クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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まぁボクの場合、ノコと言えば国産です。
ここのところの気温が下がってくれたおかげで
だいぶ落ち着くようになりましたノコ各種ですが・・・・



ここ最近の国産ノコは、羽化後2ヶ月も経過すると
活動を開始する個体が多く見受けられます。
これ・・・エサを与えないで(水分は必要です。)低温管理が
できるとかなりの確率で寝てくれます。(というか仮死状態に
持っていくことになります。)現に6月ぐらいに羽化した個体は
全頭ワインセラー入りで寝かせています。実はミヤマ用にと
入手したのですが、ノコのほうが多く入っています。



ウチでは特にトカラノコが顕著で室温が20℃ぐらいでは
タッパーの中を動き回っています。以前は♀によく見られた傾向でしたが
最近は♂も同様なので難儀してしまいます。これ・・・
このままにしておくとそのまま活動を開始して、放置してしまうと
悲しい結果が待っているのが目に見えます。なので後食をさせて
ブリードするような経過を辿ることとなります。
で、結果はといいますと・・・



種類によって変化が見られます。
残念ながらオキノコ・クメジマ・イヘヤあたりはこの数年
飼育していないのでご連絡できません。ボクが飼育していたころは
まだ今のようなことは見受けられなかったんです。
ここ最近まで飼育を継続していた種類をご連絡すると、
ヤエヤマ・ハチジョウは10月セット12月初旬割り出しでも
二桁前半の幼虫を得ています。ただその年の気温が大きく影響します。
トカラ・オキノエラブは産むには産みますが結果はそんなによくないです。
アマミノコも産みますけど・・・と、言った具合です。
一番産まないのが本土系で(亜種も含みます。)だいたいダメでした。
ただ伊豆大島産のノコはワイルドでも産むことは産みます。
意外と発生時期は影響あるのかもしれませんね^^)
あと初令で温度が下がることになるので発育が遅いです。
かつての仲間が、低温種主体の飼育のなか、アマミノコを飼育して
卵こそ見えているけど孵化せず、翌年春に孵化したという事例は
あります。



最後に保冷器具で強制的に寝かせた個体の産卵結果なんですが
少し減るかもしれませんが、それでも20~は産みます。
爆産というのは経験がありませんが、なんかホッとしました^^)
起きだしに関しては8月羽化個体のように羽化後翌年まで休眠していた
個体と何ら変わらず起きてくれるので心配はありません。
ワインセラーに入れっぱなしで冬を迎えないほうがいいかもしれませんね^^)
このまま気温が下がってきたら室内の温度の低いところに移して
経過を見てみようと思います。



ここからは70~になります。
ちょっとお高くなりますが、まだしっかり測定していないので
縮む可能性はあります。(逆もあります。)



70.70は現段階で2頭いて、比較するとこの個体のほうが
細身です。バランス的にいいと思います。
割とお勧めの個体です。



ボディ幅とアゴの長さのバランスがいいと思います。
8月下旬羽化なので安定もしています。



こちらもサイズは70なんですが太めの個体。
この個体はアゴの左右のバランスが均一ではない
(湾曲の角度が違います。)ので60台価格となります。
出品時は先の70と同じ開始価格となると思います。



種親として使用する場合は関係ありませんが、
個体の価値としては若干下がってしまいます。
ドルクスの趣あるノコ好きの方にはお勧めです。



71.この個体は種親候補№1です♪
この細くて長い個体から累代していくとサイズが稼げるんじゃないかと
錯覚に近い妄想を得られるので、種親にしたいんですね^^)
(まぁ欲しい方がいらっしゃったらお渡しいたします。)



頭幅が細いのとアゴの湾曲が緩やかなので華奢感があります。
クチノエラブ感が満載ですね^^)ここから何世代か累代して
好みの型を作るということは以前やったことがあります。
4世代目あたりから固定されてきます。



最後は最大個体の73,5 
残念ながら76とかは出ませんでした。。
今回は大型で800⇒1400(ここまでは菌糸)⇒1400(マット)
で羽化させたので仕方がないと言えばそうなんです^^)



アマミノコならではの迫力のビュー♥
頭部の左右バランスもよろしい優良個体です。
73あたりですとまだ脚は太くならないんですよね。。
76超えてくると脚も太くなって一回り大きく見えるのですが。。



アゴの縦カーヴも立体感がでてきます。
アマミノコの魅力満載ではあります♪
実はこの個体 すでにご予約をいただいております。

ところで気になる価格なのですが、しっかり測れていないので
まだ未定です。だいたい70を境に価格は変わってきますが
70の太い個体は安価設定となります。
(だいたい69と同価格ぐらいで考えています。)
種親に・・・なんて書きましたが言ってくださればお譲りいたしますので
遠慮なくお申し付けください。
よろしくお願いいたします。


ご依頼もあったことも手伝って本日、アマミノコ
全頭割り出しました。最後に♀が残っていたんです。
なんとか取り出せるようでしたので割り出して
アマミノコ完了です。♂が2頭ほど極端な羽化不全で☆になりましたが
全部で8♂9♀(♀は2頭ほど′Aです。)
一応2♂3♀(′A2頭を含めます。)ほど残して、出品・販売いたします。
まずは小さいほうの♂からご紹介しますが極端にサイズが違わないので
太いとか長いとか・・・あとお好みですね^^)
ビビっっときたヤツという感じです♪
産地は笠利町 累代はWF1 羽化日は8月下旬から9月中旬です。
(羽化日は出品・販売時には細かくお伝えいたします。)



まずは68.この子は見るからに小さいというのが分かります。
小さいサイズの子は残るだろうから自分用にしようと思っています。



69.このあたりから太くなります。頭幅が変わってくるのですね^^)



あとアウトラインがまっすぐですね♪ ノコの好みって各々
あると思いますが、割と人気のある形状です。



この個体は69を若干超えます。この子は9月6日羽化なのですが
けっこう早めに取り出したのでまだしっかり測れないという
実情があります。上翅のワインレッドも羽化後間もないからで
これから黒くなります。



69,5。 こうなってくるとアゴが長くなります。
アゴが長い分細く感じるかもしれませんが、幅に大きな変わりはないです。
個人的に好みの個体。



ねっ♪ アマミノコならではという個体です。

ちなみにですね、アマミノコの♂は全頭 菌糸で飼育していて
この69のサイズは800×2本で孵している個体です。
もう少し手をかけてあげれば大型になったのかなぁという感触です。

どちらかというとお手頃価格(開始価格も低め設定)の60ミリ台。
今年はコロナの影響で、ワイルドの入荷時期が通年より遅めで
(移動解除になってからですからね。。)、比較的高価でした。
あとオリンピックを境に奄美大島も全種採集禁止になるという噂も
ちらほら聞きましたが、実際のところはどうなるかは分かりません。
そんな近況のアマミノコをコレクションに加えてみるのも
いいかもしれませんね^^)



紹介すると書いておいてなかなか紹介できなかった
クロシマノコ。今回ご紹介する個体が最終です。
実はちょこちょこ羽化していたんです^^)



意外とアゴが伸びました♪
他の個体はいかにもクロシマというアゴが太短い個体が
多かったような気がします。



ただですね、サイズ的にはもうちょっと大きくなってくれて
いたらなぁというのが正直なトコロ^^)
やはり800⇒1400では少し足りないのかもしれませんね。。



でも左右のバランスもよろしいので、ちょっと嬉しいです♪
2019年はどうしても他の種類に目が行きがちでしたが
こうして綺麗に羽化してくれるとモチベーションが上がります。



クロシマノコは全頭羽化してきたので固まり次第
出品していきます。ノコはアマミノコもほとんど羽化していて
あとは若干のトカラノコとミシマイオウを残すのみとなりました。
棚も少しづつですが入れ替わっていきます。





たまにはいいかなと思って書きます^^)
もう分かってるよという方はスルーしてくださいね♪

まず生態的な見地からはノコギリクワガタとして
分類される種類の北限だということ。
特に北海道は根室・釧路あたりは最北限です。
ここまでが国産(日本産)ということに胸が張れます♪



トカラ好きのボクがこう書くのはえっ?って思うかもしれませんが
黒色のノコが存在すること!これってグローバルに見ると
そんなにいないんですよね^^)実はアゴが湾曲する種類も少ないのですが
それ以上にマックロというのは少ないです。



あとですね、オキナワノコのワインレッドも実は珍しいんですよね♪
トカラノコの魅力はボクらには馴染みのあるあの型でオレンジというのが
魅力なんですね♥



意外に思うかもしれませんが、ノコとしては大型の部類に入ります。
アマミノコの80越えを言っているのではなく、どちらかというと
野外の70越えを言っています。どちらかというと
小型のほうが種類的には多いのですね^^)



そんなノコギリクワガタが普通に採れるというのは
日本国にいるからだということを知っていても
損はないと思います♪



material by:=ポカポカ色=