クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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来たる10月26日(日)大宮で開催されるイベント出展準備に伴って
羽化している個体のチェックをしました(^^♪
昨年は多数のトカラノコを産卵させた関係で、今年の羽化個体は必然的に
トカラノコが多いです♪ これでも幼虫で結構な数をオークションに出品したのですが
それでも相当数のトカラノコを所持しています。



2年連続で優良個体に出会えたことも大きく影響していますが、ワインセラー内が
ほぼトカラノコだったことを確認したときはその数の多さに少々ビックリしました。
余談ですが、ボクは販売をさせていただくようになってから1種(もしくは1産地)の
飼育数を極力少なくするように心がけていました。ここ数年 さまざまなイベントが
開催されるようになってから飼育種や飼育数を変更の兆しが見えています。



トカラノコに話を戻します。トカラノコは現在飼育している産地は4産地。
口之島 中之島 諏訪之瀬島 悪石島です。臥蛇島は失敗してしまったので
現在 飼育しておりません。。臥蛇島に関しては今後 優良個体が入手できる
チャンスが訪れたら再考しようと考えています。
各産地の数の比率で、圧倒的に多いのは中之島産です。少ないのは諏訪之瀬島産で
口之島産は♂が多く、悪石島産はまだ幼虫の個体もいるので数を特定するには
もう少し時間がかかります^^)もしボクの飼育したトカラノコが気になられる
ようでしたら、諏訪之瀬島産は2ペアのみとなっていることをお伝えしておきます。
もう小さな♂しか残っていないので安価設定となります。



昨年からのトカラノコ飼育には少々拘りを持って飼育していました。
極力 太い個体を出さないような飼育を心掛けていたんですね^^)サイズは大きい
ほうがいいのですが、菌糸に入れるとガッチリした個体が出ることが多いので
敢えてそのような個体が出ない飼育をしていました。
次回からは菌糸も使用して迫力のある個体とトカラノコ本来の姿が醸し出す
いい意味での華奢な個体の両立を目指そうと考えています。



ただですね^^)やはり1種を飼育する数としてはあまりにも多すぎたので、
次回からは少し減らす予定です。こればっかりはボクのキモチと裏腹になることが
多いので、その限りではないとも思いますが・・・^^)




なんとも長いお題です^^)



現在 販売(販売済み含む)・出品(終了含む)させていただいている
トカラノコは口之島 中之島 諏訪之瀬島産で、他に悪石島を持っていますが
悪石島は友人が持っている他種と交換のみで、一般にはまだ出しておりません。
また臥蛇島産ですが、今期 ブリードに失敗してしまい途絶えてしまいました。。
口之島産もイベントで1ペアのみの販売(販売済み)ですので、ほぼ
中之島産と諏訪之瀬島産を販売・出品させていただいている状況です。



(今年ももうすぐ10月です。。。)今年前半に販売させていただいた個体は
羽化時期も早く、ワインセラーに入れる前に活動開始を匂わせる個体で、
同時期羽化・同サイズぐらいの個体はゼリーを舐めさせたら舐めだしたので
ブリード可能という触れ込みで販売させていただきました。
オークションでは後食済み個体も出品させていただいていますから、
よほどの低温管理でもしない限り 交尾・産卵が可能な個体となります。



特に諏訪之瀬島産の個体は、昨年の産卵時期がトカラノコ産卵の中では
遅いほうだったけど、幼虫の生育が早く羽化も早かった(その分小さかったですが)
ので、ほぼほぼ今期ブリード可能な個体ばかりとなりました^^)
♂サイズが小さい分 安価でインフォさせていただいたので、嫁いでくれたペアも
多く、自己ブリード分を探す始末でございます♪



さて、これからとここ近辺の販売・出品個体について。
先日の大手町インセクトフェアではブリード可能なペアと休眠個体ペアのハイブリットで
出展させていただき、ブリード可能個体は完売しました。(ありがとうございました♪)
もう少し ブリード可能個体がいますから精査し直して出品させていただきます。
ただ、今週に入って台風の影響もあり、気温が下がり気味になってきました。
昼間に20℃台中盤から後半になるようなら産卵する可能性は充分にありますが、
20℃台前半 夜間に20℃を下回るようになると産みずらくなるので、保温が必要に
なったり、置き場所を変えたりしなければならない・・・また孵化に時間を要する
こともお伝えしておきます。



今後ですが、10月後半のイベント(今の処 出展予定)ぐらいから休眠個体のみと
なりそうです。♂の大型個体をご希望の方や産卵数を増やしたい方などは
10月以降に販売・出品される個体がお勧め♡ ♀のこれはと思う個体は、羽化時期に
関わらずワインセラーで休眠させていますので、羽化時期のずれも克服できるよう
配慮させていただいています。現在 出品させていただいている
個体はどちらにも振れる個体を出品させていただいていますから、落札者様の意向で
どうにでもなりそうです^^)



最後に産地別で圧倒的に多いのは中之島産。
口之島産は残した数が少ないので、それほど出てこないと思います。
諏訪之瀬島産も口之島産と同様に加え、すでに販売済みが多いから
数えるぐらいとなりそうです。悪石島産はまだ♂が羽化していないので
言及できない状況です。もし当方のトカラノコが気になる方は、空いたお時間に
オークションチェックとイベントへ足を運んでいただけると大変ありがたく
存じます。もちろん当ブログでも告知させていただきますので
よろしくお願い申し上げます(^^♪






先日の記事は1頭のみのご紹介でしたが、もう1頭割り出したので
追加記事でございます。



お盆休みに入る前から羽化を確認していた昨日ご紹介の個体。一昨年は4~5系統
いた中之島産は、販売も絡めて系統を絞っていきました。そこにもう1系統を加え、
その系統の♂が羽化してきた次第です。トカラノコは中之島産に限らず、他産地も
多数の幼虫を抱えていて飽和状態になっていました。



少しづつですが、その状態から脱却の兆しも見えてきました。元々飼育していた
状況より少し多めではありますが、中之島産に限っては大型が狙える、
野外個体の繊細さを追随 その両方を模索できるような系統の3系統を保持して
いきます。その中でも昨日からご紹介している個体は、野外個体の繊細さを
醸し出し、尚且つ大型になる傾向が強いと感じさせる個体をご紹介しています。



昨日 割り出しの別個体。コチラの個体の方が標本で見る大型に近いです。
アゴ付け根部分にエッジが立っているのが残念。。。



全体的に華奢な印象を受けるのは、カラダの厚みが大きく影響していると感じています。
野外でも(トカラノコ以外のノコ)大型個体は後胸の厚みがあり横幅と相まって
太さが強調され迫力を感じますが、この個体は相反します^^)
現在のトカラノコで人気の個体はサイズが大きく太く色がきれいが主流だと思っているし
ボクもその3拍子が揃った個体は大好きですが、画像のような個体も好みです。



トカラノコに限らず、ノコギリクワガタは同じ血でも様々な形状の個体が
出現するので、血統と呼ぶには些かの迷いを感じることもありますが、
明らかに血が濃く影響しているなと感じさせる部分もあります。
大事に飼育していきたい種類の1種ではありますね(^^♪






個人的な見解で申し訳ないのですが、トカラノコ5産地のうち
一番好きな形状が出る産地は中之島です。トカラノコの5産地のなかでは
まぁ派手ですね(^^♪♡



割り出すのが少し遅れたので黒っぽくなったけど、優良個体に変わりはありません。



湾曲も申し分ない♡ 後胸部分の厚みが気になりますが、これは飼育あるあるです♪



アゴの形状もステキです。飼育下の場合 アゴにエッジが立つのですが、この個体には
見受けられない♪ 野外品(規制前)の標本を見る限り、アゴにエッジが立つのは稀。。
まぁエッジが立ったほうがカッコイイという向きもあるかもしれませんが、ボクが
目指すのは飼育における野外と見まごう個体でしかもデカイ!というのが目標なので
ディティールにも拘らせていただきます。



個人的にはもう少し上翅をスッキリさせたいところでございます♪
あとこの子は800⇒1400でこのサイズ 形状で羽化してきているところが
特筆すべき点。同系統で同じようなサイズの個体もいますが、その子は
2リッターから出てきています。そんなトコロも特別なんでございます♪
残念ながら非売品です♡


いやいや他人事ではございません。。
トカラ列島の頻発する地震。。。しかも震度が大きなのまで・・・
島の方々へお見舞いを申し上げるとともに、一刻も早い終息になることを
お祈りいたします。



こんな話を書くと歳がばれてしまいますが、ボクがトカラノコの飼育を
始めたときは規制直前ぐらいでしたので、WDがまだ手に入りました。
それから幾年月経ち、途中飼育を閉ざしたり、ごく少数に留めたりも
しましたが、結局はボクのブリードアイコンであり続けてくれている
ノコギリクワガタです。



国産離島種を数多く飼育こそしていますが、採集に関しては自分の住んでいる
地域から近隣の離島が主で、南西諸島には1回切りという、正直なところ
生息地がどのような処なのか?などは文献を読み漁ったり、
採集に行かれた方から聞かせてもらって、想いを馳せていました。
八丈島や伊豆大島でもそうですが、聞くのと行くのとでは大違いなのは
行けば行くほどその想いは強くなります。



現在では採集禁止は先刻承知ですから、その分ブリードに力を注いでいます。
規制前のWD個体の標本と見比べたり、大型個体を出そうとあれこれ工夫したり
産地別にサイズの近い個体を見比べたりと楽しみ方の幅を広げて楽しんでいます。
あと幼虫のエサで合わせてみて(菌糸で飼育した個体を産地別に見比べるなど)、
その型の違いや色味の違いを楽しんだりもしています。



ノコギリクワガタが引き合わせてくれたトカラ列島♪
先ほども書かせていただきましたが、一刻も早く地震の終息を願うばかりです。





material by:=ポカポカ色=