クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今日は成人式。
ウチにも成人するのがいるので
今日は早起きです。
そんなわけで、おはようブログだったりするのですが^^)



頭もスッキリしていることなので
この時期の幼虫飼育や交換時期などを^^)



まず、種類別の菌糸の状態など。
投入時期はほぼ同日です。容器サイズは400と800。
一番初めの菌糸ビン画像に入っているのは
ミシマコクワ。昨年9月30日投入なので交換は必須です。
外観から見る限りでは食痕が見えないので、次の容器サイズを
どうするか?迷うトコロです。
ちなみにこのビンの交換はちょっと
『やっちまったな・・・』感があります。。



お次はトカラノコ(中之島)。容器サイズは400なので
割り出し時に♀と判断した個体を入れています。
ノコについては持論で、底面積がある容器のほうが
大きくなる。幼虫が生育面積を測っている等の考え方を
基準にしているので400は♀のみ(間違えること多々ですが。。)。
この容器も9月30日投入です。ノコの場合は投入時の菌糸の状態と
経過状況で交換タイミングを考えて、幼虫の状態をそこに加味します。
ノコは菌糸の状態がグズグズのほうがよかったりします。



んで、ヒラタ(種子島)。これはかなり期待できます^^)
ヒラタはノコに比べると底面積を必要としないという経験が
あるので♂も♀も400に投入です。2令初期あたりで投入しているので
この食べ方は満足です。ヒラタはノコほどではないですが
若干熟成気味の菌糸がいいみたい。残念ながらノコほど
長い期間飼育していないのでまだ分からないことが多いのですね。。



この子もかなり期待できます。斑な食痕は居食いから
他の場所にエサを求めている証拠♪ 
大きくもなっているハズなのでお次は1400です。
入っているのはヒラタ(伊豆大島)です。

ヒラタもノコもそうですが、種類や産地で食性が違う感ありです。
もちろん個体差もあります。菌糸でも自分で詰めれば
水分量を調整することも可能です。ノコ、ヒラタはコクワに
比べると水分量は多いほうが成績がいいようです。
ボクは菌糸ビンで購入しているので、基本水分の調整は
していませんが、現在使用している菌糸ビンの水分量は
ノコやヒラタに適しているように感じています。



これはクチノエラブノコ。若干嫌がっていますねぇ。。
温度によるビン内部の変化か、食べる場所を移動しているのかは
開けて見ないと分かりません。菌糸の状態は外からの判断では
いいので、温度の低いところに置いて様子を見ます。
本土ノコ系を菌糸で飼育すると、個体のバラツキが目立ちます。
1個体が暴れたから、その種類と菌糸の関係が悪いと判断できないのは
飼育者を悩ませます。

この時期は交換をしなくてもなんとなくいけそうな気がする容器も
出てきます。比較的ノコは、かなりグズグズな菌糸でも元気ですが
(外側から見て容器壁面に子実体が這っているようなビンです。)
見栄えも悪いし、後々のことを考えても交換したほうが賢明です。
次のビンこそ長く引っ張るので、ノコ、ヒラタとも新品状態の
菌糸に入れます。(もし心配なら、幼虫を入れる穴を大きめにとって
前のビンの食痕を幼虫と一緒に入れてあげてください。)
もし、交換しなくてもよいと判断されたら、容器上部の子実体を
キレイに取り除きます。これは通気の確保に繋がります。
ここで交換しますと、次は早くて3月下旬 下手するとGW前あたりまで
(状況により変化します。)引っ張ります。
幼虫の体重も気になりだす時期でもあります♪


この時期、成虫が起きているんじゃ?
と思えるような個体がいます。
まぁ判断を間違えるというのか?
焦ってしまうと言うのか???



よく触覚の動きがいいから・・・
確かに間違いではないけれど、けっこーな確率で
失敗します。時期にもよりますが。。。



動きが活発だから・・・
これは間違いです。
温度が上がると一時的には動くことが多いですが
あくまでも一時的。
よくイベント等でカップに入っている個体が
暴れているときがありますが、これで判断してはいけませんよぉ。
帰ったらもっそりしているのは弱ったからではありません。
元に戻っただけです。



あとゼリー舐めたから・・・
これはよく観察してください。
何回も爆食するようなら起きてしまっています。
でもすぐのペアリングは禁物ですよ。
これはシーズンに入ってからも同じです。
時期外れに活動開始したからといって悲観することはないです。
前にも書いていますが、交尾していない成虫は長生きです。



どちらにしてもしっかり期間を設けた個体のほうが
産みます。ちょっとガマンして時期まで待つほうが
得策かと存じます^^)


とりあえずマットを入れた容器の置き場は確保。
んで、お次は菌糸ビンのチェック。
継続するものと交換するものに分けてから
容量アップの子と容量そのままの子にまた分けて、
それから交換です。。。
その中でも1400⇒1400は眼を見張る個体がいたので
画像でご紹介♪



これは今日 お初の大きさだったので
ちょっと嬉しかった!!



トクノシマヒラタ24g
アマミヒラタが10g台だったので嬉しい♪
今回、サキシマ(西表・与那国)は交換していないので
サキシマにも期待が持てるいいきっかけです^^)

で、使いまわし菌糸を使った本土系ノコの交換や
アマミノコあたりを交換したあと、トカラノコの1400発見!
4本あって内1本は♀の2頭飼い。♀は次回800の単頭に切り替えます。
(もうこの時点で800はなくなりました。)



ん???

・・・デカイ・・・よな??
もう一度ラベルを見ます。
トカラノコ(中之島)・・・赤で『デカイ』と注意書きが・・・
確かに割り出し時すさまじく大きな幼虫がいたのは覚えているけど。。



ウソ・・・・。。
ラベル張り間違えたか??
いや、今回トカラはけっこー数がいるので(しかも中之島のみ)
約半日費やしてトカラだけやった記憶があるから間違えていないハズ。
でもなぁ。。。25って。。。
さっきのトクノシマヒラタより重たいんだよ。。

たぶんオチはサキシマヒラタあたりが出てくるのかな。。
などと思いますが、これトカラノコだったら
期待大ですね^^)


本日4日より通常ではないですが
仕事初めでございます^^)
午前中、ちょこっと動いただけなんですがね♪
まだ道が空いているのでいつもの3分の2ぐらいの時間で
終了させて、クワガタ弄りです^^)



何を入れるかと言いますと・・・



フォルスター(!)
こないだのクワタであわゆき氏から購入しました。

あとは10月交換分のマットを入れ替えました。
ほとんどがヒラタで、



ゴトウヒラタや、本土ヒラタ ニジイロなど♪
サキシマヒラタも交換したのですが、♀と間違えて
500に入っていました。あとトカラノコやクロシマノコなどなど。

この時期のマットは保管場所にもよりますが
水分を多く含んでいるので加水量に気を配らないと
いけません。マットを構成するチップの大きさや
マットの状態で水分の含有量は違うので、同じ銘柄 同じ袋でも
所々違うということを念頭に置いておけば、加水の仕方も
容器ごとに変えたりできます。
今回、爆さんくんは若干、完熟マットはほぼ加水なしで詰めました。
マットを詰める際、マットの状態が一番大切ですが
詰める容器のことも考えに入れておくといいと思います。
ボクの場合、かつてメインだったPPボトルから大夢のクリアボトルに
ほぼ全部移行できたので、詰め方はかなり変わってきています。
クリアボトルにマットを固く詰めてしまうとマットの逃げ場が
蓋部分(容器上部)だけになるので、あんまり強く詰めると
酸欠を起こします。容器上部部分の隙間を多く空けるか
ある程度の強さで詰める、幼虫を入れる穴を大きめにとるなど
マットの逃げ場と通気の確保ができるようにしときます。
PPボトルの場合は、容器自体が柔らかいのである程度の固詰めは
可能です。堅く詰めたほうがマットの劣化は遅くなります。



幼虫もそろそろいい色合いになってきました。
次の交換でうまくいけば蛹室を作り出す幼虫も
出てくるハズ。この寒い時期を乗り越えれば
2017年度分のオタノシミが始まります^^)


ちょっと仕事の合間にマットの調整などを^^)
時間がないので文字方法です。

まず『マットの調整』ってなんぞや?からですよね^^)
現在、発酵マットの平均価格って10リッター¥1000ぐらいでしょうか?
赤枯れや特別なヤツはもっとしますよね?
話の中心は、10リッター¥1000ほどのマットのお話です。
まず大量生産だということ。発酵製品だということを
念頭に置いてみると分かりやすいです。発酵製品なので
醗酵期間というものがあり、その期間はある程度定められるのですが
醗酵というのはその発酵されるものの場所場所で違いが生じます。
また昆虫用ということで、コスト面からそーんなに綿密な管理
(これを行ってしまうと価格が上がります。)というものが
曖昧な状態で出荷形態(袋詰めの状態)に加工されてしまいます。
なので、同じ銘柄でも袋ごと、ロットごとにバラツキが生じるのですね。
以前、お世話になっていたショップではオーナーさんが
箱詰め状態でマットを入荷させ、天日に干したり
ショップ内で撹拌を繰り返し、発酵の度合いを均一に近い状態に
して、水分量も調整してから袋詰め(ショップ内で行っていました。)。
そのような工程を得てから初めて店頭に並べていましたが
やはり手間を入れている分高価でしたし、それでも利益で考えると??
と、おっしゃっていたので販売価格から考えると致し方ないのかなと
思います。

ネット等通販で購入する場合は届いたマットを調整するしかないのですが
店頭で購入される場合は、まずマットが入っているビニールに穴が空いているか
確かめます。穴が空いている(画鋲で穴を開けた程度の小さい穴です。)
場合は中の匂いが外に漏れるのは当然ですが、袋に穴が空いていなくても
匂う場合はガス抜きが必要です。穴が空いている袋は工場出荷後の
物流工程である程度は抜けてしまうのでほぼ大丈夫だと思っていいと
思います。購入後すぐに使いたいのであれば、マットの匂いが強くない
袋を選ぶといいと思います。匂いにもいろいろあって
鼻にツンと来るような匂いは、まだ発酵途中で袋詰めされている
可能性があるので、1週間ほど置いたほうがいいかもしれません。
ちょっと匂う程度でしたらビニールの角を少しハサミを入れ
匂いを嗅いでみます。ビニール越しから匂うのと同程度でしたら
すぐ使っても大丈夫だと思います。

あとマットの作成時期ってけっこう大事で、シーズン中
(6月~9月)は、出荷に追われる時期でもあるので
割と発酵途中で出荷されるケースが多かったりします。
使うときの2週間ほど前に購入して調整なりガス抜きなりの
期間を設けます。購入したマットはほとんど1ヶ月のあいだに
使い切るようにはしていますが、今の時期ですと購入後1ヶ月半とか
置いとくこともあります。(まだ交換が必要でないと判断したときです。)
この時期は外気が低いので劣化頻度も緩やかです。夏場は暑いのと
ハエなどが入ってしまう心配もあるので早めに使い切るように
しています。

では肝心の調整方法ですが、一番いいのは
袋から全部マットを出して天日干し。
これは効果絶大なんですが最低でも半日は干さないといけないので
中々できることではありません。この時期ですと夏場の直射日光ほどの
日差しは期待できないのでもうちょっとカンタンな方法で調整します。
まず袋に穴が空いていない場合は、袋の両面に画鋲で9ヶ所ほど
穴を開けます。そのとき出てくる匂いが強かったら
袋上面にハサミで封を開け、大きめのクリップなどで封を閉じます。
これで1週間ほどすれば匂いも飛んでイイ感じになると思います。
そのあいだけっこー匂うので、保管場所は雨の当たらない外が
イイと思います。また調整中に外気の水分を吸着させるので、
使用する際の加水量も同じにしないでマットの状態で調節します。
あと、マットをある程度置いておくと白濁した部分が出ることがあります。
これは菌糸だったり添加された物質だったりといろいろ言われていますが
ボクは取り除いて使用してしまいます。撹拌すると分からなくなるけど
幼虫を入れてからある程度の期間が経過するとまた出てきたりするんですね^^)
で、幼虫はその部分を回避して食餌している場合が多いので
取り除いています。
最後にマットの賞味期限は長くても3ヶ月ぐらいに思っていたほうが
いいかと思います。
それでは仕事の連絡が入りましたので通常業務に戻ります♪






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