クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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トカラノコを語るうえで避けては通れない?臥蛇島産。



先日のクワタで黒化型の♂と今回一番大きく羽化した♂ペアは
嫁いだので、現在 画像の♂と上翅シワありの黒い♂
ペアになる♀が2頭で計2ペア 自分用として確保しています。



そこそこ赤いですね♪ 臥蛇はなかなかいい個体に
巡り合う機会が少ないので、自分で確保するしかないのです。



頭部も赤いし上翅に艶もあるけどサイズは小さいです。
ただ臥蛇ならではの頭部が小さいなどの特徴も良く出ている
個体で、個人的には気に入っています。



なかなか血の入れ替えなどが難しい産地なので
少々濃くなっても累代を続けようと思っています。




この産地のトカラノコをご紹介するのは
随分久しぶりだと思います。
ブリード自体はちょこちょこやっています。
ただ飼育内容は他のトカラノコと変わらないし、
割と幼虫で売れてしまうので、自分で成虫にする前に
手許からなくなったりしています。



この個体もボクから幼虫を入手して羽化させた個体から得た
幼虫を買い戻して成虫にしたという、なんともややこしい
表現をしなければならない個体です。



アゴに凹みがあったり左右の長さが違ったり、
上翅にシワがあったりとかるーくB品漂う個体です。
これは累代障害などではなく、羽化のときの状況変化や
蛹室の形状がイビツだったことが原因ですね。。
どちらかというと飼育上の問題です。。。



ただ発色はいいので種親にする予定ではあります。
ちなみにですが、トカラノコは全て背景が明確な個体を
入手していて、入手経路なども把握できている個体です。



そんな臥蛇島産トカラノコですが、今回初めて黒化型が出ました。
頭部や裏側は薄っすらとオレンジが残る個体です。



どちらかというと色の濃くなり具合が極端に出た個体とも
言えそうですが、ここまで黒くなると黒化型と呼んでも
差し支えないのではないでしょうか?

個人的にはなかなか見つけにくい産地だと思っています。
臥蛇島産トカラノコは数ペアいますので、どこかで出すかも
しれません♪


トカラノコは国産ノコギリに傾倒していく
きっかけになったノコで一時中断した時期がありましたが
決して短くなくなった飼育経歴の中でいつもいるノコでもあります。



ビークワ35号の『日本のノコギリクワガタ特集』の
巻頭プレートは圧巻で、今でもバイブルであり続けます。



吐噶喇列島というこの時代においても渡島することが難しい上に
採集禁止というオマケまでついた希少種であるのですが
飼育人口が多いのが幸いして多くの個体を見ることができます。



各島の特徴の違いも分かりやすく、産地で数えても
5産地なのでコレクションしやすいのも嬉しい限りです。



ただその特徴を多くの個体数を載せて説明している
ビークワ35号も発行が2010年。
もうすでに10年が経過しているのですね。。
もちろん絶版ですし、中古市場にもなかなか出てこない。。



今回羽化させた臥蛇島産を見てつくづく思ったのですが
大型化や色が派手なのもいいけど、同様に産地の特徴を
しっかり備えた個体も飼育していきたいと強く想ったり^^)
したけど、意識しなくても出ちゃうことのほうが多いので
今、持っているラベルを大事に累代しようと思いました♪







先日、羽化直後でご紹介させていただいた
臥蛇島産トカラノコが色づいてきました♪
菌糸で飼育したので横幅が頭部から上翅まで
ほぼ均一で羽化してきました。



アゴの伸びはイマイチに見える画像。
そうでもないのですが、横幅とのバランスを考えると短いかも
しれません。。でもそこがガジャの特徴でもあるので仕方ないかとも
思います^^)



この個体、実はまだ腹が完全に納まりきっておりません。
でも上翅の先っぽが若干開いています。。
これは腹が納まりきっても治らないかもしれない。。



しかし、まっすぐです^^)ガジャはもしかしたら菌糸で
飼育したのは初めてなのかもしれません。
色味が暗いのはガジャの特徴でもあるので仕方ないのですが
菌糸で飼育しないほうが特徴は顕著に出るかもしれないなぁ。。



ガジャも実は蛹の時点でご予約いただいているのですが
この個体は自分用になりそうです。
サイズ的には申し分ないけれどいろいろな意味でスポイルされている
部分が多いです。。
ガジャは全部で10頭いて、この個体以外に小さな♂(この個体も菌糸飼育)
と♀が羽化しています。ガジャもヤエヤマコクワ同様入手先は限定していて
ラベルはしっかりしているのですが・・・
ちょっと反省しなきゃなりません。。


中之島産のトカラノコは何やっても産むし育つし
大きくはなりませんが^^)という自負に似た印象を
自分に焚きつけて飼育に臨んでいるトカラノコなんですが
実は相性がよろしくない産地も存在いたします。



随分久しぶりに大型個体を羽化させることが出来ました♪
タッパーにキッチンペーパーを敷き詰めた簡易人工蛹室での
羽化です。この簡易人工蛹室ですがたまに雑誌等の画像で見たことが
あり、上手くいくのか疑問もあったけど今回は上手くいきましたね^^)
で、この個体なのですが、臥蛇島産です。たぶん67、8にはなると思います。
このサイズの臥蛇島産トカラノコを羽化させるのは随分久しぶりなんですねww



販売をイベント以外でも始めてから幼虫で出ていくことが多く
この個体も幼虫で販売した仲間が羽化させて累代した幼虫を
購入して飼育したというなんとも複雑な経緯があります。
そんな経緯を経て無事羽化した臥蛇島産トカラノコ。
幼虫は10頭で入手しているのでペアになっても2、3ペアかと
思います。若干数 販売予定です。


material by:=ポカポカ色=