クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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これは出品時の画像です。いや、昨日 プリンカップに移す前に
累代個体(飼育個体)と比較した画像を撮ったのですが、西日が入ってしまい
とてもじゃないけどお見せできる画像ではありませんでした。。
少々落ち着くまで暴きたくないので、飼育上と野外での共通点や違いなどを
考察を交えて書いてみたいと思います。



まず、ボクがネブト飼育を始めた当初のマットは、赤枯れ 使用済みなど
入手困難だったり、他の種類を飼育していないと手に入れられないなど
マットが難しいとされてきました。まだまだネブト飼育がメジャーではなく、
採集された場所の状況(倒木の状態)から判断しての事だと改めて感じました。
確かに倒木の土と接触する部分はだいたい赤枯れるし、倒木を持ち上げると
落ちてくる(生体が)ことが多いので(友人談)、そう考えて然るべきと痛感
しています。



かつて書籍(雑誌等)に少ないながらもネブトの採集記事が載っていました。
そのときの記事を穴のあくほど読んだりもしましたが、違いはあります。
地域によって生息の仕方が異なるので、ここは参考程度という事でいいと思います。
野外の場合 外敵にやられることは考えに入れなくてはいけません。



この画像は採集時の繭玉です。飼育でもマットにフレーク状のオガが混ざっていると
少々ゴツゴツ感な手触りの繭玉を出すことはありますので、ほぼ同じと考えていい
と思います。マット(野外ではマット状)の色≒糞の色なので、野外でも同じ繭玉
が、観察できています。



野外でもマット状にまで細かくなったフレークの中に幼虫がいました。
ただ水分は飼育上の多めよりは随分少なく感じました。あとですね、
樹皮も含む倒木の外側はある程度固くて、内部がフレーク状になっている
倒木で採集できているのですね。。これ・・・なかなか探すのが難しいので
意外と産卵場所の制限があるのかもしれませんね。。
前述のネブト記事では、ひとつの倒木から成虫も幼虫も出てくると云うのは同じです。
ただコロニーのようにと云うのは今回の採集では観察できませんでした。



これはあくまでも推測ですが、同じ倒木で羽化した♂と♀が自力ハッチ後
同じ倒木内で出会い、交尾⇒♀は産卵という経過を辿っているのかもしれません。
飼育でも複数入れていた容器を放置していると、羽化した成虫と初令幼虫が出てくる
ことがあるので、自力ハッチ後はすぐの交尾・産卵が可能なんだろうなと考えます。



他の方の採集個体をヤフオクで見かけたりします。産地も異なりますが
樹液採集と明記されていることがあり、ある程度産んでから樹液に
集まるのかもしれません。個体によって違いはあるとは思いますが、
採集個体に当たり外れがあるのはそのせいかと思います。



現在では市販のマットに加水するだけで幼虫を得られるようになりましたが
野外・・・特に関東や離島では決して数は多くないネブトクワガタ。
今回の採集は他の種よりも飼育の参考や熟考を重ねるいい機会となりました♪


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