クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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 ペアリングについては以前書いているので

割愛させていただくとして・・・・

うまいこと♂と♀が仲良くエサ皿にいる^^)メイトガードしている。

大体こぉなっていると交尾は済んでいる。

飼育者としては産卵セットに♀を投入したいですよね。。

でもちょっと待って・・・例えば仕事の都合、プライベートでいろいろ等・・・

などなどで今夜しか時間がない。。。なんてのは誰でもあることで・・・

そんなときは仕方がないのですが、仕事も忙しい。。。けどお気に入りのクワが

ペアリングはもう大丈夫!夜も更けているけど産卵セットを組んじゃえ^^)

これはやめましょう・・・・^^)週末まで待っても大丈夫です。

♀は交尾が完了すると卵を産める場所に移動します。

野外の場合は♂がエサ場にいて♀が飛来する。(これは樹液が出ている木。)

♀が新芽を齧ってエサのニオイを周囲に撒く。⇒♂が新芽に飛来。

などから交尾を行い、そこから♀は卵の産める場所に移動します。

飼育の場合は限られたスペースの中です。

交尾後、♀の行動で主に観察できることは・・・・

①♀が飛ぼうとする。

(これ国産ノコの場合、見たことがありません。。)

②ケース内を徘徊する。

③ケース角に♀が潜る。というのが『卵を産める場所に移動する』

という意志表示と受け止めていいと思います。

①と②は♂がその行動による音や接触で神経を高ぶらせて『ガチっ!』ということがありました。

②は徘徊している♀を♂が追いかけまわして♀を衰弱させる。。。なんてことも・・・

♀も気の荒いのは♂のフセツをちぎったり・・・と、あまりいいことがありません。。。

③についてもほっとくとケースを齧り、♀のアゴがかたっぽ折れたりと・・・・ねぇ><。。

この①~③の前は仲良くしています。特にメイトガードしているときは極端な音や衝撃を

与えない限りは大丈夫です。(ケースを落とすとかムリヤリ♂と♀を分けようとか。。。ね♪)

①~③の行動が確認できたら♀を産卵セットに移す絶好のタイミングなのですが

ここは慌てなくて大丈夫^^)

♂と♀を分けて保管します。♀はミニケースでいいと思います。

ゼリーと水分をお忘れなく♪

時間が取れるときにジックリと産卵セットを組みましょう^^)

ペアリングするときに自分の(飼育者自身の)向こう1ヶ月の予定を考慮に入れて

ペアリングするとストレスなく産卵セットまで持っていけます。

交尾が完了した♀は遅くても2週間以内に産卵セットに投入するのがベターです。

交尾後、期間を置くと(交尾後、1ヶ月以上とか)産みが悪くなったりします。

この理由はまた次回^^)

例えば、木曜日ごろ①~③の♀の行動を確認して、その週の土曜日に産卵セットに投入。

こんな風に都合よく、ことが運べば一番いいのですが^^)そぉもいきません。

♀の保管用のミニケースは用意しておいたほうが無難です。

よく『交尾後、1週間ぐらい♀にエサを充分に与えてから産卵セットに投入。』と書かれている

飼育記など読みますが、ボトル産卵等を行う場合はボトルの乾燥等を考慮に入れなければ

ならないので、なるほどっ!とか思うのですが、国産ノコなどは

産卵セットの中で休める場所を探して休んでいるので気にしなくて大丈夫です。

(産卵木を入れる入れないを別にしてもね♪)

また一時保管用のミニケースで③のような行動も、環境が変わってスイッチが切り替わるのか

短期間はそのような行動を起こしません。



ボク自身、産卵セットに♀を投入するタイミングとは

『慌てず、騒がず落ち着いて^^』いられる自分の状態のときなのです♪






 産卵セットがひとつなんて・・・

飼育を趣味にしてから初めてかもしれない。。。

(しかもツシマヒラタオンリー)

季候も影響しているのかもしれないですが、成虫の起き出しが

遅かったなんてのもあります。

本来、ボクは6月の産卵セットがいいと思っている。

6月セット。

7月~8月割り出し。単頭飼育の場合は11月ごろの交換。

多頭飼育の場合は9月下旬~10月頭の交換。

ここからは各容器ごと(ニョロごとね♪)でいろいろ変わるけど

大体、2月~3月交換でニョロによってはもう一回みたいなね♪

図式といいますかプランが頭の中に出来上がっているわけです^^)

だから9月のセットなんていうとこの6月は3令後期なので錯覚してしまうことがあります。

『なんだぁ。。。セミぢゃん。。。』

全然そぉゆぅわけではないのですが・・・ねっ!頭が凝り固まってると言いますか。。。

ただいま、トクノシマノコ、ペアリング中です。

2010年度ノコ初産卵セットはトクノシマになりそうです^^)

(画像はトカラです。。。あしからず。。。)

あっ!国産では。。。です。ポルトンはもうニョロも3令に入っています^^)




 画像は最近羽化したヒラタなんだけど・・・

記事とはあんまり関係ないです。

なんか関連したものないかなぁ・・・なんて探してみたけど

あんまり面白い画像にならなかったので・・・

マットと菌糸では詰めかたを変えています。

同じガラスビンにマットと菌糸を詰める場合、

同じテンションをかけて詰めてしまうとマットのほうが堅く詰まってしまう。

マットが微粒子の場合は特に・・・

菌糸の場合はチップの大きさや菌の関係で堅く詰めても

すんごく厳密に言ってしまえば隙間ができる。

このおかげで再発菌するわけだけど・・・・

同じテンションでマットを詰めた場合はこの隙間ができない。。。

すなわち酸欠を起こしてしまう。なので、マットをガラスビンに詰めるときは

肩ぐちを指で強く押し固めない。マットプレスで整える程度にしている。

逆に菌糸を詰めるときはビンの肩ぐちはしっかりと指で押し固める。

ただ入れる種類によってテンションは変えます。

ノコ、ヒラタの場合は緩め、オオクワは強め。

ノコ、ヒラタを菌糸に入れるときはP・Pボトルに詰まっているものを

使う場合が多いです^^)

これは根食いか材食いかの違いもあるのですが、経験上どちらが大きくなったか

のほうが大きいです♪

ノコをマットで飼育するときは一本目、二本目はブロー、三本目もしくは蛹化用が

ガラスというのが今のところのお気に入り^^)

ただガラスにマットを詰めるときはさっきも書いたように肩ぐちを強く詰めない、

蛹化用に到っては肩ぐちまでマットを詰めない場合が多いです。

蛹化用はビン底部分を産卵セットを組むがごとく、堅く詰めるので

あんまりマットを多く詰めちゃうと前蛹でマックロ。。。なんてこともあるので。。

ノコは蛹室を作れる堅い部分を探す。

それゆえブローよりガラスのほうがいいのかなと思っているわけなんですが

ブローは変形するので通気という部分では有利^^)あと穴も開けられるしね♪

しかし、肩ぐちまで詰めなかったり、詰めが緩いと乾燥が早いのは事実。

ニョロによっては蛹化しないでぬくぬくと食べ続ける個体もいるので

ここは観察を怠ったりするとせっかく大きく育てたニョロが・・・・

なんてこともあるので要注意!

今期のノコもそろそろ終盤^^)

中之島がそろそろなので楽しみです♪



 んで、この子はまぁ、そんなに問題がない

状態のビンで羽化した子のアゴ。

アゴ基部からぐーんと同じ太さで前に伸びてエッジが立っています。


サイズに関係なく全体のバランスも取れています。

あとは好みの問題といえば、それまでなのですが・・・・

ボク的にはこの画像の子のほうが好みかな^^)


 画像のようなアゴになる個体が羽化する

ときがあります。アゴ基部から第1歯のあいだが異様に細いでしょ?

別にブリードに支障が出るとかという類のモノではありませんが・・・

ちなみに蛹自体が乾燥してしまうと萎みます。。。つまり☆。。。

これは蛹室を作った容器の中のマット(菌糸の場合はあまり乾燥は・・・)

が蛹室の周りまで乾燥が及んだとき、人工蛹室に移す等の対処が遅れて

羽化してしまうと画像のような個体が羽化します。

あとフセツが出来あがらなかったり、上翅の先っぽだけ羽パカになったりね。。。

逆にあんまり水気が多いと上翅がグチャグチャになったりするので

ここは難しいところ。人工蛹室が乾燥しすぎて加水、その加水が多すぎる。。。

と上翅が・・・・

よく蛹化用は捨てビンとも言われてもったいないような気もするのですが

ここで手を抜いてしまうと今までの苦労が・・・・

なんてことになりかねません。。。


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