クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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石垣と西表の2産地を入手して飼育している
ヤエヤママルバネ。
実は西表の♂が☆になってしまい。♂を再度
入手しての再ペアリングです。



マルバネだけはハンドペアリングなんですね^^)
今回の♂のほうがサイズが大きいのですが性格(?)が
おとなしいです。どちらかというと♀のほうがやる気充分です^^)



ハンドペアリングといっても爪が効かないようなところ
(下敷きのようなものの上)に♂♀を置いて
♂がその気がない場合は♀の上に乗っけるだけです。



こちらは先日の石垣島産の画像ですが、画像で分かる通り
♀にとっては過酷な交尾です。この状態で10分程度の
時間を要するので見ていていたたまれないです。。

マルバネの場合、♂♀同居で放置するペアリングですと
♂の交尾欲が旺盛で♀の脚を噛み切ってしまったり
(意外とあのアゴでやってしまいます。)するので
長い同居は危険です。あと一回の交尾でけっこうな数を
産んでくれるのと、成虫の寿命は活動後短いので
ハンドペアリングでさっさと終わらせるようにしています。



マルバネ飼育は、他のクワガタと飼育の順序が違います。
マルバネのみ産卵セットを先に組んでおいたりしますからね^^)
あと小業で小さいケースということもしません。
やっぱりある程度のスペースは必要と感じているので、最低でも
中ケースを使います。 長く飼育を趣味としていると
いろいろな種類でもある程度の共通項を見出してしまい、
マンネリ感を感じることもあります。マルバネやネブトの飼育は
他のクワガタ飼育とは一線を画すので新鮮さを感じることが
あります♪


先ほどのホソアカは組んでおいたセットに♀を入れるだけなので
クワ活と言うほどのことではありません。

実はコチラがメイン♪



マルバネのペアリング。
産卵セットはやはり先日の連休で組んであるので
こちらもペアリング後 セットに投入します。

実はマルバネは(マルバネだけですね。)ハンドペアリングです。
♂♀同居させておくと♀がダルマ状態になる
(しかも短期間で・・・)と、友人に教えてもらっていたので
マルバネのみハンドペアリングなんですね^^)



まぁこんなカンジのペアリングです。
これで人の手を入れるとよけい長引くので
下は滑る素材(ツメが食い込まない)の上で行為を
してもらいます^^)このままだと時間が掛かるだけなので
土台となる部分を斜めにして♂が上に来るように仕向けてあげると
ほどなくドッキングです^^)
最初の画像の前に一応♀の上に♂を被せるように置くのですが
一度確認するかのように♂が後ずさりします。
それから再度覆いかぶさって2枚目の画像のような状態になります。
行為が始まってからも少し時間を要します。さっさと終わらせる訳では
ないのですね。15分やそこらはドッキング状態です。



行為が終わると♂が交尾器からさらに細い管が出ています。
それが引っ込むまで待ちます。
そうしますとね、♀が暴れだすのでそこで人の手を入れます。
だいたいボクはペーパーナイフの先でうまーく♂と♀を剥がします。
(この表現が適切です。)そうしますと♀はその場から立ち去ろうと
歩き出すので(下面が滑ってもうまく歩いていきます。)
そのまま産卵セットに投入です。
最初は石垣産でお次は西表・・・と、思いきや。。。
♂がムシの息でした。。
西表は現在蛹になっている幼虫たちと同産地なので
♀をなんとか生存させて(たぶんムリです。。)
羽化してきた♂と掛けるか、もしくは今度のクワタで♂を
探すか。。。どちらにしてもハードルの高い行為です。。


マルバネの産卵セットとエサ交換です。



産卵セットは昨年同様 幼虫の糞を細かく砕いたものと
無添加微粒子マット+Uマットに少しだけ赤枯れや
完熟マットを混ぜて作ったマットを使いました。
これで何日か馴らしてから、ペアリングさせて
♀をセットに投入します。割り出しは年明けになると思います。



それではエサ交換♪
今日は8月23日交換分の5個(5頭)を交換します。
一応ですね、マルバネはちょっとコストがかかるので
だいたい1月にいくつかと分けてみたんですね。
9月下旬のもの 10月23日交換もあって、今回は期間が短いのですが
時期的に温度が高いので成長とマットの劣化を懸念しての交換です。
あとこの時期は湿度の関係上、湧かなくていいムシも
沸いてしまいますからね。。



15g。。。うーん。。。



ちょっと声が出た20g♪ 長さもあるので
期待できそうです。



なんか似たり寄ったりの16g。
幼虫の長さが短いと、あー。。。っとか思ってしまいます^^)



これは・・・この個体は体重よりも長さと色に伸びしろを
感じてしまった個体。

ちなみにですね、ボク個人はミヤマ マルバネ ネブトは
そーんなに交換しなくてもいいと思っています。
8月下旬⇒11月上旬ということは約70日ぐらいなので
ちょっと交換期間としては短いですが、ここは糞の量とかも
関係してきますから一概には言えません。



とにかく環境を整えてあげれば、マットの劣化
(と言うより他のムシの混入のほうが深刻。。)も
抑えることができるので、そこが次回の課題ですね^^)

ただ昨日の晩、ひとつだけ西表産を少しだけ割ってみたのですが
蛹がかなり大きかったので嬉しかったです❤


ここのところ恒例にしたい11月の産卵セット。
そうなると何が・・・なんですが
マルバネです♪



今年も石垣と西表を揃えています❤



今年のマルバネは石垣は底原 西表は古見。
西表は昨年幼虫購入の個体と同じ産地です。

マットも今日届きましたので準備は万全です。
今年は中ケースでセットを組もうと思っています。



マルバネの飼育で一番大切なのは準備です。
何の準備が必要かと言いますと、産卵用マットを作る準備が
必要で今まで使用していたマットとかを混ぜ込むので
それらを取っておくことが大切です。
なのでマルバネに関しては幼虫からの購入をお勧めしています。
もちろん赤枯れ等も入れることは効果的ですから
用意できればよりよろしいかと思います。



あとは成虫ペアの状態の見極め。
生存期間は短いので時間との戦いでもありますが
(日々の生活の中でクワ活ができる時間は限られます。)
ここで焦ってしまうと元の木阿弥になってしまうので
限られた時間の中でしっかり見れるといいと思います。

どのクワガタもそうですがあんなに小さい初令幼虫が
元の大きさを忘れてしまうぐらい大きくなるのは
嬉しいことです。今年もその嬉しさを味わうための
準備・・・始めます^^)




やっぱり魅力的❤



ボクのところには小さいのしかいませんが
大きな個体はウットリしてしまう。。



エサ、温度、期間・・・どれをとっても
大変そうと感じるかもしれませんが、クワガタの飼育って
まずオオクワの飼育がベースになっていて、そこから派生したり
類似したりするのですが、それとは別な飼育方法で飼育するから
大変なイメージ 難しそうな感覚が付いて回るのですね。。
このあたりはネブトやミヤマも共通するところかもしれませんね?



マットをブレンドしたり(作ったり)するのは
ノコやヒラタも同じなのですが、市販のマットで大きな個体が
羽化してくるのでそこまでは必要ないと考えるのは当然だと思います。




マルバネの場合、最低でもマットのブレンドは必要だとは思いますが、
今は市販でマルバネ用なるものも販売しているのでそちらを利用するのも
いいと思います。まぁ一言で言ってしまえば『ハードルが高そう』と
なりますが・・・
個人的には幼虫で購入して、その幼虫が入っていたマットをベースに
次のマットの下ごしらえをしていくのが近道だし安価だと思います。
それである程度幼虫が大きくなったところで成虫ペアを入手して
幼虫に使っていたマットをベースに産卵セットを組んでいくと
2年目の幼虫と自己ブリードの幼虫を得て繋がっていくのかな?と
思います。


もうそろそろ西表産が羽化してくるので書いてみました♪






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