クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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 何をいまさら・・・・・^^)

でもさぁ、こないだトラグルス むし社に持っていったぢゃない?

あの子は交換のタイミング・・・失敗したと思っていたんですよ。

国産ノコは完全に交換タイミング(とゆーかマットがもうダメだった。。。)

を逃していたから。。。

まず、国産ノコは初令~2令初期は他のクワガタと比べると

育ちが遅いよーな気がする。んでマットも新しいのより、

産卵セットに使った親メスがグリグリ徘徊したやつのほうがいいと思ってる。

よくオオクワなんかで産卵前の材に♀が徘徊した部分って

カビが生えなかったりするぢゃない?

あれと同じような作用があるのかな?なんて思ってる。

ちょっと前にオウゴンオニの卵をティッシュの上で孵化させると卵の殻を

ニョロが食ってなんやらってのがあったけど(これは後でそーとは限らないと。。。)


で、話を戻して国産ノコをマットのみの産卵セットで産卵させると

けっこうケース内マットの中を徘徊しているのが観察できる。

その徘徊しながらある特定の(卵座は作ってる)場所を定めて卵を産んでいる。

これってやっぱ、マットに♀がなんかしてると思うんだぁ^^)

で、最初のうちはその周りのマットがよろしいみたい・・・

よく2令で割出しがいいって言ってるけどこれは当たりかもしれない。

あとはあんまり長くひっぱると産卵セットのマットが劣化して

そっちからやばくなるから、その見極めはもう数こなしてくしかないかもね^^)

でぇ、菌糸にしてもマットにしても一本目は3令にすることが大前提だから

ボクはあんまり気にしない。もちろんエサの劣化のことは気にするけどね。

重要なのは2本目でここは温度とかに気を配る。

ちなみに一本目から2本目の交換のときにVIPに行くやつと

そうぢゃないのは分けちゃう。

同じ日に一本目に入れて、著しく体重の乗ったやつとかはね

大きなビンに入れて温度変化の少ない

二本目の時期に設定している温度より若干低めのとこに置く。

(そんな場所は幾らもないから・・・ホントVIPだよね^^)

これはニョロとゆーより、エサの活性を高めないようにする配慮から・・・

あんまり意味ないかもしれない。。。


ここでは菌糸で飼っている個体限定だけど

2本目はけっこう長くひっぱるから新しい菌糸ビンに入れる。

よくビンに詰めてから1ヶ月ぐらい経った熟成された菌糸ビンなんて

ゆーけど、2本目は気にしない。どーせ引っ張るから熟成されちゃうし・・・

マットは水分等々でどうしょうもないし、

ボクは使ってるマットを4ヶ月も持つように管理することが出来ない。

(がんばってんだけどねぇ。。。)

これ、のーぶるさんはやってのけるんだよね♪

秘密はだんだんわかってきたんだけど・・・

なので通常通り交換するけど、交換回数が多いとゆーのは・・・・・・・ねぇ^^)

(この辺もマット飼育で小さい。。。っての関連あるかもね・・・)

ぢゃあ、マットを大きなビンでってことも考えるけどそのほうが難しい。

3リットルを4ヶ月持たせるのは至難の業。それにムダが多い。

あ~、あとマットの子はあんまりやわく詰めると、ビン(ブロー)の中を

上と下を分断するように食べるから気をつけてたほうがいいよぉ^^)

分断しちゃったり、上に上がってくるようだと換え時!

分断した上部分の乾燥は早いし、その上に上がってきたらこれまた早い。

ニョロの上がりかたがだよ^^)

2頭入れてるビンはその限りではないけど、2本目の♂の2頭入れは

交換回数増やすだけだから、もうこの時点で無事孵ることを祈って^^)

♀も800ccで一頭飼いがベターかも。

それから4ヶ月経ちました。と・・・・♪

三本目。マットだと四本目か。。。これはまたどっかで^^)

マットだったら詰め方変えてるし、菌糸も今回は一工夫しようと思っているので^^)



 ぢゃあ、飼育でアゴが長くて頭がでかくて、

腹スッキリの個体を飼育で出す方法^^)そんで、デカイ!ヤツね♪

(確率を高くするっていったほーが適切だね♪)

まず、重くて長い幼虫を飼育する。

これ、大前提!(長さは体長○○㎜以上とか明確に出せないが。。。)

モンダイは最後のビン。マットにせよ菌糸にせよ固く詰める。

マットの場合は酸欠も考えられるので、このつめ方は今度詳しく^^)

そのビンの置く場所。なるたけ低い温度帯に置くと吉。

とにかく、暴れを防ぐ意味でも低いほーがいい。

数字的には20℃~22℃。それ以上でも大丈夫だと思うけど

ボクが確信しているのは22℃ぐらいまで。

そのまま放置すること約1ヶ月。蛹室が見えなければ吉。

ビンのほぼ、中央に蛹室を作っていることになるから

(まれに★とゆーときもあるから一概に言えないが。。。)

さらに放置。この温度だと、蛹室作ってから前蛹の期間が長くなる。

そんで蛹。見たいのは『ぐっ』とガマンする。

蛹の期間も長いよぉ~。。心配ならそっとビンに耳を傾ける^^)

蛹になってるとカサカサ?と小さな音が聞こえる。ただしホントのど真ん中に

蛹室を作ってると聞こえないこともあるから、ハラハラドキドキしながら

待つしかない。そうこうしてるうちに3ヶ月ぐらい経ってるハズだから

今度は『もぅ、いいだろぅ』というキモチが持ち上がってくる。

でもちょっと待って!ここまで待ったんだからもう少し待とうよ^^)

耳をビンに付けてみる。カサガサカサみたいな音がしているときは

(もう少し鈍いかな?音・・・・)孵ってる可能性が高い。

※とにかくやっちゃいけないのはビンの置き場所の急激な温度変化。

低くなる分には大丈夫だけど急激に高くなるのは凶。

あと焦らないこと。気長に待つ。

やっぱ人工蛹室より自分で作った蛹室で孵るほうがキレイに孵るから

(ボクも人工蛹室で孵した子をこないだマジマジと見たらやっぱ、

上翅に細かくデコボコしてたりと・・・不具合が・・・)

もぅ、このときは忍耐!待つしかない。大きい個体ほど羽化まで時間がかかるから

ビンの置いてある場所の温度チェックと操作ぐらいしかしない。(できない。。。)

(ボクは熱帯魚用の小さなファンを回したりするよ^^)

そーやって待つだけ待ったビンはスプーンで丁寧に菌糸なりマットを

はがすように掘っていこう!

アゴが長くて頭がでかくて、腹スッキリの子がその自慢のアゴを

振りかざして迎えてくれるよっ^^)







 って、どんなカンジなんでしょー?

感覚とゆーのは大切なんですけど、具体的には?

ウチの休眠中のノコたちは一匹づつ、タッパーに入っている。

タッパーをカリカリやってたり、中のキッチンペーパーをボロボロに

していると起きても大丈夫だよんのサイン♪

半分に切ったゼリーを舐めさせてみて完食するようなら

起きてると判断してもOK!

クチのブラシの跡が残るぐらいだったらもう少し寝ると判断しといたほーが無難。

起こしたい個体は、まず手のひらに乗せてみる。

爪の引っかかり具合をよく確かめて、手に食い込むよーだったら

止まり木に掴ませてみる。

フセツの部分をチョンとイタズラして、その反応を見てみます。

反応速度が速さとか、アゴ、触覚の動きをよく観察します。

動きが早いようだったらケースに移します。(このときはミニケース程度でOK)

このときも心配だったら半分に切ったゼリーを入れておく。

そんで2.3日様子をみて、ゼリーを舐めているようだったら

座布団の上とか爪が引っかかりやすい床に歩かせてみる。

それで様子を見てみましょう^^)

活動を開始し始めたらケースの中を徘徊しだすのでわかり易い。

そうしたら、個体のサイズに合わせて大きなケースに移しましょう^^)

エサ皿とか止まり木も忘れずに・・・

すぐにゼリーを舐めない個体もいますが、どのタイミングで舐めだすかは

判りづらいのでゼリーは必ず入れる。ボクは2,3日で新しいのに取り替えます。

完全に活動を開始してもスグのペアリングは危険。

ゼリーを舐めだすと排泄もするから、

排泄を2~4回(もしくは成虫の管理マットが汚れてきたら)確認してからの

ペアリングでも遅くはない。(期間的には1ヶ月はゼリーを食べさせたほうがいい。)

ボクは活動開始から一回ケースを洗って、その2週間後ぐらいで

ペアリングすることが多い。

もちろん個体差があるので全部が全部そうしているわけではないのだけれど。

あと、おこづかいが入ってからペアリングすること多いです^^)

やっぱ、マットいっぱい使うからね♪



 いや今回はシェンキィの自慢ぢゃないです。。。


ホントはすんごく自慢したいのですが^^)・・・・

シェンキィがやっと人工蛹室を壊して動きだしたので、パチリとしただけなんです。

以前、チラッと羽化後の話をしたことがあるのだけど、

本来は人工蛹室には移さないほーがいい。

自分で作った蛹室で羽化⇒休眠⇒活動(蛹室を壊して移動)してからの割り出しが

一番いい。

でもそーできないのがヒトの性。。。しかし、多少ながらクワには障害が出るワケで。。。

ではどんな障害が出るのか?

まず、人工蛹室で羽化した個体は自分で作った蛹室で羽化した個体より弱い。

コレは近年のゼリーのおかげで解りづらくはなってきてるけど・・・

あと羽化後スグに(まぁ、色がハッキリ色づいてからか・・・)取り出した個体は

休眠期間が長い!

これはノコでは顕著で同じ時期に羽化、サイズもそー変わらない個体どおしを

比べた場合ハッキリと差が出ます。

羽化時期が始まると一番最初に羽化した個体とゆーのは新鮮だし(キモチ的にね♪)

間近でよく見たいとゆーのもヒトの性。。。

しかし、そのよーな個体はいつまで経っても。。。寝ている。

ある程度の数が羽化してくると、(まぁ、慣れるとゆーか飽きるとゆーか?)

取り出さないで放置する個体が出てくる。そんな個体のほーが起きるのも早いし、

立ち上がりも安定している。特に大きな個体は顕著に現れる><

実際、早期に取り出した個体が起きないワケでも、ブリード出来ないワケではないから

特に・・・と思うかもしれないけど、せっかく大事に育てて最後、飼育者のワガママで

本来の姿を(活動を)妨げてしまうのは・・・・・なぁと思う次第でございます。

(んな反省からシェンクは活動するまでぐぅ~っとガマンしました。)

けっこーつらかったぁ^^)







  

今回、初めて本土系ノコを菌糸で育てています。

ちょっと南西諸島系より成長が遅いよーな気がします。

横のマットが入ったボトルも本土系。

両方とも同じ時期に初令で入っています。

マットのほーはもう個別で飼育しないと・・・です。

で、本題の菌糸のほう。。。

初令で菌糸に入れると初2令で投入したより明らかに成長が遅いです。

国産ノコの若令期は、消化吸収を助ける共生バクテリアが菌糸を分解するのに

そぐわないのでは?と考察したり?あと累代。。

今回の本土系はワイルドからの採卵です。

これはもう経験からの話なんですが、親が幼虫時代に

食べていたエサと同じエサ(同じ種類の)を子供に与えた場合、

著しい環境変化を与えなかった時に限り、親よりも大きくなる可能性が高い。

(まるっきり同じ環境にすることは不可能だからねっ!)

ただ、累代が進むとこのへんが薄れて(?)くるのか、その限りではない。。。

よく、F1で大きくなった個体に同じような環境、エサを与えることが出来れば

より、大きな個体が飼育で出るのでは?

ここで、カンチガイしちゃいけないのは、『それだけではない』とゆーこと。

モチロン遺伝もあるだろうし、ちょっとした環境変化がイー方向に行くときもある。

ただ、ネタとしては面白いんぢゃない?オフなんかでさっ^^)

菌糸で育てたからって大きくなるとは限らないし、マットもそー。

実際、飼育しているヒトの得手不得手なんてのも影響デカイしねー^^)

その個体の持っているポテンシャルを引き出すのが面白かったりしてね。



material by:=ポカポカ色=