやっていることなので、参考程度にしていただきたいのですが、
別々にした個体の♂のほうにはゼリーを与えます。♀はゼリーを与えないで
2,3日そのままにしときます。で、同居させますと♀は空腹なので♂を意識しながらも
ゼリーにいきます。そのときの♂の反応が♀に向いていたらそっとしておきます。
だいたい2,3時間も(もっと早い場合が多いです。)すれば、♂が♀の上に被さり
交尾 メイトガード状態となります。メイトガードをしている状態の時はムリに
分けないでそのまま見守っておきます。メイトガード時も何回か交尾はしますので
より確実です♪ ここでひとつ注意点は、♂♀が離れたら早めに個別にすることです。
交尾済みの♀がケース内で暴れて♂が♀を攻撃することはあります。



ノコもミヤマも野外ではかなり地中深く蛹室を作ると言われています。
そうなると地上に出てくるまでにある程度の期間が必要と推測されます。
ここからは考察なのですが、その地上に出てくるまでのあいだに性成熟するか
性成熟する前に出てきたとしても、♂♀が出会うまでにある程度の期間が
あると思うので、その間に交尾できる体制が整うのだと思います。
飼育下では、その間も飼育者の目に触れるのでその期間を設ける必要は
あると思っています♪






相変わらず試してはあれこれ考えるのが楽しいマット配合。
ボクの場合 無添加とか生オガなどの銘柄に記載されていることも
気にするはしますが、基本的に仲間や友人から聞いたり、それを基に
実際使ってみて、自分に使いこなせるか判断してレギュラーにしたり
スポット的に使用したりしています。もちろん菌糸に軍配が上がる種類に
関しては菌糸を使用します。意外と自分でこれだっ!って思っても
経過や結果いかんで簡単に自分が決めたことを覆したりもしています。
まぁケースバイケースですね^^)



まぁマットは生き物ですから、ロットのバラツキなども考慮に入れながら
できるだけ入手しやすい銘柄を選ぶようにはしています。
最近はカブトマットのいいのを教えてもらったので、ミヤマ飼育に大活躍しています♪



そんなことも手伝ってカブトムシ・・・まだまだ飼育計画の中では
エッセンス的な要素ではありますが、飼育を継続していたりしています。



まぁ銘柄を増やすとこんがらがるので、なるべくなら頭の中で数えられるぐらいの
数にしときたいところですが、なんだかんだで増えていますねぇ。。^^)
あとですね、あまり○○用とかに拘りません。その狭間が良かったりする
種類もいますからね♪ 使ってみて好結果のモノは細かに記載しておいたりして
データとして残しています。あと配合の比率に関しては、使用する時期や
マットの状態で変わりますからね、、あくまでも目安です。絶対というのが
ないと言ってもいいくらいなのが、飼育の醍醐味でもありますから^^)
そこは固執しないよう心がけています。



どちらにしても同じようなことを繰り返しているようでも
その都度違うことを発見できるのも楽しみの一つ♡
自分なりのレシピと重ね合わせながら、他の人がやっていることを
組み込んでいくと新しい発見に出会えたりします♪




今回は種類別ではなく、今日行った産卵セットについて
書かせていただきます。



まずはフォルスター・キヨタミ。
そういえば販売仲間にエキスパートが大勢いました♪
なので、いろいろ教えてもらいながらのセット組みです。
手前の小ケースは仕込み済みの材です。



マットに1週間ほど漬け込んだカワラ材。
バクテリア材にするのではなく、カビ防止が主な目的です。



転がしても半埋めでもいいということなので、
両方にしてみました^^)カワラ材がちょっと硬めなので
聞いてみたところ、『大丈夫だぁ~』という、明るめのお返事を
いただいたので一安心です♪



♀を入れてみたの図。触角をピンと張って、イイカンジです♡



お次はヤエマル。一応2セット組みます。
♀が2頭 後食済みなんです^^)



インセクトショップ・シナジー様のスダジイ100%赤枯れマット。
これが絶大な威力を発揮します。ヤエマルなので量は少なめです。



こちらもいい具合の繭玉粉砕マット。
雑虫を取り除いて低温管理しておきました。これがあるとないとでは
随分違います。あとはいつものNマットとÜマットです。

ちなみにこのマルバネ産卵用配合マットはネブトにも使えます。



♀を入れてみたの図。フォルスターとは違う触角の動きが確認できます。
種類によって触角の動きが違うのを見るのは、けっこう面白いです^^)

次の♀との同居の図。マルバネは連続して交尾はできないようです。
一緒にはしましたが、♂が反応していません。
少しゆっくりしてもらってから再び頑張ってもらいます。

そんなこんなのいつも紹介している種類とは別の産卵セットの
お話でした(^^♪


material by:=ポカポカ色=