クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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コクワの記事自体を書くのが久しぶりです♪



南紀大島のコクワガタWF1ですね^^)
赤みが強い個体で知られる南紀大島産のコクワですが、
赤みの強い個体は、ショップ様が掛け合わせを繰り返し
血統と謳ってこそいませんが、もはや血統と呼んでも
差し支えない個体群が、あの真っ赤なコクワです。



まず個体を見ていくと、かなり立派なコクワです。
サイズを測ったら45強ぐらいなのですが、横幅があること
内歯部分の幅があり、アゴも太めなところから実数字より大きく見えます。



で、色なのですが・・・離島のコクワって意外と赤い個体が
多いのはあまり知られていないかもしれませんね?
ボクが個体数を見るのは伊豆大島産で、やはり上翅が赤い個体を
よく見ることができます。(と、言いましても1回の採集で5頭とか
見れたら多いほうです。昨年の採集で一番見た気がします。)
ここで南紀大島産を見ていくと、上翅だけでなく頭部 胸部にも
赤みが確認できるので、真っ赤な個体を期待してしまうのが分かります♡

正直なところ、南紀大島産のコクワってお値段が張るので
入手した(いつも落札できずにいます。。)ことはありません。
そんなところからもこの個体が手許にいて嬉しい気分になっています♪



今年に入って一番の増種というか補強は
ヤエヤマコクワを1ペア追加したことです♪



けっこうディンプルがありますが良個体。
なんせ、すぐなくなってしまうので選んでいる余裕がありません♪



今年の年始の挨拶も兼ねて連れて帰ってきました。
入手先はもちろんユウタンさんです。
ウチのヤエヤマコクワは今までもユウタンさんからの個体です。



ペアの♀。けっこう大きいです♡実はもう1ペアいるので
この♂と掛けるかは未定ですが、どちらにしても期待の持てる
個体です♪



うーん^^)迷いますね♪



♂はこちらのほうが赤いかもしれませんね?の昨年入手個体。
もう後食はしています。後食しだすと産むそうなんですが
ボクは慣例に習って初夏に産卵セットを組みます。



最近ではあまり????という個体も見られなくなりました。
ボクが入手するヤエヤマコクワは、しっかりとした背景や入手経路が
明確になっています。ボク自身、なんでかんで200やそこらは見ているので
最近ではパっと見ただけでも判別がつくようになりました^^)
1回の産卵セットでは頭数は得られませんが、数回に分けてセットを組むと
それなりの頭数は確保できるのですが、今年は2ペアで挑もうと思っています。




書く書くとお伝えしておきながらなかなか書かない
当ブログですが^^)いけずもそこそこにしとかないと
来ていただけなくなるので今回は書かせていただきます♪



まずはどこで判断するか?なのですが
前胸即淵後方部分のカーヴ 上翅の先端の丸み(カーヴ具合)
と色などが分かりやすいと思います。♂の内歯の出方は個体差と言うより
サイズで変わってきますので、必ずしも真横に向いているわけではないと
いうことも記述しておきます。♂も♀も全体的な印象としてコロンと
しています。あとアマミコクワ系の中ではサイズが出しやすいです。
40OVERが比較的出やすいのもヤエヤマコクワなんですね^^)



それでは飼育について書かせていただきます。
ボクは羽化後 後食を開始してもすぐに産卵セットは組みません。
だいたい1年ほど寝かせるというかペットとして飼っています。
特に秋羽化の個体は経験上 翌年に産卵セットを組んだほうが
産みはいいように感じています。これについてボクは国産種の
ヒラタ・コクワはだいたい同じようにしているだけで決定的な
ことはありませんが、今のところヤエヤマコクワで失敗は
ありませんのでこうしています。



産卵セットを組む時期はだいたい6月上旬~8月ぐらいまでで
内容は所謂コクワのセット。コナラやクヌギの柔らかめの材1本を
小ケースに入れて、ケース底はマットを3センチぐらいガチ詰めで
あとは材を覆うようにマットを入れて完成です。材については
加工材などでも産卵例があるようですから、そちらでもいいように
思います。ボクはヤエヤマコクワの産卵に加工材は使ったことが
ありませんが、加計呂麻のアマミコクワには使用したことがあります。



材の加水量は一晩加水して半日乾かすというオーソドックスな
加水です。水分が極端に多いのは好まないようです。
セット後1ヶ月~1ヶ月半ぐらいで材を取り出すと初令幼虫や卵を
割り出すことができます。そのまま材を入れ替えてあげれば
まだ産みますので、だいたい1シーズンに3回ほど材を入れ替え
20前後の幼虫を得られれば成功と言っていいと思います。
幼虫飼育に関してはほとんど菌糸に入れてしまいます。
管理温度は22℃あたりがいいように感じています。
容器サイズは500もしくは800。あまり食べないので菌糸が劣化したら
変えてあげるぐらいの感覚です。ちなみに温度が高いと他のコクワ同様
さっさと加齢して羽化してしまいますので、ある程度の温度管理は必要か
と思います。ボクのムシベヤではだいたい幼虫期間が8ヶ月~12ヶ月で
30台中盤から40ぐらいの♂を拝むことができます。



飼育に関してはヤエヤマコクワだからということはなく、
アマミコクワ・本土コクワの飼育方法に準じますが、材を複数入れると
どうも徘徊だけして産まなかったりという経験があるので面倒でも
材1本を入れ替える方法を取っています。あと産卵時期は特定して
いるけど、他の時期でも産んだということも聞いています。
最近、採集例も聞こえてこないので やはり貴重ということは
変わりないヤエヤマコクワ。充分に成虫を楽しんでからブリードでも
遅くはありません^^)






最近書いていないヤエヤマコクワですが
実はブリード用に1ペア確保しています。
意外とお問い合わせも多いので、成虫の状態を見たときに
新しい画像とともに再度書かせていただこうと思っています。
最近では時期を問わず産卵させている方もいらっしゃるようなので
そのような話も交えながら、産卵 幼虫飼育などを中心に
書かせていただきます。






随分前から縮小傾向にしていたコクワ各種なのですが、増えたり減ったり
を繰り返し現在5種ほど家にいます。



実は産卵セットを組んでいるのも2種ほどいまして
ヤクシマコクワとアマミコクワ(加計呂麻島)を組んでいます。
そんな事情もあり、今年はヤエヤマコクワは持ってはいるけど
産卵云々はしていません。アマミコクワに関しては一度採卵済みで
2度目のセット(少なかったですからね。。)を組んでいます。



アマミコクワの加計呂麻島産は一度流通してからブリードモノを
若干見る程度でそんなに流通していない印象があるので
ブリードしています。
対するヤクシマコクワなのですが、こちらは種子島産ワイルドからの
採卵です。ヒラタ・ノコ・ネブトと同時期に入手しています。
ヤクシマコクワはもうマットにまで幼虫が見えてきているので
近々割り出します。

あと久しぶりに外産種のコクワを幼虫で入手しました。
ちょっと頑張りましたが^^)ただいま菌糸に入っています。
どうしても部屋をミヤマベースにしているので低温種に
触手が伸びます。ただこれ以上増やすことは考えていませんよ^^)
さすがに部屋の温度を下げているとはいえ、この連日の猛暑で
所々室温が疎らになっているので置ける場所というのも限られてきますからね。。



今年は意外と成績もいいので増種は控えて今いる種類の飼育に
専念する予定です。


material by:=ポカポカ色=