クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
カテゴリー
フリーエリア
最新記事
(11/26)
(11/25)
(11/24)
(11/24)
(11/24)
最新TB
プロフィール
HN:
あんず
性別:
男性
職業:
自由業に近い自営業
趣味:
クワカブ飼育、bike,
ブログ内検索
アーカイブ
P R
カウンター
フリーエリア
ポチッとね♪
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
常温で保管していたらビニール袋の中が汗を掻いている。。
袋を開けてみると・・・・スッパイニオイ。。。
なんだろ?ちなみにこのマットはいつも使っているマットではありません。
とりあえず、大型トレイに開けて天日干し。
ま~だうっすらニオイが残るのでブローに詰めるだけ詰めて
キッチンペーパーでフタをして、このまま半日ほど様子をみます。
国産ノコの初令を入れようと思っているのでちょっと慎重です。
あと常温とムシベヤの温度差が激しいので
ムシベヤの温度にあわせる意味合いもありますが・・・
ちなみにこのような疑いを持ってしまったマットを使用する場合、
幼虫を投入したあともキッチンペーパーでフタをして状態を2,3日観察します。
このときの温度は低め。幼虫が落ち着いているようでしたらフタをします。
マットが安定してくるとニオイもしなくなります。
マットは繊細だなと感じるのは保管状態でマットの状態が変わってしまったり
幼虫を入れてからでも変わってしまうところ。。
特に添加剤が多めに入っていると購入時、教えてもらったりすることができたら
保管に気を回しとくと後々で余計な作業がなくなります。
あとねぇ。。購入した時期(入荷時期)から大体のマットの作成時期を検討しといて
作成時期の季候なんかと照らし合わせとくと何をすればいいか分かる(こともある。)。
特に夏場は袋つめしたあと再発酵。。。なんてこともあるので注意が必要です。
標本用に乾燥させようとする前にパチッと・・・
ボクが購入するワイルドって大体こんなサイズです。
採集者を明記していませんが、採集家のかたなので大きな個体は標本に回ってしまい
購入が困難といった理由もあるのですが、♂がこのくらいのサイズですと安価なのです。
ワイルドの場合、特に国産は入荷日が大切です。
あんまり早いとどぅかなと思いますし、発生初期だと違う意味でどぉかなと^^)
まぁ発生初期の場合はペアリングすればいいのですが・・・
あと採集方法が分かるのもありがたいところ。
ボクが購入してるのは、バナナトラップでの採集個体です。
なのでほとんどの♀が交尾済み。
と言うことは、ペアリングしないで即、産卵セットに投入できるのです^^)
そぉすると大概は産んでくれるし、孵化率も高い。
たま~に小ケースに爆産されて困るときもあるのですが・・・
失敗する確率は低く設定できます。
例えば、最初のビンからオオヒラタケを使いたいときなどはおおよその見当を
つけて菌糸ビンを購入することも可能ですしね♪
ちなみにヤクシマもクチノエラブの♂もこんなサイズでした。
ワイルドの持ち腹で産ませると、どんな遺伝子が組み込まれているか分からないのも
面白さ倍増です^^)
この個体のアマミノコは、赤い個体なので標本にしようと思っています♪
夜にかかっている雲はまるで綿菓子のようです。
だんだん秋が近づいてきているのですね♪
とゆーかもう秋なんですけどね。。。
さてさて^^)ボクは割と季節に合わせてノコの飼育をしています。
なんで?と聞かれると明確な答えはないのですが
なんとなく温度管理していても影響があるかなと思っているだけで・・・
特に意味があるわけではありません。
季節に合わせるということはどーゆーことか?
ノコは成虫や幼虫で越冬して翌年の初夏から活動を始める。
(中には卵で越冬というのもあるのでしょーが^^)
ということに起因します。
そぉなると個体差はちょっと置いといて、7月~9月羽化に持ってきて
翌年ペアリング、採卵というサイクル。これを具体的に現すと、
6月~7月中旬ワイルド購入もしくは採集。(飼育品は置いときましょう)
7月下旬~9月産卵セット。
8月中旬~10月割り出し。幼虫飼育開始。
随時エサ交換。
5月~8、9月蛹化、羽化。
そぉすると幼虫に冬を感じさせることができる。
幼虫に冬を感じさせると(温度が低いと)幼虫のときに
エサの摂取をせず、休眠状態になることを観察しています。
この休眠状態の期間があると3令中、後期により大きくなるのかな?
なんて思っているわけで・・・
南西諸島系はやったことありませんが本土ノコでは常温飼育をしたことがあります。
真夏の暑さを回避できるような場所ではありましたが、冬は外気とさほど変わらない
温度だったような気がします。でも大きくなった。
あと大歯がね・・・出やすいですよ^^)
少ないエサの量で^^)まぁ最低これくらいというのはありますが・・・
やはり四季のある国や地域のノコは四季を感じさせるのは
ごく自然のことかもしれません。
異常な個体が増えるとかいいますよね?ここらへんはボクもよく分からないので
どーこー言えないのですが、累代していくうちにどの累代が大きくなるのかな?
とか思ったこと・・・ありません?^^)
ボクがよく聞くのはWF1。ワイルドからの採卵、飼育の個体は大きくなる^^)
ボクも実感でありますよ。トラグルスなんかそぉだしね♪
話を戻しますが産みが悪くなるというのは、ちょっと分かりません。。
ウチのホペイはF9ぐらいだし。。。
中之島トカラはCBF3。諏訪之瀬だってF6。
産みが悪いというのは飼育する本人がそのムシに慣れてしまって
(これ・・・いい意味も悪い意味も含めます)雑になるのは否めないと思います。
あと購入時に累代が進んでいる個体。。。これは環境が変わるので
あんまり関係ないかな?とも思いますしね^^)
おぉ~っと!話をタイトルに戻しますと・・・コノママサイランノハナシデオワルトコデシタ。。。
ボクはWF1よりF2、3のほぅが大きくなるんぢゃないかと思っていました。
これは今でもまったくそぉではないとは思ってはいませんが・・・
例えば・・・菌糸慣れ。
菌糸で育てた親から生まれた子供は菌糸で育てたほぅが大きくなる。
これ・・・あながちウソではないなと思ったこともありましたしね。。。
でも。。最近は親から子供に受け継がれるものはその部分ではないな・・・
とも思いますしね・・・
有用バクテリアの受渡はあんまり考えられない。。ことも観察できてるしなぁ。。。
どちらかというと遺伝でその辺が受け継がれていくのかな??と・・・
形やサイズといった面では遺伝性の有無はあると思います。
しかし、それ以上に環境やエサの質のほぅが左右しやすい・・・
環境やエサの質が整ったところで遺伝的要素が発揮するのかな?と・・・
その中でエサの(菌糸orマット)質の有利不利が出てくるのかなぁ~???と・・・
ではなんでWF1が大きくなるのか?・・・そぉ説明が矛盾します。。。
環境やエサが違いすぎますもんね。。
なんとな~くなんですがクワガタはその環境やエサに適合するのに長けているのかな?
というのが結論です^^)
んなわけでの持論^^)・・・・アテニナリマセンヨ。。。
累代が進んだからといって採卵の有無はあんまり気にしなくてもいい。
カタチ、サイズの遺伝性は考えられるが、その前に環境とエサを整えた状態で飼育
その結果、遺伝性が発揮される。
というのが本日現在でございます^^)
ここで、菌糸で飼育するかマットで飼育するか?を考えるときです。
タランドゥスやオオクワのようにこのエサでなければ大きくならない。。と
はっきり分かっている種類は選択する必要がありませんが、ノコの場合はどちらでも
大きくなるので、予算やスペース、自分がどぉしたいのかなどを考慮に入れることが
できてそれもまた面白いと思います。
菌糸の場合はみなさんも御存知の通り、ブロックとビンに詰めたのと両方あります。
マットの場合は自分で詰めるのですが、マットを詰めるとき菌糸と同じように詰めてしまうと
酸欠等の不具合が起こります。
これはボクの経験からの話で信憑性に欠けるのですが、ノコは空気(通気)が他の種類より
必要な気がします。自然下で材(立ち枯れ)にいる種類より根元(根食い)にいる種類のほうが
飼育において空気をより必要とするような気がします。
菌糸は堅く詰めてもキノコ菌がオガどおしの結着にクッションの役割を果たすというか
隙間を作るので通気に関してはあまり心配をする必要がありませんが
(これ、菌糸を堅く詰めると発菌が遅くなるのは再発菌するための空気の量が少ないためです)
ボクはノコに菌糸を使う場合は予算の許す限りはボトルに詰めたものを使用します。
これは作業時間の短縮と、やはり詰めて売られているもののほぅが様々な理由から
詰めかたが緩いので通気に関しては有利だからです。
マットの場合、オガどおしが水分を含んで結着するので空気が入り込む隙間がなくなります。
特にガラスビンに詰めると容器が動かないのだかなんだかは分からないのですが
中のマットが余計堅くなり通気といった面では不利です。
菌糸を自分で詰めるときは肩口のある容器のほうが堅く詰めることができるので
ボクはハチミツビンの形状のものを好んで使うのですが、マットで同じ容器を使うときは
肩口の部分は堅く詰めません。
使用するマットにもよりますがマットを詰めるとき、通気のことを考慮に入れて
緩く詰めればいいのか?となりますが、あーんまり緩く詰めると今度は乾燥が早くなります。
乾燥したマットはエサではなくなってしまいますので、これまた困ってしまいます><。
もし使用するマットが超微粒子(パウダー状)のもののときは容器のクチまでマットを
入れてトントンとマットを整えてあげればいいでしょう。
パウダー状のマットはそんなに容積が変わらないハズです。
これをプレス等で固めてしまうと通気には悪影響です。
ボクが以前使ったことのあるパウダー状のマットはこの詰めかたでも水分は
あるていどの期間、保つことができました。
パウダー状ではないマット。これは容器の上までマットを入れたら同じようにトントンと
マットを沈み込ませると3/2ぐらいの容積になるはず。
この作業を何回か繰り返し、容器の上までマットがきたらプレスで固めます。
このプレスで固める作業は堅く詰めることにより、容器下部分の乾燥を最小限にするためで
ある程度の期間が経過しても幼虫のいる部分の湿度を保つことができます。
固め方はこれでもかっ!ていうぐらい固めてはダメです^^)
あんまり堅く詰めてしまうと通気に問題が出てしまいます。
ハチミツビンなどの肩のある容器の肩口部分を強く詰めないのは容器下部分まで強く詰まって
しまうので通気を考慮に入れたためです。
詰めかたは飼育している環境がモノを言いますので試行錯誤の結果、
自分なりの詰め度合いを探るしかないのですが・・・
あと容器のクチ部分までマットを詰めないというやりかたや、ブローなど穴が開けられる
容器を使用して穴を開けるといったやりかたがありますが、どちらも一長一短で
あまりオススメできるものではありません。
通気と乾燥。この相反することを両立させる(なるべく、両方が悪い方向に進まない)
ことが大事だよな^^)なんて思うのです。
しかし。。。こぉ考えると自然てスゴイよね^^)