クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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クワガタ趣味と一言で言っても多種多様かと思います。
採集や飼育はもちろん面白いのですが、たまには文献や書籍に
目を通すことも悪くないものです^^)
今回は日本のクワガタムシ大特集2017からネブトクワガタに
絞って書かせていただきたいと思います。

まずビークワ64号ですが、お持ちでない方。。すでに絶版ですので
ショップ様の在庫かヤフオク等のネットからご購入となります。
ボクは出てすぐ買ったので定価でしたが、今・・・どうなんだろう?
ボクが持っていなかったビークワで探したのは、ビークワ47号
『日本のミヤマ大特集』で、定価の6倍強の価格が付いていました。
それでもまだあるだけ良くて、どうしようか迷っていたら複数の友人から
お話をいただいて適価で入手に至りましたが。。。
もしイベント等で出ていて、購入してもいいなと思われた方、
入手しといたほうがよろしいかと思います。



それでは本題に入らせていただきます♪
まずですね^^)日本にはネブトクワガタと呼ばれる種類が
いろいろいるよ♪というところから入らせていただきます。
今回の記事は、ボクのおさらいが多分に含まれていることを
先にご了承いただければと思います^^)



その種類数ですが、全部で4種なんですね♪
ここで云う種類数とは原名亜種のことで、この原名亜種から
亜種がいろいろ分かれていくワケです。
亜種まで含めると全部で14種になります。
例えばなんですが、トカラネブトはネブトクワガタの亜種になるんですね♪
確かにネブトクワガタの原名亜種生息地南端は口之島になるわけですから
納得と言えば納得です。ガジャジマネブトやナカノシマネブトも同様です。



ちなみにヤエヤマネブトとオキナワネブトは別種となっています。
これ・・・2010年以降と記載されていますので割と最近です。
ネブトクワガタ自体が独立種となったのも2010年以降なので、
そのときに分類されたんですね? 冒頭で、研究者によって
考え方が異なると明記されているので、これからも変わることが
あると思います。



そんなところから希少性や珍品度などが分かるのですが、
コレクションとして持っていたい、ヤフオクに出品したいなど
販売や趣味のことを踏まえると、ここに産地による希少性が加味
されます^^)中部地方以北や離島では数が少なくなるという産地による
希少性もさることながら、希少だから大事に飼育して、
数が採れて市場に溢れると、その希少性がある意味違った観点で
薄れてきたりします。そうなんです。価格が下がるんですね。。
あと逆もあります。あまりにも溢れて値崩れして、いざ探したら
どこにもいない。。採集禁止にもなっていたりして、さらに入手困難になり
価格が跳ね上がることもあります。



これはネブトに限らず、全ての種で起こり得ることなので
致し方ないことです。ただ、希少種が安価で入手できるというのは
いいことでもありますしね(^^♪
少々脱線ぎみになってきたので、話を戻しましょう^^)
この日本産クワガタムシ大特集2017の素晴らしいところは
全亜種を見比べられるところなんです♪
ネブトクワガタのみ取っても、なかなか全亜種を一同に見れることは
なかなか機会があることではないので、そのことが気軽に
(2次元とはいえ)実現できることは非常に嬉しいことです♪
ネブトに関してですと、これを見てから自分の気に入った種類を探して
飼育するというのもアリかと思います。

最後にこのビークワ64号ですが、巻頭プレートはもちろんのこと
簡潔ではありますが、各種の飼育方法なども載っているので
これから自分が今まで飼育したことのない種類にチャレンジするときなどにも
重宝します。もしお持ちの方は、この不要不急の外出を控えるこの大型連休に
読み返してみるのもよろしいかと思います♡

※あくまでもビークワ64号を読みながら書いていますので、
2017年現在となります。記事中でも書かせていただいた通り、
種類数などは変動している可能性もあります。ご了承いただけると
ありがたく存じます。






先日 マット交換をしようとしたら見事に繭玉になっていた
ネブト各種。今年はそれほど種類はいないのですが
ほとんどの個体が小さく羽化してきそうです。。



あと産卵セットも2つほど組んでいます。
こちらは期待していなかったほうが良好です。



あとですね、3月のクワタでプレゼントしていただいて
2種ほど増えているんですね^^)これは嬉しくて
(レア産地と途絶えてしまった種類なんです♡)
近々成虫は産卵セットを組む予定です♪



最近は記事にすることも少ないネブト飼育ですが、
飼育は続けているのでポツポツとなるかもしれないけど
書かせていただこうと考えています♪


人知れず飼育は途切れていないネブトの飼育♪
ちょっとサボっていたら繭玉を作っていました。



しかも2種ほど増種もしています。
宮島産ネブトと加計呂麻島産アマミネブトです。



実はノコやヒラタの飼育スキルからネブト飼育に還元することを
探すのは難しく、むしろネガな印象のほうが多く
付きまとったりするのですが、ネブト飼育からマルバネ飼育や
種類によるけどミヤマ飼育に発展させていくことは割と
分かりやすいというか、すんなりと入っていける気がします。
飼育のみの考えでも使用するマットの銘柄が同じとか
意外と入りやすかったりするんですね^^)



あと小型種なのでコスト面で易しかったりはしますね^^)
ミヤマとかマルバネ飼育をされてからネブトを飼育してみると
マットの消費量の差に驚きを隠せなかったりしますからね♪

今でこそ、個体の状態さえ見極めることができれば
ほぼ採卵は可能となっているネブト飼育も初めのうちは試行錯誤の
連続でした。使用済みマット 赤枯れ 菌糸カス・・・
言葉にするだけでも???となってしまう状態ではありました^^)



現在では市販のマットを一工夫するだけで(しなくても)
採卵は可能です。産み過ぎても多頭飼育が可能なので
そんなに心配することもなく飼育できます。
意外と産卵させて幼虫を得てからもそんなにあれこれ
しなくても成虫になるネブトクワガタ。
ちょっと飼育してみようかという方にもお勧めなクワガタです♪





今年・・・初めてですか?
このカテゴリーは???

ボクの住む関東はこのところ朝方こそ冷え込みますが
昼間はポカポカ感を感じてしまう時間帯があるくらいです。
少々棚の入れ替えをしないとな?などと思っていたら
屋久島産のネブトが動き出していました。



この画像は撮影のため、♂♀を出しましたけど
♂はゼリーに鎮座して、♀はその付近にいました。
もう交尾は済ませていると思うので、あとは産卵セットに
入れるだけですね^^)



問題はネブト産卵にはまだ温度が低すぎるので
セットを組んで暖かいところに置いて放置するか?
それとも時期まで待つか?考え中です。



今年のネブト飼育は今のところ、この屋久島産とコルヌートゥスネブト
の2種のみ。今後増えるかもしれませんが、大事に飼育しようと思います。


昨年から今年にかけて少数の飼育となっています
ネブトクワガタですが、コルヌートゥスネブトを
そろそろ産卵セットを組みたいなと思いながらも
なかなかできていない状態ではあります^^)



時々経過は確認していまして、このあいだは種子島産を
見てみたら繭玉作っていましたね♪
このまま羽化まで待ちたいと思います。



ところでネブト飼育のルーティーンのようなものを
久しぶりに書きたくなったので書かせていただきます。

まず、成虫で入手した場合、羽化後1ヶ月~でしたら
ほぼ大丈夫だと思っていいと思います。
もちろん後食を確認できるのが一番いいのですが
ネブトでゼリー完食を見れるのは忘れたころだったりしますから
個体を出してすぐ潜るような動きをしていたら大丈夫です。



成虫は産めない温度ですと意外と長生きです。ですが
産めるような温度ですと短命なので、時期によっては
すぐに産卵セットを組めるようにしておいたほうが
懸命です^^)産卵セットですが、ボクはほとんどミニケースで
セットを組んでいます。小ケースを使う方もいるようですよ♪
マットはNマットかむし社さんで出している微粒子添加マットです。
どちらもフルイにかけて使用します。



ペアリングについても確認できないことが多いので
心配でしたら♂♀一緒に産卵セットに入れてしまいます。
♂が邪魔しているという印象はありませんが、たまに♂だけ
上に上がっているときがあるので、そのときは取り出すことも
あります。ケース壁面に半円を描くような産卵痕が確認できると
安心なんですが、ナカノシマネブトはそれを確認したにも
関わらず産んでいなかったので、やはり幼虫を確認できることが
一番ですね^^)



無事幼虫が確認できました。さて割り出すのですが、
割り出すといろいろなステージの幼虫が出てきます。
初令は10頭ぐらいの多頭飼育、2令後期~の幼虫は単頭飼育を
しますが、ボクは3令あたりでも800に2頭入れて飼育しています。
割と大きな個体が羽化してきますよ^^)でも昨年の飼育レコードで
ヨナグニネブトの飼育方法もちょっとやってみたい気もします。
あの方法ですと、1頭当たり約533㏄ですから800㏄2頭より
1頭当たりのマット量は多くなります。あとバクテリアの共有が
頭数が多いほうがいいのかな?とも思います。
もともとネブトは自然下では密集して生息していますから
もしかしたら大きなケースに多頭飼育というのはアリかもしれません。



幼虫の飼育期間は意外と長いです。しっかり1年はかかると
思っていたほうがいいと思います。ただ羽化ズレというのは
ボクはほとんど経験していないので、次世代に繋げるのは
容易かと思われます。個人的には放置気味のほうが良い結果が
得られることが多いので、多種類を飼育している、ブリード以外に
時間が取られてしまう方向きだなぁと思うことは多々あります^^)



ほんの数年前までは入手すら難しかったネブトクワガタですが
現在では入手困難と言われるような亜種でさえも入手できるように
なっています♪ 意外と他の種類の使用済みマットを再利用できたり
もするので、ちょっと興味がある、他の種類を追加してみたい的な
方々にもお勧めです^^)






material by:=ポカポカ色=