クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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友人から問い合わせいただき、書いたアマミコクワの産卵。
思っていたよりアクセス数(どの記事をどのくらい数読まれているか?
などは分かるようになっています。)が多いので画像付きで
書いてみようと思います。
正直なところ、ボクも成功率としては低いほうで
しっかり産ませているのはヤエヤマコクワだけなんですね。。
他亜種は3回セットを組んで1回はボーズということが多いです。



これは今年に入ってから初めての産卵セット。
4月21日インとなっているのでたぶん産んでいないだろうな?
と、思いつつ割ってみると案の定 産んでいませんでした。



ボクも友人に習って、再ペアリングします。
あのセットも♂♀同居だったのですが、再セットの
仕込みが終わるまで画像のようにしときます。

今回はカワラ材を使います。みなさんのお話を聞いていると
かなりの成功率だそうなのでボクも真似します♪

アマミコクワ各亜種は、一回のセットで数はそんなに出たことがありません。
二桁の後半も出てくれば大成功だと思っています。
あと時期があるとずーっと思っていたのですが、秋口にセットを
組んでも産んだ例も多数聞いているので、産ませスイッチさえ
入れてくれれば産んでしまうのだと思います。
今年はヤエヤマコクワはまだ幼虫なので、アマミコクワ系は
画像の加計呂麻島産のみのブリードです。
こぉなってくると産んでもらいたですね^^)





伊豆大島産のコクワが羽化していました。
割り出したのは5月30日なので、割出しからほぼ一年半。
長かったですね^^)

伊豆大島産のコクワガタは友人の自己採集で
幼虫でおすそ分けしていただいています。



♀は昨年12月に羽化しているからペアになりますね♪
キレイに羽化してくれたので非常に嬉しいです♥



少しだけ上翅が端折ってしまいました^^)
伊豆大島産のコクワは、野外でこのサイズが採れたら
小躍りモノです♪ 過去一度だけ大歯が採れたことがありましたが
こんな立派ではないです。

今年は離島に採集どころか旅行すら難しいので
また違った意味でこの子の羽化は嬉しいです♪




アマミコクワです。でも加計呂麻島産なのです♪
友人からのプレゼントというのが大きいのですが
なんせ貴重です♥



すこーしですが♂も上翅に縦スジが通るのですね?



♀の縦スジは顕著です。スジブトヒラタと言えば大袈裟かも
しれませんが酷似した縦スジです♪
栗色というのも嬉しいですね^^)



今期のコクワ成虫はこの加計呂麻島産アマミコクワのみです。
幼虫では2種3亜種ほどいます。
加計呂麻島産のクワガタは意外といて、このアマミコクワ
アマミヒラタ アマミネブト・・・ノコがいませんね。。。

この子たちもこの週末、成虫管理用ケースにお引越しです♪





日本にいるコクワガタと呼ばれるのは
この2種ですね^^)
飼育的にはどちらも変わりません。
アマミ系に加工材を用いることはありますが
ボクはほとんどクヌギかコナラで採卵します。



個人的にはですね、オオクワの採卵となんら変わりないと
思いますが、種類によっては数を産まない種類もいますので
シーズンで何回かセットを組むなどが必要となります。



ヤエヤマコクワなどは時期があるように思います。
西表島は亜熱帯に属するので関係なさそうな気もするけど
ボクはだいたい時期を決めて採卵します。



これはコクワに限ったことではないのですが
羽化した個体はしっかり寝かせます。
羽化した年に採卵することってあんまりないです。
まぁこれは羽化した時期によることも多いのですが
ボクのところではコクワの羽化時期って7月下旬~9月に
かけてが多いので自然とそうなってしまいます。
仮に後食を始めてもブリードは翌年ということが
多いですね♪ この時期はもう置き場がないということが
大きいですが、なんかドルクス系は羽化した翌年のほうが
産みがいいという迷信めいたものがあります。



ところで国産コクワも離島モノはあまり流通しないので
重宝する傾向があるのですが、特徴があまり見られないのが
残念なところです。でも突き詰めて見ていないだけかも
しれないからなぁ。。赤い個体が多いとは思っています。

正直なところ大型個体はディテールが強調されて
カッコイイと思います。世界的に見ると珍しい種類なので
種類を絞っても続けていきたいなと思います。



ボクは外産のコクワガタは飼育していないので
国産のみとなりますが・・・



まず、地元で採集できるようなところがあれば
自己採集の個体でブリードしてみるのは面白いかと
思います。コクワの場合、発生初期ですと
越冬個体も数多くいますので、飼育する個体は
キレイな個体でペアリングしてからブリードされると
よろしいかと思います。



亜種や産地モノで飼育されたいのなら
購入して入手という場合が多いかと思います。
以前より安価で取引されているのでコストというより
見つかるかどうかというトコロが問題ですね♪
トカラ ヤクシマ ミシマ・・・画像で見るより
実物の特徴は顕著ですので、ぜひ手に取って
確かめてください。ちなみに飼育コストはどのコクワでも
同じです。



国産コクワは大別すると本土系とアマミ系の2種。
レア種はヤエヤマコクワですが、近年はブリードモノが
出回っているので探せば見つかると思います。
飼育して大型になるのもヤエヤマコクワです。

ヤエヤマコクワ以外でレア種となると本土系の亜種になりますが
ヤクシマコクワは産地に拘らなければ意外と安価だし、
採集禁止地域でない産地もありますから、うまくいけば
ワイルドの入手も可能です。ただ数が入るかと言うと
そうでもないので、探している方は見つけたら即買いくらいの
勢いは必要かもしれませんね。その他の亜種で採集禁止でないのは
ハチジョウコクワぐらいなので、あとは飼育個体の入手となります。
アマミ系コクワは採集禁止ではないですが、一度に数多くというのは
見たことがありません。どちらかというとアマミ系も飼育個体を
入手したほうが早かったりします。

意外とね、一回の産卵セットですごく数が採れるというワケではないので
後々のことを考えると易しいクワガタだったりしますよ♪
一度飼育してみても面白いかと思います。



material by:=ポカポカ色=