クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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 ちーっと画像が判りにくいのですが

本土ノコ九州島モノ(レア)の♂。

この子は自分のベッド。。作るのへたっぴぃですが

起きてるなと思っても実はまだ・・・という個体は、自分で寝床を作って寝ます。

とりあえずゼリーは入れておいたのですが舐めた形跡はナシ。

カビが生えていました。

ちなみにクチノエラブは♂♀ともにマットの中に。。

この季節、突発的に気温が上昇する日があります。

そのときに室温がうまくコントロールできていないと活動を開始する

個体が出てきますが、本土系は気温が下がったりすると

また活動を休止する個体が多いです。

これとは反対に南西諸島系のノコはそのまま活動を続ける個体の割合が

多いような気がします。このときにいきなりゼリーを舐めさせたりしないほうが

無難です。ケースの片隅に半分に切ったゼリーを置いて、クワにまかせましょう。

腹の減っている個体は自分からゼリーを探し出して舐め始めると思います。

あと水分を補給するためにちょろっと舐める個体もいますので、翌日のゼリーの状態は

観察いといたほぅが後々でラクです^^)

このときのケースはあんまり大きくないほうがいいと思いますよ♪

過去に大きなケースに移したらケース中を徘徊したらしく、その個体は短命でした。。



画像の個体はケース中央に穴を掘って上にやさしくマットを被せておきました。

多分そのまま落ち着いてくれると思います。

国産ノコは(外産や他の種類もだけど)、この起きだしのところだけ

慎重にしおけば、産卵に関してはそんなに気難しくないと思います。

ここで焦ったりすると産卵等に影響が出てきます。



 多分、、そろそろ起き出しているハズのノコたち^^)

個体によって様々だと思います。

同じ種類のクワでも休眠期間の幅は大きい。

2ヶ月で活動を始める個体もいれば、羽化から半年経過してもまだうつろな個体と

いろいろです。

ボク的な主観でモノを言わせていただきますが、羽化後の取り出し時期や

休眠期間中の管理の仕方で幅が出来ると考えています。

例えばショップで購入。羽化後、2ヶ月ぐらいで店頭に並んでいる場合、

この個体の休眠期間は長くなると思っていたほうが無難です。

これは憶測の域をでませんが、羽化後1ヶ月ぐらいで取り出し。

状態を見て店頭に並んでいるハズなので、このような個体はまだ休眠中。

成虫管理の状態に持っていくより休眠管理に移行させたほうがいい状態に持っていける

と思います。このような個体は総じて休眠期間が通常より長いので気長に待つのが吉かも^^)

では、自分で累代、羽化させた個体。

これも同様です。ボクのところでは初羽化に近いほど休眠期間が長い。

初物に弱いのです。。。特にノコは・・・

初羽化から数えて初羽化に近い時期に羽化した個体のほうが

休眠期間が長い。要は羽化後、弄くってしまうのが原因かな?と。。

タッパーに移動したり、蛹室を壊したり、、といったことがクワに少なからず影響を及ぼして

いる印象があります。同様に人工蛹室で孵した個体も長いです。。休眠。。。

ただ、人工蛹室で孵した個体でも自分から活動を開始した個体はその限りではないけれど・・・

でも大体の個体は自分で活動を開始する前に何らかのことをしてしまうので

ボクの場合は、休眠期間が長い個体が多いです。

逆に羽化ラッシュ時が仕事の繁忙期と重なった場合に羽化した個体は

割りと早めに起きだしてきます。

これはいい意味での放置がクワにとっても良い方向にいったのでは?と・・・

あと温度が急激に上がったりすると暴れて起きだしたと思う場面もありますが

これはあくまでも一時的なもの。この状態を活動開始と判断して成虫管理すると

割りと短命なことが多いです。ペアリングをしないことはもちろん、

エサも与えてから様子を見ることが大切。

ちょっと舐めてすぐやめるようでしたらまだ休眠中です。

タッパーに戻さなくても管理用マットに個体がすっぽり入るくらいの穴を掘って

上から軽くマットを被せてあげれば落ち着いてくれると思います。

あとねぇ、、ボクもブログを書いている関係上、寝ている個体を画像にしたり

するのですが、これはハッキリ言ってクワにはあんまりよろしくないと・・・

先ほど書いたことと同様に休眠期間は長くなります。

分っていながらやってしまっている自分に対する戒めの意味で書いていますので

どうか御容赦を^^)

蛹室の状態がよければ、なるべく羽化後最低2ヶ月はそのままにしといたほうが

クワにいいんでは、と思っています。

ただあくまでも飼育上のことなので、2ヶ月が経過する前に乾燥等の不具合が

生じることは多々あります。そんなときは取り出して自分の飼育環境に適した

管理をされるのが一番いいと思います^^)

ノコに限らず、管理の仕方で休眠期間は変わります。

ボクもこのブログを書き始めた当初は種類によって休眠期間の違いがあるとだけ

思っていました。(種類ごとに休眠期間の幅はあるのは事実です。)

が、同じ種類、同じ親からの累代、同時期での羽化でも幅ができる。

ことと次第によっては、後から羽化した個体が先に活動を始める場合もあります。

最後にこれはとても大事なことなんですが、大きな個体ほど休眠期間は長いです。

大きな個体が羽化するとどぉしても羽化後、頻繁に眺めたり弄くったりしてしまいがち。。

その個体を親に累代なんて目論んでいたのに短命に終わってしまい、

累代出来なかった。。。なんて話もあります。

羽化後の個体は慎重に取り扱うのに越したことはありません^^)








 こちらは先ほどの諏訪之瀬を出してみたところ。

うん♪完全に起きています。もうカメラを目で追って威嚇しています。

このときの機敏さは寝ているときの比ではありません^^)

止まり木に掴まっている姿にも貫禄が感じられます。

剥がすのも一苦労。。かなり脚のチカラも強くなっていますねぇ^^)

ちなみにこの個体。。羽化後の取り出しが早く、安定していない個体だったのですが

時間を掛けて休眠させればこのように通常な状態になります。

もちろん休眠中もキッチンペーパーを取り替えたりと触らなければならないときも

あるし、そのときにちょっとな・・・と思ってもとりあえず通常な状態の個体と

同じように休眠させれば大半の個体は正常な状態で起きてきてくれます。

羽化後の取り出しについてはいろいろと書いているのですが

やはり慎重に慎重を重ねたほうが後々飼育者のストレスを軽減させてくれます。



 画像は諏訪之瀬トカラなんですが、

個体よりもその前のキッチンペーパーに注目してくださいな^^)

かなりボロボロにしてきています。

一度キッチンペーパーを取り替えて、もう2,3日様子を見ます。

ここで慌ててケースに移してエサを与えてしまうと暴れて・・・

サイアク☆・・・・なんてことも。。

この時期は気候が安定しないので、温度が上がっただけで同じような症状が

見られることもあるので慎重に越したことはありません。

ちなみに♀は完全に活動を開始すると、これくらいのタッパーは食い破ってしまうので

忘れていても分りやすいです。(その前になんとかはしています♪)

ボクは起き出した個体のタッパーを小ケースに入れて様子を見ています。

要は個体別に小分けをして、必要なケースの数とかを把握しやすいように

しておきます。あと逃げ出し防止の意味合いもありますよ。

活動を開始した個体は想像できないような動きをすることもあるので

後で面倒なことにならないようにはしています。

ちなみに本土系のほうが起き出しが遅いです、ウチでは^^)

サキシマヒラタやアマミの♀も孵り始めているので

この4月後半からゴールデンウィークにかけては目が離せません^^)





 こないだの日曜日に組んだ産卵セットなんですが

イキヒラタは早くも卵が見え始めています。

あーんま産まないでくれよぉ・・)

ところで、なんでアスタコが画像なのか?なんですが・・・

これは迷ってる。。産ませるとすんごく産むんだよね?

ペアリングはしているんですけどね^^)

うーん。。。種類豊富で数を少なくするか・・・

種類を絞って数をそれなりにするかというのは、この時期の課題です。

単純に楽しむのなら種類を多くして幼虫の数を絞る。

いろんなバリエーションが楽しめるのでこれは非常に楽しい♪

ただなぁ、、大きいのを孵そうとするのなら種類数を絞って

幼虫の数はそれなりのほうが大きいのは孵りやすい。

これはボクに限ってのハナシなんでしょうが

ノコだけだとね、長いんです。。。羽化までが・・・

ヒラタはサイズ狙わなければケッコー短期間で孵っちゃうし、パプキンやメタリもそぅ^^)

メタリは♂の飼うビンサイズを大きいのと小さいのに分ける

(勝手にそうなってしまうのですが・・・)と、♀と羽化時期が合う♂と大きな♂の

両方で楽しめるし・・・

ノコはねぇ。。。一応データとかしっかり取るのも楽しみのひとつだから

あーんまりこの個体だけ早く孵った。。というのは稀です。。

♀の羽化時期がある程度終わると今度は♂。。と、いった具合。

だから蛹パラダイスになってしまったりするのですが・・・

大体、いつもこの産卵セットを組む時期初めに6、7種に絞ろうと思い、

結局15種(産地別含む)とかになっちゃうので・・・

今年はもう、そのへんは考えずに結果オーライ^^)

で行こうかな・・・なんて♪





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