クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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五島列島の中の小さな島 小値賀島のネブトが
全頭羽化してきました。すでに1ペア出品して落札を
いただいておりますが、♀が羽化していなかったので
続けて出品はできずにいました。他にも1ペアご予約も
賜り、♀の羽化が待ち遠しかったのですが♀も全て羽化していました。



4♂羽化していたので、4♀だといいなと思っていたら
なんと!しっかり4♀羽化したので、4ペアになりました。
これで小値賀島産ネブトは全頭羽化済みとなりました(^^♪

昨年ブリードで今年羽化予定のネブトは、これで対馬(上島産)を
残すのみとなりました。(上島産はすでにご予約済みです。)
他のネブトは幼虫で入手しています。



この時期羽化のネブトは、約1ヶ月~2ヶ月ぐらいで起き出しますから
今年・・・遅くても7月にはブリード可能となります。
自己ブリードの累代はもちろん、ヤエヤマネブト(西表)
アマミネブト(加計呂麻)ネブト(利島・苗我)は羽化次第累代予定です。
あとですね(^^♪ ナカノシマネブトを入手したので、ブリード再開です。
ネブトはすでに対馬(下島)宮島は産卵セットを組んでいて、もうそろそろ
種子島産ネブトも産卵セットに入れようかと思っています。
一応ですね^^)ネブトはここにヨナグニネブトを加えようか思案中で
ネブト5産地 亜種2種 ヤエヤマネブトの累代は決定です♪
俄かに慌ただしくなってきたネブトの飼育。今年もやります^^)
現在 宮島


ネブトクワガタの産卵セットを組みました。



今年のレシピはちょっと違っていて、
ネブト幼虫をマット交換したときに余ったマットと
マルバネのマット交換のときに余ったマットを混ぜて、
先日割り出したネブトの廃マットをフルイ掛け(繭玉入り)して
それも混ぜました^^)そこに高栄養マットを少しだけ足して
ネブト産卵用マットの完成です。



ミニケースにいくつ取れるかで考えればいいかと思い
セットを作ったところ、全部で4セットできたので、対馬を2ペア 宮島を2ペア
それぞれ入れました。対馬はまだ後食すら確認していないのですが、
産卵セットにペアで入れておけば、時期が来ると産んでくれるので
そのままにしておこうと思います。



今回のセットは、これでも産むと思います的なセットなんですね^^)
廃マットは別にネブトでなくてもいいのですが
繭玉入りというのが肝なんです^^)

ネブトの産卵セットで大事なのは、低添加 微粒子 多湿で
温度は高めのほうが産みはいいです♪ 



逆にこれはちょっと・・・というのは、やはりノコ・ヒラタが
産むようなマットや、キクロが好むマットは難しいです。。
ネブトはマルバネのマットと相関性があります。ただマルバネほど
赤枯れは必要ないように思っています。今回マルバネ用に配合した
マット(赤枯れ入り)が余っていたので、赤枯れが入っていますが、
ネブトだから赤枯れを入れなきゃ・・・とは、あまり思っていないのですね♪
今回はたまたま余ったマットでセットが作れましたが、何もなければ
Nマットか添加微粒子マットで用を済ませていると思います。


現在3産地出品中のネブトクワガタ。
他産地も含めて少しづつですが羽化が始まっています。



昨年ブリードや幼虫入手も含めると、減らしたと言いつつ
そこそこいます^^)



小値賀島 種子島 対馬 利島 南紀大島・・・
離島ばかりですね♪



対馬は実は2産地いるのですが、1産地は3頭しかおらず
しかもお引き合いをいただいています。(ありがとうございます。)
現在2頭が繭玉 1頭はまだ幼虫です。



亜種も少数ですがいますよ♪
こちらはまだ繭玉です。ヤエヤマネブト アマミネブト
この1種 1亜種は好きなので飼育しています。
以前書いていますが、アマミネブトはネブトクワガタの亜種、
ヤエヤマネブトは別種となります。



今いる離島産地のネブトはなかなか出てこない産地なので
累代は継続しようと思っています。あとまだ紹介していませんが
宮島産(!)のネブトがいますよ♪

なんだかんだでそこそこいるネブトクワガタ♡
一昨年?ぐらいの数は難しいかもしれませんが、飼育は継続していきます。


最近、書いていないネブト・クラブなのですが、
画像を撮り忘れたりして記事にしていないだけで
ちょこちょことやっています^^)
実は宮島のネブトを4ペアほどブリードしています♪



確かに少数にはしているので、書けることも少ないのですが、
昨年ブリードした個体が羽化してきています。



種子島産ネブト。
こちらは1ペアのみ繭玉割りで出して出品させていただいています。
種子島産に関してはこれからが羽化ラッシュという感じです。
種子島産のネブトは、現地在住の方が採集された個体を入手して
ブリードしています。昨年の状況も影響してか?価格は高騰していました。
ヒラタ同様、飼育すると容易に大型になります。



小値賀島産ネブト。
始めてみたときはビックリした産地です。
こちらも現地在住の方が採集された個体からのブリードです。
他の種類も出品されていますが、ネブトはなかなか出てこないですね。
五島列島の中にある小さな島なので、貴重な産地であることは間違い
ありません^^)



対馬産ネブト。
書いていて気が付いたのですが、今回出品させていただいている個体
全てが現地在住の方の採集でした^^)今回一番レアと言っていいと
思います。他2産地は成虫で採集された個体からの累代ですが、
この対馬産のみ種親となった個体は、幼虫採集された個体を羽化させた個体を
入手して、累代しています。



各産地 アゴの発達具合など異なる点も多く、羽化した個体を
見比べて楽しんでいます♪
ネブトも減らしたとはいえ、まだまだいろいろいて
この他に利島(伊豆諸島)南紀大島 亜種でヤエヤマネブト
アマミネブトもいます。いつもだと秋口に羽化してくるネブトですが
今回は早ければ6月、遅くても7月下旬にはブリード可能かと思います。
意外と出回らない離島モノネブト この機会にいかがでしょうか?^^)








クワガタ趣味と一言で言っても多種多様かと思います。
採集や飼育はもちろん面白いのですが、たまには文献や書籍に
目を通すことも悪くないものです^^)
今回は日本のクワガタムシ大特集2017からネブトクワガタに
絞って書かせていただきたいと思います。

まずビークワ64号ですが、お持ちでない方。。すでに絶版ですので
ショップ様の在庫かヤフオク等のネットからご購入となります。
ボクは出てすぐ買ったので定価でしたが、今・・・どうなんだろう?
ボクが持っていなかったビークワで探したのは、ビークワ47号
『日本のミヤマ大特集』で、定価の6倍強の価格が付いていました。
それでもまだあるだけ良くて、どうしようか迷っていたら複数の友人から
お話をいただいて適価で入手に至りましたが。。。
もしイベント等で出ていて、購入してもいいなと思われた方、
入手しといたほうがよろしいかと思います。



それでは本題に入らせていただきます♪
まずですね^^)日本にはネブトクワガタと呼ばれる種類が
いろいろいるよ♪というところから入らせていただきます。
今回の記事は、ボクのおさらいが多分に含まれていることを
先にご了承いただければと思います^^)



その種類数ですが、全部で4種なんですね♪
ここで云う種類数とは原名亜種のことで、この原名亜種から
亜種がいろいろ分かれていくワケです。
亜種まで含めると全部で14種になります。
例えばなんですが、トカラネブトはネブトクワガタの亜種になるんですね♪
確かにネブトクワガタの原名亜種生息地南端は口之島になるわけですから
納得と言えば納得です。ガジャジマネブトやナカノシマネブトも同様です。



ちなみにヤエヤマネブトとオキナワネブトは別種となっています。
これ・・・2010年以降と記載されていますので割と最近です。
ネブトクワガタ自体が独立種となったのも2010年以降なので、
そのときに分類されたんですね? 冒頭で、研究者によって
考え方が異なると明記されているので、これからも変わることが
あると思います。



そんなところから希少性や珍品度などが分かるのですが、
コレクションとして持っていたい、ヤフオクに出品したいなど
販売や趣味のことを踏まえると、ここに産地による希少性が加味
されます^^)中部地方以北や離島では数が少なくなるという産地による
希少性もさることながら、希少だから大事に飼育して、
数が採れて市場に溢れると、その希少性がある意味違った観点で
薄れてきたりします。そうなんです。価格が下がるんですね。。
あと逆もあります。あまりにも溢れて値崩れして、いざ探したら
どこにもいない。。採集禁止にもなっていたりして、さらに入手困難になり
価格が跳ね上がることもあります。



これはネブトに限らず、全ての種で起こり得ることなので
致し方ないことです。ただ、希少種が安価で入手できるというのは
いいことでもありますしね(^^♪
少々脱線ぎみになってきたので、話を戻しましょう^^)
この日本産クワガタムシ大特集2017の素晴らしいところは
全亜種を見比べられるところなんです♪
ネブトクワガタのみ取っても、なかなか全亜種を一同に見れることは
なかなか機会があることではないので、そのことが気軽に
(2次元とはいえ)実現できることは非常に嬉しいことです♪
ネブトに関してですと、これを見てから自分の気に入った種類を探して
飼育するというのもアリかと思います。

最後にこのビークワ64号ですが、巻頭プレートはもちろんのこと
簡潔ではありますが、各種の飼育方法なども載っているので
これから自分が今まで飼育したことのない種類にチャレンジするときなどにも
重宝します。もしお持ちの方は、この不要不急の外出を控えるこの大型連休に
読み返してみるのもよろしいかと思います♡

※あくまでもビークワ64号を読みながら書いていますので、
2017年現在となります。記事中でも書かせていただいた通り、
種類数などは変動している可能性もあります。ご了承いただけると
ありがたく存じます。






material by:=ポカポカ色=