クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今年 羽化してくるだろう筆頭がエラフスミヤマです。



画像は散々 使っている画像なので面白みがないかもしれませんが
そこは寛大なお気持ちをいただければと思います^^)



エラフスミヤマはヨーロッパミヤマをそのまま縮小したようなカタチを
していますが、実は全くのベツモノでアメリカ合衆国に生息する
数少ないミヤマなんですね^^)しかも1種で1グループという珍しい
ミヤマクワガタです。同国に生息するカプレオルスミヤマグループでさえ
3種います。



ただ、飼育では飼育者数が多いのか?割と流通しています。
それ故なのかは定かではありませんが、外産ミヤマの中では安価な
部類に入ります。個人的にこれからミヤマの飼育を始めてみようかなと
お考えの方にはお勧めのミヤマです。



飼育に関してお伝えいたしますと、ワイルドの入荷は近年聞いたことが
ないので、飼育個体を入手することになります。
小型とは言えしっかり寝るので、個体の保管場所を確保しておく必要は
ありますが、他のミヤマと比べると温度耐性は高いので、8月~10月羽化個体を
入手すれば(だいたい羽化後1ヶ月~販売されると思います。)、その年の温度は
関係するけど、常温保管は可能です。だいたい起き出しは気温が上昇する翌年
5月~なので、上手く起き出してくれれば最低限の温度管理で産卵セットを
組めるときもあります。



♂♀の起き出しズレも少ないので、起き出してゼリーを与えて少ししたら
ペアリングができます。交尾はエサ皿上で行うので確認がし易いですよ^^)
産卵セットは中~大を使用して、マットは低添加のカブトマットに無添加マット
を少し混ぜたものを使いました。交尾済みで温度が適正であれば、マットの
選好みは少ないような印象です。



セット後2ヶ月~3ヶ月で幼虫がケース側面や底面に見えてきます。
見えてきたら割り出すのですが、見えると多産の場合が多いです^^)
この時期は真夏になっているハズなので、ここは温度管理必須になります。
それでも他のミヤマと比べると温度耐性はあるほうだと思います。



幼虫飼育に使用するマットはだいたい産卵セットと同じマットを使用して
(3令で少し高栄養にしています。)、交換は1回か2回、マットの状態で
もう1回ぐらい交換するときがありますが、だいたいそれくらいです。
セット後1年~1年半ぐらいで新成虫が拝めます♪ この画像の個体は
一昨年の伊豆大島行前に撮影しているので、7月下旬辺りの羽化個体です。



ミヤマの中では飼育期間がそれほど長くならなくても大型の♂が羽化してくるし、
♀との羽化ズレもあまりないエラフスミヤマ。個人的には国産ノコの大型♂を
羽化させる感覚で飼育しています。♂は60を越えてくると小型ながらも迫力が
あり、しかも手のひらに乗るサイズなので可愛さも兼ね揃えているイメージです♪




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