クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ミヤマの飼育は他の種と異なる部分があり、少々気難しい印象と
『低温』というワードが大きな壁に感じる方も多いかと思います。
マットもコクワ ヒラタ ノコとは違う銘柄を使用することからも
同様の印象を持ってしまうかもしれません。。



とりわけミヤマの中でもフォーチュン系 ヒメミヤマの仲間は
産卵もそうですが、幼虫飼育においても未解明な部分が多く、
大きな個体を羽化させるのは至難の業とされています。
事実 書いているボクも納得できるような個体を羽化させたのは
数頭で、羽化してくれてありがとう^^)という感じです。
まだまだヒメミヤマ系飼育の初心者のボクが書くのはおこがましいのですが
お付き合いいただければ幸いです。



まず産卵セットですが、それほど低温維持が必要という訳ではなさそうです。
時期的には温度が上がる5月~がワイルドも入荷してくるし、ブリード個体も
起き出すので、温度管理は必須となります。ですが、10℃台前半など極端な
低温維持は必要ないと考えています。セット内容は中もしくは大ケースを
使用、マットはNマットをベースに少々無添加のカブトマットを加えます。
マット以外ではミズゴケや産卵木の割りカスも入れます。大事なのは詰め方で
固くは詰めないが中の坑道が崩れないぐらいという、なんとも微妙な言い回し
の詰め方です。ミズゴケは♀の脚に絡まない程度に短くして入れます。



さて、産卵セットを組んで♀を投入しました。♀が潜ってくれました。
で、ここからなんですがボクはあまり卵で取り出さないんですね。。
なので、結果が出るのは早くて3ヶ月~となるわけなんです。
ただ、途中で♀が上がってくることはあるので産卵セットの状態は
確認します。大きなケースで産卵させると潜りっぱなしになってくれるので
それを産卵していると判断しています。ヒメミヤマ系の飼育をされている方の
ブログ等も良く拝見させていただくのですが、産卵自体は他ミヤマと同様な
ようですね^^)



先ほど卵で出さないと書かせていただきました。そうなるとどこで
判断するのか?なのですが、産んでいますとケース側面や底面に幼虫が
見えてきます。こぉなるとかなりの数を産んでいると期待が高まります。
今年は猛暑のせいで、室温が思うように安定しなかったのか?ケース側面に
見えている幼虫だけ。。。というケースもあったので、少し自嘲気味に構えます。
ここで他種のミヤマは割り出してしまうのですが、ヒメミヤマ系は我慢します。
ボクの友人に『ガマンの子』というキャッチフレーズを持つ友人がいるのですが
ヒメミヤマ系は初令で割り出すより2令後期~3令初期で割り出したほうが
その後の生育が明らかにいいとアドバイスをしてくれて、実感もしているので
その友人に倣って、そのまま放置保管します。時期によってはコバエの温床とも
なりえますから、その場合は割り出して産卵セットに使用したマットのいい部分と
新しいNマットを加えて保管します。事実 そうしたほうが幼虫も落ちないので
最近は販売以外では多頭飼育を試みています。

・・・かなり長くなりました。。パート2 書きますので、よろしくお願いいたします。





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