クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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交尾が済んでしまうと比較的 短命なのはミヤマの宿命。。。
元々 活動を開始したらそれほど長い期間生存する種類ではないのですが・・・



実際 1♂に複数(それもかなりの数)掛ける方もいらっしゃるし、ボク自体も
2~3♀は掛けるので、管理次第でどうにかなるのも事実です。



ロンドミヤマWF1 この子は1♀にしか掛けていないのと割と今年のミヤマブリード
最後の方のペアリングなので、ご存命期間が長く感じるのかもしれません。



ほとんどのミヤマは羽化後半年~は寝て、活動開始後ほとんどすぐと言っていいくらい
ペアリングは可能です。ロンドに限らず、ミヤマはだいたい2♂3♀ほど残しても
ブリードまでの間に友人・知人 お客様でもリピート率が高い方から問い合わせが
来て、だいたい1♂2♀残りになることが多いですね^^)



今年のロンドに関しては、ご購入されたショップ様から♂の追加をいただき、
♀が1頭★ もう1♀も追加購入されたと記憶しています。何にしても、ミヤマは
ちょっとしたこと(気温急上昇でエアコンのセンサーが対応に遅れたとか、
設定温度の変更が遅れたなど)で、カナシイ結果になることもありますから
頼むことも多ければ、同様に頼まれることも多いです。そんなミヤマブリードも
今年はそろそろ終盤を迎えます。


ケルブスは一昨年マイブレークでして^^)
元々飼育していた系統に加えて 同ショップ様より別系統を入手。
そこにアクベシアヌスと交換した系統を加えて全部で3系統がいます。
そこに別産地のギリシャ産が加わり、今年ブリードが成功しています。



昨年 大暴落の兆しを見せたヨーロッパミヤマ勢ですが、羽化してくると
なんとも言えない良さがあり、少数で継続していこうと考えています。
今年は2022年ブリード 2023年幼虫入手(この2系統はショップ様系統)
2023年幼虫入手(アクベシアヌスと交換)が羽化しています。



ちょっとヤバかった蛹室。まだ虫は湧いていませんでしたが、ウジのような
小さな虫が羽化直後の個体を侵食していることを経験しているので、大型ミヤマの
割出しは他ミヤマより早めに割り出します。



湾曲強めの個体を画像にしてみました。昨日の割出しで♂が3頭♀が1頭になりました。
昨年は幼虫数が多かったこともあって、1年1化の個体が多く♀はほとんど去年
羽化しています。



この個体に関しては羽化時にアゴが伸び切らなかった感がありますねぇ。。。
アゴ先端が伸びたらかなりのサイズになります。



南フランス産のケルブスの販売個体は仲間と相談してペアにするか
♂単品で販売するかのどちらかになります。オークションでは安価落札や落札に
時間を要するヨーロッパミヤマ勢ですが、イベントに持ち込むと割と早い時間帯に
嫁いでいきます。今年は少数なのでお探しの方 よろしくお願いいたします。


今日は羽化した個体のメンテや割り出し 購入個体をプラケースに移す作業に
時間を費やしています。休みなのでちょっと雑多になっているから、片付けも
兼ねています。そんな中 嬉しい個体が出てきたのでご紹介いたします。



もうこの状況でワクワク感 MAXでございます^^)



アゴ・・・・太いです!!



近くにあったマジックを置いての比較画像。全体的に太いっ!



原名亜種ならではのアゴ先。まだ薄皮が残っていますが迫力は伝わると
思います。ルニフェルって好みが分かれるかもしれませんが、ボクの中では
ヴェムケンやタテイタ系のように型が独特なので好きなんです♡



羽化後の成虫保管用タッパーに移した画像。このタッパーは
内寸が85ミリですからさすがに飼育レコードに届いていません。。
でも個人的には満足な個体です。



大型個体ほどコンパクトな蛹室。この個体もご多聞に漏れません^^)



もう少ししっかりしてきたらサイズを測ります。
ルニフェルの♂はこの個体以外に3頭いるのですが、うち1頭は蛹で☆。。
残り2頭は蛹と幼虫です。この個体を凌駕する個体が出てくるのを期待します。


続けてS&Bの戦利品をご紹介しようと思っていましたが、ちょっと寄り道です♪



アマミミヤマが起き出しました。アマミミヤマはですね、起き出してから
すぐゼリーを舐めるわけではないので少し観察期間が必要です。



♀もかなりしっかりしてきました。通年から比べると1ヶ月ほど早いです。。



しっかり状態を見てからペアリングします。ペアリングはできれば
見ていた方が安心です。けっこーコトが済むとDVだったりするので、合体後
すぐに♂♀を分けた方が賢明です。焼尻島ミヤマの産卵セットを組むときに
一緒に組んでおきます。セットは中ケースで組もうと思います。
そろそろ2025年のミヤマ飼育もファイナルを迎えます。




離島産地のクワガタと聞いて思い浮かぶのは南西諸島 伊豆諸島だったりしますが
今回は北海道近辺の離島でございます^^)



この画像でも伝わるかと思います。・・・小さいです^^)
ミヤマの♀は小型でも30ミリ台中盤を思い浮かべるのですが、この個体は
たぶん前半ぐらいでしかも細いです。(まだ測っていません。)



北海道焼尻島・・・『やぎしりとう』と読みます。隣にある天売(てんう)島から
撮影された画像を掲載しています。島の詳細についてはウィキペディア参照なので
細かく知りたい方はソチラに飛んでいただければと思います^^)



ここからは主観を含めたクワガタ目線で書かせていただきます。
まず面積が5、22㎢しかないのに加え、最高標高も94mですがそこは北海道♪
しかも原生林(国の天然記念物に指定)があります。
この個体もその原生林(オンコ原生林)で採集されています。



実はこの産地 ビークワ92号国産ミヤマ特集号 巻頭プレートの冒頭で
紹介されています。♂の個体1頭のみの紹介なので希少性が伺えます。
生息数もそうですが、焼尻島に行くのにもけっこうな時間を要すると考えます。
対馬海流の影響を受けて道北の内陸部と比べる限りでは温暖らしいのですが、
ウィキペディアの気候(1991ー2020年)を見る限りではクワガタが生息するには
厳しい環境と言えると思います。



飼育に関する考察や産地についての深堀りはこれからです。
ただ、7月 8月の平均気温が20℃台前半なのと狭面積内の原生林・・・
その厳しい自然環境から希有な森林相とあるので、発生は局地的かと
考察できます。なのでそれほど大きなケースが必要ないかもしれません。
マットも低添加のモノが主体となりそうです。
北海道焼尻島オンコ原生林産WD 2025年7月23日採集
採集者名も記載された確かな個体。離島産地を収集している友人が久々に
興奮して連絡をくださった個体です。この休み・・・またひとつ楽しみが増えました♪







material by:=ポカポカ色=