クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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最近書いていないです^^)
ノコのこと。
今の時期はエサ交換以外はあんまり書くこともないので
ちょっと遠回しになってしまうのですね。



でも少しだけ書いてみようと思います。
最近、いろんな種類のクワを同時に飼育するように
なって感じたのですが、もしかしたら
ボクが飼育しているなかで一番手間がかかるかもしれません。
ノコの飼育で一番気をつけなければならないのはこれから。
昨年6~8月に採卵した幼虫たちはほとんどが3令のはず。
今はまだ菌糸なりマットなりの中ですくすく育ってくれればいいのですが
3月~GWあたりの交換で様子を見ます。



これ以上は時期が来たらまた書きますが
大きくてカッコイイ個体を孵すにはそれなりの工夫を
したほうがいいかなぁと思っています。



コクワやネブトは最後の交換をしたらそのままでよいし、



ヒラタもどちらかというとそのまま。



ノコはそのままでもいいけど
あれこれやっといたほうがいい場合がありますねぇ^^)



今は凄く寒いけどもう少ししたら
暖かくなってきます。そこからがノコ飼育の
正念場でも楽しみでもあります^^)


今日はここ最近では暖かったです。
昨日は出かけたので、今日は本腰を入れます^^)



クワガタの飼育は趣味だし楽しいけど
この時期の洗い物はキツイ。。。
休憩なしで一気に片づけます。
一息ついたら出来なくなりそうなんです^^)



約1時間後。。なんとかなりました^^)
缶コーヒーで凍えた手を暖めます。

まずはハチジョウノコのエサ交換。



上に上ってきていました。。大きさ的にはまずまず♪



こちらもそこそこ^^)この2つのカップには
3頭ずつ入っていました。(忘れていました。。。)
完熟マット。合うみたいです(^^♪



こちらもハチジョウノコ。Uマットに入っていた個体です。
うーん。。。やっぱりノコですねぇ^^)



今回はハチジョウノコの食痕入り(使用済み)マットは
ふるいにかけます。そぉ話は前後しますがネブトに使います。

これ以外には、ミヤケノコ(式根島)の割り出し。
アマミノコ(加計呂麻)の割り出しをしたところで
完熟マット終了。残りは翌週にします。
ミヤケノコが13頭 アマミノコが20頭とまずまず。
しかしまだ幼虫が小さかったです。
やっぱり温度が低いとムダに時間がかかるような気がします。

ここから先ほどの記事に続きます^^)




羽化後(羽化時期が大いに関係します。)
半年寝る個体もいれば2ヶ月ぐらいで起きちゃう子も
いますよね?

これ・・・困りますよね。。。

コクワやヒラタは成虫用のケースに入れて
ゼリー舐めさせて、越冬できる種類はそのまま寝てもらって・・・
なんてことができるのですが、ノコはね。。。



休眠期間の幅は種類別、産地別、個体別と
いろいろ区分けすることができますが、
一番厄介なのは、同腹採卵 同時期羽化なのに
休眠期間に幅ができること。
もう根気よく個体ごとにお世話するしかないというのが
実情です。こないだも下甑ノコの♀がタッパーを食い破るという
事件が起きて(こぉなるとエサを与えます。)
一頻りゼリーを頬張ったあとマットに潜っていき
一安心したところです^^)



ここはノコに絞って話をさせていただきますと
やっぱり羽化後の管理が大事なのかなぁ?
って、思います。
飼育者からするとそんなに違わないじゃん。。って、
思っていてもクワにとっては大きな違いがあるのかも
しれませんしね^^)
この時期に起き出す個体って滅多にいないけど
やはり暖かい場所やその温度を継続できるような場所に
置いておくのはよろしくないみたいです。

せっかく大事にしておいたのだから
もう少し寝てもらいたいものですよね?^^)




本州にお住まいの方なら誰でも一番最初に
採集するのではないでしょうか?
飼育を趣味にしてあれこれ遣ってみたくはなれど
温度管理だぁ菌糸ビンだぁと分からないことが
羅列され、しかもそれが必要だという。。。
そんなときに国産種の一番身近なコクワでちょっと・・・
というのはボクの経験なんですが^^)

コクワの採卵はカンタンです。
適当な材を入れてキリフキとゼリーさえ切らさなければ
かなりの確率で産んでくれます。
アマミや離島本土系も生息地に沿ったことを
しておけばだいたい産んでくれます。
では大きな♂を孵したい願望が強まったとき
どーするのか?を書いてみたいと思います。



意外と見落としがちな部分として採卵時期があります。
コクワの場合、だいたいGW明けぐらいからがブリードの
シーズンインとなりますが最初の採卵した子孫は夏を跨ぐので
けっこーな確率で幼虫期間が短いです。
♀ならいいのですが♂の場合は、まぁ羽化してしまいます^^)
ここでは大きな♂個体の羽化が前提なのでこれでは・・・
と、なってしまいます^^)



コクワの場合、採卵はカンタンでも産卵数となると
話は別で、一度に産む数が50とかにはならないのですね。。
20台だったら大成功!10台でしたらヨシとしなければなりません。
なのでセットする回数を増やして幼虫数を得るのが
得策かもしれませんねぇ^^)



だいたい最初のセットは♀が多く、次回で♂が過半数を
占める場合が多いので最低でも2回セットを組むことは
オススメいたします。
以前は、入れられるだけ材を入れてみたいなのがヨシと
されていましたが、それをすると♀が惑わされるようで
現在では適度なスペースで適度な材がよろしいみたい。
コクワの場合は小ケースに材1本が適切です。



ではここからが本題です。
大きく羽化させる最低条件は大きな幼虫。
これは間違いありません。
ではどうするか?
ここは菌糸のほうに軍配が上がります。
尚且つ温度管理は出来たに越したことはありません。
幼虫期間を引っ張り、じっくり食餌させることで
幼虫を大きくします。ここでお気づきの方も
多いと思うのですが、コクワはオオクワの大型個体を
羽化させる行為と変わりがない飼育方法が適しています。
飼育期間もオオクワと同様の期間が必要と考えています。
ただエサの容量は500⇒800(⇒800)で充分大きな個体が
孵ります。ここまでやって40ミリ台後半が多く、
50ミリ台はかなり喜んでいいと思います。
残念ながらコクワは長い期間累代した経験がありません。
累代を進めてどうなるのかまでは突き詰めたことはないのですが
赤味が強い個体とか出るかもしれませんね^^)





申し訳ない。。マットは画像なしです。



マット飼育の場合、菌糸に比べて食痕が分かりにくいのですが
よ~く見てみると食べているトコロはマットが細かくなって
色が濃くなったり泥状に見えるので判断はできると思います。
あとですね、揺る詰めだと入れているマットの高さが低くなっているので
分かると思います。
もし不安なようなら期間で交換してください。
だいたい2ヶ月半~4ヶ月が目安です。
マット飼育の場合、菌糸飼育に比べて一番ハッキリしているのは
生育速度。マットのほうが時間がかかります。



種類別に見ると、ヒラタはボクが使用しているマットで
大きくなる種類がいます。ゴトウヒラタ トクノシマヒラタが
大きくなっています。ちなみにそのマット、ニジイロも大きくなります。
ノコは本土系は安定します。トカラ アマミも安定するけど
菌糸のほうが成長がいいように感じています。だからといってマットが
適していないワケではないのでじっくり飼育していけば菌糸で育てた
個体よりスッキリとした大きな個体を孵すことは可能です。



割り出し時、産卵セットに使うような微粒子無添加系のマット
に入れた場合、今回の交換では同じマットでなくても大丈夫です。
ボクは交換頻度のことを考えて、マットの銘柄は変えています。
入れ替える容器ですが、♂なら1400 ♀や小型種の♂は800を
使用しています。菌糸同様、次のビンはけっこー引っ張りたいので
容器も大きめ 詰め方も若干堅く詰めます。
詰め方に関しては使用するマットによりますので、ご自分の使用する
マットと相談です^^)
マット飼育も種類や産地によって生育速度の違いは見られますので
個別の観察は必要です。
この時期に交換すると、次の交換は3月上旬から4月。
羽化時期のことを考えると、遅くても4月上旬までに交換して
蛹室作成に備えます。うまくいけば6月上旬ぐらいには蛹室を
作ると思います。幼虫が大型になる種類(20gを越えてくる種類)、
ヒラタなら本土ヒラタの大きな幼虫、サキシマ アマミ トクノシマ
タカラ ツシマ ゴトウ イキ オキナワは、もう一本必要になるかも
しれません。ノコならアマミ トカラ 本土系の大きな幼虫も然りです。
ノコの場合、菌糸に入れた個体も準じマットに入れ替えていきます。
また時期が来たらUPさせていただきます^^)
寒いけどここで交換しとくとオタノシミが倍増すると思いますよ♪



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