クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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今年 羽化してくるトカラノコの産地は臥蛇島産と中之島産のみ。
中之島産はボクの友人が季節外れに組んだセットから思いがけない
数の幼虫が出て、その一部を譲ってもらったからそれほど多くありません。



そんなワケで今年 羽化してくるトカラノコはほぼ臥蛇島産のトカラノコ
となります。その臥蛇島産トカラノコですが、トカラノコは採集禁止となってから
かなりの年月が経過していることと、無人島になってからも50年強経過している
ので、仮に採集許可を取って採集に行ったとしても、出回ることはまずないと
言って過言ではないでしょう。。



さてさて、産地での特徴ですが、トカラノコは意外と産地別の違いが出やすかったり
します。ビークワ35号(2010年発行・・・なんですね。。)では諏訪之瀬島産に似る
と、されています。確かに似ています。個人的には諏訪之瀬島産よりアゴの湾曲は
緩やかで細めで頭部の縦と横のバランスに違いを感じます。ホントに若干ですが
他産地の個体と比べると、縦に長いんです。なので他産地と比べるとちょっと
野暮ったくみえるかも(個人の感想です。)と、思ったりします。



あと頭部と前胸のラインがなだらかなのと、複眼下の側淵のラインも緩やか
(これはアマミノコ系全般です。)なので、余計そう感じるのかもしれませんが。



色に関してですが、ホントはもう少し暗いです。ボクの個体は規制前に
複数の系統をお持ちの方で、しかも飼育を継続されている方から譲っていただいた
だけではなく、同じことをしている別の方からもご提供していただいた個体を
掛けているので、色が明るくなっています。艶に関しては飼育技術的側面が
大きく反映しているので、臥蛇島産の特徴ではないです。



まぁ最近書いていないのですが、トカラオレンジプロジェクトと銘打って
遊んでいた頃のノウハウが反映されてはいると自画自賛しています^^)



最後にサイズに関してです。ビークワ35号で紹介されているプレートで
62ぐらいのサイズが最大ですが、飼育下でボクが見たことのある最大値は
70に少し欠けるぐらいの個体は見たことがあります。個人で出している最大でも
68ぐらいで、大きくすると少し野暮ったさが増したような気になって
しまいました^^)中之島産のように74~というのは出てこないような気がします。



ビークワ80号(これは2021年発行)で臥蛇島での採集記が記載されています。
桟橋がほぼ消失しているとの記述がありました。上陸が難しくもなっている現在、
この貴重な産地のトカラノコは大事にしていきたいと思います。




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