クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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羽化していますよ♪ 国産ノコ各種♡

それではまずは諏訪之瀬島(^^♪



この子は本来まだ出してはいけない個体です。
容器を逆さまにしていたらマットが埋没して変な風に
固まりそうだったので、避難の意味合いで取り出しました。



暴れてアゴがタッパーの壁に当たるとくにゃんと曲がってしまう
ほどの個体。。キッチンペーパーで少し抑えて少々低温の場所で
保管します。けっこう良型な個体です♪



お次は赤みに深みを増す口之島産。アゴも良く伸びてくれました♡
トカラノコの基産地となる口之島。トカラノコならではの形状が
光っています♪



最近は菌糸で飼育すれば簡単に70近くの個体が羽化してきますが
画像の子はマット飼育。いい意味での繊細さを醸し出してくれます。



小型サイズですがレア度が高そうなのでご紹介します。
画像だと分かりにくいかもしれませんが、黒味が強い口之島産なんです。



ビークワ日本産ノコ特集パート1では、口之島産の黒化型はほぼいないそうで
確かに中之島産や悪石島産と比べると褐色度は高いけど、黒化型って
見ないかもしれません。口之島産は他産地より見ていないので
羽化個体をいつもより観察してみたいと思います。



トカラノコから変わってトクノシマノコ(^^♪
ようやく大型完品が羽化してきました。
トクノシマノコ特有のずんぐりむっくり感がタマリません♡



サイズもそうですが、この横幅がノコとしては太いです♪
もう少ししたら測ってみたいと思います。



最後は与路島産アマミノコ。奄美群島の中で一番徳之島寄りの島です。
与路島は現在 流通が稀な産地で、しかも奄美大島産のアマ三ノコと型が
違って見える個体が多い印象があります。



アゴは奄美大島のソレなんですが^^)頭部の形状や前胸にかけての
ラインなどがトクノシマノコのアレなんですね^^)
この個体は上翅がスゥ~っと狭まってスタイリッシュです♡

ここでファイル容量がマックスに達しました。。。
今日は中之島産が羽化していないのでご紹介できませんでしたが
中之島産も含めたトカラノコ アマミノコ(与路島)トクノシマノコ
クロシマノコやハチジョウノコも含めて再度 ご紹介したいと思います。
因みにもう少し大型個体が出そうなので乞うご期待でございます♪




ノコギリ各種 いよいよ蛹化羽化してきています^^)
お題目の通り 少々難ありの個体をご紹介いたします。



トクノシマノコWF1です。画像を拡大していただければ
一目瞭然なのですが、上翅に水泡がパッと確認できるだけで4ヶ所
ございます。。良型なだけ残念度が上がってしまいます。。



色も赤みが強いので嬉しい限りなんですけどね^^)



アゴも原名亜種と比べると短く、第1内歯と第2内歯が離れる
トクノシマノコらしい個体です。他の個体も羽化しているのですが
この子より先に羽化した子は総じて小型。。(綺麗に羽化しています。)
トカラノコやクロシマノコなども順次 大型の蛹がちらほら見えてきました。
いよいよノコ♂の羽化ラッシュ開始です^^)




現在出品中のミシマイオウノコギリ。
今年は背景のしっかりした優良個体が手に入ったので
いつもより多く飼育しています。



画像ですと黒っぽいですが、けっこう赤みがある♀。
程なくマットに潜っていきました。



この子は画像でもしっかり赤みが判別できます♪
ミシマイオウはならではの艶も魅力です♡



一番小さい♀。実は全部で4系統(画像は3頭)産卵セットを組んでいます。
ミシマイオウは当たると凄まじい数を産むので、今から変な心配をしています。。



ミシマイオウの飼育はボクにとって、難関種ではあるんですね^^)
数は産むし、大きく育つけど何故か大型個体が羽化してこない。。。
という、変なジンクスを持っています。

ある程度の数を残して、菌糸とマットの両方で飼育していこうと考えて
いますが、まずはしっかり幼虫を採ることです♪
それからまた考え直すとさせていただきます^^)




今年のトカラノコブリードは臥蛇島産のみなんですね^^)
画像の♂に3系統の♀を掛けています。
現在 3セットとも凄まじい数の卵が見えています。



♀の詳細は自己ブリードの♀と友人から入手した♀ ♂と同系統の♀の
3系統です。全系統 イイカンジで卵が見えています。



♂はと云うともうヘロヘロです。。。
まぁ3♀に掛けているのですから当然と言えば当然です。



大型な♂ですが、臥蛇の特徴はしっかり出ています。
裏側の色合いは特筆モノです。さて、その臥蛇島産トカラノコですが
幼虫でも販売しますし、自己ブリード用も抱えるつもりです。
大型もいいですが、トカラノコならではのいい意味で華奢な個体も
見てみたいものです♪



とりあえずカテゴリーは国産ノコギリにしましたが
ノコギリ全般(後半は国産主体)で書かせていただきます。



ノコの飼育はカンタン・・・いやいや^^)
ディテールを切り取って書けばそうなのかもしれませんが
成虫までのステージ全般で考えると決して簡単とは言えません。



まず、産卵ですがムリなくリスクを最小限にとお考えならば
国産ワイルドをお勧めいたします。
ご自分で採集された個体でもいいし、6月下旬辺りから奄美大島以南の
ワイルドが店頭に並びますので、ソチラでブリードが近道だったりします。



ここからは国産ノコ限定で書かせていただきます。
先ほどのワイルドにお好みの種類がいなかった場合、
国産種は採集禁止地域に生息する種類もございますので
飼育による累代個体となるワケなんですが、現在採集禁止地域の
種類は、トカラノコ クロシマノコ ミシマイオウノコ ミクラノコ
ミヤケノコ(神津島)です。
クチノエラブノコ ヤクシマノコは採集禁止地域ではないですが
口永良部島は採集に対してあれこれ聞いています。



まぁミクラノコに関しては、採集禁止地域に加えて
採集も難しい(数が少ない)ので、活き虫で出回ることは
ほぼ無いと思ってくださっていいと思います。
他 採集禁止地域の種類は飼育での累代個体が出回っているので
それほど入手が難しいワケではございません^^)



個人的な見解でモノを言わせていただくと、ハチジョウノコは
現地での数は激減しているようですし、ヤエヤマノコは西表島産は
採集が難しく、石垣島は採集禁止です。そう考えると貴重だと思います♪



一番はご自分がカッコイイと思った個体をブリードされるのが
ヨイと常々思います^^)ご自分の好きな個体がフェバリットですよね♡



あれこれ書いていたら国産ばかりになっていました^^)
外産も機会を設けて書きたいと思います。
はっきり書かせていただきますが、国産ノコがクワガタの中で
一番カッコイイと思う気持ちは変わりません(^^♪


material by:=ポカポカ色=