クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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まぁ産ませるのは簡単と言ってもいいです^^)
間違いないのは、今日みたいに温度が上がった日に
産卵セットに入れると、えっ?って思うくらい産んでくれます。



ボクは、羽化後1年ぐらい経過した(一冬越した)ペアを
使いますが、そうでなくてもそこそこ産むので、こちらはお好みで
大丈夫かと思います。



産卵セットに関しても、マットの固詰めでもいいし、材を入れても
いいので、こちらもお好みで大丈夫です♡



これは持論なので参考程度に思っていただければ幸いですが、
その種の発生期に産ませたほうが何かといいみたいですね^^)
本土ヒラタなら5月~7月 サキシマヒラタやツシマヒラタは
6月~8月 アマミヒラタなら7月下旬以降な感じです。
ただヒラタの場合、もう大丈夫と思った時が最盛期でもありますから
ホーントお好みで飼育されればよろしいかと思います。



無事産卵を確認して、幼虫を得られたら飼育に関しては菌糸でも
マットでもいけるので、ここもお好み?で大丈夫♡です。



ちょっと本土ヒラタで例を挙げてみますね(^^♪

このGWでペアリング。期間もお好みで♪
ボクはだいたい1週間くらいです。
産卵セットは小ケース マット固詰め。マットは産卵一番に少量完熟マットを
混ぜたり、底部分のみ完熟マット(5センチくらい)上部は産卵一番でという
見ため美味しそうなセットを組んだりしています。
ボクが住む関東は5月いっぱいぐらい初夏の季節が続くので、だいたい
5月下旬ぐらいに卵や初令幼虫がケース側面に見えてきます。
一応2令ぐらいで取り出したいので、1ヶ月半~2ヶ月はそのままに
しておきますが、小ケースだと♀が上に上がってくることがあるので
幼虫が見えていたら♀は取り出して、次のセットでもいいし
余生を過ごしてもらっても構わないと思います。
そーゆーのが面倒でしたら中ケースで組んじゃうのも手です。
ただ♀が初令幼虫を食べちゃうことがありますから、幼虫が見えていて
♀が上がったら取り出したほうが無難です。



だいたい20も採れれば成功だと思いますよ^^)
ヤフオクに出すことを前提に飼育したとしても40?は多いかもなー♪
ここからは幼虫飼育となります。幼虫飼育についてはまた後日
書かせていただきます♪


雨のスタートとなりましたGW初日。
ちょっと朝からバタバタしましたが、お昼ごろようやく落ち着き、
羽化した個体を割り出しました。その中でも・・・



ん?容器側面から見たより大きいぞっ!



アゴも長く横幅もほどほどでカッコイイではないですか(^^♪



内歯の刻みはシンメトリーにはなりませんでしたが
まぁ合格ラインですか?(☚そう思いたいです♪)



前胸即淵のラインもしっかり出て、頭部 前胸幅もイイカンジです。
何と言ってもですね♡ アゴが長いので、その幅が強調されないのですね^^)
見え方としては上翅が短く見えるのも秀逸モノです。
画像では見えないように撮影しているけど、まだ腹が納まりきっていないので
計測はもう少し経ってからとなります。



画像個体の蛹室。非常にコンパクト(^^♪
この小さい蛹室からあのサイズが羽化できるのは、人工蛹室から
考えるとにわかに信じがたいけど、大型個体ほど蛹室はコンパクトなんですね♡

これは割り出しが楽しくなってきました♪


4月末・・・そうですね。。
羽化してきてもおかしくありません(^^♪
少し季節を勘違いしがちです。



そんなに大きくはありませんが、この時期 ♂の羽化は
なんとなく嬉しいものです♡
ところで、この種子島産ヒラタクワガタ 蛹の段階で
お問い合わせとお引き合いをいただき、大変恐縮しております。
無事 全頭羽化してご連絡差し上げたところ、元々ご予約いただいたほうに
決定されて(ありがとうございます♪)、今回ご紹介の運びとなりました。



実は昨年のことになりますが、種子島産ヒラタは幼虫でヤフオクに出品、
その後 菌糸瓶に入った幼虫を4頭 他のお客様にお買い上げいただき、
(このデータが記載漏れしていました。。)全部で4頭しか飼育していませんでした。



この時期の羽化(いつもよりは遅いです。)なので、♂♀とも
サイズのほうは特出すべき点はないけれど、キレイに羽化しているので
もしお探しの方、いらっしゃいましたら遠慮なくお申し出ください♪

画像撮影のため少々早めに取り出しているので、お渡しには
ちょっとお時間をいただくようになります。
よろしくお願いいたします♪




そんなにいないのですが、ヒラタも羽化しています。
実はヒラタ・・・取り出せる状態ではないので取り出して
いないこともそうなんですが、羽化前にご予約をいただいた関係上、
(まだお取引中なので画像等のご連絡がまだです。)
画像でご紹介するのはもう少し先になります。



依然と根強い人気があるヒラタクワガタです♪
飼育に関しても、このGW~7月にかけてが、産卵にはベストシーズンです。
いろいろな意味で、楽しめるのもヒラタのいいところかなと思います。



あとですね^^)これはボクに限ったことなのかもしれませんが、
本土ヒラタとボクが呼んでいる亜種のほうに人気が集まります。
日本産ヒラタクワガタだけでも相当数の亜種がいるワケですけど、
なぜか本土ヒラタをお求めになる方が多いです♪



確かに奥は深いなぁという印象はあります。
交換ショックでさっさと蛹化するかと思えば、低温管理が過ぎると
悲しい結果が待っていたりもします。。大型を羽化させるには
それなりの気遣いは必要だったりします♪



今年のブリードは、アマミヒラタ(与路島)と本土ヒラタ(屋久島)
の2種に限定しようと思っている国産ヒラタクワガタ。
もうそろそろ産卵セットを組もうと思っています。




久しぶりに国産ヒラタのお引き合いをいただきました。
画像も撮りましたので、詳細のご紹介を兼ねながら飼育における
違いなども書かせていただきます。

(左:屋久島 右:種子島)

そもそも本土ヒラタなので型的な違いはありません。画像ですと屋久島産の
アゴが長く見えますが、これは写し方と個体差なので違いのうちには入らないです^^)
それならなんで両方の島の個体を持っているのか?
地理的にもそんなに離れていないのになんで?と、思われる方も多いと思います。

(屋久島産)
5年・・・いやもう少し前ですか? 屋久島産も種子島産も激レアと呼ばれていた
時期があって、ボクが国産種をお世話になっているショップ様に入荷すると
頼んでおかないと手に入らないぐらいでした。入荷数が少ないのもそうでしたが
種子島産は飼育すると大きくなるので、余計拍車がかかったのですね。。

(種子島産)
近年では、発生時期がノコと比べて若干早いことが分かり、また種子島産は
現地在住の方が採集された個体が出品されたりしていますので、以前から比べると
目にする機会は増えましたが、出品点数から考えると個体数は少ないようです。

(屋久島産)
対する屋久島産ですが、こちらは現地在住の採集される方はボクは知らないので
本州からの採集家の方が採集された個体を入手することになります。
種子島同様発生時期は若干早いようで、入荷数は少ないです。屋久島産は
口永良部島噴火の影響とコロナ禍の影響で、入荷しているかも分かりません。。

そんな種子島産と屋久島産のヒラタですが、飼育においてはどうなのか?

画像の種子島 屋久島の♂サイズはそんなに変わらないんです。
でも飼育上では大きな違いがございまして♪
屋久島産はF3個体 種子島産はワイルドということをご連絡差し上げて
話を進めますと・・・



屋久島産は飼育個体でも大きなほうなんです。これを種子島産に
置き換えると、種子島産でしたら普通サイズになります。
種子島産は飼育では70に迫る個体が出てきます。



でも種子島産 野外品ですとこのサイズは少ないです。
屋久島も種子島も40台~50台が多く、屋久島産野外の60OVERはボクは
見たことがないです。ちなみになんですが、これをノコに置き換えると
逆転するんですね。。ヤクシマノコは飼育ではけっこう大型が出ますが
種子島産で60中盤あたりが出てきたら小躍りものです♪
(野外でも種子島産ノコは小さいです。数回65~という個体が出品されましたが
とんでもない価格が付いていました。)

環境が違うのか?血がそうなのか(入ってきた経路が違う)は定かでは
ありませんが、種子島と屋久島は近いし、型もそんなに変わらないのに
飼育すると明確な差が出ます。あとですね。。ノコは割と離島の個体って
入手しやすいのですが、ヒラタって個体数が多い島の個体でも入手が難しかったり
するんです。ボクがヒラタに傾倒していた頃 初めのころに入手できた
ヒラタとして思い入れがあったりします♪




material by:=ポカポカ色=