クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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 みなさま、台風は大丈夫だったでしょうか?

台風一過でスッキリといった天気にはなっておりませんが、とりあえずひと段落?

なのでしょうか?

最近は飼育についてはぐだぐだであまり大したことは書けないのですが、

南西諸島のノコと本土ノコ中心の飼育を続けて、なんだかんだ数年が経過しました。

ここで、割とはっきりしてきたことがいくつかありますので徒然と・・・・^^)


産卵については南西諸島も本土も大差ないので割愛。


幼虫飼育。。。

これは南西諸島と本土系では違いが出てきました。

まずエサの選択ですが、本土系のなかには菌糸が有効な産地とそぉでない産地が

あるように思います。いろいろな産地を飼育したわけではないのですが、

マットのほうが明らかに生育がいい産地、存在します。

ボクの経験からですと九州離島もの、これは菌糸よりマットのほぅが好結果です。

マットも、外産種がグンっと大きくなるマットより、あれっ?というくらいのほぅが

結果はいいです。ボクのところでは市販の発酵マットに未発酵フレークを混ぜた

ものがいい結果です。あまり高栄養だと消化が間に合わないのかな?という印象です。

ミヤケノコなんかもそぉ。。。でも伊豆大島産は菌糸で大きくなるし、クチノエラブなんかも

ステージごとにですが菌糸⇒マットというのが好結果に繋がりました。

南西諸島系、アマミ、トカラは菌糸で大きくなりますよ^^)

最初は食痕が見えるまで時間が掛かりますが、1本目で随分と体重が乗ってきます。

トカラよりアマミのほうが結果としては分りやすいかもしれません。

ボクは1本目1400で多頭飼育⇒2本目♂1400、♀800(ここはマットにしてしまうことも多々。)

3本目♂1400⇒4本目(が必要な場合、マットで1400or2000)で好結果が出ています。

場合によっては3本目でマットにしてしまう場合もあります。

3令中期でタイミングよく交換できたら菌糸、3令後期の初めでしたらマットという風に分けている。

(ようなカンジがする。)多頭飼育をされる場合は細かい観察は必要です。

国産ノコの場合、あまり共食いというものは観察していませんが、交換が遅れれば

そぉいった心配も出てきますし、多頭飼育で放置すると凄まじく小さな個体が羽化します。

ただね、ノコを菌糸で飼うと単頭で大きな容器、、、これ、、、、ほとんど食べていない。。

なんかもったいない気がするんです。。あとスペースの問題。。

よく菌糸がは熟成したものがノコに合うと言われていますが、これは本当だと思います。

白色腐朽が進んだ菌糸のほうが大きくなります。のこ白色腐朽の進み具合の加減如何で

本土系にも菌糸は合うと思うのですが、いかんせんエサとしての期間も短い。

なので1本のビンに多頭で入れて食い尽くしてもらおうというのが狙いだったりします。

う~ん。。。長くなりました。続きはまた^^)













 

伊豆大島に同行されたかたに質問とまではいってないけど・・・

聞かれたことが頭の隅に残っていたので書いてみます。

羽化後、すぐに動かすと☆になることがあります。

これは何らかの障害を起こしている(動かすことによって・・・)ことになるのですが、

それ以外、例えばある程度の期間が経過しているにもかかわらず☆に・・・とか

活動を開始したと見受けられてからまもなく☆・・・

原因は定かではありませんが、そぉならないための対処法はあります。

まず、羽化後2ヶ月~で割り出したとしてもあまり大きなケースには移さないほうが

懸命です。本来羽化してもそのまま蛹室で越冬なり、活動できる状態だとしても

自分が活動できるまでは蛹室に留まるので同じような状態で管理してあげるのが

いいと思います。ボクは5センチ*8センチぐらいのタッパーの横に2つ穴を開けて

湿らせたキッチンペーパーを下に敷き、クワを置いてからいくつも折りたたんだ

(容器の大きさに合わせる)キッチンペーパーを湿らせてクワに被せます。

で、タッパーのフタ部分に詳細ラベルを貼って割とすぐに取り出せるような場所に

置いておきます。容器についてはこれが正解というのはないのですが

あまりクワが動けないくらいがいいと思います。

容器の中で歩き回れるような大きさですと、活動できない状態でも

部屋の明かりや温度変化などで動き出してしまい、消耗して☆。。。

なんてこともあります。

すぐ取り出せる場所というのがミソで、これは一定期間で検査ができるため。。

というのが最大目的です。どぉしても羽化する個体が多い(特にノコ中心のかたは

これも悩みのタネだったりする。。)ので見落として乾燥させすぎて☆。。

というカワイソウなことを極力避けるため、個体によっては早く活動する個体も

存在するので、それも見落とさないようにするためにすぐに取り出せるように

しておきます。

で、活動を開始し始めた個体は中のキッチンペーパーをボロボロにするので

分りやすいのですが、活動を開始したからといってスグにエサをあげると

何故か☆になってしまう個体が存在する。

ボクは活動を開始した個体はなるべくミニケースで管理用マットを多めに入れます。

キリフキはいつもより多め。で、エサは入れません。

そのままあまり明かりが届かない場所に置いて、1~2週間ほど経過を見ます。

それから初めてゼリーを半分に切ったものを入れてみます。

タッパーの中で活動をし始めてからの期間が長いと感じられた場合はすぐに

ゼリーを入れる場合もありますが、それは日々の観察がモノをいいます。

分らなくなってしまった場合はミニケースに入れたときに一緒にゼリーを入れて

クワはゼリーと離れた場所に入れてみます。食べる気まんまんの個体は

自分でエサのところに行き、舐め始めるので大丈夫です。

この起き出しのところはそのあとのペアリング、産卵をスムーズに行わせたいので

けっこー慎重だったりするんです^^)




 あくまでもノコでしかないのかもしれませんが・・・

産卵は産む気のある♀を入手できればヨシ^^)

産卵セットは・・・マットの固詰めでサイズはお好みで・・・

ミニケースはダメかも。。

取りたきゃ大きめ、少しでよきゃ小さめぐらいの判断でOKだと思います。

大きな幼虫を育てる。これはいろいろです。

ここで決まりやすいかもしれません。

大きな幼虫は大きな蛹になりやすいのは確かですが、その限りではないです。。。

ここらへんは趣味として切磋琢磨は必要かも♪

ご自分の持論でことを運ぶのが吉です。

で、蛹化&羽化。ここは慎重に越したことはないのですが

キレイに孵る個体はキレイに孵るし、そーぢゃないのも然り。

ただスマートに飼育を趣味にしたいのであれば、

いろんなところの抑制が必要な気もします。

このへんがうまくいくと楽しい趣味となりそうです。笑い話は減るかもしれませんが・・・

クワはね、手のひらサイズっつーのもいいんでないかい?とも思うのです^^)


 画像はミヤケノコ。本日割り出しです。

今回初めての飼育なんですけど、大歯が拝めていません><。。

エサとかは同じなんですけどね。

環境とかもそんな大差ない。

タイトルの通り、国産ノコ好きなかたで飼育でデカイの出したいかた!

ボクは面白いと思いますよ^^)

本土系ノコの離島もの♪

ボクはそんなにいろいろな産地を飼育したわけではないのですが

ツシマやイキのノコって大きくするの・・・難しいと思います。

ではヤクシマは?・・・・というと、割りとノコ飼育のセオリーどおりで大きいの拝めます^^)

伊豆大島産は菌糸で面白いように幼虫がでかくなるし、ミヤケは?というと

その限りではない。ミシマイオウやクチノエラブはいろいろなエサで大きくなるし。

なんとなくなんですが、河川敷のヒラタな考察が当てはまるような気がするんです。

累代を重ねていくと大きくなるのでしょうが、本土系の離島ものとなるとその大半がワイルドからの

飼育。。。だからWF1の飼育で大きく孵ったエサなり、環境なりをデータとしてとっといて

F2でそのデータをもとにいろいろと実験してみる。。

じっくりと飼育を楽しみたい。というかたにはオススメです^^)

ただね、亜種分けされているもののほとんどが採集禁止。

本土ノコの産地違いというのは、同定が非常に難しいです。

信頼できるかたやショップから購入するか(あまり出回りません。あくまでも本土ノコなので・・・)、

現地のかたから分けてもらう。

もしくは自分でその産地に採集しに行く。

というように入手が難しい。

ただ、そのようなことを克服して入手、飼育して産地の特徴が顕著に表れた

個体が多数羽化し、しかもデカイ!となったら病み付きになっちゃうかもしれません^^)





 画像はアマミノコなんですけどね。。

ミヤケノコ(仮称)もぞくぞく羽化しているのですが、大歯がね。。羽化していないのですよ。

確かに、最終ステージはほっぽらかしに近い状態だから、ここは酔ったイキオイの親父バナシ程度に

聞いて(読んで)いただければ幸いなんですが^^)

どうもノコには好みのエサというのが存在するようで。。


例えば菌糸(オオヒラタケ)、これ相性のよい種類とそーでない種類、存在すると思います。

トカラ、アマミといった南西諸島系には向いていると思います。

やっぱ2令から3令にかけての大きくなり具合はいい感じですし、その後の経過も

イイカンジ^^)

逆に対馬産が顕著だったのですが、本土ノコ。。あ~んまり意味ないかもしれません。

例えば伊豆大島産。南西諸島系と同じような成長はするのですが、その後がいただけない。。

伸びないのです。。。ここらへんで菌糸+マットというエサの変換もアリかな?と思ったりしたのですが。

逆に本土系はカブトムシを飼うような黒いマット+クワガタ用として販売されているマット。

これ、相性がいい^^)本土ミヤマなんかも同じようなマットで大きくなりますが

配合は黒いマットのほうが少なめです。クワガタ用のマットのほうが多めに配合するので

コゲ茶といったカンジの色のマット。本土系は外産が大きくなるからといって

同じように大きくはなりません。

でね、タイトルに準ずるようなハナシをしますとね、ミヤケノコ(仮称)は

菌糸や外産が大きくなるマットではあんまりいい結果がでなかったのに、

急場をしのぐために用意していたマットのほうが大きくなったりして・・・

菌糸ででかくなると思っていた伊豆大島産も黒っぽいマットで飼育しても

菌糸で飼育した幼虫と比べて遜色ない結果です。

クチノエラブなんかもそぅだったしね。。



やっぱ、、エサの向き不向きってあるんだなぁ。。



material by:=ポカポカ色=