クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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マルバネは幼虫しかいないので、過去画像の使いまわしと
なりますことをあらかじめお伝えしておきます。



実は3年目を迎えている個体が何頭かいるのです。
で、このあいだひとつだけ繭玉を割ってみたのですね。



そうしたらしっかり蛹でした。
想定内ではあったので、割る段階で修正が効くようにしていたから
繭玉を元の状態に戻したのですが、他の容器で少しだけ容器外から
見える個体もいて、そこの個体も蛹。ここで他もそうだろうと
考えを改めまして、触るのを止めたのですが・・・



ボクの認識では、個体差はさておき2年目の夏ごろから繭玉を作り始め
前蛹~蛹の期間を得て、だいたい10月の中旬辺りから羽化してくると
認識していたのですが、どうも秋ごろにそうなると、蛹の期間が長くなる
ようです。。確かにアママルは3年目に突入しています。
トクノシマは飼育したけど途中で落ちたので分かりませんが、
他はほとんど2年で羽化しているので、そう思っていたのですが
どうもそうではないみたいです。。



幼虫期間が長いから大きな個体が羽化してくるのか?と、
聞かれるとマルバネの場合はその限りではないのですね^^)
これはもう経験済みで、やはり適切な容器サイズやエサを
確保してあげないと、いくら飼育期間が長くなろうとも
大型個体は羽化してきません。



そんな忍耐こそが・・・とボヤキたくなるマルバネ飼育なんですが、
個人的に、歳を重ねたから気長に待てるのかなと思いつつ、
採卵した年と羽化した年を見比べて、その年月の違いに驚きながら
そのころ自分は何やっていたんだっけ?と、忘れている自分自身に
少々凹んだりもしています^^)





昨日は夕方 どうしても外せない仕事があったので
マルバネ各種のみのクワ活となりました。昨日はいい天気だったのに
今日は一転して雨。。。一応最低限のことはしましたので、別記事で
書かせていただくとして、まずは昨日のアママルの続きからとなります(^^♪



アママルは先輩からのプレゼントで、全部で6頭いただきました。
うち、1頭が落ちて現在5頭飼育しています。全頭 体重測定をしましたので
その画像を交えながら他亜種との違いなどを書かせていただきます。
予めご連絡差し上げますが、あくまでも個人の感想・主観を書き綴っています。
違う部分もあるかと思いますので、そこは大目に見ていただけるとありがたいです♪



最初に開けた1頭。17g。まぁよろしいのではないでしょうか?
まだ伸びしろがありますね^^)アママルはモチベーションの維持との
戦いでもあります。



あれれの14g。。♀であってほしいですね。。
マルバネは♂♀判定がボクはイマイチです。。。
ちなみに昨年、石垣島産ヤエマルを幼虫で購入して
(これはあまりにも安価でしたので、思わず入手してしまいました。)
アママルのあとに交換したら、だいたい同じような体重でした。
ただ800に入れていたので、長さが短かったのが今後 どぉ影響するかが
心配です。



気を取り直しての18g。この個体は長さもあっていいですよ♡

アママルの幼虫は意外と凶暴です。噛もうとしてきますね。。
かつてツヤクワガタの幼虫でも同じような経験があります。
ヨーロッパミヤマ系の幼虫が自分の尻を噛もうとするしぐさも怖いですが
これはこれで怖いというより危険性を感じてしまいます。



微妙な16g。まだ伸びるかなぁというトコロです。

アママルは飼育期間が3年とされていますが、他の亜種でも
3年かかってしまう個体はいます。どうも次のステージに行くはずの時期を
低温にしてしまうと、繭玉こそ作るけど幼虫でジッとしていたりしますね。
ミヤマ飼育の影響が出てしまった部分でもあります。西表島産のヤエマルも
いるのですが、繭玉を割ったら蛹でした。繭玉を上手く繋ぎ合わせて
(割るときにちょっと技を使います♪)周りのマットを加水 付け足して
元に戻しておきました。



最後の1頭。 17g。可もなく不可もなくというカンジの結果でした。

アママルは今まで全頭 1400㏄に入っていたので、今回は2300に
入ってもらいました。一日経過して状態を確認したところ、
比較的新しいマットのところで落ち着いてくれていたのは嬉しい限りです♪

アママルの飼育は、少々慎重にコトを進めれば、決して難しいことではないと
自分に言い聞かせて飼育しています。アママルに限らずマルバネの飼育は
いろいろなこと気付かせてくれたり、思い出させてくれるので少数でも
飼育は継続していきたいと考えています。ただ次の成虫が羽化してくるときは
自分が随分 歳を重ねたことも同時に気付いてしまいます^^)







この画像のマットの色を見て、ピンときた方は
やってらっしゃいますね^^)



仕込みます♪

Nマットと完熟マットに先ほどの赤枯れマットを混ぜ合わせます。
今回のアママルの交換はサンドウィッチ形式でいきます。



クリアボトル2300底面5センチほど敷きます。
詰めは軽くです♪



オキマルの繭玉。昨年羽化個体からです。
先ほど配合したマットに混ぜて、生体を周りに入れます。
もちろんそれまで入っていたマットも混ぜ込みます。
五目混ぜ込みマットですね(^^♪



混ぜ込みました。加水は多め、ここに今まで入っていたマットを
混ぜるともっと黒くなります。



太陽光が入ってしまい、見ずらいけどマットの色の違いが
分かるでしょうか?中央の黒いマット部分に幼虫を入れます。
幼虫の周りはそれまで入っていたマットで囲います。

これで幼虫を入れたら、新しいマットをクリアボトルの肩口まで入れて
完成です。フタ付近は通気の関係上、劣化と乾燥が激しいので
新しいマットを入れます。マルバネの場合 幼虫が上に上がってくることは
少ない(もし、そうなったらヤバイ。。)ので、古いマットを入れても
いいのですが、栄養素が沈殿していく様も想像して、新しいマットを
入れています。



アママルの場合、ヤエマルやオキマルと比べると赤枯れの依存率が高い
印象を持っているので、赤枯れの配合率は他2種より多めに配合しています。
また、飼育上での高栄養 高添加というものに対応しづらいとも感じているので
完熟マットの配合率は少なめです。これで1ヶ月に一度キリフキをして、
マットの劣化具合によってはもう一度交換か?というところです。
遂に3年目に突入したアマミマルバネ。
なんとか成虫を拝みたいものです(^^♪




ボクの飼育の中で大きな柱のひとつであるマルバネ。
実は販売云々もそうですが、様々な方々とのコンタクトや
情報交換 他の種類を飼育するうえでの応用など多岐に渡って
マルバネ飼育が及ぼす影響は大きいのです。



マットの配合を考える上で、マルバネ飼育は色々なことを教えてくれます。
幼虫に効率良く栄養摂取をしてもらうかを考える上でも非常に参考になります。



マルバネに限らず、その種類に適合したエサと温度≒適切な環境
(完全なイコールにはならないと感じています。)と、考えても
そんなに外れてはいないと思いますが、マルバネを飼育し始めてから
より深く考えるようになりました。



飼育期間も長く、大きな容量の容器も使います。
決して簡単な部類の種類ではないと思いますがやめられないのです^^)



今年3年目を迎えたマルバネ各種のエサ交換の時期がそろそろです。
今年はアママルの新成虫が拝めるよう尽力したいと思います♪






そろそろ成虫の羽化も終盤か?というマルバネ。
まぁ、幼虫のまま翌年に繰り越す個体もいるにはいるんですが、
この度 成虫で入手して飼育してみようという方に
少しでも参考になればと(少々お節介です。。)思い、書いてみます。



入手方法はいろいろですが、成虫はヤフオク等ネットが入手しやすいです。
ボクが見かけないだけだと思いますが、ショップやイベントで販売している機会に
出会ったことはあまりないです。友人が購入したりしているので、ないワケではないと
思いますが、少ないのかもしれませんね^^)

現在、入手できる国産マルバネは限られていて、アママルとヤエマルのみとなっています。
チャマルも入手できますが、非常に高価になっています。あと聞いただけですが、
飼育方法は違います。



どうしてもアママルが飼育したいという方はスルーしていただきたいのですが、
マルバネ飼育で失敗をしたくないと云うのでしたらヤエマルがお勧めです。
ヤエマルは石垣島産と西表島産が流通していて、同じヤエマルでも微妙に型の
違いがあるので、ご自分の好みの型を入手されるとよろしいかと思います。
ちなみに石垣島は採集禁止です。



無事 個体を入手できましたら、♂♀の羽化時期の違いと
繭玉割りか自力ハッチかを確認しておきましょう。♂♀の羽化時期はそんなに
離れていないほうが後々 安心です。
繭玉割りでしたら、活動までに少々時間を要します。
まだゼリーは舐めないので、個別に分けて様子をみます。歩き出していたら
活動開始のサインですから、ゼリーを入れて舐めるか確認します。
舐めだしてもまだ性成熟はしていないので、少しの間成虫を楽しんでください♪



自力ハッチ個体は、ゼリーを入れて様子を見ます。齧り付くようでしたら
交尾はできるかもしれないけど、ボクはまだペアリングはしないでいます。
目安はゼリー3つぐらい、期間にして1週間から10日ぐらいです。
ペアリングは、ハンドペアリングが可能です。♂♀どちらかが交尾可能で
どちらかがそうでない場合もありますから、コトは慎重に運びます。
ダメなようでしたら3日~1週間ぐらい様子を見ます。



交尾欲は旺盛で、お互いが交尾可能でしたらコトはスムーズです^^)
交尾はだいたい15分~20分ぐらいかかります。交尾が済んだらすぐに産卵セット
に入れたいので、ゼリーを舐めだしたぐらいでセットを組んでおいても
いいかもしれません。産卵セットに必要なマットですが、ボクはNマット Üマット
赤枯れマットを揃えておきます。ここに繭玉入りの幼虫使用済みマットがあると
産卵率は格段に上がるけど、今回は成虫入手ですので、ないという前提で話を
進めます。マットの配合は4:4:2ぐらいで、2は赤枯れです。NマットやÜマットに
混ぜられている粗目のチップはフルイ掛けなどで取り除いておくといいと思います。
パウダー状のほうが産みはいいように感じています。あとマルバネ産卵用マットを
使ってもいい思いますが、ボクは使ったことがないので割愛させていただきます。



マットは少量づつよく撹拌して使用します。このとき加水もしますが
加水量は若干多めにしてください。使用するケースは大でも中でもいいと思います。
セット自体は配合したマットをバサッとそのまま入れてもいいし、
底面を少し固く詰めてからバサッと入れても大丈夫です。ボクは底面固く詰め派です♪
ただ深さはある程度必要なので、容器の8から9分目までマットを入れます。
あとは交尾済みの♀をセットに入れて終了です。管理温度は22℃辺りが丁度よいと
認識していますが、この時期なら常温でも産まないわけではありません。
今、セットを組んだら割り出しは来年1月ごろです。おとそ気分を味わいながらの
割出しは結構楽しいですよ^^)割り出しについてはまた今度の機会に
書かせていただきます♪






material by:=ポカポカ色=