クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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おはようございます♪
出掛けにちょっと浮かんだので書いてみます。



どの種類も羽化してからある程度の休眠期間がありまして
その期間は種類ごと管理ごとに異なります。
例えば羽化してから蛹室に留まらせて、ある程度安定してから
取り出すと取り出し後の休眠期間は短く感じます。
反対に人工蛹室で羽化させたり羽化後 すぐ取り出すと休眠期間は
長くなる印象を持ちますが、これは管理次第で随分変わります。



そんなワケで羽化日というのは羽化後の管理を卒なく行う上で
けっこう大切だったりするのですが、蛹室が容器外から見えない事も
多々あるので、ある程度把握というカンジでもいいかな?とも
感じることはありますが、やはりしっかり分かっていたほうが何かと安心です♪



ミヤマやノコのようにけっこうな期間 休眠する種類はね^^)
あんまり気にしなくてもと思いますが、これ・・・人それぞれですよね?
ドルクス系を中心に飼育されている方は休眠期間の認識が違うと思いますし、
カブトムシで半年ほど休眠する種類を寝かせるのはニガテという話は何人かから
聞いたことがあります。



ただですね、この種類はこぉと決めつけないことは大事かもしれません。
ノコとかも羽化した時期で休眠期間はかなり異なります。
初夏に羽化した個体が7月ごろ活動し出すというハナシは近年よく聞く
ハナシだったりします。あとミヤマでも種類によっては3ヶ月ぐらいで
活動を開始する種類もいますからね。。。個体ごとに見ていくことは
大切だったりします。



今まで書いてきたことをまとめると羽化日の把握はブリードまでの
管理予定を立てる意味で大切です^^)
ボクは♂のほうが先に起き出すのがちょっと悩みでもあります♪



















































































昨日の続きです^^)せっかく画像にしたんですから
見ていただこうと思います♪



とりあえずの菌糸替えです。
画像はトクノシマノコ。まるまるとしていますね^^)



1回目の交換でこの体重ならまずまずなのでは?
今回の交換では♂がだいたい14~16g ♀は揃って10gでした。



お次はヤエヤマコクワです。体重は測らなかったけど
幼虫でいてくれるだけで御の字です♡
温度が高いとさっさと蛹化して小さく羽化してくれます♪



スペキオスススシカ♀。この辺はよく分からないというのが
正直なところです^^)因みにトクノシマノコの♂は1400
あとは800に交換しました。



無事潜ってくれました♪
温度が低いから動きが鈍いので、その分時間が掛かります。



棚の上段風景。交換までもう少しかかりますね^^)

さて、次の交換ですが、4月下旬~個体ごととなります。
この頃は気温が急上昇する時期でもありますから
棚の段は1段から2段下げるようになります。
お次はマットに入れた個体の交換時期を考えます(^^♪


ボクの場合 販売も考慮に入れるので、飼育期間というのは
かなり重要なんですね。。



例えばミヤマを一括りにして考えると、1年でカッコイイ個体が
羽化してくる種類はいるにはいますが、だいたい2年かかります。
(それ以上は割愛しときます♪)




画像の4種で、だいたい1年。ヒラタは大型でなければもう少し
短いかもしれないけど、まぁ1年ぐらいと考えたほうがいいかと
思います。ネブトは意外と飼育期間が長いです。ノコとニジイロは
サイズと飼育期間が比例して変動しますが、飼育方法等でも変わります。



コクワも飼育環境で変わりますね。。
幼虫期間4ヶ月なんて個体もいます。まぁ総じて小さいですが・・・
大型は先の4種と同様 1年は考えていたほうがよろしいかと思います。
では、もう少し種類の特徴が出て飼育期間の短い種類っていないの?
と、なるワケなんですが、いるんですよねぇ♡




この画像の4種は幼虫期間が約半年。エレガントゥルスは
もう少し短いです。冬場の蛹化になるので蛹の期間が少し
かかりますが、これはこの時期の蛹化って多くはないので
ボクが気にしすぎるだけって気もします。ヨツボシとサバゲは
幼虫期間と蛹化期間を合わせても約6ヶ月~8ヶ月で画像のような
個体が羽化してくるので嬉しい限りです♪
パプキンは言わずもがなですね^^)パプキンとサバゲは休眠期間も
短いので、ブリーダーにはいいことづくめです♪
エレガントゥルスは今回で撤退しているので、ブリードしませんが
グロールを飼育したときを例に挙げると9月ワイルド入手1月羽化
2月~3月産卵という経験があります。

と、まぁ種類ごとに飼育期間というのは違いがあります。今年は
何か増やそうかとお考えになるときの参考になればとも思い、
書かせていただきました。








いつもですとノコで同じようなことを書くのですが
今回はミヤマで書いてみます。あくまでも個人が観察した
結果を書かせていただきますので、参考程度と思ってくださいね(^^♪



まず、ミヤマも半年寝ると概ね考えていいのですが、
種類によっては早めに起きてくる種類もいるようです。
この『~ようです。』という表現でしか書けないのには理由が
ございまして、観察例が少ないのですね。。。
クラーツミヤマはどんなに温度を下げても羽化後約3ヶ月で起きて
きたのですが、観察例がその1回だけなんです。
ミヤマ飼育もなんだかんだで5年以上は続けているのですが
その期間内に1回しか羽化を経験していない種類はたくさんいます。



それでは具体的に見ていきます。先に休眠期間は約半年と
書かせていただきましたが、これはあくまでも目安です。
個体差があるのはノコと一緒です。半年より短い期間で
起きてくる個体もいますが、ブリードとなりますと
どうなんだろう?という疑問符が付いてしまいます。。
ミヤマの場合、休眠期間もそうですが♂♀の羽化ズレという
難関もありますのでね。。人気種などで産地もほぼ同じ産地しか
流通していない種類は他で調達という事が可能なので、イマイチ
短い期間で活動を始めた個体がブリードできるか?については
検証ができていません。



♂と♀の羽化ズレが1年でも強制的に寝かせることが
可能であればブリードは可能です。だいたい♀が先に羽化してきて
(逆もあります。)、ワインセラーなどで♂がブリード可能になるまで
強制的に寝かせた個体でも産卵はします。数は?と聞かれると、
安定して相当数は産むとかまでは書けませんが、一桁だったとかという
訳ではないです^^)



強制的に寝かせることでの個体の寿命ですが、だいたい半年から1年半
ぐらいなのかなぁと考えていて、観察できているのは西カメン産のヴェムケンで
約2年という個体がいました。ブリードには使用できませんでしたが
後食をさせずに一番長く休眠しました。ボクが飼育した種類は、だいたい1年で
後食させれば大丈夫かなという感覚です。1年を越えて強制的に寝かせると
どうなるの?という、疑問も浮かんでくると思います。だいたい外骨格のみ
でバラバラになっていることが多いです。これもさすがに数が多いわけではない
ので、観察例は少ないです。



さて、お次は起き出しについてですが、ミヤマは割と判り易いですね。
ここでも個体差はありまして、まだ寝ぼけているような個体を
飼育ケースなどに移してしまうとなかなか起きてこない個体もいますが
ほとんどがしっかり後食を開始します。後食開始しますとね、そこからは
短期間でいろいろやるようになるので、忙しくなってきます^^)
タッパー内のキッチンペーパーをボロボロにする行為は他の種類と同じですが
大型種の個体はタッパーのフタぐらいは簡単にこじ開けて脱走という事は
よくあるので、羽化日から計算しておおよそこのくらいに活動を開始するだろうと
いう予測は必要かもしれませんね。



最後に羽化後 腹がはみ出している個体が見受けられますが
ミヤマの場合 けっこうな期間を要して納まる個体もいますので
そんなに心配しなくても大丈夫です。そもそも腹のはみ出しが
ブリードに影響するという事は皆無に等しいので、気にしなくていいという
ぐらいの感覚です。ペアリングについてもノコと微妙に違う部分がありますので
いつになるかは分かりませんが書いてみたいと思っています(^^♪


ヒメミヤマ系の交換は、いろいろ見ておきたい部分も多かったので
割と時間を作っておいたのですが、思っていたより早く終わったので
他のミヤマも交換しました。



アマミミヤマです。アマミミヤマはそんなに頭数はいないけど
無事累代出来ています♪ 今回の飼育で全頭2年羽化を達成したいですね^^)
なんせ1年半~3年とばらつきが多いのが玉に瑕です。。



この画像はミクラミヤマです。友人や仲間は1年で羽化させているんですが
ボクはしっかり2年かかります^^)今いるのは神津島産ですね。
御蔵島産は全頭 羽化しています。ミクラミヤマは産卵セットも
中ケース(そんなに必要ないなら小ケースでも大丈夫です。)でいいし、
割と早め(4月中旬~GWにかけて)にセットが組めるので、セット時は
常温のほうがいいぐらいです。幼虫飼育もノコと一緒とまでは言いませんが
比較的高温でも大丈夫なので、冷やし虫家など保冷器具での飼育に向いています。
幼虫飼育の容器も430㏄プリンカップで羽化まで持っていけますから
スペースも取らないです。どちらかというとあれこれ工夫してという方に
お勧めです^^)



秤に乗っているのはルニフェル。ルニフェルはちょっとカワイソウでした。。
昨年はどちらかというとミヤマには過酷な場所に置いていたので
その影響が個体に出ています。。ミシュミも同じような場所に置いていて
ミシュミはほとんど蛹化していたけど、ルニフェルはカナシイ結果の個体も
いました。。



その過酷な環境下で羽化していた♂!
サイズはロンドミヤマほどしかありません^^)
実はルニフェル・・・♀も2頭ほど羽化しているので
今年 累代決定です(^^♪ 
このあとカブトムシを少々交換して本日のクワ活は終了。
1月も休日 予定があるので、できるときにやっとかないと
後々困ったりもするので、今日の予定以上の進行は嬉しい限り♡
3月 4月とイベントも続くので、その辺りも見越して今年も
精進する所存でございます(^^♪



material by:=ポカポカ色=