クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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そろそろ今年ブリード予定の個体のチェックも
しておかなければなりません^^)いつもですとミクラミヤマから
なんですが、今年は撤退してしまったので何から行こうかと考えています。
昨年は想定していないありがたいことがあり、4月からの産卵セットは
忙しかったのですが♪ 今年は自己ブリード個体を中心に産卵セットを
組んでいきます。



まずはメアレーからとなりそうです。この個体は友人からの個体です。
自己ブリード♀とペアリングします。この子は10月11日羽化ですね。
10月中旬羽化の♀(翅パカ個体)と11月上旬羽化の♀の2頭を用意しています。



昨年10月羽化なので、かなりしっかりしてきています。
でも歩行等はまだ安定していないので、まだまだ寝ます^^)
1♀と約1ヶ月ほど羽化時期が離れていますので、起こし出し時に
少々小細工をいたします^^)♀を暖かい処に置いて、この子は低温で
管理します。



実はメアレー 12月羽化個体も1♂2♀います。コチラは全頭自己ブリードです。
だいたい10月 11月羽化個体の起き出しが4月下旬ごろで12月羽化個体は
早くても6月だと思うので(その時の気候で変動します。)、メアレーは
2回に分けて産卵セットを組むことになりそうですね♪
順番的にはケルブスが1番 メアレーの早期羽化個体が2番となりそうです。
他 ラエトゥス ヴェムケンなども絡んでくると思うので、少々細かく
状態を観察していこうと思っています。




よく見る光景ではありますが、全部ミシュミミヤマの卵です。
実は幼虫になるまで割り出さない主義(?)でしたが^^)
割出したら卵が多数出てきてしまったんです。。。



今回確認したかったのは、孵化した幼虫を別にすることと
割り出したときに乱雑感は否めなかったので、マットを
しっかり詰め直したかったんですね^^)
あと卵で割り出すと、どうしてもダメになってしまうのが
出てくるので、そこもなんとかしたかったんです。。



卵比較。見づらいかもしれませんが右の卵のほうが
大きく膨らんでいます。まぁとにかくいろいろ確認したかったんですね♪



おっ!幼虫が出てきました(^^♪ このカップからは卵も出てきたので
卵が2つ入っていたんですね。。割り出し時はひとつづつ入れたつもり
だったんですけどね。。



結局 幼虫12の卵62となりました^^)割り出したときに産んだばかりという
卵も出てきたので、マットのダマになっている部分を細かくせずに保管したのが
増えた原因かなと思っています。



さて、唐突にマット・・・産卵セットです。
昨年大晦日の割り出し時 ♀がご存命でしたので、ダメ元で産卵セットを
組んでみました。このような状態なので、当然ダメでしたが・・・



♀がご存命でした(!)。なので、もう一度組んでみました^^)
詰め方は固詰め部分を少なくして、温度帯は少々高めの処に置いてみます。



孵化は当分先になるかと思いますが、ミシュミミヤマ多数いる予定で
ございます(^^♪


今年 羽化してくるだろう筆頭がエラフスミヤマです。



画像は散々 使っている画像なので面白みがないかもしれませんが
そこは寛大なお気持ちをいただければと思います^^)



エラフスミヤマはヨーロッパミヤマをそのまま縮小したようなカタチを
していますが、実は全くのベツモノでアメリカ合衆国に生息する
数少ないミヤマなんですね^^)しかも1種で1グループという珍しい
ミヤマクワガタです。同国に生息するカプレオルスミヤマグループでさえ
3種います。



ただ、飼育では飼育者数が多いのか?割と流通しています。
それ故なのかは定かではありませんが、外産ミヤマの中では安価な
部類に入ります。個人的にこれからミヤマの飼育を始めてみようかなと
お考えの方にはお勧めのミヤマです。



飼育に関してお伝えいたしますと、ワイルドの入荷は近年聞いたことが
ないので、飼育個体を入手することになります。
小型とは言えしっかり寝るので、個体の保管場所を確保しておく必要は
ありますが、他のミヤマと比べると温度耐性は高いので、8月~10月羽化個体を
入手すれば(だいたい羽化後1ヶ月~販売されると思います。)、その年の温度は
関係するけど、常温保管は可能です。だいたい起き出しは気温が上昇する翌年
5月~なので、上手く起き出してくれれば最低限の温度管理で産卵セットを
組めるときもあります。



♂♀の起き出しズレも少ないので、起き出してゼリーを与えて少ししたら
ペアリングができます。交尾はエサ皿上で行うので確認がし易いですよ^^)
産卵セットは中~大を使用して、マットは低添加のカブトマットに無添加マット
を少し混ぜたものを使いました。交尾済みで温度が適正であれば、マットの
選好みは少ないような印象です。



セット後2ヶ月~3ヶ月で幼虫がケース側面や底面に見えてきます。
見えてきたら割り出すのですが、見えると多産の場合が多いです^^)
この時期は真夏になっているハズなので、ここは温度管理必須になります。
それでも他のミヤマと比べると温度耐性はあるほうだと思います。



幼虫飼育に使用するマットはだいたい産卵セットと同じマットを使用して
(3令で少し高栄養にしています。)、交換は1回か2回、マットの状態で
もう1回ぐらい交換するときがありますが、だいたいそれくらいです。
セット後1年~1年半ぐらいで新成虫が拝めます♪ この画像の個体は
一昨年の伊豆大島行前に撮影しているので、7月下旬辺りの羽化個体です。



ミヤマの中では飼育期間がそれほど長くならなくても大型の♂が羽化してくるし、
♀との羽化ズレもあまりないエラフスミヤマ。個人的には国産ノコの大型♂を
羽化させる感覚で飼育しています。♂は60を越えてくると小型ながらも迫力が
あり、しかも手のひらに乗るサイズなので可愛さも兼ね揃えているイメージです♪




うーん。。。あまり馴染みのないミヤマかもしれませんね。
当ブログに遊びに来てくださっている方々は薄々感じている方も
いらっしゃるかもしれませんが、ボクは小型種が好きです。
と、言ってもネブト・コクワ止まりなんですが、大型で3センチに
満たない種類に何かと目が行くことは確かなんですね^^)



それと今回のお題は何の関係があるの?と、お思いでしょうが
実はノコやミヤマでも小型種を探すことがあります。
ノコは最近 国産種に特化してきているので、あまりみませんが
(でもマクレランドノコは飼育していますよ♪)、ミヤマはヒメミヤマから
始まって、あらゆるグループの小型種を探したりします。



ただ同グループ内に所属していると言っても別種ではあるので
形状はかなり違います。そこでなんか特徴が判り易い種類ってないか?って、
探すんですね^^)ゲアンミヤマはラミニフェルグループ・・・
所謂タテイタ系と俗称もあるくらいのグループで特徴がハッキリしています。
しかも大型になる種類が多いのも特徴なんです。40~60ミリ台で推移するのは
アマミミヤマとゲアンミヤマのみです。



ミヤマを飼育し始めの頃は、種別にマットを変えたりはしていなかったのと
割と初期段階でアマミミヤマの飼育に着手しているので、少々気難しさを
感じていました。そこでもう少し手軽感を感じる飼育ができる種類っていないか?
と、探してみて見つけたのはゲアンミヤマです♪ 原名亜種が記載以降 採集されて
いないなんて言うミステリアスな部分も好きです♡



飼育に関してはどうなんでしょ?^^)そんなに考えて飼育もしなかった
のですが、昨年 友人からのご提供でタテイタ系を数種 ブリードできているので
今回は割と上手くいくかもしれません^^)画像の個体は2021年ブリード分なので
まだ模索段階と言えば聞こえがいいです♪



一応 ブリードに成功はして(と言っても採れたのは一桁)、累代に漕ぎ付ける
ことができました。1ペア販売して、1♂3♀♀♀います。♀はもしかしたら
出品するかもしれませんが、メジャー種とは言い難いかもしれないので
どうしようか迷っています。どちらにしてもミヤマの場合 小型種とは言っても
そこそこのサイズの容器が必要だということも理解したので、スペースの
都合と併せて飼育していくつもりです♪



いやー寒いです。。。それでもクワ活をしようという根性(?)に
自分を褒めてあげたい気分です(^^♪ でも今月はクワ活に充てられる日が
限られているので、やらないワケにもいきません。。
と、いう事で今日はルックミヤマのマット交換です。



さて、産卵から難しいとされるフォーチュン系ですが、実はリベンジなんですね♪
ノビリスと一緒にルックも入手して、ノビリスは成功、ルックは撃沈という結果の
1回目を再考してのセット組みで、なんとか成功しました。
ノビリスから少しは成長はしているみたいです^^)ここまでのあいだに
ビークワ75号も発刊されたのも大きいですね。初令は落ちやすいから3令ぐらいで
割出すと良いとされていましたが、さすがに産卵セットを1年も放置できないので
2リッターに3~5頭を入れて管理していました。マットは産卵セットに使用した
マットに少しだけNマットを加えているだけなので、実に1年半ほど同じような
マットにいたことになります。



全部 暴いてみました。5頭入りが2つ 3頭1 4頭1の計17頭
一応全頭 無事でしたね^^)育ちが悪い個体もいますが、投入時が
ド初令だったんだと思います。ルックは自己ブリード失敗後に幼虫で入手して
羽化させたことはあるんです。そのときの幼虫より大きいカンジがしています。



けっこう見栄えのいい個体もいます。しかし、フォーチュン系全般
(ボクが飼育した種類ですが)、幼虫の皮(肌?)が薄いように感じます。
これはクラーツを飼育したときも同じような感覚を覚えたものでした。



見たカンジ 大きな個体を測ってみました。
5gかぁ。。。まぁこんなモンですかね。。
気を取り直して幼虫を新しい容器に移します。マットは雑虫も湧いていたので
容器にこびり付いたマットをエッセンス替わり混ぜただけに留め、全て新品の
マットに入れ替えました。マットレシピはNマット6 完熟マット2 カブトマット2
の割合です。2令後期の個体に関してはNマットの分量を増やしています。



3令に関しては1400に2頭づつ入れてみました。まだ少々心配な部分もあるので
少数にしましたが多頭飼育を継続します。次の交換で単頭に切り替える算段です。



当初は全頭 飼育しようと考えていましたが、ちょっと邪な考えから
4頭 出品してみました。1年経過しているので大きな個体でしたら
あと1年半ぐらいかと思います。小さい個体でしたら今年 羽化してくるかも
しれません。この他に友人用のマラッツィミヤマを選別して自分用は多頭飼育
に戻しました。ただマラッツィミヤマは新品のマットに産卵セットに使用した
マットを混ぜ込む手法での多頭飼育です。これで半年ほど放置してみようと
考えています。



何も知らずに手に入れたクラーツミヤマから始まり、単純にお求めやすいと
感じて入手したルック・ノビリスから早幾数年(^^♪ 今やフォーチュン系は
得意とまではいかないけど、かなりの高確率で産卵までは成功させています。
なんとか大型の♂が羽化させられるよう頑張ってみたいと思います。




material by:=ポカポカ色=