クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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ノコやミヤマの場合、幼虫の飼育期間と言うのは非常に大事で
どのステージでゆっくり育ってもらうかはけっこうカギにような
気がします。



ノコとミヤマにおける幼虫飼育の共通点として挙げられるのは
2令から3令に加齢する期間が共通します。
2令初期で産卵セットから割り出した個体は約3ヶ月後
3令に加齢していますが、このときはまだ透き通った部分が
大半を占め、クリーム色の部分が斑にある程度で、まだまだ
成長する予感を感じさせます。この交換で大きな容器に移すのですが
この容器は長い期間引っ張ります。これはノコもミヤマも同様で
ミヤマに関してはこのまま羽化ということも考慮に入れて容器を作ります。



ノコの場合は菌糸・マットの両方で飼育できます。菌糸に入れた場合
そのまま羽化まで持っていくことは可能ですが、菌糸の劣化具合を
考慮に入れなければならないため、もう1本(もしくは2本)は必要と
考えていたほうが事故は少ないように感じています。



ここでノコとミヤマの幼虫飼育で決定的な違いは飼育温度です。
ノコの場合は22℃~と温度は高め。ミヤマは24℃辺りでも落ちはしませんが
適切なという表現を借りるとやはり20℃以下のほうが無難な気がします。
(種類によっては24℃という温度は危険なこともあります。)
ところで、このミヤマ飼育に適した温度、一番は幼虫の生育にあるのですが
エサ(マット)の劣化速度を抑えることにも一役買っています。
よく長い期間を持たせるために加水量多めにして・・・的な書かれ方を
している飼育記事を読めるのは、温度が低いからこそできるのですね^^)



それでは大型個体を羽化させるためにどう持っていくか?
ミヤマは2年という歳月をかけたほうが羽化した個体のサイズに
期待が持てます。(もちろん幼虫が大きいという前提の下です。)
だいたい1年で3令後期にはなりますので、残りの1年は3令後期のまま
じっくりと幼虫期間を過ごしてもらうことが大事なような気がするのです。
これはノコも同様で、菌糸で飼育していると劣化してしまい交換を
余儀なくされ、その交換時のショックで変態してしまいますが
これをマットに変えてミヤマほどの低温にしなくても、ノコ飼育における
低温を維持しつつ3令後期をじっくり過ごしてもらったほうが大型の
期待が高まります。ただですね、他種類ではセミとも言えるような
行為なので、飼育側(つまりボクですね♪)がそれをどう判断するか
が非常に大事となってきます。意外とモチベーションの維持を
できるかどうかが一番なのかもしれません♪



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