クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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明日が早いので1種類だけ書きます♪
今回はヒラタクワガタオンリーの
新成虫の管理♥

まず、羽化後ですが
ノコやコクワに比べると腹の納まりに
時間が掛かります。
雑誌等でよく書かれているオオクワの
割り出しと同じで構わないのですが
菌糸やマットの水分量の関係と
羽化時の水分放出が活発なのか?
蛹室に水が溜まっていることがあるので
ボクは取りだしてしまいます。
羽化直後って、各パーツの接合部分
(という表現が不適切と感じた方、勘弁してください。。)
が、まだ柔らかく、活動を開始した個体より重たいので
前胸のフチを指でつまんで動かすことは危険です。
下からすくうように移動すれば負担がかからないので
何か工夫して移動します。このとき入れるタッパーは
予め用意しておくと悲しい結果を回避する可能性が
高くなります。



羽化直後は、個体サイズより一回り大きな容器に保管で
構わないと思います。大きすぎると容器内で動いて
消耗するのでキッチンペーパーを2枚使うなどして
あまり動けないようにします。キッチンペーパーは指で
触ってしっとりするぐらいのキリフキでいいと思います。
ボクはルアーケースとかは採集した個体を持って帰る以外は
使わないんです。複数の個体をひとつのケースに入れると
見落としからフセツを挟んじゃったり、キッチンペーパーを
変え忘れたりするので、個別管理にしています。



ヒラタは特にそうなんですが、タッパー内のキッチンペーパーを
ボロボロにし出すと脱走しようとします。
方法はタッパーを食い破る、フタをこじ開けるなど
ワイルドな方法で逃げ出します♪
脱走防止にプラの収納ボックスにタッパーを入れるのですが
プラというのが大事で、ダンボールやスタイロフォームなど
爪をかけて上れる素材のものは逃げてしまう
(もしくは穴を開けて逃げる)のです。



こぉなったらプラケースに移しますが
まだそんなに活発ではないので
♀はミニケースに仕切を付けて2頭
♂はミニケースに1頭という具合で保管します。
とりあえずゼリーの半切れは入れておきますが
ゼリーの上に個体を置くようなことはしません。
後食を開始しようとしている個体は
置いておけば勝手に食べます。
食べていないようでしたら、ゼリーは取り出し
1~2週間そのままにしておきます。



ヒラタの場合、大事なのは羽化から活動までの
期間が短いことです。寒い時期(2月とか3月初め)に羽化した
個体でも2ヶ月とかで起きあがるので、細かい観察が必要です。

後食を開始してからすぐペアリングできるかというと
そーでもなく、ここで見誤ると悲しい結果が待っているので
注意が必要です。しっかり成熟したヒラタの♂と♀は
けっこー仲睦まじいので、ゆっくり構えて
(成虫を楽しんで)ブリードすることを
オススメいたします。







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無題
こんばんは
フェア直前のお忙しい時に 執筆をせかしてしまったようで スミマセン
ヒラタ編 拝見いたしました

予算の関係上 ヒラタ幼虫に最後まで菌糸を使用することは あまりないので 水分量の話は新鮮です 

添加入りマットか 完熟系で羽化まで持っていきます 最後のボトル交換で 水分若干少な目の いわゆる”蛹化ボトル”を作成・使用するパターンがほとんどです ノコの場合ヒラタよりも更に少なくします
羽化後の マットボトルの状態如何により 仕方なく早めに取り出し 保管するも いつのまにか★ なんてことが 過去オオクワ・ヒラタでありました体内組織が出来上がってなかったんですね ぬか喜びとなってしまいました

無事羽化しても 油断は禁物ってことですね

ヒラタ♂は 本気で飼育し巨大化させると 他種よりも♂♀羽化ズレ発生率が高いのが 頭の痛いところ
今期も 徳之島ヒラタ(大型血統)とファソルトヒラタ(韓国・論山市産) 最大で5ヶ月ほどの羽化ズレが発生
ブリードが持ち越しか? と思われましたがなんとか ブリードできました
チビ♂を作って 掛ける手段もありますが 大きく立派にかえした個体の子孫を得たいのも道理 
大きくかえし 満足し終了ならそれも良し
ですが 大概は続けますもんねー

ヒラタは パプキン(ブルー血統→今期羽化ズレペアでしたが累代成功) とかと違い 寿命は長く翌年の選択肢もありますが 
毎年常温管理下で 使用直前に 予期せぬ事態★がおきることがあり いける!と判断したらブリードに踏み切ってしまいます 
今期の例が ツシマヒラタWーEYE血統でレンタル棚で4月羽化でしたが産卵セットしちゃいました
 
あんずさんは ヒラタの羽化ズレ対策はされてますか 
時期によって♂♀で餌の種類や栄養価・飼育場所を調節とか 冷やし虫家などの保冷庫利用とか・・・

私なら ヒラタ・ノコもチビ♂ラインと大型♂の2ライン化 となってしまいます 
レンタル棚を 上手く使えばできなくもないですが・・・


フェア等で 多くの個体を きっちり大型ペアで揃えて 出品なさっている技術は 本当にスゴイなーと思ってます

<入荷情報>
グロ○バル大阪さん
グランディス(インド)
アンタエウス(インド)(マレー)
タイワンオオクワ血統物
入荷のようです
 
東京クワジ 2017/09/23(Sat)20:45:42 編集
おはようございます。
最後の入荷情報ありがとうございます。今年は小さな個体ばかりです^^)アマミノコはえっ?というような個体ばかり。ただついでに買えてしまうお値段にするつもりです。
ご質問のヒラタ羽化ずれ対策ですが、極力タッパーから出さないで済むような行動はとっています。
とは言っても勝手にでてきてしまい困ってはいます。出てきた個体はミニケースに仕切を付けて2頭管理。ゼリーは入れておきます。マットは深め。ゼリーはなくなってもすぐに交換せず、週末にまとめてしています。あんまり活動させないほうが消耗を最小限に抑えることができるのです。(食餌も活動の一端です。)5ヶ月の羽化ずれはボクにすると範囲内で、ブリードを来年に持ち越すことは前提です。
できればなんですが、羽化した新成虫の自分で保管したい個体だけでも
すぐ目に届くとこに置けるとかなり
羽化後の☆は回避できます。
幼虫時の羽化時期調整はしていますよ。♂は菌糸、♀はマット飼育で
♀は温度低めの場所に置きます。
大きめの♂幼虫は、菌糸の捨てビンは使います。もういつでも前蛹になるような幼虫でもこれはという個体は菌糸に入れます。(しかも入荷したてのような新しい菌糸)交換ショックですぐ蛹室を作るのですが
そのような個体はいい場所にこじんまりと蛹室を作ってくれることが多いので羽化不全率が格段に下がります。このときの温度は少し高め。また、大型幼虫なので前蛹、蛹の期間が長いので、新しい菌糸のほうが持ちがいいのです。蛹にしようとするビンの置き場所の温度は低めです。
ただこれをやると部屋がいつまでも
片付きませんが・・・
蛹室をビン中央の上部分に作ってくれると蛹室の水分がビンの下に落ちてくれるので蛹室内の状態も安定しているんじゃ?と、思っています。
マットの場合は蛹化ビンの詰め方を固くしたい場合は、詰める量をビンの肩口ぐらいにしとくといいと思います。
あんず 2017/09/24(Sun)10:07:37 編集
material by:=ポカポカ色=