クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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あーんまり気にしていない
気にかけていない容器の話。



その昔はガラス瓶。
PPボトル、プリンカップ。
今はガラス瓶に変わるプラスチック製クリアボトル。



ボクが注目しているのはプリンカップ。
あまりヨシとはされていません。

これはある偶然からでした。



クワタで販売させていただくとき生体は
プリンカップの2段重ねで販売させていただいています。
当然売れ残りもある訳なので、売れ残った生体は
ウチで管理するように戻されるんですが、
そーすると販売用に用意されたプリンカップは余ります。
大きいほうのカップは、側面に4つほど画鋲で穴を開けるんですね。



普段は起き出し間近の成虫の管理に使うのですが
誤って幼虫に使ってしまったのですね。。

それが功を奏しました^^)
特に国産ノコ・・・それも本土系や
菌糸で飼うと不格好になりやすいヤツ。
これに効果的でした
マットもね、発酵の浅い黒い云々ありますが
ボクがノコ飼育で着目しているのは通気、
もしくは幼虫がエサを摂取する際に発生する
再発酵、再発菌。再発菌に関してはいい結果を
感じていますが、再発酵については、うーん。。。。的な
感覚がありまして^^)
その原因は??と、考えたとき発酵する際の何か?
だったのですね。
容器に穴を開けることでそこから再発酵と同時に吐かれる
ガス(微量かもしれませんが密閉された中の幼虫には・・・ね♪)
が外に吐き出され、容器内の環境にはいいのかな?と♪

かつて容器の主流はガラス。
ガラスは長い期間をかけて気体を浸透させていく
ので、ある意味 理にかなった容器。
PPボトルはその材質から幼虫が食餌する、移動することにより
容器自体が変形する。これにより隙間や段差が発生し
通気、排出が可能になる。
現在のプラボトルだと見栄えはいいが、そのへんが材質上
難しかったりします。

いやノコは、産卵セットに使うようなマットだと
★にはならないが大きくはならない。
かと言って、添加の強いマット 菌糸はなじまないという
種類 産地が存在するので、如何様にして克服できるか?が
課題のひとつでもありました。
もしかしたらプリンカップが救世主になるかもしれません^^)


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無題
こんばんは
プリンカップですか、なるほど・・・
今まで、
乾燥しやすい→幼虫生育が阻害される、
上部や側面に穴開け→水滴付いて幼虫窒息死 または かじって脱走(特にドルクス系幼虫/カブトムシ)
穴から小バエ進入・小バエの温床と化す
あまりマットの堅詰めができず、羽化用容器には向かないなど
マイナスなイメージしか持ちませんでしたし、
あくまで 産卵セットから取り出し一時保管用としか思ってませんでした。

それほど巨大化しない 本土ノコ幼虫には 使い方次第で プリンカップ大が容器の主役に成りうる ということですね。
今度 試してみたいと思います。

うまくいけば、常時繰り返し使用できる容器が増えるので大助かりです。
ノコ幼虫にはマット堅詰めより柔らか詰めがいいと知ったときと同じくらいの衝撃度です。(笑)
情報有り難うございます。

現在 大夢などの使用済みプラ800ボトル300本ぐらいを中心に 使い廻しております。
ガラスビンも30本ほどありますが、今は使っておりません。


休みの度に 産卵セットを順次組んでおりますが、手元の空ケースが足りなくなり、

家の外の用品置き場(北側の家壁沿いにスチールラックを並べて使用、産卵セットを置くこともあります) に行ったところ
去年の産卵セットをひとつ発見しました。

秋口(9~10月)に組んだもので、
一度見て産んでなかったのを
そのまま忘れてました。(中型コンテナBOX)
そばに 産卵木をバクテリア化するのに仕込んだコンテナをいくつか置き ブルーシートで覆ってたせいもありました。
洗おうと中身をひっくり返したところ 幼虫が いるじゃないですか~

じつはこれ 去年ラ○バージャック購入の
フタテンアカノコWILD ♀単セット だったので正直驚きました。
材も入れてたので 早速割り出すと幼虫6頭(2齢×5、3齢×1)出てきました。3齢は菌糸が芯まで白く線状にはびこった 材の中心部から出てきました。一本独占状態でした。

今までに アカアシで同じことがあったのですが、外産ノコでは初めてでした。
どうやら、卵で冬を越し 産まれたようです。もう少し早く気付いてればもっといたかも と残念さと嬉しさ半々です。
ラックの隣が風呂等の湯沸かし&温水タンクだったことも功を奏したかもしれないです。

とにかく別産地(拉拉山/南投縣力行)2ラインに加え
フタテンアカノコ幼虫 (台湾新竹市尖石 産)×6 3産地目
思いがけず増えました。

今年分の割り出し前に、来年への楽しみが一つできました。
東京クワジ 2017/07/16(Sun)22:10:01 編集
プリンカップは
確かにマイナス面は多いです。
東京クワジさん、おっしゃる通りなのです。プリンカップを使用する際
入れるマットの種類や加水量などの
配慮は必要です。
本土ノコというより、ヤエノコのような大きくならない種類で、しかも通常の飼育では大きくならない種類は何が足らないのか?という観点から導き出しています。泥食いまではいかないが朽木でもないよ・・・という好みがノコには存在するような気がするんです。また材で大きくなる種類(キクロ等)はエサ以外で何が必要なのか?とか考えると通気だったり嫌気発酵が出すガスだったりと考えたのですね。それを人工的に再現するには(しかも調達しやすいもので)どぉすればいいか?とかを考えていたらプリンカップの500に入れておいたヤエノコが大きいサイズで羽化してきたので、これは意図的に飼育してみたらどぉなるか?ということなんです^^)これもやりながらここでUPしていきますので
よろしくお願いいたします。
あんず 2017/07/17(Mon)11:29:48 編集
material by:=ポカポカ色=