クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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実はけっこう前から探していて、なかなか気に入った
個体に巡り合わなかったニジイロ。



ノーマルカラーでございます♡
もちろん色変わりやピカールも大好きなのですが、
所謂 ニジイロクワガタが欲しくて探していたんですね(^^♪



実はイベントでニジイロを販売しているとたまーに聞かれることが
あって、ノーマルのニジイロはないの?と、業者様に聞かれることが
多かったんです。最近ではニジイロ自体 イベントで見ることが少なく?
(ボクが見えてないだけかもしれませんが。。)感じています^^)



ちょっと原点回帰的な部分もありますし、ここ最近 規模の大きい
イベントにお子様を連れたご家族の方を多く見かけるようになり、
マルバネ等のクワガタ飼育の趣味では手を出しづらい種類に着手される
方もいるにはいますが、どちらかと云うと常温でも飼育できる種類を
お求めになられる方が圧倒的に多いのも理由の一つとして挙げさせて
いただきます。



ボクも趣味の延長から販売をさせていただいてるので、自分の好みが
最優先になってしまうのは否めないのですが、飼育している数種は
販売・・・しかもご来場される方々が手に取り易い種類も飼育して
いこうと考えています。



ここでボクが考える『手に取り易い種類』ですが、勿論価格もそうですが
休眠期間が比較的短く、産卵セットが組みやすい 幼虫飼育にバリエーション
がある 温度管理などの環境整備の幅が広い 用品が手に入り易いなど
要はこれから始めてみようという方がやってみようと考えられるような
種類です^^)ここには国産コクワやヒラタなど、入れてもいいかなと
思います。



実は灯台下暗しで、懇意にしていただいているショップ様で見つけ、
連れて帰ってきました♪ 後食済みではありますが、もう少し食べさせてから
ペアリング 産卵セットへ移行していきます♪


人気のあるクワガタなので、ボクが今更書いてもなぁ、、
と云うテイで書かせていただこうと思います。



まず産地は南アメリカですね♪ ウチのはチリ・チラン産になります。
ニジイロやキンイロに近いと思われている種でございます。



と、ここまでは皆さま 書かれていると思いますので、ここからは
主観と経験から書かせていただきますので、いやー、全然違うよっつーのも
出てくるかもしれませんので、ご容赦お願いいたします^^)



飼育的なことを中心に書いてみようと思います。
産卵は割と肩の力を抜いてできる種だと思っています。
個体の起き出しにバラツキはありますが、起き出してしまえば大丈夫かと
思います。まぁ2ヶ月ぐらいで起きてくる個体もいれば、1年近く寝る個体も
いるので、その判断がセオリー通りといかないかな?と、感じています。



なんか羽化時期が関係しているようにも思えるんですが、個体ごと見ていった
ほうが確実ですね^^)幼虫期間も同様で、1年かからずに羽化してくる個体も
いれば、いつ羽化すんの?って、聞きたくなる個体もいますねぇ。。。



まぁ焦らずに見守ってあげるぐらいのキモチは必要かと思います^^)
♂♀の羽化時期がそんなにずれていない個体を同じような環境で管理してあげれば
同時期に起き出すので、そのペアでペアリングしてあげればいいと思います♪



具体的な産卵セット内容や幼虫飼育のことを綴らせていただくと、
ケースは小か中、マットは産卵一番ですね(^^♪ 水分は気持多めで
材は入れません。管理温度は幅があるので割愛しますが、24℃ぐらいでも
産んでくれます。幼虫飼育もマットは産卵一番!大きな個体がお望みなら
少しヘラクレス等が大きくなるカブトマットを少量混ぜてあげます。
飼育期間もバラツキが見られますが、だいたい1年ぐらいと思っていて
いいかと思います。容器の容量は430プリンカップでも500クリアボトルでも
構いませんが、ボクはマットの乾燥のコトを考えて800クリアボトルに入れています。



とにかく長生きなので、じっくり焦らずがいいと思います。
高温(28℃~)には弱いので、夏場は対策が必要です。
冬場はジッとしていることが多いけど、小春日和的な日には
動いていたりするので、忘れないようにすることは大事です(^^♪
ウチではニジイロと同じようにいつもいるクワガタで、
一時期は高値が付いていたりしましたが、現在ではお求めやすいので
増種のウチの1種として、検討してみるのもいいかもしれませんね♪


先ほどのミヤシタシロカブトの採卵後 少し時間があったので
そのまま棚の下を見てみたらレッドピカールを入れた菌糸が
限界を迎えていたので交換しました。



残念ながらレッドピカールは幼虫購入なので代替え画像で
お楽しみください(^^♪ 



菌糸を食い尽くして上に上がってきた幼虫。。
交換の限界ギリギリでした。。。このままで放置しておくと
縮んで蛹室を作り出すので、小さな成虫になってしまいます。。



うおっ!太い!!ちょっと体重を測ってみましょう(^^♪



大きいのか?判断がつきません^^)ニジイロのデータって
あまり取っていないのと、情報もそんなに持ち合わせていないんです。。



同じ棚で交換急務だったクチノエラブノコ。



本土系ノコ亜種としてはよろしいのではないでしょうか?
1400⇒1400に交換しました。ノコは2リットルに入れなくても
充分大きな成虫が得られます。



さて、ニジイロに戻ります。レッドピカールは全部で10頭
他 自己ブリードのニジイロもいますが、今回はレッドピカールのみ
交換します。これはラベル間違いを未然に防ぐ(☚仕事みたいな言い回しです。。)
ことが念頭にあります^^)



14gかぁ。。さっきのより小さいな。。。見たカンジは同じような個体
なんですけどね。。1頭は蛹室を作っていたので、そのままにして
もう1頭は菌糸の状態が良かったのでもう少し様子を見ます。



このあとプリップリな個体が連続しました♡
さすがに♀で18gはないと思うので、♂と判断しています♪
今回は全てマットの固詰めで♂は2リッター ♀は1400に入れています。
予定ではこのまま羽化まで持っていくつもりですが、初夏が絡むので
どうなるか?と、言う処です^^)




細々とは続けているキンイロ・ニジイロ。
種類数はそんなにいませんが、頭数的にはそこそこいます♪



産卵セットを組んでいるのがドウイロで、あとは幼虫ですね^^)
アエネア タスマニアキンイロと幼虫が採れればドウイロです。



ニジイロはレッドピカールとそれまで飼育していた系統です。



ニジイロは絶やさないのが目的でもあります。
意外とイベントでは早めに嫁いだりするので、ブリードは少数ながら
継続していこうと思っています。



逆にキンイロはその時々で飼育する種類を替えてもいいかなと
思っています。今年はパプキンを飼育していないんですよね^^)
なんか物足りないなぁと感じていたのはそのせいかもしれません。
この時期に羽化してきますからね♪



どんなに他の種で綺麗な色の種類がいると言っても、色の綺麗さや
派手さではコチラに軍配が上がります。少し目線を変えたいときに
いると、とても充実感が味わえるこのカテゴリーは続けていく所存です(^^♪




ここ最近のニジイロの♂と言えばだいたいこんな個体が
多い。。。色はキレイかと自画自賛していますが、サイズがね。。。



ヒサシブリに大型の♂とご対面しました(^^♪
一番最初の子と同じ親からです。



同じ種類とは思えないくらいの違いがございます。。
容器サイズの差なんですね。



♂は現在 3頭 羽化しています。
全て同親からなので、色合いは酷似しています。



血統的にはもう色々混ざっています。
西の有名処からみなさまが知っているあの血統まで♪
手持ちの個体から羽化してきた個体の通常色同士を掛けていきました。
紫系やダーク系も混ざってはいますが、出てきてはいません。



ニジイロはリニューアルの意味合いも込めて、新しい血統を
入手しています。この子たちはイベントに出展予定です。
画像ではお伝え出来ない部分は会場にて^^)
ホント・・・キレイです♡


material by:=ポカポカ色=