クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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いやはやなんとも長いお題を付けてしまいました。
全部は書けないので、インセクトフェアに出展させていただく
種類を中心に書かせていただきます。



まずはノコ。一応半年とされていますが、この処の猛暑で
早めに起き出す個体が多いです。爆産させたい方は保冷器具などを
利用してしっかり寝かせたほうが産みます。特に本土系のノコは
その傾向が強いです。 トカラノコは早めに動いた個体を産ませても産む
ことは産みます。外産はだいたい4ヶ月が目安ですが、最近は書けるほど
飼育をしていないです。



ミヤマ・・・クラーツのように3ヶ月ぐらいで活動を開始する種類も
いますがミヤマもだいたい半年。体内時計がしっかりしている種類と
流動的な種類がいます。国産ミヤマは産地で違いを感じたことが
あります。



マルバネ・・・自力ハッチ個体は活動開始していると考えていいのですが
ゼリーをある程度食べさせてからペアリングしたほうが安心です。



コクワ・・・羽化後 早い個体だと2ヶ月でブリード可能です。
人によってはしっかり翌年まで管理してから産ませる方もいる
ようです。どちらかと云うとボクもソッチです^^)



ニジイロ・・・ニジイロも羽化してから2ヶ月ぐらいから大丈夫なんですが
羽化時期や個体サイズなどでばらつきます。長寿なのでゆっくり構えても
大丈夫です。



休眠期間は管理する環境や個体差などが大きく関係しますから
一概に言えないのも事実で、お持ちの個体をよく観察されることは
大事かと思います。今回はインセクトフェア出展の主だった種類を
取り上げましたが、○○ミヤマはこぉとか、何々クワガタはあぁとかも
ございますので、詳しいことは対面でお話されたほうがより理解が
深まると思います。人気種であるオオクワですが、ボクは飼育していないので
書けないのと、ヒラタ(国産)については後日書かせていただきます。
ホソアカやシカ・キンイロも同様です。インセクトフェアの準備をしながら
ちょこちょこ書かせていただきますのでよろしくお願いいたします♪


おかげさまで多数の方に気にしていただいたエラフスミヤマ。
2ペアめを出品させていただいて、既にご入札、ウォッチもたくさん
いただいております^^)ありがとうございます♪



そのエラフスミヤマの飼育、細かく書かせていただきます。
まず休眠期間からになります。WDはほとんど入らないので、
飼育個体からのブリードとなるワケなんですが、意外と
しっかり寝ます。温度が上がったら動き出すという類ではないので
判り易いと思います。休眠のさせ方は人それぞれなので割愛いたしますが
ポイントは乾燥させないことですね♪ 起き出しも判り易いですよ(^^♪



起き出しの♂♀差はあまりないです。だいたい休眠期間は半年~で、
早ければ翌年4月、遅くても6月には起きてきます。起き出してくると
それからは割と早いので、時期を見て、ミニケースぐらいの容器に移したほうが
カナシイことにならないかもしれません。このとき♂♀同じケースに仕切り
で区切って入れておくとお互いを反応している様が観察できます。



起き出したらペアリングをさせるワケですが、♂はメイトガードします。
ボクのペアリングはセオリー通りで、ケースにマット深め、♀が身を隠せるぐらい
の樹皮や割カスなどを入れてエサ皿を置きます。交尾からメイトガードの期間は
3日~1週間ぐらい。そのあいだに産卵セットを組んで、産卵セットを置く場所の
温度で馴らしておきます。だいたい♀が♂から離れたら♀を回収するのですが
♂が♀を攻撃する訳でもないし♀が暴れるという訳でもないので、ゆっくりでも
大丈夫ですがここは大事を取っておきます。



産卵セットに使用するケースは中、マットはミヤマが産卵するマットで
大丈夫です。ヨーロッパミヤマが産卵するマットより黒いほうが産みます。
ボクはヨツボシが産むようなマットにNマットを混ぜて使用しています。
セット内容は所謂ミヤマのセットです。材は入れないし、マットもそれほど
固く詰めません。♀はそれほど大きいわけではないのでスペースのことも
考慮に入れて中ケースを使用します。ボクは幼虫が見えるまで放置するタイプ
なので、割り出しは約3ヶ月後 幼虫がケース側面・底面に見えてきたら
割出します。



まぁけっこう採れる方だと思います。昨年は意図的に幼虫を多く手許に残した
ので、幼虫での販売は少数でしたが数はけっこう産んでくれています。
ボクの場合 販売の兼ね合いでプリンカップに入れますが、どうなんでしょ?
割出し後 いきなり800に入れてもいいような気がします。ド初令個体は
プリンカップで、ある程度になるまで飼育してもいいかもしれませんね^^)
ド初令は産卵セットに使用したマットの劣化していない部分で管理すると
落ちることが少ないけどそれほど弱いわけではありません。



幼虫飼育は♂も♀も800からにしています。♂の大型幼虫の容器はかなりマットが
沈むので、そのような個体は1400に移します。♀は800のままで大丈夫だし、
♂もサイズさえ(幼虫の大きささえ)気にしなければ800でもそこそこの個体が
羽化してきます。交換は3ヶ月~半年で、状態によっては付け足してお終いなんて
個体もいました。大型サイズの♂をお望みなら細かく交換しても良さそうです。
ホントは2回交換を考えていたんですけど、その頃には蛹室を作っていました。



飼育温度はそれほど下げていません。下手すると22℃~25℃辺りまで上がっていた
かもしれませんが落ちた個体はいませんでした。♂♀判定はし易い種類なので容器サイズ
の選定や♂♀のバラツキも少なくて済みました^^)



産卵セットから時系列をなぞると、5~6月セットで9月割出し、翌年2月ごろ
交換もしくは付け足して、もう1回ぐらい?と、考えたのが5月ぐらいで、一部
蛹室を作っていた個体がいたのでそのままにして、だいたい8月中旬~羽化しています。
今回 数を抱えたので助かりました^^)幼虫飼育は産卵セットより強め、
ヘラクレスが大きくなるようなマットにNマットとそれまでに使用していた
マットのいい部分(幼虫がいた周りのマット)を混ぜています。



羽化した個体についてですが、♀は800で充分です。間違えて1400に入れた
♀もいましたが、サイズにそんな大差はなかったです。♂♀判定でコスパ面が
顕著に表れる種類ではあります^^)♂は大型を狙いたいなら1400、羽化すれば
いいというのでしたら♂も800でもそこそこのサイズは羽化してきます。



所感としましては、ミヤマの♂が50ミリ~70ミリ台の種類で、アゴが伸びる種類って
けっこう気を遣うのですが、エラフスはヨーロッパミヤマ系と同じ感覚で
飼育できるし、飼育期間が短くてもそれなりの個体が羽化してきます。
難関種に挑みたいという方には少々物足りないかもしれませんが、気負いなく
綺麗に羽化させたいという方にはお勧めです。ノコのように交換を怠ったり
容器サイズを間違えるとハサミムシのような♂が羽化してくることもないので
個人的にはお勧めのミヤマクワガタです♪





ケルブスではありますが、産地が違います。
ギリシャ産でございます^^)以前にちょっとご紹介したかも
しれませんが、なかなかのオトコマエでございます♡



アゴが艶々していないのですね♪ しかし赤いのでございます。
あと全体的にマットな感じです。



何がどうとかじゃないけど、ちょっといい意味で違和感があります。
それとこの個体・・・2023年の1月に初令でいただいて今年の9月羽化なので
幼虫期間で約1年半ぐらいでこぉですから^^)
いいですよね♡



よ~く見ると、アゴの外側は黒いんです(^^♪
いぶしなレッドサンバーストなんですね。
サイズはともかくバランスの取れたいい個体♪
ケルブスはいいですよ♡♡♡


続いています^^)現在 4頭 6頭 8頭 10頭 12頭・・・
トカラノコが中心なのですが、全てご落札いただいております。
この場を借りて改めまして御礼申し上げます。



さて、今後なのですがトカラノコは諏訪之瀬島産を出品させていただいています。
他産地は? ですが、口之島 中之島はほぼ終了です。諏訪之瀬島もただいま
出品中の個体がご落札がございましたら終了となります。
あとは全体数を把握してからとなりますが、たぶん6頭セット(現在出品中の
中之島6頭セットは除く)を各産地1セットづつぐらいかと思います。
尚 悪石島産は出品予定にしていないので悪しからずです。
(個別取引は要相談となります。)



ケルブスも今回出品分で終了。残りは自分用として2年目と3年目に突入した
個体たちと一緒に飼育いたします。



メアレーは数を抱えようか思案中です。もしかしたら今回でとも
なり兼ねないので、お気になられた方はお早めに(^^♪
画像はございませんがゲアンも同様です。ただこの2種については
ミヤマの飼育数を把握してからとなりますから、突如出品とも
なりそうです^^)



個人的に推したいのはランミヤマで、まずWD入荷がボクが知る限り
ないのと、飼育はそれほど難しくありません。期間はしっかり2年要しますが
セリケウスやチベットを羽化させられれば、たぶんランミヤマの方が気兼ねなく
飼育できると思います。



他の種類も割り出し数でとなりますが、出品させていただきますので
よろしくお願いいたします。ヒラタなどもいますからね^^)
そんなこんなの幼虫出品♪ もしかしたら?なんて種類が出てくるかも♡



なーんだ。。やっぱ行ったんですね?と、聞こえそうですが
これからご紹介する個体はブリード個体なのです。



この画像を撮ったときに採ってきた♀からブリードしています。
なので2023年は台風の影響で行かれなかったので、2022年採集から
となります。



自画自賛ですが実にカッコイイ♡ 全編マット飼育で、しかも放置期間が
長かったので大した個体にはならないだろうと思っていましたが、優良個体と
言っても良さそうです(^^♪



左右のアゴバランスもいいですよ^^)サイズは自己更新とはなりませんでしたが
元々 大掃除の時に処分しようとしていたケースから出てきた個体なので
感無量感がございます♪



実は同時期羽化で♀もいるので、大手町でペア出展を考えています。
あと何頭かいるのですが、アゴずれがあったりしているので、単品安価で
出そうと思っています。ここ何回かのインセクトフェアはご家族連れの方も
多くいらっしゃるので、お子様のお小遣いで買えるような価格にするつもりです^^)



今後 伊豆大島採集に行くかは未定だし、採集規制も気になりますが
ちょっと国産のノコもカッコイイよって言ってみたい気もありますので
出展させていただこうと考えています。


material by:=ポカポカ色=