クワガタ飼育を少し掘り下げて書かせていただきます。
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自由業に近い自営業
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これ、前々から書こうと思っていて
中々書けなかった^^)
夏休み、いろいろとご予定もあろうかと
思います。さて、クワガタでも。というときに
お読みください^^)
まず生体の購入もしくは採集。
採集はさておいて、購入される場合
本土○○・・・これ、ノコのほうが安いです。
ある程度のお値段が付いている場合は、
亜種になっていない離島モノ(壱岐とか伊豆大島の大型とか)
です^^)通常は本土ヒラタのほうがお高いです。
ワイルドの場合は、採卵はノコのほうが確実というかラク。
ヒラタは採集時期によっては、産む個体と産まない個体
(当たりはずれ)がいます。
ブリードモノの場合、ヒラタのほうが起き出しが早いので
羽化後2ヶ月~4ヶ月経過した個体はブリード可能です。
ノコは、起き出しの振れ幅が大きいので羽化日の確認と
購入後、エサの食べ方等で判断する必要があります。
起き出しも管理されている場所の温度等で変動します。
で、ペアリングですがヒラタはあんまり長い期間
♂♀一緒にしておくとカワイソウな結果になることがあるので
ペアリング中の観察は必須。♂を興奮させないようにすることが吉。
長くても2,3日ぐらいにしとくといいと思います。
ほぼコトは済んでいます。
ノコはしっかり成熟していれば、1週間~10日とか一緒にしといても
大丈夫です。狭いケースでペアリングを行うときはヒラタ同様
長い期間じゃないほうがいいです。
ノコもヒラタもペアリング中のエサ切れと蒸れには注意してください。
ノコはメイトガード、ヒラタはエサ皿の下に♂♀並んでいるようなら
ペアリングは完了です♪
無事、ペアリングを確認しました。
ここから産卵セットですが、どちらもマットの固詰めで
産卵します。材はお好みでいいと思います。
使用するマットですが、ノコは茶色(無添加系)
ヒラタはこげ茶~黒に近い(添加あり)を好むような
気がしていますが、なんでも産みます。
粒子は細かいほうがよろしいです。
ノコもヒラタも産む気の♀はけっこー産みます。
小ケースでノコは50~採れることがありますので
後々のことを考えて途中♀が上がってきたら取り出すのも
手です♪ヒラタはだいたい1回の産卵セットで20採れると
大成功だと思ってくださっていいと思います。
ノコは産みきると★になりますが、ヒラタは越冬して
翌年も産みます。セットを解除した後も♀が元気だったら
ゆっくり休んでもらって翌年もう一度なんてことも可能です。
セットの期間ですが、だいたい1ヶ月半から2ヶ月です。
この時期、コバエが発生するセットもあるので
気をつけとくといいと思います。
コバエが発生するしないはご家族のいらっしゃる方には
大事なことだと思います。
産卵セットの壁面に卵や初令幼虫が見えてきました。
なんてのは、セット後早くて2週間~3週間です。
管理している場所の温度等で孵化までの期間は変動します。
個人的にはノコのほうが孵化までが早いかなという印象。
ノコもヒラタも卵で回収しても孵りますが、
孵化率は下がります。幼虫で回収したほうが無難です。
最後に幼虫飼育ですが、ノコもヒラタも
オオヒラタケ・ヒラタケ菌糸で飼育できます。
マットで飼育する場合、本土系ノコは茶色(無添加系)
南西諸島系は島ごとに違いがあるように感じますが
アマミ トカラはこげ茶~黒いマットでも大きくなります。
ヒラタは全種 こげ茶~黒いマットがいいような気がします。
ヒラタは亜種や産地によって菌糸にヒケを取らないような
大きな幼虫を育てることが可能です。
だいたいこの時期にできることを書いたつもりです。
3令になるとヒラタよりノコのほうが底面積を必要とする
気がしますが、ヒラタのほうが幼虫が大きくなるので
結局は同じような大きさの容器が必要になります。
と、思いつくまま書いてみましたが、ヒラタとノコは
同じようで同じでない部分がたくさんあります。
両方同時期に飼育して違いを楽しむのも
面白いと思います♪
中々書けなかった^^)
夏休み、いろいろとご予定もあろうかと
思います。さて、クワガタでも。というときに
お読みください^^)
まず生体の購入もしくは採集。
採集はさておいて、購入される場合
本土○○・・・これ、ノコのほうが安いです。
ある程度のお値段が付いている場合は、
亜種になっていない離島モノ(壱岐とか伊豆大島の大型とか)
です^^)通常は本土ヒラタのほうがお高いです。
ワイルドの場合は、採卵はノコのほうが確実というかラク。
ヒラタは採集時期によっては、産む個体と産まない個体
(当たりはずれ)がいます。
ブリードモノの場合、ヒラタのほうが起き出しが早いので
羽化後2ヶ月~4ヶ月経過した個体はブリード可能です。
ノコは、起き出しの振れ幅が大きいので羽化日の確認と
購入後、エサの食べ方等で判断する必要があります。
起き出しも管理されている場所の温度等で変動します。
で、ペアリングですがヒラタはあんまり長い期間
♂♀一緒にしておくとカワイソウな結果になることがあるので
ペアリング中の観察は必須。♂を興奮させないようにすることが吉。
長くても2,3日ぐらいにしとくといいと思います。
ほぼコトは済んでいます。
ノコはしっかり成熟していれば、1週間~10日とか一緒にしといても
大丈夫です。狭いケースでペアリングを行うときはヒラタ同様
長い期間じゃないほうがいいです。
ノコもヒラタもペアリング中のエサ切れと蒸れには注意してください。
ノコはメイトガード、ヒラタはエサ皿の下に♂♀並んでいるようなら
ペアリングは完了です♪
無事、ペアリングを確認しました。
ここから産卵セットですが、どちらもマットの固詰めで
産卵します。材はお好みでいいと思います。
使用するマットですが、ノコは茶色(無添加系)
ヒラタはこげ茶~黒に近い(添加あり)を好むような
気がしていますが、なんでも産みます。
粒子は細かいほうがよろしいです。
ノコもヒラタも産む気の♀はけっこー産みます。
小ケースでノコは50~採れることがありますので
後々のことを考えて途中♀が上がってきたら取り出すのも
手です♪ヒラタはだいたい1回の産卵セットで20採れると
大成功だと思ってくださっていいと思います。
ノコは産みきると★になりますが、ヒラタは越冬して
翌年も産みます。セットを解除した後も♀が元気だったら
ゆっくり休んでもらって翌年もう一度なんてことも可能です。
セットの期間ですが、だいたい1ヶ月半から2ヶ月です。
この時期、コバエが発生するセットもあるので
気をつけとくといいと思います。
コバエが発生するしないはご家族のいらっしゃる方には
大事なことだと思います。
産卵セットの壁面に卵や初令幼虫が見えてきました。
なんてのは、セット後早くて2週間~3週間です。
管理している場所の温度等で孵化までの期間は変動します。
個人的にはノコのほうが孵化までが早いかなという印象。
ノコもヒラタも卵で回収しても孵りますが、
孵化率は下がります。幼虫で回収したほうが無難です。
最後に幼虫飼育ですが、ノコもヒラタも
オオヒラタケ・ヒラタケ菌糸で飼育できます。
マットで飼育する場合、本土系ノコは茶色(無添加系)
南西諸島系は島ごとに違いがあるように感じますが
アマミ トカラはこげ茶~黒いマットでも大きくなります。
ヒラタは全種 こげ茶~黒いマットがいいような気がします。
ヒラタは亜種や産地によって菌糸にヒケを取らないような
大きな幼虫を育てることが可能です。
だいたいこの時期にできることを書いたつもりです。
3令になるとヒラタよりノコのほうが底面積を必要とする
気がしますが、ヒラタのほうが幼虫が大きくなるので
結局は同じような大きさの容器が必要になります。
と、思いつくまま書いてみましたが、ヒラタとノコは
同じようで同じでない部分がたくさんあります。
両方同時期に飼育して違いを楽しむのも
面白いと思います♪
なんだかんだで組みました♪
8セット♥
ウイックハムヒラタでしょ、トカラノコ(中之島)
トカラノコ(諏訪之瀬)クチノエラブノコ
サキシマヒラタ 本土ヒラタ(奈良)
ハチジョウノコ ニジイロの計8種。
割り出し待ちを含めますと全部で
16のセットが鎮座しております。
このあとの予定が本土ヒラタ(種子島)
本土ヒラタ(屋久島)本土ヒラタ(和歌山)
本土ノコ(壱岐)本土ノコ(種子島)。。。
本土ばっかぢゃん。。^^)
おっ!オキナワヒラタ(伊平屋)もいる。
オキナワヒラタは現在ペアリング中なので
この子が次の1番手です♪
あと・・・ネブト各種。
そろそろマットも仕上がってきているハズなので
複数いる種類は市販マットと両方でセットを組む予定です。
さてさて、続きです♪
トクノシマヒラタ①・・・幼虫15卵7
トクノシマヒラタ②・・・幼虫2
ゴトウヒラタ・・・幼虫7
トクノシマヒラタ②は、2度目なのと、水分多すぎました。。
ゴトウヒラタは昨年に続いての2年目のセット。
充分でございます^^)
さてこれから産卵セットを組みますが
ウイックハムヒラタ・・・今回はマットのみで組みます。
ハチジョウノコ・・・2種類のマットで組みます。
クチノエラブノコ・・・ワイルドがもう1♀います。
トカラノコ(諏訪之瀬島)・・・これはもうやらないと。。
トカラノコ(中之島)・・・・これも上に同じ。
追加・変更はあるかもしれませんが、日没までだと
これくらいかなぁ^^)
トクノシマヒラタ①・・・幼虫15卵7
トクノシマヒラタ②・・・幼虫2
ゴトウヒラタ・・・幼虫7
トクノシマヒラタ②は、2度目なのと、水分多すぎました。。
ゴトウヒラタは昨年に続いての2年目のセット。
充分でございます^^)
さてこれから産卵セットを組みますが
ウイックハムヒラタ・・・今回はマットのみで組みます。
ハチジョウノコ・・・2種類のマットで組みます。
クチノエラブノコ・・・ワイルドがもう1♀います。
トカラノコ(諏訪之瀬島)・・・これはもうやらないと。。
トカラノコ(中之島)・・・・これも上に同じ。
追加・変更はあるかもしれませんが、日没までだと
これくらいかなぁ^^)
夏休みも終盤に差し掛かった今日。
あいにくの雨です。しかし・・・夏季休暇に
入ってからずっとこんな天気です。
本業のほうが配送の都合で、1案件動くので
外出というワケにはいかず。。。
(昨日は一日、本読んじゃいました^^)
朝は朝で息子を塾まで送り届けたので
そのまま割出しをやっています。
タカラヒラタ(小宝島)・・・ボーズ!!><。。
ヤクシマコクワ(上甑島)・・・ボーズ!!!><。。。
ヤエヤマコクワ(西表)・・・7頭♪
ミシマコクワ(黒島)・・・5頭
リュウキュウコクワ・・・7頭
ウイックハムヒラタ・・・8頭
負け惜しみも含みますが^^)
この程度でよかった。。
ミシマコクワ リュウキュウコクワ ウイックハムヒラタは
割り出しが早かったかもしれません。再セット予定です。
ヤエヤマコクワは2セットめで7頭は上出来です♪
なんせ1セットめで17だったのでもうお腹いっぱいです。
しかし・・・小宝と上甑のボーズは痛いなぁ。。
まだこれから
ゴトウヒラタ トクノシマヒラタ×2 が残っているのと
ヤバイよな??な、セットがノコの面々。
トカラ(中之島)×2 両セットとも壁面に10~の幼虫が
見えているのです♪
アマミノコ(与路)も、こないだ組んだのにもう卵が3つ。
お客様が見えたら、セットも組むつもり。
ハチジョウノコ(八丈島) トカラ(諏訪之瀬島)
は、今日組みます♪
あいにくの雨です。しかし・・・夏季休暇に
入ってからずっとこんな天気です。
本業のほうが配送の都合で、1案件動くので
外出というワケにはいかず。。。
(昨日は一日、本読んじゃいました^^)
朝は朝で息子を塾まで送り届けたので
そのまま割出しをやっています。
タカラヒラタ(小宝島)・・・ボーズ!!><。。
ヤクシマコクワ(上甑島)・・・ボーズ!!!><。。。
ヤエヤマコクワ(西表)・・・7頭♪
ミシマコクワ(黒島)・・・5頭
リュウキュウコクワ・・・7頭
ウイックハムヒラタ・・・8頭
負け惜しみも含みますが^^)
この程度でよかった。。
ミシマコクワ リュウキュウコクワ ウイックハムヒラタは
割り出しが早かったかもしれません。再セット予定です。
ヤエヤマコクワは2セットめで7頭は上出来です♪
なんせ1セットめで17だったのでもうお腹いっぱいです。
しかし・・・小宝と上甑のボーズは痛いなぁ。。
まだこれから
ゴトウヒラタ トクノシマヒラタ×2 が残っているのと
ヤバイよな??な、セットがノコの面々。
トカラ(中之島)×2 両セットとも壁面に10~の幼虫が
見えているのです♪
アマミノコ(与路)も、こないだ組んだのにもう卵が3つ。
お客様が見えたら、セットも組むつもり。
ハチジョウノコ(八丈島) トカラ(諏訪之瀬島)
は、今日組みます♪
まぁ何が出るかといいますと
羽パカ・・・いわゆる羽化不全です。
これの原因なんですが、誤解を恐れずに
申しあげますと
蛹室の水分過多によるものと
推察いたします。
今回3頭ほど羽化不全が出ていますが
どれも蛹室がベトベトに近い状態で
蛹室が容器の壁面にかかっている(要は蛹室が見える)
ところのものでした。
あと蛹室を作らせる容器に入れるマットは
長期間放置することになるので水分多めで加水していましたが
これがよくなかった。。
まず水分を放出しない(乾燥しにくい)容器で、
水分を長期間付着(保持できる)できるマットに
加水多めにした・・・しかも置き場所によっては
そのままの状態(詰めた直後の状態)を保てる。
この状態で蛹室を作ると・・・
蛹室は糞を固めて作るので
嫌気発酵が起きやすい。
水分過多のまま蛹室を作ってしまう。
もちろん蛹室の形状も関係してきます。
だいたいそのような状態(水分多めの状態)の容器に
作る蛹室は大きいか、イビツな形状です。
ではなぜ蛹室に水分が多すぎるとよろしくないのか?
まず通気に影響が出るのではないか?
ここに蒸れ(温度上昇)等の弊害が起きると
前蛹、蛹で★・・・これも蛹室を見ると
ベタベタ状態です。
で、なんとかそこは持ちこたえて待望の羽化ですが
羽化時、脱皮のときにかなりの水分を放出します。
特に後ろ翅を伸ばしている最中、後ろ翅に水滴が
確認できるくらいです。
本来は蛹室にその水分を吸い取ってもらうのかなーって
脱皮している個体を見ながら思っていたのですが
水分過多だと蛹室の壁が水分を吸い取ってくれなくて
翅が伸び切らないのかな?と、思ったんですね^^)
まぁ、あくまでも今までの観察から導き出した推察です。
ちなみにボクが飼育しているノコ、ヒラタ、コクワ、ネブトで
ネブトは繭玉を作るから正直なところ分かりません。
ただ繭玉を作ることによって羽化に適切な環境を保持していると
思います。繭玉を割って蛹で放置しておくと
ほどなくカワイソウな結果になってしまいます。
繭玉で外からの影響を最小限に抑えているのだと推察します。
残りのノコ、ヒラタ、コクワですが、この3種で水分過多に強いのは
ノコ・コクワです。ノコが羽化不全(羽パカ)を起こした場合のマットや
菌糸はかなりの水分を確認できます。
で、ノコで大丈夫な状態でもヒラタだとかなりの確率で羽化不全率は
あがります。ビン底に蛹室を作るとヒラタのほうが羽化不全の危険性が
高まる実感がありますねぇ。。
ノコに比べてヒラタは、劣悪な環境でも蛹室の形状変化が少ないような
気がするんです。その代り蛹室の周りがオレンジ色(嫌気発酵)に
なっている場合が多いです。蛹室の下部分がオレンジ色なら回避できますが
蛹室周りを縁取るようにオレンジだとヤバイかもしれません。
コクワはどちらにも強い!けど乾燥が激しい状態で羽化させると
上翅がイビツになります。上翅が合わさってこそいるけど
キレイではない。。というカンジ。
もちろん蛹室・蛹の大きさでも変わってきます。
蛹室は小さい(ノコの場合、環境が芳しくないと蛹室は大きいです。)
蛹が大きい(蛹室用ビンの環境がよろしくないとあまり大きくは・・・)
場合、影響は受けやすいです。
正直なところ、最後の最後でこれが出ると凹みます。。。
今日も臥蛇で出たので相当凹んでいます。。。
※あくまでも個人の趣味から観察したことを元に
書いています。学術的根拠や推論など該当しない部分も
あるかと思いますが、個人のグチ程度に読んでいただけると
幸いです。
羽パカ・・・いわゆる羽化不全です。
これの原因なんですが、誤解を恐れずに
申しあげますと
蛹室の水分過多によるものと
推察いたします。
今回3頭ほど羽化不全が出ていますが
どれも蛹室がベトベトに近い状態で
蛹室が容器の壁面にかかっている(要は蛹室が見える)
ところのものでした。
あと蛹室を作らせる容器に入れるマットは
長期間放置することになるので水分多めで加水していましたが
これがよくなかった。。
まず水分を放出しない(乾燥しにくい)容器で、
水分を長期間付着(保持できる)できるマットに
加水多めにした・・・しかも置き場所によっては
そのままの状態(詰めた直後の状態)を保てる。
この状態で蛹室を作ると・・・
蛹室は糞を固めて作るので
嫌気発酵が起きやすい。
水分過多のまま蛹室を作ってしまう。
もちろん蛹室の形状も関係してきます。
だいたいそのような状態(水分多めの状態)の容器に
作る蛹室は大きいか、イビツな形状です。
ではなぜ蛹室に水分が多すぎるとよろしくないのか?
まず通気に影響が出るのではないか?
ここに蒸れ(温度上昇)等の弊害が起きると
前蛹、蛹で★・・・これも蛹室を見ると
ベタベタ状態です。
で、なんとかそこは持ちこたえて待望の羽化ですが
羽化時、脱皮のときにかなりの水分を放出します。
特に後ろ翅を伸ばしている最中、後ろ翅に水滴が
確認できるくらいです。
本来は蛹室にその水分を吸い取ってもらうのかなーって
脱皮している個体を見ながら思っていたのですが
水分過多だと蛹室の壁が水分を吸い取ってくれなくて
翅が伸び切らないのかな?と、思ったんですね^^)
まぁ、あくまでも今までの観察から導き出した推察です。
ちなみにボクが飼育しているノコ、ヒラタ、コクワ、ネブトで
ネブトは繭玉を作るから正直なところ分かりません。
ただ繭玉を作ることによって羽化に適切な環境を保持していると
思います。繭玉を割って蛹で放置しておくと
ほどなくカワイソウな結果になってしまいます。
繭玉で外からの影響を最小限に抑えているのだと推察します。
残りのノコ、ヒラタ、コクワですが、この3種で水分過多に強いのは
ノコ・コクワです。ノコが羽化不全(羽パカ)を起こした場合のマットや
菌糸はかなりの水分を確認できます。
で、ノコで大丈夫な状態でもヒラタだとかなりの確率で羽化不全率は
あがります。ビン底に蛹室を作るとヒラタのほうが羽化不全の危険性が
高まる実感がありますねぇ。。
ノコに比べてヒラタは、劣悪な環境でも蛹室の形状変化が少ないような
気がするんです。その代り蛹室の周りがオレンジ色(嫌気発酵)に
なっている場合が多いです。蛹室の下部分がオレンジ色なら回避できますが
蛹室周りを縁取るようにオレンジだとヤバイかもしれません。
コクワはどちらにも強い!けど乾燥が激しい状態で羽化させると
上翅がイビツになります。上翅が合わさってこそいるけど
キレイではない。。というカンジ。
もちろん蛹室・蛹の大きさでも変わってきます。
蛹室は小さい(ノコの場合、環境が芳しくないと蛹室は大きいです。)
蛹が大きい(蛹室用ビンの環境がよろしくないとあまり大きくは・・・)
場合、影響は受けやすいです。
正直なところ、最後の最後でこれが出ると凹みます。。。
今日も臥蛇で出たので相当凹んでいます。。。
※あくまでも個人の趣味から観察したことを元に
書いています。学術的根拠や推論など該当しない部分も
あるかと思いますが、個人のグチ程度に読んでいただけると
幸いです。