クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
2 3 6
12
14 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新CM
[12/27 あんず]
[12/27 タチバナ]
[11/20 あんず]
[11/19 NONAME]
[09/22 はちろう]
最新TB
プロフィール
HN:
あんず
性別:
男性
職業:
自由業に近い自営業
趣味:
クワカブ飼育、bike,
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
ポチッとね♪
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8]
たまには種類別とか飼育別とか外して
書いてみようと思います。



南西諸島・・・所謂 鹿児島県以南の諸島と認識して
いただければよろしいかと思います。
ここではどんな種類がいるか?とか飼育方法は?とか
入手難易度がどうとかではなく、
手に入れた南西諸島のクワガタのお取り扱いを含めた
豆知識を主に書いてみようと思います。
ボクが飼育しているのは、ノコ ヒラタ コクワ ネブト
ミヤマ マルバネですので、この6種を中心に書いてみようと思います。



種類的なことをあらかじめ書かせていただくと、南西諸島という
括りで分けた場合、同種の中で亜種ではない種類が混在しますね^^)
ノコで言えばアマミノコとクロシマノコとヤエヤマノコだったり
ミヤマで言うとアマミミヤマとミヤマだったりします。
ヒラタもヒラタ亜種とスジブトヒラタなどはまるっきり違うそうです。
全部書くと長くなるので割愛しますが、まぁいろいろいますよいうことです♪



特に南西諸島ならではの種類は書いておきますね^^)
アマミシカは国産唯一のシカクワガタですし、アマミミヤマも
ラミニフェル系では唯一です。あとマルバネですねぇ~♡



現在 採集ができるのは西表島のみですね。。
マルバネに関しましては、いろいろと規制がかかっていますので
飼育する前の事前情報として規制についての認識は必要です。
飼育品として流通しているのは ヤエマル アママル チャマルですか?
間違っていたらゴメンナサイ。。ほとんどが採集禁止となっていますから
飼育品からの累代となりますね。



どちらにしても採集禁止な種類が多いのは事実です。
産地で採集禁止になっている地域もあれば、種類で採集禁止や
それ以上の規制がかかっている種類もいるので、飼育品の流通が多いのは事実です。
トカラノコなどは採集禁止ではあるけれど流通は多いですもんね♪



お取り扱いについては、国産で同種がいる種類はほぼ同じと考えて
差し支えないと思います。例えばヒラタを例にしますと
羽化してから休眠⇒活動開始⇒ペアリング⇒産卵セットまでのことは
ほぼ同じと考えても大丈夫ということです。

ここからは個人的考察や見解を含みますので、あくまでも
参考程度に読んでいただけると助かるのですが、南西諸島でも
最南端に位置する八重山諸島のクワガタたちは国産種に準じた飼育より
外国産のクワガタ飼育のほうがより的確のような気がしています。



八重山諸島で代表的な産地は石垣島と西表島と書いて
大丈夫かと思います。(もちろんその他の島にもクワガタはいます。)
ネブトは検証していないので分からないのですけど、
ヒラタ ノコ コクワは羽化後 ある程度休眠させて
活動を開始(後食開始)すると、季節関わらず温度さえ掛けてあげれば
産卵は可能です。ヤエヤマコクワについては、ボクはずーっと発生時期に
ペアリングして産卵させていたのですが、必ずしもそうではないようです。
サキシマヒラタ ヤエヤマノコは羽化後しっかり後食してから11月ごろ
お遊びで産卵セットを組んだら、数こそは一桁後半から二桁前半でしたが
産んでいましたしね^^)その辺りは外産種と似ている部分があります。
ただ、ヒラタは羽化後翌年のほうが産卵数は望めますし、ノコも同様です。
近年、外産種を飼育してから国産種を飼育される方も多いと思うのですが、
八重山諸島のクワガタから飼育されていくとそんなに違和感を感じずに
飼育できるのでは?と、思います^^)



意外と大型を飼育で出すにはいろいろと配慮も必要だったりする
南西諸島のクワガタたち。シーズンインすると必ずと言っていいほど
野外品が店頭に並ぶ国産種なので、まずは入手可能なワイルドから
飼育してみてもいいと思います。昨年はコロナの影響で少々価格が
高騰しましたが、通常通りになれば比較的入手しやすい価格帯ですし、
ノコは飼育難易度から見ても入りやすいと思います。
サキシマヒラタの70台後半~とかアマミノコの76~からは
かなり見応えがあるし、羽化したときの幸福感は格別です♡
飼育種のひとつの候補として考えていただけたら嬉しいです♪







これも書いてしまいます♪
今年羽化の国産種は少ないよなー・・・
なーんて思っていましたが、そうでもないですね^^)



ヤエマル。石垣島産5頭はまだしっかり幼虫です。
今年は西表も羽化してくる予定です。
マルバネは温室のひと棚を占領しているので目立つのも
そうですが、頭数もけっこういます。



ミヤマ。けっこう充実しているけど今年羽化してくるのは
宮崎と北海道。どちらも幼虫は19g越えの個体ばかりなのが
嬉しいところ♡ あと中甑 黒島 奥多摩 中通島 隠岐諸島・島後
といて、こちらも今年になるか来年になるかというところです。
ミヤマもマルバネも累代表記をしっかりしとかないといけないですね♪



アマミノコ。今年は与路ですね♪ もちろん70中盤を狙います。
与路島産はトクノシマノコとアマミノコの中間の型が出るから
大きくすると楽しい産地です。赤い個体も出やすいんですよ♪



トカラノコ。中之島と諏訪之瀬島。中之島産は頭数は少ないとは
言っても15頭ぐらいはいます。諏訪之瀬島産は貴重です。



本土ノコ。ウトロと奥尻島 下甑島 種子島 伊豆大島・・・
ヤクシマ・ミヤケは亜種だけどここに含めてご紹介します。
ミヤケノコは新島と式根島ですね♪ 希望としては今年ではなく
来年羽化にしたいところです。



ヒラタも亜種含めで紹介します。ツシマヒラタ 本土ヒラタ(種子島)
の2種・・・ですね^^)漏れていたら再度ご紹介させていただきます。



コクワもひとまとめにしちゃいますね^^)
ヤクシマコクワ(種子島)トカラコクワ(悪石島)アマミコクワ(加計呂麻島)
自己採集の伊豆大島産は友人に託したので持っていませんが、それでも
3種います。



イズミヤマ。利島のWF1♂が1頭まだ幼虫なのと新島産
伊豆大島産と充実のイズミヤマ。どちらもまだ小さいので
年を跨ぐかもしれません。



ネブトは対馬2産地 種子島とヤエヤマネブトがいます。
頭数もそんなにいないけどしっかり飼育していますよ♪



ようやく自己ブリードで飼育を開始しているミクラミヤマ。
現在いる幼虫は御蔵島産です。そう考えるとミヤマ飼育はビギナーの
域を出ていないなと痛感いたします。今年羽化してくれるのを期待しています。
ミクラミヤマだけは1年も2年もそう変わらないんですね。。



アマミミヤマも今年羽化してほしい種類です。なんせコストばかりに
気を取られて産地を揃えなかったのが迂闊でした。。
現在、3産地います。



ウチで一番希少種と言えばオオクワガタです。
鹿児島 奥多摩・日原 対馬 北海道といますが
鹿児島 奥多摩は2年経過していますし、対馬 北海道も
頭数はそんなにいないです。



アマミシカ。続けたい種類です。貴重になりつつあります。
今いる幼虫は優良血統なので尚更です♡

国産種はブログのサブタイトルにちなんだ傾向が出ています。
ただですね、やめられないのも国産種です。






今日の最初に書いた外産ミヤマも揃ってきましたが
国産種も揃ってきました^^)



今年は2ペア体制のヤエヤマコクワ♪
最近ヤエコとは言わなくなりました^^)



友人から♂を譲り受けたミシマイオウ。
コヤツの大型は意外と難関です。



画像は出品個体のクチノエラブ。
ボクの♂はもっと小さいです^^)
♀は別系統♪でブリードします。



こちらも出品させていただいた画像のクロシマ。
ボクの持っている個体のほうが黒くて小さいです。
中大歯ではあります^^)



本土ノコ 各産地。今年は宮島 淡路島 標茶
これくらいで済めばいいのですが・・・^^)



トカラノコ ガジャジマ産。今のところ2♂3♀体制です。
最低2セットは組む予定です。



トカラノコ 中之島産。折り返し地点を通過した感の
あるトカラオレンジプロジェクト♪ 今年は3系統です。
2021年羽化個体が少ないので、多めにセットを組みます。



国産ミヤマ 北海道産は確保していますがどうするかは未定。
ただですね^^)飼育的には面白いのですよ♪ 北海道ミヤマ♡



イズミヤマ(利島産)F4の♂とWF1♀×2でブリード予定。
CBF1になりますね♪



残念ながら今年初ブリードとならなかったミクラミヤマ。
今年は神津島産です。



早期羽化の♀の旦那が見つかったアマミミヤマ(^^♪
今年は起き出しからじっくり観察します♪



アマミヒラタ。与路と加計呂麻がいます。
思い入れのある方からなのでしっかりブリードします。
ヒラタは屋久島産もいて、同じ方からの個体です。



ネブト。やはり同じ方からの屋久島産のみですが、
ネブトはヨナグニネブトを再開したいです。
形状的に本土ネブト ヤエヤマネブトとヨナグニネブトは
好みです♪

思いつくまま書いてみましたが、けっこういますね。。。
こぉ並べるとちょっと怖い気もしますが、翌年は何しようと
なるから不思議なものです^^)




ボクの場合、伊豆諸島と言っても伊豆大島差しか採集経験がなく
他の島のクワガタは飼育しながら見聞きしたことを書いているわけなんですが

伊豆諸島には歩くクワガタが多数いるんですね^^)



有名なところではハチジョウノコ。ノコの採集と言えば
長い竿の網で枝先を見る的な採集やトラップ 樹液採集などが
頭に浮かぶけど、このノコだけは倒木をひっくり返したり
石をどけたりして採集するそうです。



利島産コクワガタ。画像は伊豆大島産ですが、このコクワも
馴染みのある場所にいるコクワではありません。
やはり歩いていて落ちた果実やミミズなどの死骸を舐めているそうで
クワガタというよりオサムシ的に感じてしまいますよね?



採集禁止になって久しいミクラミヤマ。このミヤマも
採集禁止になる前に採集に行かれた方の話を聞きますと
竹林近くの側溝を歩いているのを拾うというのが
採集方法だそうです。後食前に交尾が可能なことや♂が出てくると
♀がマットの中から触覚だけクルクルさせているところからも
想像できます。



意外なところではイズミヤマ。♀の採集例は歩いているところを
捕まえたということをよく聞きます。今回の新島産もそうでしたしね^^)

他の産地ではあまり聞かれない歩いているクワガタ。
伊豆諸島に集約しているところも興味深いところです♪




昨日受け取ってきた新島産イズミヤマ、今日は
中通島産のミヤマ♀を受け取ってきました。
落札したのはボクの友人なんですね^^)
コロナの影響もあるので短時間での再会でしたが
♂を生きた状態で持ってきてくれて(友人は標本が主です。)
離島ならではの繊細さを目に焼き付けて(画像も撮りましたが)
帰りの電車に乗ったのでした♪



ミヤマはこれで淡路島 中通島 黒島 中甑島・・・
何とか手に入れたい島もありますが、ちょっとづつですが
揃い始めました♪



イズミヤマも揃いつつあります。現在持っているのは
神津島 利島 新島です。伊豆大島は一緒に販売している
首謀(この表現、気に入らなかったらゴメンナサイ♥)が
持っているので、ちょっと安心材料なんですね♪



対してノコなんですが^^)まぁノコは杵柄があると言いますかね^^)
今持っているのは、隠岐の島 金輪島 飛島 睦月島 
(飛島は累代不可です。。)奥尻島 種子島 宮島 下甑島・・・
亜種まで書くと大変なことになるので割愛しますが、今年久しぶりに
ミヤケノコを飼育します。新島と式根島。これ書いた後に産卵セットを
組みます。



ノコ・ミヤマに関しては離島に限らずこれはと思った産地や
先輩がプレゼントしてくださる産地もいますから1産地を少数にしても
全体数ではかりの数になります。



よくある質問に産地による違いや入手経路などですが
産地による違いはあります。数を見ていくと分かってくるのですが
そんなに見なくても分かるにはどうしたら?という質問もございます。
ノコに関しては近隣産地ですと同じような型が出やすいので
離れた産地を2産地用意して飼育されますと両産地の違いが出る可能性が
高いのでお勧めです。対してのミヤマですが、ミヤマのほうが
個体差が大きいので産地で分けて飼育されるのでしたら北海道と九州から
始めてみて、そこからいろいろ見て、お気に入りを探されるのもいいと
思います。ミヤマもノコも個体差がいろいろ出ますから面白いとは思います。



入手経路については、ご承諾をいただいていないことが多いので
公の場所では公表できない部分が多いのですが、割と決まった方(店)から
入手することが多いです。思わぬ出物に巡り合うのも普段から購入させて
いただいているからということでお声をかけていただいています。
あと友人・先輩との情報交換は非常に大事です。

国産離島産地を飼育し始めて、かなりの年月が経ちます。
相変わらず飽きないで続けられているのも周りの方々のお力や
口添えがあってこそです♪ 今年は特に入手しづらいですが
興味がおありの方^^)当ブログに遊びに来てくださいね♪





material by:=ポカポカ色=