クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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幼虫飼育時って、少し手持ちぶたさ感が
あります^^)
まぁやることがないと言いますか?

そんなときは少し考察してみるのもいいかも♪
ということで考えてみます。



トカラオレンジプロジェクトで使用する
トカラノコの産地は中之島です。
過去、トカラノコで最大サイズを出したことがあるのと
やはり色が明るく派手なのが大きな理由です。
手法としましては、まず2匹の♀から採卵⇒羽化
(これは昨年の飼育で済んでいます。)
その中から型がよく色の明るい♂と♀を選んで
インラインでブリード。ここで2系統。
ラインの異なる♂と♀をかけて4系統となるハズだったのですが
♀が☆になり、3系統となりました。



で、この3ラインから幼虫を採れるだけ採ります。
現在はこの3ラインの幼虫を飼育している最中です。
成虫に羽化させたら、またサイズ、型、色のよいものを
選んで累代していき、キレイなオレンジのトカラノコを
羽化させ、サイズが大きくて良型で、色がキレイな個体を
血統として残すのが目的なのですが、トカラノコの場合
累代が進むと色が濃く(暗く)なる傾向があるので
そこらへんが課題だったりします。
エサの種類や温度も加味しながら累代して、血統として
サイズ大 良型 色キレイな個体が出現する率を上げていこうと
目論んでいます。



以前、アマミノコの赤い個体を残し2世代ほど累代させたときは
けっこー赤い個体がより赤くなってきたのとニジイロの色変わりの
累代方法も取り入れて飼育していくつもりなんですが
果して遺伝的にはどうなのか?は、やってみないことには
どうとも言えません。



遺伝的な部分では、トカラノコって部分部分で黒いところが
あり、黒い部分の面積を減らしていくことが重要かな?と
思っています。要は黒い部分が少ない個体で累代を進めるという
ことです。エサや温度・・・飼育技術面ではこれから試行錯誤していく
つもりです。個人的には羽化時の温度や湿度も随分関係あるんじゃないか
とも思っているのでいろいろなバリエーションを経験して
絞り込むしかないんだろうなと、思っています。



あとはモチベーションの維持です。
もしエサが関係して、マットがよい温度は低めがよいとなると
羽化までに1年半~で、休眠期間が約半年となると1世代に
約2年です。早くても3世代はかかると思うので結果を見出す
きっかけができるのに約6年かかるんだ。。。
飼育は続けているとは思うけど、この企画を維持できるかは
かなり頑張らないと(キモチの上で、です。)できない
企画ですね。。。^^)






本日の菌糸交換はほとんどが
トカラ(中之島)2系統で
いわゆるトカラオレンジプロジェクトです♪



悪石がいい色で孵ってくれたので
あやかりたいトコロです♪
ところで、今年も別系統で中之島は羽化しています。
けど・・・5♂2♀という結果。。

確かに今期かなりの数を採っているので
(実はもう1セット割出し待ちがあります。)
少なめにしたことはしたんですけど、これでは。。。



色も暗めです。形状的には中之島のソレなんですがね^^)

そんなワケで中之島トカラのペア販売は今期は見送り。。
♂単は出しますけど小さいのでお値打ちです。
血の入れ替えには持ってこいだとは思うので
クワタで吟味してみてください^^)






トカラノコギリ(中之島)の割り出しです。
結局3系統となった中之島トカラですが
初回セット分2セットを割り出しました。
同腹インラインを2系統です。



まずは1セットめ。
こちらは早々と♀が☆になっていたので
そんなに数はいないだろうと予測。
案の定14幼虫の孵化間近の卵1。
ホッとした数でした。
お次は2系統め。
こっちがどぉなんだろー的なカンジだったのですが


ケース中心部のみで20を超えてきました。。
こりゃあ。。覚悟しないとダメか?。。。



出るわ出るわの43.。。
トータルで57かぁ。。。

まー飼育できない数ではないけど
これだけではないし。。

サンプル数は多いに越したことがないと
自分に言い聞かせ、割り出した後を掃除したのでした^^)


ここのところヒラタばかりだったので
トカラは???と、思われている方も
いらっしゃったと思います。



本日、第1便めのペアリングを終えた2♀の
セットを組みました。



フセツこそ取れていますが、両方とも元気です。

セットは小ケース。完熟マットと爆さんくんの2層構造で
産卵木は入れていません。



こちらの画像の♀は、2便め。
再来週ぐらいにセット予定。

これは割り出し時期をずらすのが目的です。
4♀からの採卵に加え、
2016年飼育の個体が今年羽化してきますので
かなりの系統数にはなると思います。

まずはスタートラインに立ちました。
変異、血統・・・などなどはもっと先の話になります。



種親1



種親2

この2頭の♂でペアリングを掛けました。
この2頭は別腹となります。



どちらもキレイなオレンジを発しています^^)
♂に関しては、色と同時にサイズ、型も追及していこうと
考えています。

尚、トカラオレンジプロジェクトで使用している産地は
中之島産です。

その他に悪石 諏訪之瀬 臥蛇といますが、そちらは
通常通り大切に飼育していきますが、選定等は行わない予定です。

キレイなトカラを目指してゆるく頑張りたいと思います(^^♪






ここのところ羽化した個体をタッパーに移したり
エサ替えぐらいしかやることがないので
(まぁ仕事も忙しいです。。ハイ^^)
あーんまり書くことがなかったのですが
ヒラタのセットが組み終わり、ペアリングに
使っていたケースが空いたと同時に
トカラノコがいい具合に起きてきました^^)



時期的にもいい頃合なので
ペアリングをしてみます。


♂の触覚の伸び具合がいいですねぇ~❤
先っぽがゆっくり回っています。
意識している証拠です。



こちらは別系統。
今回は2系統ともインラインで掛けます。
ただいま系統は①と②で表示していますが
ゆくゆくはもうちょっと詳細が分かるような
表示にするつもりです。
①の♀は3頭ほどいるのですが、②は♀が1頭のみなので
インラインのみとなります。



どちらかというと①のほうが
オレンジの比率が高いのでそれだけでも
よかったなー^^)

今期の幼虫飼育(採れたら・・・ですが)は
菌糸とマットで攻めるつもりです。
少しづつですがヤエノコ以外のノコも
蛹室を作っています♪


material by:=ポカポカ色=