クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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トカラノコの♂が多数羽化しています。
もう昨日ですね^^)4体ほど割り出しました。
その中で人工蛹室で羽化させた個体が色づいてきました。



まだ固まるのもこれからだし、色もこれから濃くなりますが
まず全他のバランスがいいこと♪ 上翅に黒点が見当たらないこと♪♪
頭部 胸部のオレンジの面積が広いこと♥
あとアゴが太すぎないこと♥・・・どうもこの個体が
次世代へ繋ぐようになりそうです。



まだアゴの基部が白い状態なので色についてはこれからですが
型は決定なのでバランスとしてはとてもいいですよ^^)
脚の色も申し分ないし♥



トカラノコ中之島産の特徴を顕著に表しています。
この個体は別系統の♂と♀から出た個体なので累代表記こそ
CBF1となりますが、累代的には同じ累代の別系統で掛けているので
世代的には4世代目。4世代目となりますと型が変わってきても
おかしくはない世代なのですが、なんとかキープしています。
中之島産は、野外ならではの華奢感をキープしていこうと
常々思っていたので嬉しい結果です。
細かいことを言ってしまうと幅が出てきていますね^^)
これは菌糸で飼育したのが原因とみています。



トカラオレンジプロジェクトもそろそろ終盤を迎えてきた気がします。
トカラノコの飼育は継続していきますが、ある程度の結果も出てきました。
今後は今までやってきたことを整理して綺麗な色の個体を継続して
出せるようにしていきたいと思います。


随分久しぶりに書きますのでカテゴリーを題名にしてみました。



うーん。。。すごい古い画像を引っ張り出してみたんですが
画像の個体は悪石ですね。。
ボクがトカラオレンジプロジェクトと銘打っているのは
中之島産のみとなります。他産地は同系統のみなんですね^^)



この個体は今年羽化の中之島産。♂はまだこの1頭しか羽化していません。
そもそもこのトカラオレンジプロジェクト、優良個体が別系統で各1ペア
計2ペアから始まっています。各ペアで採卵して累代、増えた個体の中から
発色のいい個体を選別して同系統と別系統で掛けて
(本来ならここで4系統となるんですが失敗して3系統になりました。)
累代。ここで数が増えたので、やはり発色のいい個体のみを同系統 別系統
で掛けて累代。同系統はCBF3として販売しました。ここまでくると
色の濃い個体も出てきましたので自己ブリード分は別系統のみとして
(同系統ならCBF4となりますが、別系統なので今年の個体はCBF1表記と
なります。)他からCBF2個体を成虫と幼虫で入手。増強を図っています♪



なので今年販売予定のトカラノコ(中之島産)は、CBF1とCBF2
CBF3 と、♂♀別系統(累代表記は個別に表記)になる予定ですが
ここは組み合わせにもよりますのでどうなるかは未定です。



トカラノコの場合、ニジイロなどの色変わりとは違い、血統で
発色が良くなるワケではないので、別系統をいくつか所有して
血の入れ替えで元々の発色を維持、
またはより発色をよくしていくことになります。
ただ個体によってはオレンジの度合い(面積が広い)が大きい個体や
全体的に赤い(脚や後胸など)も個体は存在しますので、
そのような個体を選別はしますが、色の濃い個体でも次世代がみんな
そうなるかというとその限りではないので心配されることはないと
思います。



今期羽化個体は♀のほうが多いので、♀単品や幼虫も出品しようと思って
います。幼虫は頭数を細かく分ける予定でいます。お手持ちの個体と
併せて飼育していただき、次世代で発色のいい個体が羽化させることが
出来るよう配慮したいと考えています。(もちろんボクの系統のみでも
飼育できるよう販売させていただきます。)
今年はワインセラーがあるのでしっかりしてきた個体から
ワインセラーで管理して販売は秋以降 常温でも休眠させられるように
なってからと考えています。







♀ばかりが羽化しているトカラノコ。
♂が羽化してきました。菌糸の状態を見ると
大して食べていないので交換後すぐスイッチが
入ったみたいです。



まだ腹が納まりきっていないので細心の注意を払いながらの
撮影です♪ 今回は敢えて画像処理をしていません。
照明はデスクスタンドの蛍光灯のみとなります。



昨年ブリードは全て別系統で掛けているので累代表記は
CBF1となりますが、世代でいうと4世代目です。
♂も♀も累代は同世代で掛けています。



現時点では上翅に黒い部分も少なく頭部のオレンジ面積も
広い良個体です♪ 型的には中之島産ならではのアゴ湾曲が強く
頭部・前胸の幅もトカラノコの範囲では広い型で羽化しています。
上翅の艶が残ってくれると嬉しいのですが^^)



まだ薄皮の残るアゴ。ここまで湾曲してくれると悪石島産との
差がハッキリとしてきます。悪石島産も個体差こそありますが
ここまで湾曲する個体を見る機会は少なくなります。
バランスの問題なのですが、中之島産のほうが
上翅の後方が窄まる個体が出やすいんですね♪
大きく湾曲したアゴ 頭部・前胸・上翅後胸部分の側面が
直線に近い 上翅後方が窄まることでパッと見たときに
派手さを感じるのではないか?と、思います。
そこに明るいトカラオレンジの色が載ることでより一層
引き立つワケなんですね^^)



造形的な部分では頭部アゴの付け根がシンメトリー
なのもバランスよく見える要因の一つのような気もしています。
随分前からなのですが、ノコは型・・・遺伝性が強いように
感じているんですね。色に関しては発現する根拠的な部分は
あるかもしれませんが、他の要因のほうが勝る気がします。
この画像を見て気が付きました。。上翅にほくろのような
黒い点が確認できます。これがないともっといいんですけどね^^)
サイズ的には納得していませんが、今期第1号としてはなかなかの
個体です。トカラノコ・アマミノコはまだ前蛹の状態の個体も
多く、蛹になったら人工蛹室に入れ替えないといけない個体も
いますのでメンテ必須です♪


うーん。。カテゴリーどちらにしようか
迷ったんですけどね。。今期はトカラの別産地も
いるので1系統のみのブリードですしね^^)



今年の種親です。一応予備もいますけど
小さかったりB品だったりしますので
お見せできるのはこの個体のみです。



で、♀♥ このペアで産卵させます。
♂♀とも艶の強い個体を選びました。
系統的には別系統となります。



アゴにまで帯びている赤味や頭部のオレンジ具合。
上翅の黒部分の比率など♪ 画像ではわかりずらいですが前胸の
赤味もイイカンジです♪



♀の色にも注目してください^^)
結構赤いでしょ?♀の艶がある個体は数出ないので
出てくれて嬉しいです♪



裏側も赤いし艶があります。
♂♀とも裏側にまで艶のある個体をペアにできるのは
個人的には非常に喜ばしいことです♥

もう少し寝てもらってしっかり産んでもらいます♪


今年、臥蛇島産はまだ幼虫だけど
全産地揃ったトカラノコギリクワガタ。



そちらは別カテゴリーを設けましたので
比較等は新カテゴリーで書かせていただくとして♪



今年、トカラオレンジプロジェクト用の中之島産
(1♂4♀)に加えて悪石島産も同じ感覚で飼育して
見ようと思っています。



悪石島産は1系統しかいないので、まずはブリードします。
で、採れた(ここで失敗するとゴメンナサイするしかないです。。)
幼虫を全部飼育して羽化させます。その中からオレンジがきれいに出た
個体を残します。羽化させた年に別系統を探して系統別に飼育して
そこからまた色で選別してきれいな色同士を掛け合わせるのですが、
まずは自分の持っている個体を維持させることと、掛け合わせる
別系統がうまく見つけられるかの2つが問題なのですね^^)



そもそも中之島産も同年に良系統のペアが複数入手できたから
やってみようと思いついたので、今回の場合は探すところから
始めてみます。ちなみに中之島産の現在残している系統は2系統
なのですが、昨年2系統ほど増やしています。

中之島産と悪石島産は似通ってもいるのですが
よくよく見ていくと型はもちろんのこと発色も違うので
きれいな色の個体を見比べるのはワクワクします♪




material by:=ポカポカ色=