クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
カレンダー
03 2024/04 05
S M T W T F S
2 3 6
12
14 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30
フリーエリア
最新CM
[12/27 あんず]
[12/27 タチバナ]
[11/20 あんず]
[11/19 NONAME]
[09/22 はちろう]
最新TB
プロフィール
HN:
あんず
性別:
男性
職業:
自由業に近い自営業
趣味:
クワカブ飼育、bike,
バーコード
ブログ内検索
P R
カウンター
フリーエリア
ポチッとね♪
フリーエリア
フリーエリア
フリーエリア
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9]


先ほど出品させていただいたトカラノコCBF3ペア。
♀の黒味が強いのですが、実は遺伝するわけではないので
(少々の影響はあるかもしれませんがね。。)そんなに気になさらなくても
とは思うのですが、ヤフオクの場合 画像のみで判断しなければならないので
その辺は難しいところですよね?^^)



♂もけっこう深みのある赤なんですが、これも個体差なので
同じ色が出るか?と聞かれると『うーん。。。』と
唸ってしまいます。ただですね、ここ最近の状況(コロナではなくね。。)
を考えるとトカラノコって明るいオレンジが好まれている感触があるので
落札していただいたとしてもそんなに高値にならない気がします。
ボクとしては困っちゃうんですが^^)



昨年ブリードした個体で新たに入手した個体は意外なことに
少し野外品的な趣のある個体が羽化しています。
現在、トカラノコは自己ブリードからのCBF1と他から入手した
CBF2 CBF3を出品や販売をさせていただいています。
CBF1はCBF3個体を別系統で掛けて得た個体なのでCBF1と
表記しています。CBF1個体は色と型 どちらも飼育ならではという
個体が多く、CBF2 CBF3は今では幻に近い野外個体を
思い起こさせるような個体がいます。今回出品させていただいた個体も
トカラノコならではのいい意味での華奢感が出ています。
色ももちろん大事ですが、型を少し考慮に入れていただけたらと
思います。よろしくお願いいたします。






トカラノコは遺伝で発色がよくなる可能性は
低いと思っていますが、形状やサイズに関しては
その限りではなく、やはり他の種類と同様な結果を
得やすいんじゃないか?と思っています。



だけど血を濃くしていくと色も濃くなる。。。
という結論は、複数の方から(要はボクだけではないのですね。。)
同じような話を聞いています。



ただですね^^)遺伝や血の濃さだけではなく、外的要因も
大きく影響しているなというのは飼育を続けていて
常々感じています。画像2枚目は羽化後間もない状態で
取り出して映していますが、あのぐらいの発色で止められたら
2枚めの個体は赤い個体と表現しても異論を唱える方は少ないと
思います。でもしっかりと固まった状態は下の画像のような
発色になります。



(この2枚の画像は同一個体です。)
この個体は2枚めの個体と同一個体ではありませんが
酷似した発色となっています。



この画像は先日、種親というタイトルでご紹介させていただいた
個体なんですが、この個体はこの記事のタイトル通り
羽化後に一工夫しています。一工夫の内容についてはちょっと
危険かなとも思いますので書かないでおきます。
ヒントは温度と湿度です。あと、個体の見極め。
数も多く飼育して選出していることも記述しておきます。



もし羽化後の外的要因が大きく影響して色が濃くなる
パーセンテージが大きいとしたら、ある程度濃い色の個体で
ブリードしても次世代で発色の綺麗な個体が出てくる可能性も
大いに考えられます。色については各々好みがあると思いますが
ブリードを前提に個体を入手するのでしたら、色の濃い個体も
選択のひとつに入れてもよろしいのかな?と、思います♪






2021年ブリード用の♂。
画像がボケてて申し訳ありません。。



この個体は羽化後の処置に一工夫しています。
画像の角度から見ると黒く映る頭部と前胸ですが・・・



そこそこオレンジは残っています。
特筆すべき点は脚が赤いこと。上翅はご覧の通りです♪



若干上翅中央に黒いシミのような部分は
見受けられますが、合格点としておきます^^)
この個体をベースにCBF2 CBF3 CBF1(別系統CBF3で掛けた個体)
の♀とペアリングさせようと考えています。



トカラノコの色彩については、いろいろと理解できてきました。
大型化するヒントも得たので、来年のトカラオレンジプロジェクトも
楽しめそうです^^)


今年羽化のトカラノコ(中之島)は全部で3系統いて、
CBF1(CBF3を別系統で掛けた世代的には4世代目)、この系統は
ずーっと累代してきた系統です。で、昨年新しい血として
CBF2から採卵して今年羽化してきた個体、CBF3と
CBF2を幼虫で入手して羽化させた系統の計3系統。
ただCBF2は入手した個体数が少なかったうえに何頭か☆にしてしまったので
数が少ないのです。



そんなウチでは貴重なCBF2♪ ♂が羽化してきました。
まだ腹が白い状態です。画像だとけっこうきれいに映っていますが
キッチンペーパーの簡易人工蛹室で羽化させたので上翅は凸凹です。。



これから色も濃くなるはずなんですけどアゴ 頭部 前胸 脚
どこをとっても赤い個体♥ 種親決定です。
実はCBF1個体でもキレイなトカラオレンジの♂は確保済みで
あとはCBF3の中から選定すれば種親は決定します♪



来年のトカラノコ飼育をどうするかは決めていませんが
中之島は全てCBF1表記の3系統となる気配が濃厚ですね^^)

更なるオレンジを目指します♪




昨日、棚を少し整理していたら羽化している容器が
いくつかあったので割ってみました。



トカラノコ♪ 羽化していました^^)
プロポーションが素敵です♥



まだ羽化したばかりなので上翅の色とかはこれからでしょうが
今のところはシミひとつない美麗個体です。
型も申し分ありません♪

トカラノコの色についてはいろいろ書いてきましたが
羽化後の保管時もちょっと影響あるかな?と感じたので
上に被せるキッチンペーパーをやめて下に敷くキッチンペーパーの
加水もいつもより少なめにしてみました。
これで結果が良好ならこれからはそうしようと思います。



どちらかというとサイズより色に拘ってきたトカラオレンジプロジェクト
ですが、昨年~今年にかけての飼育ではサイズも視野にいれたつもりだった
けど、なかなかうまくいかないものです^^)


material by:=ポカポカ色=