クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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冒頭画像は先日 割り出し時にご紹介した画像と同じです。
今回はお題目こそセリケウスとさせていただいていますが、セリケウスを例に
お話しさせていただこうと思います。



セリケウス(オオバヤシ)は昨年(2024年)にほとんどの個体が羽化しています。
この個体は今年の7月下旬羽化個体。産卵は2022年の5月~7月に行っているので
産卵セットから数えて約3年の期間を費やして羽化しています。
画像個体はセリケウス(オオバヤシ)の特徴こそ顕著に出ていますが、
サイズはそれほど大きな個体ではありません。



同じセットから出てきた幼虫でも幼虫の期間が異なる個体は存在します。
環境(容器を置いた場所やマットの状態)がそうさせたのか?
その個体の生育期間が元々そうなのかは不明です。実は他の種類でも見受けられますが
他種のほうが原因は解りやすかったりします。
産卵セットを割り出した時に他の個体と比べて明らかに大きな個体は
産卵セットに♀を投入してからすぐに産卵された個体の可能性がありますから
必ずしも大きくなる血を備わった個体とは言い難いのですが、他個体と同時期に
羽化することを想定して飼育すると、その個体の幼虫期間は長くなるので
(産卵セットに♀投入時直後ぐらいから算定できるので)、大きな成虫になる可能性は
高くなります。ボクもそこまでをデータとして残して飼育しているワケではないので
あくまでも推測の域から出ませんが、結果として羽化までの期間は長くなります。



ただセリケウスに限らず、ミヤマの場合はその限りでないことが飼育経験から
幾度となく同様の事例がありますので飼育側を困惑させます^^)
飼育側の根気や我慢度を試されているような気もしますが、そこは諦めずに
飼育すれば画像のような個体を拝むこともできますので、まぁそこも
ミヤマ飼育の醍醐味だと考えて臨んでいます♪







一度は大型ミヤマ飼育の撤退もしくは制限を考えたこともありましたが
やはり羽化した個体を見ると愛おしいしカッコイイ♡



その中でもアクベシアヌスはちょっとキクロな佇まいを感じてしまいます^^)
いい意味で華奢な部分がユダイクスやケルベスと異なります。



ヨーロッパミヤマ亜種の大型になる3亜種は、血が濃い個体の存在を強く
感じます。それだけ大事に飼育されてきた背景が伺えますし、今回画像でご紹介
させていただいている個体もサイズ関わらず、型は同様に出ていますから
血統モノと呼ばせていただいても差し障りないと思います。



実は昨年の温度管理を徹底できなかったのが影響して、♀の大半が昨年羽化
♂の小型も昨年羽化で(しかもほとんどが販売済み)、数はそれほどいない
アクベシアヌス。来年ブリード用に残しておこうと思います。




しかもお盆休みがやってきます^^)ボクは長期休みの時はあまり外に出ないので
クワ活三昧といきたいところなんですけど、こぉ暑いとなぁ。。。



ミヤマの割出し・・・やりたいんですけどね。。。
画像は昨年のクラーツミヤマのメイトガード画像。
あれから産卵セットを組んで♀を投入後 半年とか放置して割ったら
産んではいないけど♀がご存命(!)ボクのように国産種がメインだと
到底考えにくい事象です。。。産んでいなくてお亡くなり。。というのは
よくありますが・・・



2ペア残して状態のいい♂で2♀ペアリングして、1♀は産卵セット内で★。。
これはよくあることですが、ねぇ^^)・・・



ただこのことはボクが初めてではなくて、友人が経験済みなんです。
昨年?いや一昨年か? なぜか長生きしているクラーツ♀がいるから産卵させてみて
と託されて、産ませた経験はあるんです。。でも目の当たりにするのと聞くのでは
印象は大きく変わります。そのご存命(約1年ですよ。。)の♀を産卵セットに
投入しているのですが、そのセットから幼虫が見えるんです。。



クラーツミヤマの割出しはしたくてもしませんが(これには理由アリ)、他のミヤマは
割りたいなぁ^^)部屋の片付けもしたいというのもありますしね。。



4月以降に組んだセットからも幼虫が見えているし、他種のセットも組みたいから
やりたいことはたくさんあるのですが、どぉにもこの暑さがやる気を削いでしまう
のです。。。





先日 ロンドミヤマの産卵セットが済みまして(ロンド♀投入)、
残りは中甑島産ミヤマ アマミミヤマのみとなりました。
(ドンミヤマは♂♀とも★。。。。)
新成虫の羽化も始まっているので、2026年へ向けて始動し始めた
ミヤマクワガタですが・・・



まだまだお元気な個体もいらっしゃいます^^)
今回はセリケウス(オオバヤシ)の画像と共にお伝えしていこうと思います。



ミヤマ飼育の場合・・・どうしても切り離せないのが個体による羽化時期の差。。
1年で羽化してしまう個体もいれば、2年(もしくは2年超)の個体もいるので、
ラベル管理の徹底が要求されます。



そこに今年ブリードが加わるワケですから、たまーに混乱することもございます♪
昨年からするとブリード数は少なくなりましたが、その分個体ごとの管理を
今まで以上に繊細かつ大胆に進めていこうと思っています。
幼虫で入手する種類も前提に飼育していきますので、あれこれ変動が
あるかと思いますが、まだまだ考えていかないといけない部分もございますから
相変わらずの初心者気質で迷走していくのではないかと予想されます。。
だから新鮮な気持ちで続けていけるのかもしれませんが^^)


したいトコロです♪



ケルブス(ギリシャ)の幼虫が見えています。
同時期にセットを組んだラエトゥス パニーも見ておかないとですね^^)



最近 友人知人 仲間によく聞くことで、飼育手順?みたいなことがあります。
産卵セットの組み方や使用するマットもそうなんですけど、例えば割り出し時期。
ボクはオーソドックスというかスタンダートというか? 割り出すのって、幼虫が
見えてからが多いのですが、卵で割り出して小さな容器(プリンカップなど)に
移して保管される方が多いのに少し驚きを覚えています。



以前 ノコが飼育の中心の頃は、卵で出すと孵化率が悪くて幼虫が見えるまで
放置していたことが多かったのです。これには少し理由もあって、産卵用ケースが
小ケースだったことと、ノコは少し高温気味のほうが産卵率や孵化率が高い(早い)
ので、置き場所に困らなかったんですね^^)



対するミヤマは外気温から随分下げないと産んでくれないし、ケースも
最低でも中 大きな♀を使用するときは大ケースでもサイズが小さいかな?と
感じることもありますから置き場所に気を使います。スペースの都合が一番なのですが
置き場所を誤る(気を使わないで置く)と、産んでも一桁とか 下手すると
産卵場所を確保した形跡があるのに産む前に★なんて♀も確認していますから
カナシクなることこの上ないです。。。



低温種であるミヤマですが、産むことを促進する温度というのはあると思っている
ので、やみくもに温度を下げるワケにもいかない(しかもこの時期下がらないことも)
ので、(他の種類にも影響が出ます。)この卵で出して保管というやり方はけっこう
飼育側にとってはありがたい方法ですね^^)



イベントの出展回数増加に伴い、いろいろと他種の飼育もしているので
スペースの有効活用は飼育に関する重要事項のひとつです。
こんなことを書かせていただきながらいつもと同じ方法で飼育していることに
気が付いて、なにやってんだとヒトリツッコミを入れているのでした^^)





material by:=ポカポカ色=