クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ちょっとトカラノコの起き出しについて
経験談を書かせていただきます。


いわゆる国産ノコは約半年休眠するのが
定説というか、自分の中ではそうだろうと
思い込みがありました。
でも飼育仲間の中では、2ヶ月で活動を開始したとか
半年経ったから、ペアリングしてみたところ
ダメだったとか、いろいろな話が出てきました。



いろいろと調べてみたところ
5月までの羽化個体は年内に、それ以降の羽化個体は
翌年に活動という記述を見つけ、実際同じような
経験をしたのです。
しかし、一昨年か?臥蛇トカラをペアで購入したところ
♀は2ヶ月で活動開始、♂は休眠中。
ペアリングを掛ける前に♀は☆。替りの♀が運よく見つかった
けど、この♀が約8ヶ月という長い休眠。。。
どぉなることかとヒヤヒヤしたのですが
なんとか♂が生存中に起き出し、産卵成功と相成りました^^)



ここで考えるのは
『どぉしてそーなるのか?』です^^)
ボクが行き着いた答えは
『羽化後の積算温度が休眠期間に変化を及ぼす。』
です。
積算温度かどーかというのは確証が持てないですけど
近年、夏は猛暑・・・しかも年によっては
(地域にもよります。)10月ぐらいまでは30℃を
越える年もあります。エアコンで温度管理している
とは言ってもですね、影響はあるので羽化後の温度によって
個体の成熟度が早まり、活動開始のスイッチが入ってしまうのかな?
と、考えています。このブログでも初期の記事では
アマミノコは半年休眠すると言い切っていますが
これも一概には言えないというのが現在の考えです。
ただ、あくまでも経験上ですが
アマミノコ、本土系ノコのほうが温度の影響を
受けにくく、トカラは外産ノコなみの影響力を感じたことは
事実です。



休眠期間というのは、飼育という状況において
羽化後の管理の仕方も大きく影響するので、温度のみとは
言い切れませんが、ここ最近の夏日は影響が大きいと
思っています。
あとね、個体の大きさも関係してきます。
やはり大きな♂は起き出しが遅いので複数の個体を
お持ちの方は個々に観察されることをオススメいたします。

ボクんとこのトカラ(中之島)も2♂のうち、1頭は
早々とゼリーを舐めだしています。
もし、この記事を読まれてトカラノコをお持ちの方
ちょっと見てみてください。
もしかしたらプラケースに移す時期なのかもしれません♪




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確かに
ウチもアマミ、本土系は寝てますが、確かにトカラ諏訪之瀬1ペア、中之島2ペアが起きたようです。
ケースに入れてゼリーあげてみます。
えむぞう 2017/04/22(Sat)17:24:18 編集
ぇえ^^)
トカラだけはどぉもセオリーが通じないみたいです。舐める個体とそぉでない個体もいますので様子を見てみるといいと思います。とりあえす成虫の活動を楽しみましょう^^)
あんず 2017/04/22(Sat)22:34:15 編集
本土系の起き出し
こんにちは。
当方では筒形のプラ容器で新成虫ノコを管理しております。ブログを拝見し、気になりチェックしたところトカラ中之島ペア、諏訪之瀬ペアの濡れペーパーがボロボロで、早速お引っ越ししました。(2016、7~8月羽化、何れも60後半大歯型)
本土系も北海道むかわ町産3ペアが同様な状態で移しました。(2016、6~7月羽化、60前後中歯型)
他の本土系、アマミ系はまだなかんじでした。
ここで質問なのですが、野外で活動期のズレがあるように、同所における飼育下でも本土系ノコの起き出しに地域差はあるのでしょうか?(北の地域の個体は積算温度に関係して早いのか?)それとも個体差なのか?ご意見を頂けたら幸いです。

ps.先日、千葉の習クワに行って来ました。アマミヒラタ加計呂麻島産WF1(♂70程¥9000弱)2ペア、F1(♂60前後¥6000弱)が2ペアあり、私は74×47WF1を一つ購入しました。HPで非公開、通販はしてないので、興味のある方はブログ・電話確認の上、直接行ってみてはいかがでしょうか。(トカラ諏訪之瀬・臥蛇ペアもありました)
長くなりました、失礼します。


東京クワジ 2017/04/29(Sat)04:51:23 編集
本土系の起き出し
こんにちは^^)
ここのところの温度上昇でノコの起き出しが活発になってきていますよね?^^)地域差による本土系ノコの起き出しはあると思いますが、それよりも個体差の影響のほうが大きいように思います。
地域差については、その産地なりの気候の変動その他が個体に刷り込まれていると思われるようなことも経験しているのでまるっきりないとは言い切れません。飼育下における起き出しの変動は、羽化後の管理で変動が大きいように思います。例えば昨日、
ヤエヤマノコを割り出したのですが、
羽化後すぐに動かした状態の個体は
必ずではないですが休眠期間が長くなり
起き出しもゆっくりだったりします。
仮に自分で蛹室を壊して活動を開始した
個体は休眠期間も短くすぐにエサを食べだしたりします。また羽化時期によって
蛹室の状態(これは飼育者が把握しずらい部分)でも変動するように感じています。
習クワさんで加計呂麻アマミWF1ですか?^^)ちょっと食指が動いてしまいますね^^)
NONAME 2017/04/29(Sat)13:55:54 編集
補足です。
先ほどのNONAMEはボクです^^)
ゴメンナサイ。
起き出しの補足なんですが、人工蛹室に
入れた個体なんかも変わります。
ここからは個人的な見解なのですが、
飼育下では割と些細なことで休眠期間が
変動するように思います。その些細なことが、飼育者によるものなのか?
環境の変化によるものなのかが、あまりに些細すぎて逆に困惑させてしまうのかな?とも考えています。
あんず 2017/04/29(Sat)14:23:19 編集
感謝・御礼
こんにちは。
懇切丁寧な御回答有り難うございます。御礼申し上げます。
個体の状態と周囲の環境に寄るところがやはり大きいのですね。
確かに、羽化後数週間内で露天掘りして取り出した個体は、全てではないですが、いつまでもボーッとして活動が他より遅れたようなケースもありました。ノコの活動期の見極めは難しいですね。起き出したようにみえても、与えて食べずに駄目になる餌ゼリー、結構出ます・・・。
ノコギリは弱いのでできる限り我慢してますが、期待を込めた種で飼育がうまくはまり大型化した場合や、羽化時のボトルの状態如何では、取り出してしまうことも多々あります。(飼育者
の性<さが>というものでしょうか・・・)
話が多少ずれました。今後も毎日とはいきませんが、注意深く観察していきたいと思います。
有り難うございました。

東京クワジ 2017/04/29(Sat)15:59:53 編集
material by:=ポカポカ色=