クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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 いや、このタランドゥス。

こないだ孵った子たちの親なんですけどね^^)

ダニがすごくって・・・

ダニ取りしてからパチリとしたわけなんですが^^)

まだよ~く見ると残っています。。。ダニ。。。

ボクはせっかく孵した成虫をブリードの種としてだけでなく、

けっこう鑑賞して楽しんでいます。

ブログも写真を撮るという楽しみが増えましたしね♪

タランドゥスの80オーバーは小ケースぢゃ小さいかもなぁ。。。

やっぱりコバエは気になるので、コバシャ等の密閉率の高いケースに入れるのは

しょうがないとしても大きなケースで飼育したほぅがいいかもしれません。

クワはどぉしてもオシッコを飛ばすのでケース壁面が汚れるのですが

これ小さいケースだと成虫管理用のダニトリマットがオシッコでぐちゃぐちゃに・・・

コマメにマットを変えてあげらればいいのですが、そのへんをスルーすると

ダニで・・・・見るも無残な姿になってしまいます。

タランドゥスやオオヒラタ、ヘラクレスやゾウカブトといった大型種はクワカブを飼育という

より、カメを飼っている感覚で接したほぅがいいかもしれない。

(ボクはカメ飼っています。セマルハコガメ^^)

大きなケースで成虫を飼うということは当然スペースを取ります。

そぉいった意味でも飼育数や飼育種は絞ったほぅがいいのかもしれません。



 今期はアマミノコがメインなんですが、

ビン交換やエサの種類に一工夫してみようと思っています。

まずは2令初期で菌糸ビンに入れた幼虫たちは約2ヶ月半~3ヶ月後に

♂は1400の菌糸に、♀はマット800ccに。

♀はこのまま羽化までいけるといーんだけど。。

エサの劣化状態等でもう一本いるかもなぁ。。。

で、♂なんですが^^)1400ccに入れた幼虫たちの中から大きい(体重が乗った)

個体をマットで孵そうと思っています。

交換のタイミングは3令中期~後期に差し掛かるあたり。

容量は2リットルと3リットルで試してみようと思っています。

今年のトカラでは交換タイミングで失敗しています。

ただ、失敗したために最後のビンをマットにせざる得なかったのですが

この失敗を逆手にとって^^)タイミングを逸しないでマットの大瓶で最後の交換を

極力しないで羽化まで持っていこうかな?と・・・

この際の温度は低め。20℃ぐらいでもいいかもしれません。

これはマットの劣化速度を遅らせる意味合いもあります。

極力温度変化を恒温で保つのが大切です。

そのまま、蛹化、羽化まで放置できれば一番いいのですが

こればっかりは・・・・やってみないとわかりません^^)





 産地によって食性が違うのかな?

と、思うことがあります。同じ本土ノコでも神奈川産(いつもボク採ってるとこの)

はこぉで、伊豆大島産があぁで、対馬産がそぉで・・・

でもなぁ。。。親から子供への有用バクテリアの受渡は行われない。。。

というのに矛盾するしなぁ。。。

例えば菌糸とマット、マットでも発酵の浅いヤツと黒いヤツ。添加剤の有無。

その個体個体で違うしなぁ。。。

アマミノコ(奄美大島産ね♪)とトクノシマノコはちょっと違うよーな気もするし。。。

でも入れる令でも違ってくるし・・・

結局のところ、いろいろだから面白いんだろーけど^^)


 いやぁ。。今年の夏は暑かったです。




何をいまさら・・・とお思いでしょうが。。

いくら温度管理をしているからといって影響が出ないわけではなく。。。

本来起きださないハズの個体が起きたりしているのです。

画像のトカラは諏訪之瀬産、7月羽化。サイズは70ぐらい。

(まだしっかり測っていません。)

本来ならまだタッパーの中でスヤスヤ・・・なのですが。。

起きています。ゼリーも若干ですが舐めます。

今度のクワタフェスタに出品予定。♀は起きている個体と寝ている個体との

トリオ販売の予定。

トリオにしてはお値打ちにする予定ですが購入後の観察が必須です。


このような個体は購入後、ご自分の環境に置いてから

じっくりと観察が必要です。その環境の温度が低い場合は、また寝ますから。。

特に♂は気持小さめのケースに成虫管理用のマットを深めに入れて

ゼリーも入れときます。ゼリーに口にせず、マット深くに潜り込んだら

寝る可能性大です。

絶対にやっちゃいけないのはスグのペアリング。

DVになる比率が高いです。。。

とにかく、よ~くクワを見てもう大丈夫と確信してからペアリング、産卵の

ステージに移行することをオススメいたします^^)








 これ。。。たまに出ますよね?

ハラボテ。。。以前、ある著名なかたとその話題になって

『蛹室を作るビンの中の硬度がモンダイ。。』という結論で

そのときの会話は終わったのですが。。。

確かにそぉなんです。よく菌糸でノコを飼育するとハラボテが出やすい。。。

これも確かに多いです。。蛹化のとき菌糸に入っていると菌糸の劣化状態で

菌糸が(オガが)柔らかくなってしまうのでハラボテが出やすい。。

先の会話と一致します。

羽化直後、クワの腹部分は上翅から大きくはみ出しています。

だんだん体液(?)を放出しながら上翅に収まってくるのですが・・・

このときの収まり具合ではみ出す場合が多いと思うのです。

大きな成虫に孵っているんぢゃ?と思われる個体を待ちきれなくて

(ホントはいけないことです。。。)取り出してしまい、タッパーなどで管理。。

このときに腹が上翅に収まっていないときにこのような行為に及ぶと

起こりやすいです。。。ハラボテ。。。

要は蛹室を構成するための周りのマットなり、菌糸が柔らかいと

蛹室も必然的に出来が悪く(柔らかく)なってしまう。。

そーすると羽化時にうまく腹が上翅に収まりにくくなっちゃう。。

あと、数多く飼育していると目が行き届かなくて今書いていることが

気づかなくて出やすくなる。。というのもあります。

2009年度、オキノコが爆産してその全てを飼育したときは

オキノコからハラボテ個体(特に♀)が多かったです。

もちろん高栄養だからというのもあるのかもしれませんが

今期の飼育では飼育数を前期より少なくしたので、そのような個体が

少なかったのも事実です。

よく捨てビンというけれど、しっかり羽化まで持っていくには

必要なのかもしれません。


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