クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ここ最近のニジイロの♂と言えばだいたいこんな個体が
多い。。。色はキレイかと自画自賛していますが、サイズがね。。。



ヒサシブリに大型の♂とご対面しました(^^♪
一番最初の子と同じ親からです。



同じ種類とは思えないくらいの違いがございます。。
容器サイズの差なんですね。



♂は現在 3頭 羽化しています。
全て同親からなので、色合いは酷似しています。



血統的にはもう色々混ざっています。
西の有名処からみなさまが知っているあの血統まで♪
手持ちの個体から羽化してきた個体の通常色同士を掛けていきました。
紫系やダーク系も混ざってはいますが、出てきてはいません。



ニジイロはリニューアルの意味合いも込めて、新しい血統を
入手しています。この子たちはイベントに出展予定です。
画像ではお伝え出来ない部分は会場にて^^)
ホント・・・キレイです♡


台風もそうですが、夏休み前にして仕事の状況が変わっています。。
仕事の細かいことはここで書けなかったりするので割愛させて
いただきますが、いつもと違うという事なんですね^^)



そんなワケで、クワ活を合間に入れているのですが、
さすがに仕事の待ち時間なので、産卵セットの割出しのような
大掛かりな作業はできないけど、羽化した成虫の割出し程度の作業は
ちょこちょことやっています^^)その中の1個体をご紹介いたします♪



ニジイロです♡ 容器を見たときはちょっとビックリしました!
入れていた容器は2リッターなんですが、たしか800 1本から
2000に入れ替えてそのまま放置していたと記憶しています。
全編 マット飼育です。



相変わらず画像で色が伝わらないのがもどかしいニジイロです^^)
所謂 普通色の大型・・・ちょっと赤みが強いかな?ぐらいのタイプです。



サイズは優に60は越えています。マット飼育でこんなに大きな個体を
出したのは初めてです。あとアゴの太さですね^^)この太さのアゴの
持ち主と対面するのはヒサシブリです♡



この画像なら上翅の赤みが判るでしょうか?
ボクがクワガタ飼育に目覚めたころのニジイロって、
こんなカンジだったと思います♡最近はあまり大きな個体を
羽化させていなかったので、嬉しい誤算としか表現できません(^^♪

因みにニジイロの飼育って今やスタンダートのひとつに数えられるのでは?
と、勝手に思っているのですが意外と手間は必要で、菌糸でセオリーに
沿った飼育をしっかりしていかないとなかなか大型個体に
お目にかかれないなーって、思っていましたがこの方法でこのサイズが
出るのならいいなー♡って、考え直しました^^)
今年も少ないセットではありますが産卵セットを組んでいます。
次の幼虫飼育はこれでいこうと決めたのでした♪






先日 割出した個体の前にちょこっと割り出した個体も
いるのでご紹介させていただきます♪



ミカルドですね♪ お尻が出てるぢゃないと突っ込まないで
くださいね^^)ミヤマ同様 お尻が引っ込むのに時間が掛かります。



累代はなんとF17(!)上翅にシワが寄るのも納得です。
たしか幼虫入手なので、ボクが累代するとなると2世代目も
産卵させることになります。



所謂 普通色です。グリーンが強い個体です。
普通色のミカルドを見るのはヒサシブリです。



皆様 お馴染みのニジイロ♡
色々な血統を飼育したりかけ合わせたりで普通色が出ました。
前胸の色とか赤の出具合など、微妙に違いますが、
全体的な感じはよく知るニジイロの色合いです。



ミカルドはともかく、ニジイロは気が付いたら幼虫がいて、
色々な種類が羽化していく中にいるというカンジでいつもいます(^^♪
♂の蛹も見えているので、もう少ししたらニジイロもご紹介できると
思います。


もちろん好きだということが一番で、それが続けている理由
なのですが、もうひとつ邪な考えもございまして^^)
実はこの時期辺りから販売できる個体が激減するんですね。。
経過をご説明差し上げますとね・・・



だいたい4月辺りからちょこちょこ産卵セットを組んでいく訳です。
ボクがメインで飼育している種類はだいたい羽化まで1年~2年の
飼育期間が必要になるので、蛹化期間~羽化~安定期まで含めると
販売に耐えうる個体が揃うのは早くても、翌年5月~7月に
なってしまい、10月~12月はそれこそ色々いるのですが、
翌年の3月ごろはほとんど成虫は残っていない状態になります。
これも偏に皆様のおかげです♡感謝しております。



なので、3月のイベントに持っていける種類が少なくなるこの時期に
羽化してくれるパプキンは非常にありがたい種類ではあるんですね♪



さてさてそのパプキンなのですが、飼育的には少々低温を好みます。
ニジイロより低温を好む印象があるので、11月下旬~2月羽化個体を
4月ごろまでに後食開始させて、5月ごろの産卵セットが個人的に
上手くいっています。セット内容は小ケースもしくはもう一回り
小さいケースを使用したマット固詰めで産ませます。
5月は年によって急激に温度が上がるときがあるので、それがうまく
作用するときとそうでないときがありますね。。
ボクはだいたい常温の場所にセットを置いています。



幼虫飼育は低添加マット800㏄1本でほとんど羽化まで持っていきます。
以前は500㏄を使っていましたが、500ですとマットの乾燥が著しいので
最近は800に入れています。因みに菌糸でも飼育できますよ♪
アルファック産を菌糸で飼育するととんでもなくデカイ個体が羽化してきます。



今期はすでに12月のイベントでトリオで販売済みです。
3月では2ペア出展を予定しているパプキン。
幼虫はヤフオクにも出品しますので、ソチラもよろしくお願いいたします。







先日の10選に入れなかったニジイロ。
10選から漏れたわけではなく、記事が長くなり過ぎたので
敢えて外してしまいました。同じように国産ノコも大きな括りに
してしまいましたが、トカラノコだけにすると漏れる種類が多すぎたので
国産ノコという括りにしています。



そんな言い訳めいた前フリはこれくらいにして本題に入ります。
ようやくご入札をいただいたニジイロペア。
血統ではないというより、いろいろな血統を掛け合わせてしまったので
もはや○○血統という括りではなくなってしまい、そう表現していますが
PM-blueや他紫紺血統・ダークレッド ピカールなど様々な血統が混ざった個体
なんですね。。大型になる血筋も入っているのですが、今回羽化している個体の
ほとんどがマット800㏄1本孵し(中には500㏄1本という個体もいます。)なので
♂はほとんど小歯で羽化してしまいました^^)こんなところからも飼育数の縮小や
飼育種の限定は必要だなと考えているワケです(ーー)



またまたハナシが逸れそうになりましたので、今回のニジイロについて♪
画像の♀で もう一昨年になりますか?の産卵分は終了となり、
羽化不全も含みますが、ほとんど落ちることなく全頭 成虫になりました。
まぁその後も別個体で産卵させているので、幼虫は10頭ほどいると思います。
(確認しておきます。)



画像は最後に羽化してきた♀です。画像だと判りにくいのですが、
表面に赤が載った綺麗な個体です。前胸もピカールほどではないけど
艶が出ています。この色は親に見られなかった色なので、ペアリングと
飼育で色のバリエーションが出たり、所々血統の特徴が垣間見えたり
するのかもしれませんね。



実は画像のような色の♂もすでに羽化していて、次世代でどうなるか
見てみたいキモチがあります。ニジイロの飼育は様々なことが囁かれていますが
個人的には大歯の大型でしかも色がキレイという個体は
国産ノコの大型を羽化させる以上の手間がかかる認識があるので
スペースや時間との兼ね合いでどうするか迷っていましたが
継続することにしました。この発色をもう少しエスカレートさせて
尚且つ大型でしたらけっこう迫力が増しますもんね^^)



まずは種親の選定から始めます。不全個体を中心に(☚さすがに販売は・・・)
色で選別していこうと思います。この系の色合いでも個体ごと微妙に異なるので
よ~く見て選んでいこうと考えています。同じ系統からダークグリーンも
出ていますが、様々な色のセロファンを重ね合わせたような色合いに
限定するつもりです。単一色や艶が強いというような特色を持つ個体では
なく、『通常色なんだけど、なんかこれだけ違って見える』というトコロを
目指そうと思います♪



material by:=ポカポカ色=