クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ヒラタもミヤマ同様国産を外してもいいなと思うような
ラインナップになってきました。



先日のスマトラヒラタ。こちらは今が産卵の旬な個体ですので
近々 ペアリング予定。



こちらも外産♪ マナドヒラタ。
ワイルドなのでスマトラヒラタと同時期にセットの予定。



もうすでにセット済み。卵は見えている種子島産。



販売 ヤフオク出品用以外は菌糸に入ったツシマヒラタ。

ミヤマ・マルバネ同様 大型容器必須の種類ばかりですが
頑張ります♪




いつもですとね^^)この時期は
自己ブリードで羽化させた成虫とその種親やら
入手した個体やらで成虫の数が一気に増える時期でもあるのですが
今年はそうでもありません。



まず国産の野外品が今年は種子島産だけなので
まずそこが少ないです^^)
自己ブリードモノもまだまだこれからなので
慌てるようなこともありません。



ただ長寿な種類もいて
それがヒラタのみなさんなのですね♪
ゴトウヒラタなどは3年目に突入ですし、伯方島産の
翅パカ♂も2年目で元気です。自分用に入手したにも
関わらず人手に渡る前の個体もいるので、
成虫のヒラタ率は高いほうです。



お子様と一緒にとか、少数を大事に飼育されていらっしゃる方も
多いと思います。いろいろな種類がいるクワガタですが
ヒラタクワガタはいろいろな意味合いからもポピュラーな
クワガタなのかもしれませんね?^^)




甑諸島に採集に行かれる方はいらっしゃいますが
そーんなに流通しないのは?
と言うのもですね。。個体数が少ないらしいのです。

上甑島 中甑島 中島 下甑島・・・
スイマセン。。記憶で書いているので抜けていたらゴメンナサイ。。
一時 流通したのですが最近では皆無です。



このヒラタは中甑島産。入手経路なども教えていただき
なんとなくどなたから入手されたのか分かりました。
ボク自体は中甑のヒラタって縁がなくて、ペアで入手したのは
初めてです。



今回 ツシマヒラタ アマミヒラタ(加計呂麻島)
とこの中甑島産ヒラタが手に入ったので、国産ヒラタは
この3亜種で飼育します♪


先日購入した加計呂麻島産のアマミヒラタ。
まだペアリングはしていませんがもうそろそろと
いったところです♪



今回は南西諸島に限定して話をしてみたいと思います。
ここでいう南西諸島産はタカラヒラタ アマミヒラタ
トクノシマヒラタ オキノエラブヒラタ オキナワヒラタ
サキシマヒラタでツシマヒラタに代表される九州北部離島産亜種や
スジブトヒラタは含みませんので悪しからずです^^)



まずは採卵ですが、どの亜種も個体が成熟さえしていれば
事故なくペアリングでき、産んでくれます。
タカラヒラタが少し狂暴かなという印象です。



幼虫飼育は菌糸でもマットでも大きくなりますが
問題は交換のタイミングで、簡単に影響を受けて
蛹化してしまうところ。。せっかく大きな幼虫を育てても
交換したとたん蛹化。。。なんてことがあります。
サキシマヒラタは顕著です。。



で、羽化した時のサイズなのですが・・・
意外と70を超える個体は市場に出回っていません。
アマミヒラタ トクノシマヒラタの75とか
サキシマヒラタの80とか多数出てきてもよさそうに感じるのですが
アマミ トクノシマで70 サキシマで75とかなので
そこらへんが壁なのかもしれませんね^^)
ちなみにイベントに78のサキシマを出したところ
標本目的の方が驚嘆してお求めになられてくださった経験が
あります^^)まぁ実際のところ70越えのサキシマヒラタが
野外で採れたら小躍りモンの出来事なので致し方ないと
思います。



先日の本土ヒラタ編でも書きましたが
国産ヒラタの70UPって言っているほど出てくるものでは
ないので、お探しの方 大きい♂で子孫を残したい方
出ていたら買いでございます♪





ボクの場合、スマトラヒラタや
パラワンヒラタといった種類はそんなに飼育していないので
国産種のこと、今回は本土ヒラタについて書いてみたいと思います。



みなさんのほうが詳しいかと思いますが
スマトラヒラタ・パラワンヒラタは血統が
存在しますよね?国産種にも外産ヒラタほどでは
ないけれど血統は存在します。ボクが以前飼育していた
有田市産のヒラタは某ショップ様が時間をかけて作り上げた
ヒラタの血統としては初期のころのものだと認識しています。



では血統は別にして、飼育面でどうすれば大きくなるのか?
なのですが、意外と個体のポテンシャルがモノを言います。
同じ親から出た幼虫でも菌糸に合う、マットに合う個体が
出てきたりするので、ある意味賭けだったりする部分も多いのですが
ご自分で累代した個体を親にして、使ったエサを子孫にも使ったほうが
やはり大型は望めます。ヒラタの場合 低温管理と言っても
あくまでもその種類が成長できる範囲の低温ですから
ミヤマや他の低温種と比べると高温の部類に入ると思います。



あと産地ですね^^)野外で70ミリを採れるような産地は
期待が持てます。ボクは離島産中心の飼育でしたから
サイズはそんなに気にしていなかったけど、種子島産のヒラタは
大きくなります。近隣の屋久島産はそんなに大きくならないのに
種子島産は70を超える個体を複数羽化させたことがあります。
飼育したことはないのですが、イキヒラタと本土ヒラタの
境目あたりの産地・島モノは大きくなりそうな気がします。
ヒラタはアゴの長さがサイズの決め手だったりしますから
ツシマの型に代表される長いアゴが出る産地近辺の個体は
期待が持てると思います。



ところで本土ヒラタの大きいのってどのくらいが目安なの?
という素朴な疑問なのですが、野外ってそんなに大きい個体は
いないのですよ^^)先ほど書いた野外で70ミリって稀で
ホント少ないので、飼育でも60~は充分大きいと思います。
あと菌糸で飼育すると型はガッチリしてイカツクなりますけど
長さは・・・と言う個体も出てきますので、65あたりが出てきたら
良しとしてもいいのかなと思います。
数を見ていくと細かいところがいろいろ違って全体像が
随分違って見えることもありますので、本土ヒラタの大型個体♪
楽しかったりしますよ♥



material by:=ポカポカ色=