クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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いやいや^^)少々お恥ずかしい画像です。
人工蛹室に入れておきながらアゴに凹みが出来てしまいました。



けっこう大きな凹みです。。悲しい。。。
他 色や形状はよろしいかと思います。



人工蛹室の緑が少し助けてもいますが、
(目の錯覚を促しています。)上翅の合わせや淵の黒さ加減が
このままでしたら、かなりオレンジの面積は広くなります。
ノコとしては水分を控えめにしたのが(人工蛹室の)、影響出てるかな?
と、言う感じです^^)
トカラノコの発色について、多々言われていることとして
血が濃くなると、暗褐色化が進むというのは本当だと思います。
あと産地による違いです。諏訪之瀬島産 臥蛇島産は中之島 悪石島産と
比べると暗めの色の個体が多いようです。



個人的には、羽化時とそのあとの管理で少々変わるかな?と、感じています。
蛹~羽化までの温度 蛹室内の湿度に加え、羽化後の湿度はかなり影響が出ることは
観察できています。画像の個体をこの発色の状態で固まってくれたら
素晴らしいオレンジになるわけですが、この画像の個体で羽化後2日ぐらいです。
このままなわけにはならないので、なんとか黒くなる部分の発色を抑えられれば
(この時点で濃い色の部分は黒っぽくなります。)コントラストも含めて
かなりオレンジの面積が大きな色合いになりますよね^^)
このあと完全に固まるまで、湿度を極力少なめにできれば色や艶はかなり
いい状態で残ってくれることが多いなと気づき始めたのは昨年あたりからなので
まだまだ検証の余地は残っています。ただですね、あんまり乾燥させすぎると
★になる可能性も高くなるので注意は必要です。
ただ、休眠して活動開始するころにはかなり色は濃くなりますが、今年の種親は
交尾後もかなりの期間 オレンジを維持していましたので
(すでに人手に渡っています。)かなり期待はしてもいいのかな?と、思っています。



ちなみにですが、今期 中之島産トカラノコは今回と先日ご紹介させていただいた
♂のみ(2頭)だけなので、全て累代します。途中 素晴らしい個体と巡り合えたら
追加をして、来期に臨みたいと思います♪




ある意味 今年が集大成のトカラオレンジプロジェクトです。
別系統のCBF4同士を掛けて羽化させた個体が下の画像です。



上翅の黒い部分が大きくはなっていますが、頭部 前胸のオレンジは
よろしいのではないでしょうか?



アゴも実物はなかなかです^^)
この個体は第1号羽化ですので、もう少ししたら他個体と
比較ができると思います。



残念なのはアゴの形状が左右対称でないところ。。
左のアゴで対称でしたらカッコよかったかもしれませんね?



画像ですと暗めに映りますが、肉眼ではもっと明るいオレンジです。
艶もいい具合に残ってくれました。



この画像が肉眼で映るのに近いかもしれません。



後胸にもしっかりオレンジが乗りました♪
今期は♂の数が少ないです。



ヒサシブリのトカラオレンジプロジェクトネタです。
今期はそんなに数を飼育していないので、出てきた個体を
ご紹介するに留まります^^)



アゴがね。。。左右非対称なのが残念です。
色はいかがですか?



頭部 前胸 上翅・・・よろしいかと思います。
今期はCBF4×CBF4からですが、別系統の♂♀で掛けた個体です。
累代のみ同じです。その昔はこれでCBF5とかになりましたが、
別系統の場合はCBF1になることが多いですね^^)
ボクもCBF1表示にさせていただきます。



アゴ全体と頭循 脚も、見事に赤くなりました♪
艶がもう少し出てくれたらもっと嬉しかったです。



今期は今までやってきたことの結論も兼ねています。
あと数頭♂がいるので、同じように羽化してくれたらいいですよね?

で、今年の産卵なのですが、CBF2×CBF1(CBF4×CBF4別系統)
CBF3×CBF1 CBF1×CBF1の3系統を産卵させています。
ちなみにCBF1は♂です。



全セット この♂の子孫になります。CBF1×CBF1のみ同系統で
産卵させています。ここからいろいろ組み合わせて発色のいい個体同士を
掛けていきますが、以前書かせていただいた通り 同系統で累代を続けると
色は濃くなりますので、どこかで血の入れ替えはします。




そろそろ今年のトカラオレンジプロジェクト・・・始動します♪
今年の種親は画像の個体の♂に各累代(別系統2頭同系統1頭)の♀を
掛けて飼育します。一応ですね♪♂も同系統で予備がいます。



今までは別系統の掛け合わせが中心のトカラオレンジプロジェクト
でしたが、今期は少々飼育テク?的な要素も絡ませてお伝えしようと
考えています。



まずは起こし出しから始めて、産卵セット。
それから幼虫飼育となりますが、今年は全頭マットで
飼育してみようか思案中です。あと毎年謳っていて達成できていない
綺麗な大型・・・これは早く実現したいところですね。。
この辺りもノウハウは持っているつもりなので結果が必要です。。



実は昨年から今年にかけての飼育個体はあまりいないので
迷走しそうなトカラオレンジプロジェクトでしたが
継続は力なりの意味も込めて奮起します^^)
今年は数も揃えて飼育するつもりですが、まずは幼虫を
確保できるか?からですよね^^)


そろそろしっかりしてきたトカラノコ。
メインの♂をいろいろなアングルからご紹介させていただきます。



別系統のCBF3×CBF3から生まれたCBF1です。
サイズは64.特記するほどのサイズではありませんが
このくらいのサイズですと頭部と前胸の段差が少なくて
ボクは好きです♡



横から見たところ。アゴの縦湾曲もほどよく出ています。
この辺りはヤクシマノコやアマミノコに譲るとして
極端すぎないのもトカラノコの魅力です。



上翅の凸凹が目立ってしまいましたね。。
実は昨年9月初めに出した個体のほうがよろしかったりします^^)
横湾曲は中之島産ならではの派手なカーヴを描いています。



頭部 前胸にも薄っすらと赤みを帯びています。
ここの赤みが強いほうがいいという方もいらっしゃいます。
好みが分かれるところです。頭部 胸部の赤みは血の入れ替えが
効果的です。



この個体でも飼育色が出ていますね。
野外品と見まごう型がいいのか?飼育ならではのアマミノコに
オレンジを載せたような個体がいいのか?はホント・・・好みです。
飼育である程度はコントロールできますが、実際のところは
羽化するまで分からないというのが本音です。

年々血が濃くなるのは致し方ないのですが、まだまだキレイな個体が
出せると信じています。今年もトカラオレンジプロジェクト 継続です♪


material by:=ポカポカ色=